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Dilettante11 whitewindyさん「ハイエンドの敗北」(2004/7/19)

*今回の主役は、クアドラに乗っている小箱、最下段のレビンソンの運命は・・・。


チーム・ティール会員番号8番whitewindy邸を訪問しました。
私と同じThiel CS2.4をお使いです。自分が使っているスピーカーが他所でどんな音を奏でているか、
オーディオファイルならとても気になるところじゃないでしょうか?
結論からいうと、物凄く似ていました(笑)。違うブランドのスピーカーの音を聴いて、相対的に自分の音を
知るより同じスピーカーを聴いて比較したほうが、より自分の音を把握できるということを知りました。
音の差は、ウチより1.5倍ほどスピーカー間が広いのでティール本来の広い音場が出ていること、
電気が綺麗なせいか、SNが良く音が綺麗なこと。といった感じで、やはり乾いた中高域とよく伸びる低域が
CS2.4の特色だと分かって面白かったです。

気になる点は、CS2.4にはレビンソンのNo.331Lでは力不足のようでウーファーを止めきれず、低域が
やや緩くダブつくところでした。

そして、ここからが今回の本題です。(以下:whitewindyさん=ww)

「ブロンボ」試聴後、

私「331じゃ2.4にはキツイすかね?」
ww「ちょっと待って」

ゴソゴソと何やら接続を変えています。

ww「コレで聴いてみて」

もう一度「ブロンボ」をかけます。

私「!!!」 「全然違うやん!」 「完璧鳴らせてるやん!」 「何コレ?」
ww「4,800円のデジタルアンプだよ」
私「へ!?」
ww「ニヤリ」

CS2.4を完全に鳴らしきってます。トライパスのデジタルアンプが、、、
しかもキットで4,800円だそうです・・・。

ステレオ誌のブラインドテストでウン百万円の高級アンプがフライングモールに負けたという記事を
読んだことはありましたが、正直半信半疑でした。

ホントにスゴイです、コレ。
はっきり言って、何十万、何百万という大金をパワーアンプにかけることは無意味な時代が来たようです。
「デジタルアンプはスゴイけど、音がつまらない」という意見も聞きますが、
コレもよくわかります。私が思うに、測定すればフラットだと思いますが、聴感上の中域が薄く感じるせいだと
思われます。音の厚み、艶といった「音の面白み」を求める方には食い足らないとは思いますが、
いわゆる「原音派」の方にはコレ以上ないほど「正しい音」を出しているといえます。
この耳で名機レビンソンの331Lが負けるところをハッキリ聴きましたし、
10人中7人はこのトライパスの方が良いと言うだろうという確信はあります。

デジタルアンプも実際100万円オーバーの商品もありますが、正直使い勝手以上に
音の良さでこのトライパスに対して明確なアドバンテージを感じるか?といえば「好みの差」としか
いえないレベルだと思います。
自分がもし現用のジェフのモデル10に変えてコレを使うか?といわれれば、
かなり迷った末に否と答えるかな。自分は「原音派」ではないからだというのが主な理由です。
但し、将来マルチのリアに使うといった用途であれば、コレを使うと思います。


*コレがそのキットです。

*別途「箱」を用意して組み上げたところ。



*どちらかといえば、whitewindyさんは映像メインの方です。
おじさん2人でbondやウタダのライブを見ながらニヤニヤしていました( ´д` )

主要機器(2ch Audio)

Univ.P:Esoteric DV-50
Pre:Krell Showcase PWR:Mark Levinson No.331L
SP:Thiel CS2.4


今回もかなりの衝撃でした。
少なくとも、駆動力という意味ではレビンソンを完全に凌駕する音が4,800円のアンプから
出てきたことは、考え込むには十分なインパクトを与えてくれました。
今、パワーアンプを物色中の方は是非デジタルアンプも考慮に入れてください(笑)

whitewindyさま、今日はありがとうございました。
アンプに対する概念が完全に変わりました。
私も完全デジタル推進派に今日から移行します(笑)