涙腺と涙道

先天性鼻涙管閉塞症

赤ちゃんの多くは生まれてくるときには、鼻涙管という管がちゃんと開いて生まれてくるのですが鼻涙管の一部が弁で塞がったまま生まれてくる場合が先天性の鼻涙管閉塞です。生後まもなくから流涙と目やにが症状として現れます。抗生剤の目薬で一時良くなっても、また流涙と目やにが続くことが多いです。生後3ヶ月ころまでは涙嚢の周囲の組織も弱いので生後4ヶ月ほどして必要であれば鼻涙管放術を行います。鼻涙管解放術とはブジーといって細い針金のようなもので塞がった場所を通してあげる治療です。多くの場合は鼻涙管開放術をすることで症状は改善しますが、中には骨の異常などによる狭窄や癒着が強いものなど難治性のものもあります。赤ちゃんの鼻涙管は大人の鼻涙管よりは、やや直線的な走行をしていますが、個人差もあり丁寧に走行に沿って解放術をしてあげることが重要です。先天性鼻涙管閉塞症でお悩みの方は一度ご相談下さい。(遠方から来院する場合、前もってご連絡頂ければ予約することも可能です。)
ドライアイ乾性角結膜炎
ドライアイは近年、眼精疲労の原因やアレルギー性結膜炎を合併しやすいと言われています。目にとって涙は目の表面を保護し小さな塵・ほこり・花粉などを洗い流す働きを持っています。ドライアイの方は涙液が目の表面から早く蒸発してしまい目を開けていることも辛くなる場合がございます。多くは点眼治療で改善しますが、、人工涙液や保護剤など使用しても角膜に小さな傷が沢山できてしまう場合には涙点プラグという柔らかな素材でできた栓を涙点に挿入する治療、治療用のコンタクトレンズを使用して治療する方法などもございます。難知性のドライアイでお悩みの方はご相談下さい。

涙腺と涙道