研究テーマ

 視覚情報と触覚情報の間の統合に基づく身体イメージについてヒトとマウスを対象に研究をしています。特に、自閉症スペクトラムの方の身体イメージや感覚の特徴(感覚過敏)の神経基盤を着目しています。

 ・触覚
 ・身体表象
 ・発達障害
 ・感覚過敏

業績

投稿論文

○Engligh
・Ide, M & Wada, M (in press) Periodic visuotactile stimulation slowly enhances the rubber hand illusion in individuals with high autistic traits. frontiers in integrative neuroscience.
・Wada, M & Ide, M (2016) Rubber hand presentation modulates visuotactile interference effect, especially in people with high autistic traits. Experimental Brain Research, 234(1), 51-65.Website Website
・Hidaka, S & Ide, M (2015) Sound can suppress visual perception. Scientific Reports, 5,10483.Website
・Ide, M & Hidaka, S (2013) Tactile stimulation can suppress visual perception. Scientific Reports,3,3453.Website Press Release
・Ide, M & Hidaka, S (2013) Visual presentation of hand image modulates visuo-tactile temporal order judgment. Experimental Brain Research,228(1),43-50.Website
・Ide, M (2013) The effect of "anatomical plausibility" of hand angle on the rubber hand illusion. Perception, 42(1), 103-111.Website
○Japanese
・井手正和, 長田佳久 (2012) 身体的制約がラバーハンドイリュージョンに及ぼす効果. 立教大学心理学研究. 54, 13-20.
・井手正和, 山村 豊,井田政則 (2009) ラバーハンドイリュージョンの研究動向とその生起要因に関する一考察.立正大学大学院心理学研究科研究紀要4,149-162.

著書

・井手正和, 法理樹里, 本名 靖 (2016) 社会福祉士シリーズ5 社会調査の基礎 第3版 第2章 調査票の作成. 宮本和彦・梶原隆之・山村豊 (編),弘文堂,41-49.NEW
・井手正和 (2015) 学びのための心理学 第2部第2章 記憶と認知. 山村 豊・青木智子(編), 北樹出版.
・井手正和, 法理樹里, 本名 靖 (2014) 社会福祉士シリーズ5 社会調査の基礎 第2版 第2章 調査票の作成. 宮本和彦・梶原隆之・山村豊 (編),弘文堂,41-49.
・井手正和 (2014) 教師をめざす学生のための情報リテラシー15日間 第2章, 11章, 12章, 13章, 14章. 田村順一(編),現代図書.
・井手正和(2013)子どものための心理学―教育心理学・教育相談・支援 第2章第2節 記憶と認知の基礎. 青木智子・山村豊(編),北樹出版.
・井手正和, 法理樹里, 本名 靖 (2008) 社会福祉士シリーズ5 社会調査の基礎 第2章 調査票の作成. 宮本和彦・梶原隆之・山村豊 (編),弘文堂,41-49.


学会発表

国際学会
・Ide, M., & Wada, M. Salivary oxytocin concentration is correlated with the subjective feeling of body ownership during the rubber hand illusion. Neuroscience 2016 (October, 12-16, 2016, San Diego, California)NEW
・Yaguchi, A., Ide, M., Wada, M. Tactile temporal resolution might correlate with degree of hypersensitivity in individuals with autism-spectrum disorders. Neuroscience 2016 (October, 12-16, 2016, San Diego, California)NEW
・Wada, M.,Ide, M., Atsumi, T., Yagishita, K., Katakai, M., Shinoda, Y., Furuichi, T, & Kansaku, K. A rubber tail task in Ca-dependent activator protein for secretion (CAPS) 2 knockout mice. Neuroscience 2016 (October, 12-16, 2016, San Diego, California)NEW
・Hidaka, S., & Ide, M. Crossmodal perceptual masking effect. 31th International Conference of Psychology (July, 24-29, 2016, Yokohama)NEW
・Ide, M., & Wada, M. Effect of a rubber hand presentation on visuotactile temporal order judgment: association with autistic traits. 16th International Multisensory Forum (June, 13-16, 2015, Pisa, Italy)
・Wada, M & Ide M. Effect of a rubber hand presentation on visuotactile cross-modal dynamic captures: association with autistic traits. 16th International Multisensory Forum (June, 13-16, 2015, Pisa, Italy)
・Chu, S. Y., Sakai, N., Mori, K., Ide, M., & Iverach, L. Psychometric Evaluation of the Japanese Unhelpful Thoughts, Beliefs, & Anxiety About Stuttering. American Speech-Language-Hearing Association (November, 2014, Florida)
・Ide, M., & Hidaka, S. Touch-induced visual masking effect. 15th International Multisensory Forum (June, 2014, Amsterdam, The Netherlands)
・Omi, T., Ide, M., & Hidaka, S. Effects of visual presentation of hand image on visuotactile temporal adaptation. 15th International Multisensory Forum (June, 2014, Amsterdam, The Netherlands)
・Ide, M & Osada,Y. Effects of auditory information on the rubber hand illlusion. Vision Science Society2011 (May,2011, Naples, Florida)

国内学会
・Yaguchi, A., Ide, M., & Wada, M. Tactile temporal resolution associates with hypersensitivity in persons with autism-spectrum disorders. 第39回日本神経科学学会大会(2016年7月20-22日,パシフィコ横浜)NEW
・Ide, M., & Wada, M. Associations between salivary oxytocin concentration and subjective feeling during rubber hand illusion. 第93回日本生理学会大会 (2016年3月, 札幌コンベンションセンター)
・Wada, M., Ide, M., Ora, H., & Kansaku, K. C-Fos and Arc expression during a rubber tail task in mice: an initial study. 第93回日本生理学会大会 (2016年3月, 札幌コンベンションセンター)
・日高聡太, 井手正和. 音によって生じる視知覚の抑制. 日本基礎心理学会第34回大会 (2015年11月28-29日, 大阪樟蔭女子大学)
・井手正和,和田 真.自閉傾向がラバーハンド提示時の視触覚間の時間分解能に及ぼす影響. 第7回多感覚研究会 (2015年11月7-8日, 東京女子大学)
・Wada, M., Ide, M., Yagishita, K., Katakai, M., Shinoda, Y., Furuichi, T., & Kansaku, K (2015). A rubber tail task in CAPS2 KO mice: an initial study. 日本動物心理学会 第75回大会 (2015年9月, 日本女子大学)
・Ide, M., & Wada, M. Effects of rubber hand presentation on visuotactile temporal order judgment. 第38回日本神経科学大会 (2015年7月, 神戸国際会議場・神戸国際展示場)
・Wada, M & Ide M. Effects of rubber hand presentation on visuotactile cross-modal dynamic captures. 第38回日本神経科学大会 (2015年7月, 神戸国際会議場・神戸国際展示場)
・Ide, M., & Wada, M. Effects of periodicity of brush stroking on the rubber hand illusion. 第92回日本生理学会大会 (2015年3月, 神戸国際会議場・展示場)
・Wada, M., & Ide, M. Effect of a rubber hand on cross-modal dynamic captures. 第92回日本生理学会大会 (2015年3月, 神戸国際会議場・展示場)
・Ide, M., & Wada, M. Effects of periodicity of brush stroking on the rubber hand illusion associations with AQ score. Conference on Systems Neuroscience and Rehabilitation (SNR2015) (2015年3月, 国立障害者リハビリテーションセンター学院)
・井手正和・日高聡太. 触覚誘導性視覚マスキング. 日本基礎心理学会第33回大会サテライトオーラルセッション (2014年12月, 首都大学東京)【口頭発表】
・井手正和・和田 真. 周期的触覚刺激がラバーハンド錯覚に及ぼす影響. 第6回多感覚研究会 (2014年11月, 広島大学)
・井手正和, 日高聡太. 触覚刺激による視覚刺激の見えの抑制. 日本認知心理学会第12回大会 (2014年6月, 仙台国際センター)【口頭発表】
・井手正和. 身体の解剖学的構造に基づく視触覚間統合とそれに伴う時間判断の変化.平成25年度 生理学若手研究者フォーラム(2013年8月,順天堂大学【口頭発表】【若手研究者奨励賞受賞】
・井手正和. 往復する筆刺激によるラバーハンド・イリュージョン発生装置.第4回多感覚研究会(2013年1月,文部科学省研究交流センター)【デモ展示】
・井手正和, 日高聡太. 手画像の提示が視触覚間の時間順序判断に及ぼす影響.日本基礎心理学会 第31回大会(2012年11月,九州大学)
・法理樹里, 井手正和. 他者の指差し動作は空間手がかりとして有効か? 日本認知心理学会 第10回大会 (2012年6月, 岡山大学)
・井手正和, 長田佳久. 視覚刺激遅延呈示下におけるラバーハンドイリュージョンの時間的変化. 第45回知覚コロキウム (2012年3月, 清里清泉寮)
・井手正和.マネキンの手に対する赤色LED照射は自己の手に温かみを生じる?―ラバーハンドイリュージョン体験装置の紹介.第45回知覚コロキウム (2012年3月, 清里清泉寮)【デモ展示】
・井手正和, 長田佳久. 身体の可動域がラバーハンドイリュージョンに及ぼす効果−左右のラバーハンド間の比較. 第3回多感覚研究会 (2012年1月, 東京大学)
・井手正和, 長田佳久. 身体的制約がラバーハンドイリュージョンに及ぼす効果. 日本基礎心理学会第30回大会 (2011年12月, 慶応大学)
・長田佳久・増田知尋・渥美剛史・井手正和・鈴木清重. 心理学古典的実験機器の展示. 日本基礎心理学会 第30回大会 (2011年12月, 慶応大学)【特別展示】
・井手正和, 長田佳久. 餌の捕獲場面におけるリスザルの利き手に関する検討. 日本基礎心理学会第29回大会 (2010年11月, 関西学院大学)
・井手正和, 長田佳久. 聴覚刺激がラバーハンドイリュージョンに及ぼす効果. ADIST2010 (2010年10月, 名古屋国際センター・ホール)


研究会等における招待講演
・井手正和,和田 真.ヒトと自閉症モデル動物の感覚間統合と感覚過敏の研究紹介.感覚とその発達メカニズムに関する研究交流会(2016年2月24日,京都大学こころの未来研究センター)NEW
・井手正和.自閉症スペクトラムと感覚の特徴.らっこの会 東村山 困っている子ども達を応援する親の会 学習会(2016年2月2日,東村山市社会福祉協議会)
・Ide, M., & Wada, M. Body representation based on visuotactile integration in human and animal. 京都大学理学研究科生物学専攻心理セミナー(2015年12月15日,京都大学霊長類研究所)
・井手正和. 自己身体表象の基盤となる視触覚間相互作用研究とその障害. Cognitive Science Meeting 42 (2014年, 千葉大学)


研究助成

 2016〜2018年 日本学術振興会 新学術領域研究:こころの時間学 「自閉症者の触覚過敏と触覚に関する時間分解能向上との関連性の検討」 研究代表者:井手正和
 2015〜2018年 日本学術振興会 若手研究(B) 「自閉症者の身体近位空間の変容に基づく視触覚間の過剰な分離/統合メカニズムの解明」 研究代表者:井手正和
 2015〜2018年 日本学術振興会 特別研究員奨励費(特別枠) 「触覚誘導性視覚マスキングの神経基盤―自閉症における神経接続不全との関連性の解明」 研究代表者:井手正和
 2012年 立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR) 大学院生研究 「自己身体拡張対象となる視角刺激と触覚刺激との間の同時性判断範囲は拡張するか?」 研究代表者:井手正和
 2010年 立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR) 大学院生研究 「ラバーハンドの自己同一化によって生じる触知覚の再配置に関する検討」 研究代表者:井手正和
 2010年 日本学生支援機構 特に優れた業績による奨学金返還免除


賞歴

 2014年 日本基礎心理学会第33回大会サテライトオーラルセッション ファイナリスト
 2013年 平成25年度 生理学若手研究者フォーラム 若手研究者奨励賞


論文査読歴

・ACM Transactions on Applied Perception
・frontiers in integrative neuroscience
・Journal of Motor Behavior
・Perception
・日本バーチャルリアリティ学会誌

所属学会

 Society for Neuroscience
 International Society for Autism Research
 日本神経科学学会
 日本生理学会
 日本基礎心理学会
 日本認知心理学会

委員歴

 2016年3月〜現在 日本生理学会若手の会運営委員会 委員長
 2016年3月〜現在 日本生理学会将来計画委員会 委員
 2015年4月〜2016年2月 日本生理学会若手の会運営委員会 委員


職歴

 2015年4月〜現在 日本学術振興会 特別研究員PD(国立障害者リハビリテーションセンター研究所・脳機能系障害研究部・発達障害研究室)
 2015年4月〜現在 順天堂大学医学部・生理学第一講座 非常勤助教(担当:神経科学実習 脳波)
 2015年4月〜現在 武蔵野大学大学院・通信教育部 非常勤講師(担当:認知心理学特講)
 2014年9月〜2015年3月 国立障害者リハビリテーションセンター研究所・脳機能系障害研究部・発達障害研究室 流動研究員
 2014年3月〜2014年8月 国立障害者リハビリテーションセンター研究所・脳機能系障害研究部・発達障害研究室 技術補助員
 2012年4月〜2014年3月 帝京大学・教育情報センター 非常勤講師(担当:情報リテラシーT,情報リテラシーU・情報処理概論・OA機器入門)
 2011年4月〜2014年7月 立教大学現代心理学部 RA
 2010年4月〜2011年3月 立教大学現代心理学部 TA
 2008年3月〜2010年3月 立正大学心理学部 TA

略歴

 2014年3月 博士(心理学)
 2014年3月 立教大学現代心理学研究科心理学専攻博士課程後期課程 修了
 2010年4月 立教大学現代心理学研究科心理学専攻博士課程後期課程 入学
 2008年4月〜2010年3月 立正大学心理学研究科応用心理学専攻修士課程
 2004年4月〜2008年3月 立正大学心理学部臨床心理学科