ぐるぐるプロジェクト趣旨
 この世界で、一番ぐるぐるしているもの。それは風と水です。
 10月のインパク編集長企画はずばり「水」を取り上げました。
 インパクのなかには「海」「山」「川」と自然を題材にしたさまざまなサイトがあります。そのサイト運営者の方々をネットワークで結んで、いっしょに「水と環境」について考えていこうと思います。そして、「世界は水で結ばれた一つの生態系」というテーマで、地球の生態系を子供たちに伝えるウェブを共同で作ろう!という企画です。

 海の水が暖められて水蒸気となって空に昇り、雨になります。雨は山に降り注ぎ、集められ、川となって人間の生活水として使われます。そして、海に戻りまた雨となる。山の木々は雨を集める巨大なダムです。本来、山には治水能力がありました。その山の森林伐採が進んでいるので、山の治水能力が低下して、大雨が降ると川は氾濫してしまいます。そのため、人間は川に河口堰を作ったりして氾濫を食い止めようとするのですが、それでは、本来の川のもつ力が失われてしまいます。川は川の生き物たちによって生かされています。山の木々と川の生き物たちが育んだ水は豊かです。

 その水が海に流れ込むことによって昆布や海苔などの海藻を育てます。豊かに繁茂した海洋植物は魚の産卵場になり、命の濃い磯を作りあげるのです。そのようにして、山と川と海は一つにつながっています。

 インパク上でも、山と海と川を繋ぐ「水だってぐるぐるプロジェクト」を立ち上げようと思います。「ランドスケープ」「メダカ」「環境問題」などなど、インパクには「水」に関わるいろんなサイトが存在します。それぞれに違う視点をもったサイト運営者のコラボレーションによって、いったいどんな「子供たちのためのサイト」が企画されるのか、なんだかとっても楽しみです。

 目的はひとつ。「子供たちにもよくわかるように、地球を循環する水の旅をウェブで表現する」そのための仕掛けについて、それぞれのサイトからアイデアを出していただきます。

 期間中にどこまで実現できるかわからないけれど、できれば全国、全世界の小学校も巻き込んで、みんなでぐるぐるになれたらいいな。

田口ランディ編集長より

さあ、大変だ。
編集長のお考えはいつだって壮大です。
しかも数々の企てやらコミュニケーションを次々と実現してきた履歴ゆえそのお言葉たるや、シンプルにしてメガトン級の重さでございます。

・子供のためになる
・水から始まって自然を考える


でもかようなwebサイトって、
インパクに参加している特定・自由パビリオンでがんばっているところでいっぱいあるんじゃないかしら?
そう考えた編集部はこの提案実現にあたり、パビリオンをずらーっと目を皿のようにして
見続けました。
そして、そのうち

・個性的である
・テーマに沿っている
・一人で、できている


(一つの集団で、できている)
この三点に絞って編集長と3つのパビリオンを選出してみました。
そこでメールを出してみました。
相談してみました。
すると、いやあおもしろかった。
みんな、いろいろ考えてました。
野望をたくさん抱えてらっしゃった。
しかし、意志はあっても実現するのはもっと大変。
webに掲載してインパクに参加しておられるだけで、大拍手なこと。

議論を進めるうちに我々が得たのは、この方々にお手伝いいただいて一緒に問題を解決し、発展し、考える方法でした。
そうやってプランニングそのものをコラボレートでできるかもしれない。そういう結論でした。

いままでひとり、ないしはひとつのグループでとどまっていた壁を大きく開き、皆さんのご意見や希望を外でぐるぐるさせ、結果前向きな一つの具体案に収束すれば、ナニかしら得るものは見える。

何かが始まるエンジンになれればいいのです。
そして何かが始まれば一興。
ということでいまここにプロジェクトはぐるぐると始動を始めたのでございます・・・

参加パビリオン
ランドスケーププロジェクト
ランドスケープをしよう
幼いころに大好きだった池が突然なくなってしまったことが、ランドスケープを志すことになった原体験だと語るランドスケーププロジェクトの宮川さん。
水まわりを含む生態系をいかに人間の営みと調和させていくか、というランドスケープの専門家的な立場からの鋭い意見が飛び出します。

aanda
水面下の独り言
庭にあるつくばいのボウフラ予防にと軽い気持ちでメダカを飼い始めた、というaandaさん。
パソコンルームの窓から田んぼや山などを眺めつつ、メダカの声を発信しています。
そんなaandaさんから、生物よりの視点で水の生態系についていろいろ聞いていきます。
新潟の水辺を考える会
川とくらし
「新潟の水辺を考える会」といっても、なにも新潟だけでなく、日本全国の川の情報を発信しているのです。
水資源や漁業資源、水運交通など様々な役割を担っている川まわりの話題をメインに、人と水のつながり方などを提案していただきます。

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