『お笑いスター誕生!!』 名鑑【ふ】


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 あtろのマニアック演芸より転記した情報は紫文字で表記します。
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 新規に情報を追加した場合は、赤文字で表記します。

名 前
ファニーズ(初代)
初登場
 1982年7月31日(第2期グランプリシリーズ)
実 績
 ストレートで9週勝ち抜き、金賞獲得。
 第3回ゴールデンルーキー賞優勝。
ジャンル
 コント。
プロフィール
 学生4人組(リーダーは浪人生でしたが)
 ネタフリ役が首ふりの外丸直人くん。
 一番目にふられるのが秀才タイプの菊原智岐くん。
 二番目がアイドル系の小椋常利くん。
 三番目はカルトな浪人のリーダー赤木一馬くんでした。
 実は赤木くんの浪人はギミックで、リーダーだったのは単に年上だったから。外丸くんは一番年下だったのでいつも定員3名のカプセルには入れてもらえませんでした。
 ファニーズのメンバーは明大前のとある俳優養成所で知り合ったんですよ。菊原くんが日芸、小椋くんが中央、外丸くんが独協でした。
ネ タ
10週分のネタダイジェスト
(1週目)
 角川春樹(外丸)の新作映画俳優オーディション。新劇出身の菊原、ミュージカル出身の小椋、アングラ出身の赤木が芝居を披露。
(2週目)
 不明。
(3週目)
 ヤクザになりたい不良3人組(菊原、小椋、赤木)。そこへ通りかかる普通のおっさん(外丸)。とんちんかんな返事をするおっさんを痛めつける3人。襟を見ると、日本最大暴力団鮫島組のバッジ。おっさんは実は鮫島組の大幹部だった。
(4週目)
 コンピュータ刑事(菊原)、射撃の名手(小椋)、恐ろしい武器(磨りガラスを爪でひっかく)で自供させる青森の五所川原刑事(赤木)。警視総監(外丸)に呼ばれ、全世界のエリート刑事が集まる“おまわりさん選手権”の日本代表を決めることに。
(5週目)
 ファニーズ事務所社長(外丸)と、アイドル(小椋)。そこへ腹を空かせた新劇俳優(菊原)、アングラ俳優(赤木)が事務所に入れてほしいと願い出るが、アイドルになれるかどうかテストを受けることに。
(6週目)
 大映ドラマのノリでバレリーナのコント。ヒロイン(小椋)、意地悪お嬢様(外丸)、そのお付き(赤木)、先生(菊原)。最後は4人で「四羽の白鳥」を華麗(?)に踊る。
(7週目)
 街のチンピラ、JET団とSHARK団が対立するコント。外丸はチンピラとマリアの二役。マリアはJET団の留吉(赤木)と恋に落ちる。
(8週目)
 マフィアのコント。ゴッドファーザー(外丸)が引退するので、ボス3人(菊原、小椋、赤木)の誰が後を引き継ぐか。
(9週目)
 ツイストGメンのコント。ツイスト禁止令が出た世界で、ツイストを踊る3人(菊原、小椋、赤木)。そこへ現れたのはツイストGメン(外丸)。
(10週目落選)
 ファニーズの親たちのコント。大学で真面目に勉強していると思っていたら、実はコントをやっていたことを知り、嘆く親たち。外丸の親は自衛官、菊原の親は外科医、小椋の親は銀行員、赤木の親は小学校の校長。ノンフィクションらしい。
(3週目)
 元愚連隊の菊原、元暴走族の小椋、元総番長の赤木がここらでやくざになろうと、この辺で幅を利かせている鮫島組に入ろうとする。
 そこへ通りかかった普通のおっさん(外丸)に道を聞く3人。
小椋「おい、この辺によ、ごっつい奴らがたむろしているところがあんだろ」
外丸「ああ、ある。ここの道まっすぐ行ったらタバコ屋がある。そこを左に曲がって3軒目。看板出ているから」
3人「ありがとよ」
と言って通り過ぎようとすると
外丸「看板出てっから。花篭部屋って」
3人「おい!」
菊原「俺らよ、相撲部屋を聞いてんじゃないんだよ」
赤木「これだよ、これ」
と3人で頬のあたりに傷を入れるふりをする。
外丸「ああ、これね。床屋はね」
思わず手を振り払う菊原。
外丸「えっ、これでしょ、床屋」
3人「ふざけるな!」
外丸をぼこぼこにしてしまう3人。
菊原「このタコが」
赤木「今度会ったらただじゃ済まねえぞ」
小椋「とっとと消えちまえ」
うずくまって涙を流す外丸を蹴りまくる3人。
赤木「あれ、こいつ大人のくせに、襟に金バッジなんかつけてるぜ」
菊原「しかも鮫島組だ」
小椋「ピカピカに光ってやがらあ」
3人「ハハハ……、えっ?(嘲笑から驚きのポーズ)」
赤木「日本一の暴力団」
菊原「鮫島組の」
小椋「大幹部」
外丸「ただいまご紹介にあずかりました鮫島組の大幹部です」
ふんぞり返る外丸に思わずすがる3人。
菊原「大丈夫ですかい、兄貴」
小椋「誰が兄貴をこんな目に合わせたんですかい」
赤木「みんなで犯人を探し、仕返ししようぜ」
そして3人は逃げ出そうとするが
外丸「待てい!」
の声に思わず立ち止まる3人。猿の真似をするが
外丸「猿芝居はよしな」
3人はついに土下座。
外丸「立てい。お前ら、一列に並べ」
立ちあがって、整列する3人。
外丸「お前ら、忙しい時に、よくもおれをこんな目に合わせたな。(菊原に向かい)お前、俺のことをこう言ったな、「このタコ」って」
菊原「違いますぜ、兄貴。「この服、高うござんすね」って言ったんですぜ、兄貴」
外丸「そうか、俺の勘違いか。(赤木に向かい)お前、確かこういったな。「今度会ったらただじゃ済まねえ」って」
赤木「とんでもねえ、兄貴。俺はね、「近藤真彦は、ただ者じゃねえ」って言ったんですぜ」
外丸「そうか、俺の勘違いか」
(この後、小椋にも絡んだようだが、テレビではカット)
外丸「そうか、全部おれの勘違いか。ハハハ、イテッ(と腹を押さえる)。ハハハ、イテッ(と膝を押さえる)。この痛みは勘違いじゃねえぜ。落とし前をつけてもらおうじゃねえか。指詰めな」
3人「えっ、それだけは」
外丸「指詰めな。指詰めな!」
3人、返事をした後、赤木と小椋が鼻の穴に、菊原が尻の穴に指を詰める。
外丸「お前ら、何やってんだ!」
3人「指、詰めました」
外丸「ばかやろ!」
と、赤木、小椋の指を振り払う。
外丸「ばかやろう。鼻の穴に指詰めななんて言ってねえや」
そして後ろを振り向くと、まだ菊原が指を詰めている。
外丸「いつまでやってんだ、お前」
と菊原を殴り倒す。
小椋「でも兄貴。そんな格好しているから、やくざだってわかんなかったんですぜ」
菊原「いやあ、兄貴。決まってますよ」
外丸「そうか。いやあ、今のやくざってのはな、一にファッション、二に親切、三四が無くて、五に親孝行っていうぐらいだからな」
3人「親孝行!」
外丸「特に俺はファッションに気を使っている方だ。鮫島組のファッションテーマは、プランティ!」
3人「プランティ!」
外丸が靴を見せびらかす。
外丸「どうだ、ニケだ」
3人「えっ?」
外丸「ニケだよ」
菊原「あっ、ナイキのスニーカーっすか」
小椋「N、I、K、Eって書いてナイキって読むッすよ」
赤木「ローマ字で読んでいるよ」
外丸「(笑う3人に怒りで震えながら)鮫島組だ!」
3人「ニケでござんす!」
菊原「俺を兄貴の舎弟にしてください」
小椋「杯、下さいよ」
赤木「俺、兄貴の子分になりたいんですよ」
外丸「おめえら、どんな悪いことしてきたんだ」
菊原「悪いことは、相当してきましたぜ」
赤木「兄貴、俺は銭湯の中で、タオルちゃぷちゃぷ付けてきましたぜ」
菊原「そんなことじゃ済みませんぜ、兄貴。俺は、燃えるごみと燃えないごみを一緒に捨ててきましたぜ」
外丸「それは悪いことだ」 小椋「兄貴、俺は便所行って、流しませんぜ」
思わず指をさしてしまう3人。謝罪する小椋。
外丸「お前ら、なかなかできるじゃねえか」
菊原「俺たち、どんなことでもできますぜ」
外丸「待ちな(と、菊原の指を手に取る)。こんなごつい手をしてちゃ、堅気の衆がこわがるぜ。俺の手を見な」
菊原「おお、赤ん坊のようなきれいな手。どうすればこんなきれいな手になるんですかい?」
外丸「ルナマイルド(台所洗剤)に変えたからだ」
3人「なるほど」
外丸「それだけじゃだめだ。お前たち、踊りの一つぐらいは出来なきゃダメだな」
菊原「踊りなんてできないですよ」
小椋「俺は元暴走族ですぜ」
赤木「そんな恥ずかしいこと、俺絶対できませんよ」
3人、その場を去ろうとする。
外丸「おー、そうか。できないんじゃしょうがないよな」
外丸、手拍子で「ワン、ツー、スリー、フォー」
3人で『NAI NAI 16』(シブガキ隊)を踊りだす。踊り終わったところで
外丸「じたばたするなよ」と謳いながら踊るが
3人「兄貴、兄貴、もう終わりました」
外丸「お前ら、なかなかやるじゃねえか」
小椋「でも兄貴、本当にやくざなんですか」
外丸「鮫島組だ!」
菊原「だったら、ケチケチしないで杯下さいよ」
外丸「やれねえな」
赤木「どうしてですか」
外丸「昨日、潰れちまった!」
3人「いい加減にしろ!」
(8週目)

 マフィアのボスのネタだったと思いますが……
 信頼しているマフィアのボス(ゴッドファーザー)がいきなり足を洗って気質の人間になりたいと言い出す。
 それを止めるマフィアの後継者3人(菊原・小椋・赤木)。大統領と呼ばれて慕われるマフィアのボス外丸。

菊原「大統領 辞めねえでくだせえ」
小椋「大統領 俺たちは一生アンタについていきやすゼ」
赤木「大統領 俺たちゃアンタが抜けたらどうすりゃいいんだ」
菊原「大統領」
小椋「大統領」
赤木「大統領」
外丸「俺はお前らが信頼している大統領じゃネエ・・・大工の棟梁だ!!」
菊原・小椋・赤木「いい加減にしろ!!」
(10週目グランプリ挑戦失敗)
 ファニーズの親達のコント。「東京でまじめに勉強していると思ったら、コントをやっていたなんて」息子の学歴を順に聞いていって「早稲田や青山」が出る中、最後の一人に「おたくの息子さんは?」「浪人です」→これはグランプリ挑戦時のネタでした。途中、「あんたは息子がコントをやってもいいって首を縦に振ったのかい」「いいや、首を横に振りましたよ、こうやって」といつもの首を左右に振るネタをやる。最後はダンボールに書いたギター、ベース、ドラムを持って、「艶色THE NIGHT CLUB」を歌い、「我々もいっそのことデビューしますか?」「できるわけないだろ」と落ちる。
 京唄子に「どうせ歌を歌うのなら、本物の楽器を持って歌わないとつまらない」などと言われ、結局グランプリ獲得ならず。
(オッサン自動車(株)の社長と社員3人)
我がオッサン自動車株式会社は今年に入って3人もの有望(?)な社員を採用した。そこで「新入社員といえども能力に応じては給料・昇格をも考えてみたい。」との外丸社長の意向で新入社員3人に我が社の将来・新車のプラン・新入社員たちの会社的センスなどの問答が始まる……

社長「君たちはどうして我がオッサン自動車に就職してきたのかね?」
菊原「ワタクシは東大法学部卒です。もちろん学識能力の高さで採用されました」
小椋「ワタクシは青山学院大商学部卒です。ワタクシの場合スマートさと明るさを武器にして採用されました」
赤木「(おどろおどろしく)ワタクシは青森県は五所川原から集団就職でこの会社に入りました」

社長「君たちはわが社の車をどうやって売るのかね?」
メガネ「ワタクシはエリートですので。知恵で売ります」
色男「ワタクシは持ち前の営業スマイルとスマートさで売ります(?コレもうろ覚え)」
オチの人「(おどろおどろしく)ワタクシは(ゴメン忘れた!確か買わないとタタリが起こるとか言うオチ)」

社長「もっと具体的に何か「新車のプラン」とかないのかね」
メガネ「社長、ワタクシにひとつ提案があります。」
社長「ほほう、それは何だね?」
メガネ「まず静岡から産地直送のお茶っ葉を煮詰めます。そして玉子・砂糖・牛乳を混ぜて一晩冷蔵庫に安置します。」
社長「……で、それで何ができるんだね?」
メガネ「「新茶のプリン」です……」
外丸「新茶のプリン!?……ハ? 私が言ってるのは「新車のプラン」だ」(ここでなぜか大爆笑が起きる)
菊原「ハイ!すいません」
小椋「社長、では私が考えたプランはどうですか?」
外丸「どんなプランだね?」
小椋「まず私がターゲットとしているのはズバリ若者です」
外丸「ほう〜」
小椋「現代の若者にウケるそんな都会的センスの車を考案しております」
外丸「それでそれで……?」
小椋「まずボディラインはメルセデスベンツもびっくりのガッチリとした厳つい車体」
外丸「ほう」
小椋「内装は広々3LDKほどの奥行き」
外丸「す、すごいっ!!」
小椋「そして、運転席は高級羽毛のふかふかシートに、椅子を倒してナイトクルージ〜ング!!都会の夜景を見ながらミラーボールがクルクル回ってレッツダンシ〜ング!!」
外丸「ヮォ!」

(マイケルジャクソンの「Don't stop til you get enough(邦題「今夜はドント・ストップ」)」が一瞬流れる)

外丸「そこまでにどれだけ費用が嵩むのかね(怒)」
小椋「ごもっとも」
赤木「……しゃちょ〜おう!私にも考えがありますう〜(おどろおどろしく)」
外丸「あ〜君かね。君には全然期待しておらんよ。」
赤木「そんなこと言わないで聞いてやってください〜」

なんか今振り返るとファニーズって「良い子・悪い子・普通の子」の原型みたいだね。
「ファニーズ」求婚ネタ

 外丸の1人娘の家に3人の花婿候補がやってきて、外丸の娘さんと付き合うために3人で競い合うというコント。

外丸「実は、こんな物が家にあるんだ」
菊原「こっ、これは……」
小椋「最新機種の……」
赤木「コンピューター……」
外丸「君たち3人の全データをこのコンピューターにインプットした。残る項目を2,3入力すれば完了だ。これで、私の一人娘に一番ふさわしい人物が選び出されるわけだ」
菊原「おー、これは……」
小椋「画期的だ……」
赤木「早速始めましょう」

(懐かしの番組「クイズMr.ロンリー」のパロディで……)

外丸「コードナンバー301 明朗な人」
菊原「おぉう、私は明朗です」
小椋「私も明朗です」
赤木「(おどろおどろしく)わ〜た〜し〜もぉ〜、見るからに明るいですぅ〜〜。ふっふっふっ……」

外丸「コードナンバー305 ファッションに気を使ってる人」
菊原「おぉう……私はいつもスーツ系でビシッと決めています」
小椋「私なんか、上から下まですべてブランド品で固めています」
赤木「わ〜た〜し〜は〜、ディスカウントショップで、しかもタイムサービスでもぎ取ってきた掘り出し物を、いつも身にまとっています」

外丸「困ったなあ〜、家には1人しか娘いないし、君たち3人とも将来性があって、迷うなあ〜〜〜」
菊原「何を言ってるんですか!!」
小椋「この3人の中から選ぶって言ったじゃないですか!!」
赤木「おっ、お〜ね〜が〜い〜しますぅ〜〜!!」
外丸「家の娘72歳なんだけれど……貰ってくれる?」
3人 「いい加減にしろ!!」
(Gルーキー賞1回目にて)
 鮫島組入門志願の暴走族と鮫島組の大幹部のネタで、最後に全員の気持ちがぴったりあったことを確かめるとかの流れで、突然バレエの音楽が流れ出し、4人が「四羽の白鳥」を踊りだしました。グランプリシリーズのバレエ教室ネタも笑えましたが、ヘビメタやギャングスタイルなどのおよそバレエと似つかわしくない4人の男性が踊る姿は元ネタ以上に笑えました。最後に大幹部(外丸)が「お前達にはもっといい組を紹介してやる。宝塚の花組だ」「いい加減にしろ!」

 最後に中尾ミエさんが「またバレエみたいと思っていたけど、こんなに早く見られて良かった」みたいなことを言っておられました。
エピソード
 カプセルの中には3人しか入れないので、必ず一人(外丸)は舞台横から登場していました。
 ファニーズのバレエは、当時所属していた劇団の稽古場がバレエレッスンスタジオも兼ねていたのでそこで猛特訓したたまもの。
 ファニーズのメンバーは、あの”有頂天”のケラ(現・劇団ナイロン100℃主催・ケラリーノサンドロヴィッチ)と友達だったようです。有頂天の86年にリリースされた“ビコーズ”というカセットブックについていたブックレット中の“有頂天史”(結成からのライブ記録が書かれている)に、1983年11月15日ロフト(中略)ゲスト(中略)ファニーズとあり、「ファニーズはお笑いスター誕生で勝ち抜いたコメディアンで、なおかつケラの友人だった」と記されてます。でもどこで出会ったとか詳しいことはワカリマセン。
感 想
 若さにまかせた部分はありつつも、切れ味の鋭いコントでした。売れっ子になる要素は十分にあったと思います。
 当時高校生だった私は、ファニーズを見るために学校から走って帰ってました。ビデオもなかったので、ラジカセをテレビの前にくっつけて笑いをこらえて録音したこともありました。かなりハマっていて、いつの日か(彼らが大学を卒業したら)お笑い界に君臨すると信じてました。でもいつまで待っても……。
 今でも私は「ファニーズ」が1番おもしろいって思います。
カセット
「見栄講座」
C M
 ファニーズが明治のオレンジアップというキャンディーのCMにでていました。ちゃんとファニーズの名前が字幕で出されていたので、かなり事務所も売り出しに力をいれていたのでしょうが、やがてそのまんま東と松尾伴内に変わりました。
 4人は鼓笛隊の格好をしてて、外丸さんは例の首振りダンスをやってましたね。
 資生堂ギャツビーと出世ガムのCM出演。
 「ふんわりアメリカン、ふわーっとアフリカン」の資生堂ギャッツビーに出演したファニーズメンバーは赤木&小椋コンビ。彼らの後が松田優作。
 ギャッツビーのコマーシャルのセリフは「カトリーヌは俺の女よ」「はん!今日こそ勝負付けてやる」「かるーくアメリカン」「フワっとアフリカン」でした。
その後・現在
 外丸君が抜け、ファニーズ(新生)でオープントーナメントサバイバルシリーズに出場するも1回戦負け。
 すぐに解散してしまいました。
 小椋は商業演劇を中心に俳優として活動していた。赤木は家業を継いだが、たまに児童演劇に出ていたらしい。
 メンバーの一人菊原共基(きくはらともき)は現在放送作家。「とんねるずのみなさんのおかげです」ではファニー菊原の名前で、時々テレビにも出演していました。
 2009年4月より新たなカリキュラムで開講する太田プロエンタテイメント学院では、専属講師を務めている。
 日本テレビの深夜番組で、大学生芸人発掘バラエティ、『カイブツ』2007年11月17日放送分に登場した漫才コンビ、エコノミックスのツッコミ、城康之くんのおじさんは、外丸直人さん。番組には外丸さんご本人も登場し、出演者のきたろうさん(シティボーイズ)と話していました。
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名 前
ファニーズ(新生)
初登場
 1984年1月28日(第1回オープントーナメントサバイバルシリーズ
実 績
 第1回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
ジャンル
 コント。
プロフィール
 秀才タイプの菊原くん。
 アイドル系の小椋くん
 カルトな浪人のリーダー赤木くん。
 ファニーズ(初代)から外丸君が抜けました。
ネ タ
第1回オープントーナメントサバイバルシリーズ 途中抜けています、多分)
 <ツイストGメン>
 近未来の出来事。ツイストが全面禁止されている。あるところで二人の男性(小椋、赤木)が集まる。ラジカセをかけ、ツイストを踊る。そこへ、刑事(菊原)が。あわててテープを止める二人。
刑事「お前ら、見付けた」
容疑者1、2「あっ、ツイストGメンだ!」
刑事「お前ら、何をやっていた」
容疑者1(ツイストの振りをしながら)「ぼ、僕は、ミカンの選別をしていたんです」
刑事「ほう、お前は何をやっていた?」
容疑者2「ぼ、ぼくは、アコーディオンを弾いていました」
刑事「ほう、ではお前らはツイストを踊っていないというのだな」
容疑者1、2「もちろんです」
刑事「嘘を付いても無駄だ。このテープをかけてみればわかるぞ」
 とラジカセのスイッチを押すと、なぜか「青い珊瑚礁」が。
刑事「うーむ、しぶといやつめ。こうなったら、ツイストをかけてやる。お前らがツイストを踊っていないのなら、なんも反応しないはずだ」
 とツイストをかける。最初は冷静だったが、徐々にからだが反応しつつある二人。刑事が向こうを向いているときは踊り、こっちを見たときは動きを止める。しかし、とうとう見つかる。
刑事「やはり、踊っていたなあ」
容疑者1、2「いいえ、知りません」
刑事「そんなことを言っても無駄だ。実は密告者がいるんだ」
容疑者1「俺はそんなことは知らねえ。ま、まさか、お前」
容疑者2「すまない。つい……」
 以下、やりとりがあって
刑事「まあいい。今回は友情に免じて許してやろう」
容疑者1、2「有り難うございます」
刑事「これからは、ツイストではなく、これを踊りなさい」
 三人、つまようじを鼻に指し、安木節を踊る。
刑事「どうだ。これから流行るぞ」
容疑者1、2「流行るわけ、ないだろ」
感 想
 4人でやっていた頃の面白さはありませんでした。こう考えると、外丸さんの存在が大きかったのか。それとも、ネタの構成が弱くなったか。元々三段落ちのネタが多かったから、3人になるとどうしてもインパクトが弱くなったのかも。
その後・現在
 ファニーズ(初代)の項参照。
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名 前
ブッチャーブラザーズ
初出場
 1984年5月5日(第2回オープントーナメントサバイバルシリーズ
実 績
 第2回オープントーナメントサバイバルシリーズ準決勝進出。
 第4回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
 第5回オープントーナメントサバイバルシリーズ2回戦進出。
 第6回オープントーナメントサバイバルシリーズ2回戦進出。
 第7回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
ジャンル
 コント。
プロフィール
 リッキー:本名岡博之。1958年9月8日生。京都府出身。
 ブッチャー:本名山部薫丸。1954年11月25日生。京都府出身。
 二人とも京都の俳優養成学校出身。上京後、1981年結成。サンミュージックの第1号お笑いタレント。『ザ・テレビ演芸』でグランドチャンピオンに輝く。『お笑いスター誕生!!』出演時は人力舎に移籍していた。
ネ タ
 八百屋の店先で桃太郎が桃をみて「お母さん」といって八百屋の親父ともめるコント。桃太郎が桃に刀を突き付けて「このももぢち(桃質)の命はないぞ」と言うシーンは桃質の語感が妙に下ネタチックで笑えた。
(『笑ってる場合ですよ』で見たもの)根暗コント。二人で暗い言葉を言いながら卓球をするもの。サーブして「太陽の黒点」(時代的には『お笑いスター誕生』に出る前) 。
 ランドセルをしょった少年とサラリーマンのコント。その少年はサラリーマンの同級生。SFみたいな妙なコントでした。
エピソード
 「お笑い君スタ」「テレビ演芸」「お笑いスタ誕」すべてにチャレンジしてるんですね。
 彼らが、一発屋の名前ばかり並べたネタの時、やすしが司会者にあるまじき「落ちを先に大声で言って邪魔する」行為をやっていた記憶があり、あの手のネタは、やすしは嫌いなのだと思いました。
 しかしそれ以外の時はブッチャーは買っていたように思います。
 しかしながら、尼崎生まれで尼崎在住の私からすると、ミスターちんや太平シローなどと同様に関西人特有の、頭から2文字目に妙に力を入れる妙な訛りがあって、これが楽しめないので売れにくいだろうと、思っていました。
 誤解があってはいけませんが、多くの大阪弁のまま通す芸人や石倉三郎など、完全に克服してる芸人はこの訛りは、ありません。
感 想
 『ザ・テレビ演芸』他のチャレンジャーと比べても実力は段違いでした。グランドチャンピオン候補。同大会では、『目蒲線物語』のおおくぼ良太と接戦でした。
その後・現在
 これから売り出すぞ、というときにリッキーが肺の病気で入院。ブレイクならず。
 その後はテレビ出演、ライブをこなしながら、プロデュースも手がける。個人事務所を経て、1997年、サンミュージックに再所属。ライブを中心に活躍中。自身は売れないが、若手の良きアドバイザー的な立ち位置。
 所属するサンミュージックのオフィシャルサイトサンミュージック内の所属タレント(Sun Music Projects GET)紹介に、活動情報などが載っています。現在は若手お笑いのいい兄貴分としても活躍。ボーイズバラエティ協会協会員。
 ぶっちゃあオフィシャルブログ おやじのし・あ・わ・せがあります。たまにお笑いスタ誕の出演者も出てきます。
 『爆笑オンエアバトル』にも一度参加するが敗退。
 次回に期待!!
 ブッチャーブラザーズのオンエアバトル挑戦の事がかかれていましたが、それに補足する形で。
 挑戦したのは1999年の4月25日放送分、133KB(玉8、9個くらいか?)で11組中の最下位でした。敗者コメントはブッチャーさんが「引退しよう!」といって「さよなら」と笑っていました。ネタは何をやったかはわかりませんが、オープニングの映像ではブッチャーさんがあの歳で(失礼)ランドセルを背負った小学生の役でした。
 リッキーは2000年に芸能プロダクション株式会社ソーレアリアを立ち上げた。
 2007年には渋谷にダイニングバー(昼はラーメン屋)を開く。ホールスタッフはソーレアリアの若手芸人、店長は元
コントパロルの益田凡児だった。2008年には閉店したらしい。
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名 前
フットワーク
初出場
 1983年3月5日(第3期)
実 績
 1週落ち。
ジャンル
 ギター漫才。
プロフィール
 男性3人組でした。そろいの赤いトレーナーを着てたと思います。
 アマチュア。ショーパブの店員だったとのことですから、正確にはセミプロか。
ネ タ
 ヒップアップに酷似していました。審査員からもそれを指摘されてたような。それと、赤塚不二夫さんからは「ギャグがわざとらしい」と評されていました。
 「保母ブラジル」というギャグは受けていましたが。
エピソード
 フットワークは立ち位置だけが誉められてました。
感 想
 不明。
その後・現在
 お二人が現在、お店を開いているとのことです(2009年情報)。
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名 前
ブラック嶋田
初出場
 1982年9月18日(第2期グランプリシリーズ)
実 績
 8週勝ち抜き、金賞獲得。
 第3回ゴールデンルーキー賞出場。
 サバイバルシリーズ1回戦負け。
 第2回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
 第3回オープントーナメントサバイバルシリーズ出場。
 第5回オープントーナメントサバイバルシリーズ2回戦進出。
 第7回オープントーナメントサバイバルシリーズ2回戦進出。
ジャンル
 マジック。
プロフィール
 本名嶋田義成。富山県出身。
 マジシャンとしてのデビューは1973年。埼玉の上福岡で1979年からマジック・パブを開いている。
ネ タ
 ちょっと小太りで動きも鈍く、手品をやる手つきも危なっかしい。ところが手品がきちんと成功している。そんなマジックで笑いを取っていました。
(1週目)
 まずはリングを使ったマジックを披露。続いて客に向かって語りかけながらハンカチで兎を作り(客席の子供たちが真似をしていた)、続いて赤いハンカチをニンジンに見立て、食べさせる。さらにコップに入ったミルクをストローで飲ませると、ミルクが減っていく。途中、私は上福岡よ、と客をちょっとだけいじる(蕨での収録)。ハンカチを開くと、中には何もない。もう一度ハンカチで兎を作り、ネットに入れてちょっと降ると本物の兎に変わる。さらに兎を箱に入れてハンドルを回ると、ローラーからぺったんこになった兎(の紙)が出てくる。箱を開けると紙ふぶきが出てきて、空っぽ。

 笑いは少ないが貫録はある、鮮やかだの評で難なく突破。
(7週目)
 人間バッテリーのネタ。舞台の上に怪しげな機械があり、機械から出ている+と−の鰐口を腕につけると人間バッテリーになり、体の中に電気が蓄えられる。電球を口にくわえると電球が光る。ラジカセのコンセントを手に握ると、音楽が鳴り出す。コンセントを離すと止まる。
 その後、客席から一人壇に挙げ、同様の実験を行う。鼻の穴にコンセントを差すと、音楽が鳴る。

 どこがマジックなのか、さっぱりわからなかったし、それほど受けた様子もなかったが、審査員の受けはよく、合格した。
(8週目)
 新聞をちぎって元に戻そうとしているうちに、かけらを一つ落としてしまう。仕方ないやとそのまま続け、新聞は元に戻るけれど、落ちたかけら分だけ穴が空いているという、自分の手つきの危なっかしさを逆手に取ったネタを使っていました。
 その後、客席から一人段にあげ、袋に腕を通し、電気鋸で袋ごと腕を切り落とし、その後元に戻すマジックを見せる。
 はっきり言ってネタはバレバレ。審査員の後ろからタネが見えていたらしい。幸い金賞を受賞したが、審査員から「あくまでお笑いとしての金賞なので、マジックで食べていこうなんて考えないでね」と念を押されていた。
 口に電球をくわえると電球が光るマジック。登場時によく見せていました。
第5回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦)
 本の中から煙草が。
 火がないので本を開くと火が出たので、煙草に火を付ける。
 火のついた煙草を手の中に入れると、煙草が消える。
 ハンカチを、テーブルの上の空のグラスにかぶせる。
 手を握り、親指を口にくわえると、口から煙が出てくる。
 煙を手で掴み、ハンカチにかける。
 何回か繰り返し、手を開くと、そこには何もない。
 最後にハンカチを取ると、グラスの中には煙でいっぱい。

「こんにちは、ブラック嶋田です。人間の体にガスを吸入して、着火すると爆発するという手品をやりたいんですが。止めるなら今のうちですよ。よろしいですか、やりますよ。一歩間違えると、爆死する可能性がありますから、山田さんとミエさんは一歩離れて下さい。あ、審査員はそのままで結構です。死ぬときは一緒に死にましょうよ」

 ケースからビンみたいな物を取り出し、耳に当てる。
 口が膨らむ。
 マッチの火を近づけると、炎がばっと上がる。

「最後に、火のついた煙草を耳に入れます。1200℃くらいありますから、鼓膜が破れる。あまりもの熱さに、目から火が出るという手品をやります。ネタがなくなると、私は何でもやりますよ。和やかにやりますから、静かにならないように」

 火のついた煙草を左耳に入れると、右手を目に当て、小さな炎がばっと上がる。
「以上、ブラック嶋田でした」
エピソード
 笑いグラフが今ひとつだったわりには、なぜか審査員の評判が良かったです。
 ブラック嶋田が埼玉の上福岡でスナックをやってたのは有名ですが、自分の銀賞受賞祝いを自分の店でおこなうことになり、自分の店に掲げられてた横断幕には「ブラック嶋田来たる!」とかかれてたそうです。
感 想
 それほど面白いとは思えませんでした。本当にマジックで食べているのか、ちょっと不安でした。
 スタ誕でも番組の後半、あきらかに誰もがマンネリ化してたころ、神が降りてきたように面白くなったのは彼でした。
 1本だけ飛んできたテープがマイクにひっかかったのを「なんだこれ」といって払いのけたり、ある意味ネタ以外の部分でうけてました。
受賞歴
 1992年 第51回国立演芸場花形演芸会金銀賞金賞受賞(奇術)
 2000年 FISM2000リスボン大会 ステージ部門 日本代表
ビデオ
『笑って!!笑って!!コミックマジック大集合!』(コロムビアミュージックエンタテインメント,2006)
マギー司郎、ゼンジー北京、ジャック武田の他、ダーク大和、吉慶堂李彩、ザ・ビート、アダチ龍光、ブラック嶋田、東京コミックショー、ドルフィン・マジック・カンパニー等が登場。紹介はナポレオンズ。
その後・現在
 マジックパブ 『シルクハット』のオーナー兼各種パーティー等で健在です。
 現在もマジシャンとして活躍。特に煙草を使ったマジックの第一人者として有名。日本奇術協会会員。毎年3月に開かれる日本奇術協会主催のベスト・マジシャンズ・フェスティバルにも数回出演している。現在は渚マジックプロジェクト所属。
 2002年1月20日『笑点』の花として登場。なんとポンチョを付けてのスペイン風スタイル。「ベサメ・ムーチョ」(でいいんでしたっけ、タイトル)のリズムでマジックをやるブラック嶋田。煙草が手から消え、口を指で大きく横に開くと、そこに出てきたのは火のついた煙草。お馴染み(らしい)煙草のマジックでした。一応、笑いもありました。ひとことも喋らなかったのは残念。終わり方が中途半端なのは、嶋田さんらしかった(笑)。
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名 前
ぶるうたす
初出場
 1982年1月16日(第2期グランプリシリーズ)
実 績
 8週勝ち抜き、金賞獲得。
 第3回ゴールデンルーキー賞出場。
 サバイバルシリーズ1回戦負け。
 第1回オープントーナメントサバイバルシリーズ準決勝進出。
 第2回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
 第4回オープントーナメントサバイバルシリーズ準決勝進出。
 第5回オープントーナメントサバイバルシリーズ準決勝進出。
 第6回オープントーナメントサバイバルシリーズ準決勝進出。
ジャンル
 筋肉漫談。
プロフィール
 本名佐藤勉。1954年1月1日生。東京都出身。
 第17回関東大学ボティビル選手権第3位。大学卒業後、東映アクションクラブに参加。テレビ、映画に出演していた。
ネ タ
 ボディビルのポージング(10種類程度)をしながらしゃべりをする筋肉漫談でおなじみ。
 一度、侍の格好で、刀を振り回しながらの漫談をしていました。
 長嶋茂雄などのものまねもやっていました。
 新日と全女と国際のリングアナの違い。ゲストの時に。
 筋肉ウイークエンダー。筋肉を売る筋肉屋のにくづき(人名)。筋肉はちぎれんばかりに売れ、にくづきにとっては痛い喜びになった。が、筋肉の在庫が底を尽き贅肉を筋肉と称して売る事になる。
「こんにちわ、筋肉チェックの肉坂浩二です。あなたは肉分が3%足りません」
 ところが、彼の筋肉を買った客が、見事なまでの肥満体になった。
「いやー。悲惨と言うよりは肥満な事件ですね」
 筋肉番組紹介=「欽(筋)ちゃんの良い肉、悪い肉、普通の肉」
 筋肉CM=筋肉チョコレート「ボッキー」(これって下ネタ?)
筋肉漫談

ぶるうたす「地震速報です。只今埼玉県にマグニチュード4.2の地震がありました。被害にあった地域は次の通りです。秩父(乳部)地方、震度3、縦揺れ、及び、横揺れ」……といいつつ、自らの胸の筋肉を乳首が揺れるように縦にも横にもピクピク動かしていた。
 審査員から「ネタは面白いがお昼時に見せるもんじゃない!!」とネタ以外で注意を受けていた。

 ぶるうたすの審査員の評価の半分は「その筋肉、ほかに再利用できないものか?」とかいうコメントが多かった。
筋肉漫談

『ルックルックこんにちは』を文字って……「ムッキムッキこんにちは」というワイドショーパロディをやっていた。いちいち「ムッキムッキ」というところだけポーズをとっていた。
(2週目)
 テレビムキムキがお送りするぶるうたすの筋肉ニュース

 こんばんは、筋肉ニュースのお時間です。
 今朝6時半頃、体の上半身に地震を感じました。震源地は胸部、いわゆる胸で、今も周期的に揺れています。それではこの模様を現場から中継でお伝えします。
 現場です。こちらでは今も恐怖の大胸筋ではこのように激しく揺れています(筋肉をピクピクさせる)。現場からでした。
 続いてのニュース。
 国民の人気が今ひとつの鈴木内閣ですが、田中内閣の日本列島改造論に対抗して、日本国民肉体改造論をぶちあげました。具体的な内容は、国民が3年ないし4年計画で見事な肉体美を築き上げ、自分の肉体を自分で尊重しこれを永遠の義務とするものです。これは当然自己満足によって満たされ、明るいナルシズム社会が形成されるというものです。さて、このプランが一日も早く実施されれば、日本列島は筋肉一色の肉景色に染まるのもそう遠くはないでしょう。
 続いてのニュース。
 国民にとって一番の悩みは、毎年物価問題でしょう。せめて食品面での節約を少しでもと考え、自給自足による筋肉の養殖です。これは食用に筋肉を使うわけですが、鍛えすぎて余った筋肉を食用とするわけで、少し痛いのが玉に瑕です。それでも自分のものだけに、我慢してでも経費節約となれば、仕方のないことでしょう。国民にこれが浸透すれば、筋肉も役に立ったとばかり、喜んでくれることでしょう。

(ポーズを決めて)
 スポーツニュース!
 さて、モスクワで行われている世界耐久選手権ですが、今日は三日目の模様をモスクワ特派員のヘラクレスさんに伝えてもらいます。
 こちらヘラクレスです。相変わらず肌寒いモスクワですが、それとは裏腹に私はなぜか裸になっております。これもナルシズムの新しい形でしょうか。
 さて、三日目は男子種目別が行われました。日本はもっとも得意とするお家芸の座高の部で優勝、見事金メダルを獲得しました。それでは日本選手の喜びの声をお聞き下さい。
「いやあ、本当に嬉しかったですね。なんせソ連選手は足が長いので、胴の長さでは勝ったと思いました」
 モスクワからでした。
 続いては、日本サッカーリーグの模様です。さて今日はハンマーマッスル対筋川電気の試合が行われました。この試合で得点王を狙うハンマーの岡野本は、今日見事バックからの……(ここは、不明)。結果はみごと2対0でハンマーマッスルが勝ちました。
 では続いて大相撲肉体場所。
 中入り上位陣の勝敗を、いつものようにせこく手動掲示板でご覧下さい。
 さて「顔面」には「おけつ」。すかして、「おけつ」の勝ち。
 「リーゼント」には「七三分け」。ツッパリで「リーゼント」の勝ち。
 「足腰」には「筋肉痛」。悪化して「筋肉痛」が負けております。
 「上半身」には「下半身」。もろ出しで「下半身」の負け。
 「骨川」には「肉体美」。見せつけて、「肉体美」の勝ち。
 上位陣は安泰といったところです。
(再びポーズを決めて)
 以上、スポーツニュースでした。

 筋肉予報。
 はじめに概要から。こうして全身を見ますと、逆三角形、がに股といった典型的なボディビル型の肉体の配置となっています。さて、上半身に張りつめていた熱帯性の筋肉痛も肩口からの寒冷シップによりようやく痛みが治まりました。続いて下半身からの移動性座骨神経性が来ているため、明日の後半から再び痛くなるでしょう。続いて各部の筋肉。胸部から背中にいったところは相変わらず筋肉に張りがあり、肩から腕にかけては土方仕事のためやや筋肉疲労が。明日は所によっては肉離れとなるでしょう。また、足腰にはぎっくり腰注意報が出ています。くれぐれも重いものにはご注意下さい。なお週末にはこの悪循環も収まり、久々の筋肉日和となるでしょう。行楽地にお出かけの際は、裸になりまして十分にナルシズムをエンジョイしてください。以上、筋肉予報でした。それではまた。
エピソード
 オーディション時にはものまねで出ていた。しかしスタッフにインパクトが欲しいといわれ、脱いじゃったら、筋肉にこじつけたネタ作れと言われ、それが“ぶるうたす”の誕生になった。
ゴールデンルーキー賞1回目の審査で桂米丸師匠から
「最初だから緊張してるんだよね。筋肉漫談にメリハリを付けてみてはいかがかな、時にはヘラクレスのようにきりっとした表情で、時には爽やかな表情を見せるともっとよくなるんじゃないかなあ」
と指導されていた。
 第2回オープントーナメントサバイバルシリーズは、エントリーされていたシティボーイズのきたろうが交通事故にあったため、代打で出場。オープニングで山田さんや中尾さんに「あれ、ぶるうたす出てたっけ?」と言われ、「いや、実はきたろうさんが事故りまして……」と代打出場であることを説明していました。
「相撲合戦」のときの「ぶるうたす」
 優勝候補といわれながらも一回戦でいきなり勢いよく相手に立ち向かい戦いもせずにすぐにプールに飛び込んでいた。
 山田康雄らに「無駄な筋肉」と呼ばれていた。
番組を見に行った時にもらったチラシにて:
 公開録画を見に行くと、その日の出演者一覧みたいなチラシをもらうんですが、第6回サバイバルシリーズを見に行った時の事。確かぶるうたすの紹介の欄で、(第5回サバイバルシリーズの後に行われた)水上相撲大会で、ミスター梅介に敗北した事が書かれていました。それだけならまだいいんですが、「あの筋肉は見かけ倒しという事が判明」みたいなオチがついていて、思わず笑ってしまいました。
・レスラー志望だった。
・コインの収集をしている。
でんでんと劇団ひまわりで同期。
・足を折り、入院し、奥さんに逃げられた(すべて厄年)。
・楽屋の方が面白い(ああ、ぶるうたす、お前もか)。
感 想
 最初の頃は珍しく、結構面白かったのですが、いつまでたっても同じパターンで結局飽きられてしまいました。
テレビ
 『勝ち抜きポカポカドボン』テレビ東京。空とぶレフェリー役で。
(TBS『爆笑一気族』)
 ぶるうたすが出た時。点数がふるわず。会場に来た女の子に聞いてみたら、「最後に胸の肉をぴくぴくしたのが気持ち悪かった」との感想。対するぶるうたすは「胸をここまでするのに、10年かかったんだ」と言ったけど女性は、「それでもキモチワルイ」。50人会場で15名の挙手だったとおもいます。
 2002年頃、『とんねるずのみなさんのおかげでした』で「マネーのへら」という対決コーナーがあり、とんねるず石橋とKORNの対戦でぶるうたすがネタを披露していました。筋肉を見せながら天気予報のネタで「……ところにより、脳卒中でしょう。以上、筋肉も芸風も変わらない、ぶるうたすでした。」というしめでした。石橋はかなり懐かしがっていました。その当時ぶるうたすは成増で店をやっていて、近々芸能生活20年(?)記念の単独ライブをやるといっていました。ゲストはアゴ勇だったそうです。
C M
 「ハリックスゴーゴー」のCM出演。ただし体だけ。
雑 誌
 『平凡パンチ』の巻末コーナーに登場。「ほっぺがコリコリしてきたので顔に筋肉がついたと喜んでいたら病気だった」と病床から撮影。唯一のレギュラー『勝ち抜きポカポカドボン』を降ろされて仕事が欲しいという内容でした。
その後・現在
 番組終了後はタレント、漫談、俳優などで活躍。その立派な体を生かしてAVにも出ていました。
 アゴ勇と組んで、アゴ&ぶるうというユニットを一時期組んでいました。
 現在は構成作家をやりながら舞台にも出演。今でも筋肉漫談である。東京演芸協会協会員で、2008年現在理事。
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名 前
ブレイク
初出場
 1985年10月12日(第6回オープントーナメントサバイバルシリーズ
実 績
 第6回オープントーナメントサバイバルシリーズ1回戦負け。
ジャンル
 漫才。
プロフィール
 片方は、ミヤ鈴丸・花丸を解散した花丸(テツヤ)。
ネ タ
 片方がブレイクダンスを踊って、片方(テツヤ)が喋るだけのネタだったと思います。
 確か『仮面の忍者 赤影』のカラス天狗の物まねってのがありました。
 やせた方(彼らの名前、全然知りません)が「なんかこいつ、『仮面の忍者 赤影』のカラス天狗に似てません?」と客席に振る。すかさず太った方が、「何を言うてんねん、誰がカラス天狗に…」とか何とか言いながら顔を下に向けて、ごそごそと前髪を額の真中に寄せ集めて「…似てんねん!」と言って顔を上げるとあら不思議、カラス天狗に変身しているという(笑)。ま、掴みとしてはまあまあでしたね。
感 想
 あまり面白かった印象はありません。
その後・現在
 解散。テツヤの方は、後に西田タカミ・キヨミのタカミと組んで、TTSを結成。
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