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ニューヨークベーグル事情

ニューヨークに来て気が付いたことのひとつにコンビニエンスストアーがまったく無いということがあります。その代わり、デリ(お惣菜店)が町の中にたくさんあります。

デリは計り売りでサラダやお惣菜を売ったり、その場でパンに具をはさんでサンドイッチを作ったりとニューヨーク市民の台所になっています。その場で食べていく人もいますが大半のお客は持ち帰りにしていきます。どこででも食事が出来るようにプラスチックで出来たフォークとナイフ、そして何枚もの紙ナプキンを茶色い紙袋に入れてくれます。私はこのデリも大好きです。ベーグルはこんなお店でも必ず置いてあり、まるで日本の「コンビ二おにぎり」のような感じです。こんな感じにベーグルはニューヨークの「コンビニおにぎり的存在」だと私は思うのです。

しかし全てのデリでベーグルを食べていたのではいくら胃袋があっても足りないので、私はその店内でベーグルを焼いていると思われるベーグル専門のデリを探して食べることにしています。

ベーグルとは?

ベーグルというのは簡単に言うとユダヤのパンの一種で、ニューヨークの名物です。作る工程で焼く前にゆでるというところがユニークで、ドーナツのように真中に穴があいた形をしています。そのまま食べてもおいしいですが、ニューヨークの人々はスライスしてクリームチーズを塗ったり、ハムやレタス、スモークサーモンといったものをサンドして食べています。

ベーグルの種類

基本的なものとしては次のような種類があります。

プレーン(Plain) 文字りプレーンです。

白ごま(Sesame) 白ごまがのっています。

ポピー(Poppy) ケシの実がのっています。

オニオン(Onion)香ばしいオニオンがからからになったものがのっています。

塩(Salt) 塩の結晶がのっています。

全粒粉(Whole Wheat) 全粒粉で作られています。

プンパーニッケル(Pumpernickel) 粗製のライ麦の黒い粉から出来ていて黒い色をしています。

シナモンレーズン(Cinnamon-Raisin) シナモンを混ぜた生地にレーズンが入っています。

エブリシング(Everything)ごま・ポピー・オニオン・塩などがのっています。

他にもお店によって色々なトッピングがありますが以上のようなものがニューヨークでは基本的なものではないかと思います。珍しいものを見つけるとその日は一日Happyで、散歩していてよかったーとうれしくなります。発見次第お店紹介のホームページでご紹介しますね!

ニューヨーカー観察

ニューヨークの人々を見ていると平日の朝、屋台のベーグルをコーヒーとともに購入してそのままオフィスへ持っていって朝食にしているようです。5人ぐらいの行列に並び片手には1ドル札を握り締め、すばやく立ち去る。何にしようか悩んでいるようには見えるのでいつも同じ物を注文しているのだろうか?もちろんデリやベーグル専門店も朝は混雑しています。

ランチにはハンバーガーを食べる人もいれば、デリで計り売りのサラダを買っている人もいますし、スープだけで済ませる人も。こちらではピザ屋もたくさんあるのでテイクアウトして大きな箱を持ち帰る人もいます。デリバリーも盛んで店員さんが大きな袋をぶら下げてビルのエレベーターに乗り込んできたりするともうお昼時かと気付かされます。もちろんランチの選択肢のひとつにベーグルもあります。12時を少し過ぎるとベーグル専門店には行列が出来ます。みんなカウンターの向こう側の店員さんに早口で注文し早足に立ち去ります。観察しているとクリームチーズ+サーモンで注文する人が多いように思います。やっぱりニューヨークではLOXが基本なんですね。

夕食にベーグルを食べるという話はあまり聞きません。夕方になるとベーグル店は活気がなくなりお客もまばら。Closeしてしまう可能性も大。やっぱりベーグルは朝食と昼食が中心のようです。

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