ジャングル大帝(1950)

 

 

(1)旧今井のプラモデル

 ジャングル大帝のプラモデル、今井科学のファミリーシリーズNO9。テレビ放映時の物。船を脱出してジャングルをめざすシーン。放送初期に企画されてたのかもしれませんね。

写真にはありませんがレオとねずみの首にリボンがついていました。

これ以後ジャングル大帝のプラモはないと思います。

 

 

(2)首振り人形

 当時、首振り人形を多く製作していた北山陶器製です。ジャングル大帝では、大体はレオとライアがペアで製作されていて、確認されているもので8種類あります。

手塚物としては、悟空の大冒険、リボンの騎士などがあります。意外にも陶器製のアトムの首振り物が見つかりません。版権なしではあるはずですがね・・・。

 

 

(3)サンヨーテレビの店頭ディスプレイ人形

 ジャングル大帝は、三洋電機がスポンサーでした。ちょうど、日本というカラーテレビを発売した頃で、ジャングル大帝がカラーアニメだったのとリンクしていたようです。これは、その当時のサンヨーテレビの宣伝用店頭ディスプレイの人形です。ソフビ素材に白い糸状の繊維が吹き付けられていました。この他、販促進グッズとしては、貯金箱、石鹸などがありました。

 

(4)高徳のジョーロ

高徳からでていた、レオとライアのジョーロです。ライアは珍しく、初期だけで、あまり発売されていなかったようです。このためライアのタグは、発売最初期にはレオにも使われていたものかもしれないと考えています。この考察いかがでしょうか?

 

 

(5)サンヨーテレビの販促物貯金箱

 レオの貯金箱。サンヨーカラーテレビの販促物です。当時たくさん配られていたようですが、三洋電機の本拠地が近いせいか、特に関西に残っているものが多いようです。
このレオの貯金箱も関東では珍しい部類ですが、関西ではしばしば現われ、価格も安めです。

スポンサーによって、グッズの分布が特定の地方に片寄る例は、結構あります。三和銀行のワンサくん貯金箱(関西に多い)なんかもそうですね。

ところで、この頃のレオの立体物では、前髪が茶色になっているものが多くあります。(3)(4)で紹介したアイテムもそうです。どなたの解釈かわかりませんが、真っ白だとアクセントがないので、茶色にしたのでしょうか?




(6)浅草玩具のレオソフビ

浅草玩具から出ていたレオのソフビ人形。四つんばいポーズとおすわりポーズの2タイプです。なぜか、赤いリボンが首にまかれています。

今では、ソフビというと、マルサン、ブルマァクなどから発売された怪獣人形のイメージが強いですが、ソフトビニールという素材自体は昔からおもちゃに使用されていました。

手塚関係では、浅草玩具から、アトム関連(アトム、ウラン、お茶の水博士、ヒゲオヤジ、ラビちゃん)、悟空関連(悟空、三蔵、竜子、八戒、沙悟浄)などが出ていました。これらは、アトム以外は丁寧に作られた布製の洋服がきせられていました。(着せ替え人形にもなりますね。)造形はとてもすばらしいものです。

アトム、悟空は主人公以外のキャラも出ているのに。レオだけは、他のキャラが確認できません。(たぶん、出ていなかったのでは?)ライアくらいあってもよさそうなのに。
普通の動物ソフビに対して、あまり差別化できないので、企画されなかったのでしょうか。確かにマンディ爺さんなんかは、ただのお猿さんですからね。

上の写真は、袋入りの状態です。タグは地味ですね。

下のものは、やはり浅草玩具から出たソフビ製首振り人形です。おすわりポーズのものと同じ型を流用したようですが、首振りというギミックのため、リボンはありません。

その後、手塚関連のソフビ人形は、トリトン、メルモ、マグマ大使などが出ましたが、スタンダードサイズ(高さ25cm程度)、ミニサイズ(10cm程度)など、ブルマァクなどの怪獣ソフビの規格に準拠しています。私の個人的好みでは、浅草玩具の大きさでいろいろ出して欲しかったと思いますが。。。




(7)浅草玩具のリモコンレオ

浅草玩具(エーワン)のレオ歩行人形です。リモコンのスイッチを入れると、頭を振りながら、レオが歩き出します。四足歩行なのでアトムのような二足歩行よりは安定して歩くようです。よちよち歩きの小さな子供が一緒に散歩するのにちょうどいい速度です。

このレオ君は、金属フレームにボアのような毛が長い布がかぶせられています。このような布が貼りつけられたような構造のおもちゃを「シール物」と呼びます。動物物によく見られるタイプです。以前、シール物は、全部ブリキでできているようなおもちゃに比べ、やや人気がなく、ブリキコレクターの人達から対象外にされていました。確かにこれは、ブリキ玩具ではありません。いわゆる一般玩具です。このため、大変手ごろな価格で入手することができ、我ながら驚きました。うれしくて、一日中これをながめていたものです。

リモコンといっても、スイッチ一つだけで歩くか止まるかを選択するだけですが、リモコンを握りしめている子供としては、なんとなく操縦している気分で一生懸命カチャカチャしてたのでしょうね。




(8)治虫忌のボトル

当時物ではありません。これは手塚先生が亡くなられた後のものです。先生の7回忌の時制作されたオリジナルボトルです。パンジャとレオがジャングルを疾走しているという有名な構図がレリーフとしてボトルの表面に彫られ、さらに彩色されています。

手塚先生の追悼会などでは、このように手塚キャラをモチーフとしたオリジナルのグッズ(たとえば
火の鳥の印肉ケースなどもそうです。)が配られています。いずれも、先生への熱い想いがこめられたものです。

このボトル、中身はニッカウイスキー殿の特選ブレンドです。まだ飲んでいません。神戸ユニバーシアード大会記念の
ユニタンボトルもそうですが、未開封の記念ボトルはもったいなくて空けにくいですね。このままビンテージウイスキーになりそうです。

ちなみに、
ヒゲオヤジのチラシに掲載されているお酒はまだ入手可能なようです。先生を偲んで一献といきますかね。(未青年の方は我慢してね。)