魔神ガロン(1959)

 

(1)野村のゼンマイ歩行魔神ガロン

 魔人ガロン唯一の玩具というより、アトムより先に発売されたブリキの歩行物。

先に出された鉄人28号と同じ金型をすぐ流用できたためであろう。

ちょっと歩いた後、歩行をいったん停止し、両腕を上げて同時に胸が開いてピックが見えるポーズをとりながら、ギーギー奇声を上げるという凝ったギミックがついている。

近年大阪ブリキからレプリカが出たが、ブリキの色合いや箱絵の印刷具合は、やはり再現が難しい。



 

(2)冒険王の魔神ガロンバッジ

魔神ガロンが連載されていた冒険王(秋田書店)の読者プレゼントで配られたものです。ピンパッジではなく、裏に溶接されたネジにナット状の円板をはめて止めるものです。昔の小学校の校章と同じしかけですね。

連載された1959〜1962あたりに作られたもので、当時としては大変豪華に感じられるアイテムだったと思います。このようなバッジは、いろいろなキャラクターで作られたはずですが、今見つけるのは至難です。たぶん、昔の文房具などを入れた箱などに、一緒に入っているのでしょう。

また、運がよければフリーマーケットや骨董市で、ガラクタがまとめて入れられている箱の底などから出てきます。

周りの年齢が45歳くらいから上の人に聞いたら案外持っているかもしれませんね。




(3)冒険王の綴じ込み付録

冒険王昭和36年1月号の綴じ込み付録。魔神ガロンの卓上カレンダーです。ガロンの上半身を切りぬいてパネルのように立てるものです。発行された昭和35年12月と併せて2ヶ月分の暦が印刷されています。貴重なガロンの当時物です。

絵柄は上に掲載した
ブリキ歩行人形の箱絵とほぼ同じです。ブリキ人形は昭和36年3月頃に発売されたようなので、この付録の絵を箱絵に流用したのでしょう。

スピードくじなんかもそうですけど、このような綴じ込み付録は、たいてい本から切りとって組み立ててしまうので、結構残っていません。ちなみに、国会図書館に保存されている冒険王の昭和36年1月号は、この部分が切り取られていました。残念なことです。