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目次 <1> IE-SPYAD の特長

IE-SPYAD 最新版の確認方法については <9> アップデート情報

公式サイト : Protecting Your Privacy & Security (IE-SPYAD: Restricted Sites List for Internet Explorer)

利 用 は 自 己 責 任 で

悪質サイトからの 「スパイウェア」 侵入を遮断する
お使いのファイアウォール等でリファラ (referer) の送信を遮断していると画像が表示されない場合もあります I E - S P Y A D
  導入の手引き

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はじめに必ずお読みください
スパイウェア対策の基本と IE-SPYAD クイック導入ガイド


IE-SPYAD 概説

IE-SPYAD は、イリノイ大学の Eric L. Howes 氏が作成した IE (Internet Explorer) 専用の安全性向上ツールです。誰でも自由にダウンロードして利用できます。 ThankYouEric :)

最新情報に基づいて作成されたスパイウェア配布元や広告サーバなど約 8,000 サイトのブラックリストを、セキュリティレベルの既定値が「高」 IE 「制限付きサイト」に一括登録します。

IE-SPYAD は、頻繁に実行する必要のあるプログラムではありません。また、システムに常駐するものでもありません。一度インストール作業を行って「制限付きサイト」に項目を登録するだけで、ネット閲覧時の安全性を向上させることができます。複雑な設定は不要です。

導入後は、最新のアップデート版が公開される毎に、古いリストのアンインストールと新しいリストのインストール作業を 1 回ずつ行うだけです。


IE の「インターネット オプション」から手作業で「制限付きサイト」への項目追加を行った場合、その結果は Windows システム全体の設定情報を管理する「レジストリ」と呼ばれるデータベースに登録されます。IE-SPYAD は、この登録を自動的に、かつ大量に行うためのツールです。

IE-SPYAD の本体は、「reg ファイル (レジストリファイル) 」と呼ばれる .reg の拡張子を持ったテキストファイルです (従って、メモ帳などで内容を参照することもできます) 。この reg ファイルをレジストリに「結合」することによって、同ファイル中に記載されたブラックリストを IE の「制限付きサイト」に一括登録する仕組みになっています。

また、IE-SPYAD にはインストール・アンインストール時の操作を分かりやすくするための「バッチファイル」も付属しています。


どうして安全性が向上するのか

セキュリティレベルの既定値が「高」の IE 「制限付きサイト」に登録すると、ActiveX、Java スクリプト、クッキーなど、ページの表現力を高める上では便利な一方で、悪意を持つサイトに乱用されることも多い諸機能が無効になります。ファイルのダウンロードも不可能になるため、さまざまなトリックでスパイウェアをダウンロード & インストールさせようとする罠も無効になります。また、ネット閲覧状況をモニターするがゆえに、しばしばプライバシー上の問題が指摘される「追跡クッキー (Tracking Cookie) 」をブロックすることもできます。

ここからはやや余談になりますが、特定のサイトで執拗に別ウィンドウが開く形式の広告や、ブラクラ (ブラウザクラッシャー) も、多くは Java スクリプトを悪用したものです。こうした例からも、セキュリティレベルを「高」に上げる安全対策は、単純にしてきわめて効果的なことが分かります。

常にセキュリティレベルを「高」にしていたのでは、利用できる機能に制限が多すぎて不便かもしれません。しかし、内容の不確かなサイトにアクセスする場合は、ひとまず IE 「インターネット」ゾーンのセキュリティレベルを既定値の「中」から「高」に上げるべきでしょう。ページの一部、または全部が正常に表示されない場合もありますが、安全性確保のためにはやむを得ません。

IE のセキュリティレベルをすばやく変更するには、ステータスバー右側の「インターネット」などと表示されている部分をダブルクリックして、「セキュリティのプロパティ」画面を呼び出す方法が便利です。


耳慣れないツールだが、信用できるのか

公式サイトの URL を見れば、イリノイ大学シャンペーン・アーバナ校の Web サーバ上にあるサイトだと分かります。ツール作者の Eric L. Howes 氏は、同校 English Department 等でビジネス & テクニカル・ライティングを教えています。

同氏は、スパイウェア対策コミュニティ内で参考資料として引用されることも多い Rogue/Suspect Anti-Spyware Products & Web SitesAnti-Spyware Programs: Feature Comparison および Anti-Spyware Testing の著者でもあります (各資料は、スパイウェア対策情報サイト Spyware Warrior から閲覧することができます) 。

IE-SPYAD は、スパイウェア対策ソフトとして名高い Spybot-S&D や Ad-Aware のサポートフォーラムなどでも頻繁に紹介されています。アップデート情報も、各種のセキュリティ関連フォーラムに毎回掲載されています。信用できるはずです。


日本での知名度が低いのはなぜか

IE-SPYAD (旧称 IE-ADS) 自体は、2000 年の 11 月から公開されているようです。日本での知名度が低い理由については、はっきりしたことは分かりません。

IE の「制限付きサイト」に多数の項目を自動登録するだけの地味なツールであり、新規導入やアップデート版への更新も簡単すぎるほど簡単です。また、スパイウェアの侵入を遮断したからといって派手なメッセージを表示してくれるわけでもありません。こうした点で、まったく「面白くも何ともない」ツールだからかもしれません。

ブラウザのシェアに IE が占める割合は圧倒的であるために、その拡張機能をスパイウェアに悪用される機会も多く、セキュリティ上の欠陥がクローズアップされる機会も多いのは事実です。
そのため、PC に詳しい人ほど ActiveX や Java スクリプトなどを無効に設定したり、あるいは非 IE 系のブラウザを併用する傾向が強く、自ら IE-SPYAD を導入することもない、従って広く一般へと紹介する気にもなりにくい、という事情もあるのかもしれません。


スパイウェア対策として本当に有効なのか

IE-SPYAD は、最新のスパイウェア情報を集大成した信頼性の高いブラックリストです。
Spybot-S&D や PestPatrol のデータベースをはじめ、各種スパイウェア対策フォーラムから得られる情報をまとめたものであり、アップデートも頻繁に行われています。また、IE の「制限付きサイト」に項目を登録するだけですから、基本的に他のセキュリティツールと干渉することはありません。少なくとも、導入して損はないと言えるでしょう。


導入してトラブルが起きることはないか

レジストリに不用意な変更を加えると、システムが起動不能になるなどの深刻なトラブルが発生する可能性があります。また、レジストリのサイズが肥大化すると、システムが不安定になる場合もあると言われています。

IE-SPYAD はレジストリに大量の項目を登録するので、こうした点を心配する方もいるでしょう。しかし、登録されるレジストリ項目は IE 「インターネット オプション」から手作業で「制限付きサイト」への登録を行った場合とまったく同じものであるため、心配は無用です。

何らかの理由で不要になった場合でも、削除は簡単です。なお、削除後にも若干のレジストリ項目が残ります。詳細については <11> システムからの削除 をご覧ください。


有名なスパイウェア予防ソフト SpywareBlaster にも「制限付きサイト」登録機能はあるが、さらに IE-SPYAD を併用する必要はあるのだろうか

IE-SPYAD の登録サイトには、SpywareBlaster (SWB) による「制限付きサイト」の大部分が含まれています。両者を併用すれば、SWB による保護に加えて、さらに数千件の悪質サイトの機能を制限できます。

海外のスパイウェア対策コミュニティでは、両者の併用は予防策の定番として以前から推奨されています。また、各々の作者である Eric L. Howes と Javacool の両氏も、併用を意識しながらのアップデート作業を行っています。併用をお勧めします。


はたして、IE-SPYAD を導入するべきだろうか

IE-SPYAD は、海外のスパイウェア対策コミュニティでは定評のあるフリーツールです。新規導入やアップデート版への更新も簡単です。迷っているようなら、まずは導入してみることをお勧めします。

スパイウェア対策の基本と IE-SPYAD クイック導入ガイド 3. IE-SPYAD クイック導入ガイド

<11> システムからの削除 にある通り、削除も容易です。まずはお試しになってください。きわめて地味なツールですから、導入しても何の変化も感じられないかもしれません。そのままで特に不都合が生じない限りは、常に最新版へと更新しながら使い続けることをお勧めします。


当サイトの制作者は、サイト内で言及している個人・団体とは一切関係ありません。また、できる限り正確な記述を心がけていますが、誤りがないと保証することもできません。ご了承ください。

IE-SPYAD は Eric L. Howes 氏の著作物であり、 フリーソフトウェア財団 によって策定された 「GNU 一般公衆利用許諾契約書 (GNU General Public License) 」 の適用を受けるフリーソフトウェアです。
詳細については こちら のページ、または付属の LICENSE ファイルをお読みください。


サイト公開日 2004 年 1 月 20 日  最終更新日 2005 年 2 月 14 日


目次 <1> IE-SPYAD の特長