PROJECT02:総合学習の公園づくり授業(日南市吾田東小学校)
A B 【レポート】
 日南市の吾田東(あがたひがし)小学校の6年生の総合学習授業では公園づくりへの取り組みを行っており、その一環で専門家として6年生の前で公園づくりの授業を行った。
 今回の授業では「公園づくりに大切なポイント」として<思いやり>のキーワードをあげ、後半は子供たちからの質問の時間をとった。
 また、今後の授業の取り組みとしてアメリカで行われているワークショッププログラム「ARCHITECTURE&CHILDREN」を基に公園づくりのアクティブプログラムを提案した。
 今後2週間をかけて子供たちが主体となって理想の公園づくりをまとめ、シンポジウムで発表することになっている。
C 【コメント】
 学校側では「公園」づくりを取り組むようになってから、子供たちと地域住民との共同作業や交流が図られました。また、公園を通して自然や街、環境への関心が高まり、内外からの思わぬ反響を呼びながら総合的な社会学習の教材になっているようです。


AFTER01: メールでの質問

 その後、子供たちから質問のメールを頂きました。
 「一年中木かげをつくってくれる木はどんな木ですか」「お年寄りの方は,土,タイル,じゃりのどれがあるきやすいですか」「鳥たちの食べる実のなる木は,どんな木がよいでしょうか」「スイートピーは,どんな土地だったら咲きやすいですか」など、驚くほど具体的で聡明な質問が寄せられました。
 実はこの公園授業に先駆けて、子供たち自身が対象となる公園の選定や宮崎市内まで公園の調査を行っていて、子供たちの好奇心の豊かさと責任感の強さに改めて感銘を受けました。


AFTER02: シンポジウムでの発表

 公園授業がら2週間後、吾田東小学校の総合学習の発表会があり、市の担当者、地区の代表とともにパネラーとして出席致しました。
 シンポジウムの内容はまず、3つの公園について子供たちの事例発表がありました。公園づくりに、インターネットで検索し、アンケートで利用状況を調べたり、手作りの看板づくりや遊具の着色、地域の人々がつくってくれたベンチなどの報告がありました。
 その後、質問や意見交換が行われましたが、見学していた地域の方が、子供たちの公園づくりを見て、涙ぐんで感謝していたのがとても印象に残りました。
 おそらく、この子供たちが大人になっても、公園にらくがきやポイ捨てなどはせず、公園の語り部になるかと思います。私たちも今後、このような活動や公園授業を県内各地で広めたいと思います。