何やら偉そうなタイトル掲げてしまいましたが、結局はパン・ホーチョンと雑談していただけです。
タイトルで期待した人、ゴメン。

ソイマンの舞台でパン・ホーチョン夫妻と会ったものの、ほとんど話もせず帰ってしまったため翌週月曜にランチでも?という話に。
2005103日、好兄弟の2人はワンチャイにある事務所、正在電影/メイキングフィルムへ押しかけました。

事務所は白を基調とした小ぎれいな内装で、壁には今まで撮った作品のポスターがキレイに貼ってあります・・・と、その先を見るとなぜか「シャイニング」のジャック・ニコルソンの顔が。
しかもこのニコルソン、パン・ホーチョンの仕事部屋のドアを開けっ放しにしてイスに座ると、ちょうどこちらを見ているような目線。今にもHere’s Johnnyと言い出しそうです。
自身のエッセイでも書いてたけど、よっぼどキューブリックが好きなんだな。
テンが酔っ払ったときにカーテンに隠れながらニコルソンの真似をするので見せたら喜んでました。
(でも、本当に似てるんだよ、これが…Byテン)


 ←こいつがずっと見ているのだ!

しばらく最近見た香港映画「長恨歌」「童夢奇縁」「神話」について互いの感想を話しましたが、maikoも監督も辛口なもので…「童夢奇縁」に至っては「こーいう歩き方してたよな?」と2回もアンディの歩き方の真似をするパン・ホーチョン。

そして、またなぜかデスクの上に中学生の頃の成績表を発見。
まず表に貼ってある証明写真に爆笑。
超痩せてるぞ。顔のサイズが今の半分くらいしかない。
しかも瓶底のような丸いメガネをかけていてオロナミンCのおじさんみたいです。

成績表を開くと
パン:ほら、ほとんど不合格だろう。しかも担任の先生のコメント見て。
評価は100点満点で50点以上が合格らしいのですが、たくさんある科目の中で合格は国語の作文「53点」だけ、あとは2030点ばっかり。
先生のコメント欄には、

一学期「遅刻多し、注意しても反省しようとしない、問題を2回おこしました」
二学期「遅刻多し、注意しても反省しようとしない、問題を3回おこしました」
三学期「遅刻多し、注意しても反省しようとしない、問題を1回おこしました」


一年間、何の成長も見られませんっ。
いいことは1つもなし。普通、どんな生徒にも1つくらい長所を書くよね…
その筆跡から、担任の先生は相当パン君を嫌っていたことがうかがえます。


maiko:最近は何をしているの?

パン
:「イザベラ」の編集作業、それから自伝書の執筆。


maiko:予告編はできたでしょ?見せてよ。あと子供の頃に撮ったっていう映画も。

ということで一足先に見せてもらいました、「イザベラ」の予告編。
いきなり音楽がとってもムーディーで、雨にぬれた窓越しにイザベラとチャップマンが並んで座っています。
イザベラはチャップマンの娘という設定なんですが、いつの間にこんな色っぽくなったんだ?
ほんでチャップマンがむちゃくちゃかっこいい!ヒゲ生やして、イザベラとベッドに横たわると、あ〜この2人はどうなってしまうんだ?とドキドキしちゃいました。
予告編だけで、かなり楽しめます!本編も超期待できますね。

パン:どうだった?

maiko
:う〜ん、なんか、今までのとは全然違う感じ。

パン:だろう!(ニコニコ)

テン:シネスイッチ銀座あたりで公開してほしいねぇ。日本のおされなOLたちに受けそう。

maiko
:ウォン・カーワイと比較されそうだけど、私はどっちかというとン・ジャンユーとええと…

パン:サンドラ・ンの?

maiko
:そうそう、「ジュリエット・イン・ラブ」に雰囲気が近いと思った。

 ←「イザベラ」で使ったスクーターでちゃっかり撮影

感想もそこそこに、次はパン・ホーチョンが14歳のときに自主制作した映画(と言えるのか?)「智勇三雄」を見せてもらいました。
この映画、最近発売された「買兇拍人」のDVDにちらっと紹介されていますが、とにかくくだらねぇ!
「買」でチョン・ダッミンの編集したビデオの頭に「コピー厳禁」が挿入されていたネタ、実はこのとき既に使われています。
銃撃戦で負傷して自らスローモーションで走るパン・ホーチョン、カメラを回しながら「男たちの挽歌」のテーマ曲「タララーラー♪ターラーラ・ラーラー♪」を歌う兄パン・ホーヨン、ドレスを着て記者を演じるママ。
ラストにはジャッキー映画ばりにNG集が挿入され、エンドロールではキャストやスタッフの名前を画用紙に書いたものが縦パンされて終了。

maiko:わぁー、(スタッフの名前)パン・ホーチョンばっかりじゃん

パン
:あと兄貴のパン・ホーヨンの名前も(笑)

maiko:これを撮るのにどれくらい時間かかったの?

パン:数週間かな。いつも週末にみんなを集めて撮ってたから。


その後、好兄弟一行は監督に連れられ近くのレストランに飲茶しに行きました。

maiko:香港に来る前に「AV」の字幕を大体つけたけど、前半のセリフがめちゃめちゃ早いよー!字数制限あるし下ネタトークだし、超大変だった。

パン:(苦笑) 中盤からは落ち着いてるでしょ。

maiko:そうだけど。しかも日本語のセリフが多かったからそれは字幕をつけなくていいしね。

パン:セリフが早くて多いと、字幕がコロコロ変わって着いていけないよね。だから今度の「イザベラ」はセリフを少なくしてる。「ビヨンド・アワ・ケン」の3分の2もないかも。もともとイザベラとチャップマンが喋ってるシーンも、セリフを消して音楽をかぶせてみた。今後はできるだけセリフを少なくすることに決めたよ。

今後はセリフを少なくするって宣言、去年も言ってたよなぁ…なのに「AV」のスタート・ダッシュは何なんだ?!
映画祭のチケットを買ってしまった人でスロー・スターターの方はご注意ください。

maiko:映画祭のゲストに、ソイマンは来てくれないの?

パン:ジム(ソイマン)みたいに多忙な人が来れるわけないだろ。

maiko:じゃ、じゃあ…ゴッチョンは?

パン
:北京で仕事が入ってるから、ムリだと思う。


そ、そんな〜ソイマンは厳しいと思ってたけど、ゴッチョンもムリなの?

maiko:ゴッチョンに会いたい!ゴッチョンが日本に来たら絶対人気でるってー。今ショーンとエディが人気でてるけど、その上をいくと思うな。っつうーか好兄弟のサイトにゴッチョン紹介してんの知ってる?

テン
:ゴッチョンが日本に来たら、うちら2人でモジモジ君の全身タイツ着て花束渡しに行くから。

↑実現したらまたもや警備員に取り押さえられそうです。(また、危険人物扱い…Byテン)

maiko:東京に来たら天宮まなみちゃんと会えるね。

パン
:実は今でも時々メールでやりとりしてる。すっごくイイ子なんだよ。

maiko:メイキングでは3回も抱きついてたよな…

パン:あのメイキング見てくれた?あれはゴッチョンが撮ったんだぜ。面白いだろ?まなみちゃんにはこの前「AV」のDVD送ったときに、代わりにまなみちゃんのビデオも送ってよと頼んだら、それ以来返事が来なくなってしまった。なんでかな?お互いの作品を交換しあうってよくない?

maiko
:たぶん嫌われたね。

パン:まなみちゃんからビデオは送ってもらえなくても自分で買って見たけどね。でも…今は彼女の作品は観たくない。

maiko:どうして?

パン:うーん、ビデオの演技と彼女の素顔はギャップがあるから。

パン:ゴッチョンと言えば「イザベラ」にも出てるよ。しかも今回は一緒に脚本も書いた。さっきの予告編にも映ってたろ?

maiko:「イザベラ」にソイマンは出てるの?

パン:もちろん出てるさ。

maiko:でも今回はコメディじゃないよね。

パン:もちろんコメディ演技はさせてないよ。いつものように彼を撮るとすごく浮いてしまうし。できるだけ遠くから目立たないように撮った。実は彼を主役にした映画も撮りたいと思ってるんだ。去年くらいから2人で話しているけど、まだまとまらない。

今回の東京国際映画祭で「AV」が上映された後は必ずブレイクするはず。
ソイマンが来日した際には成田がファンで埋め尽くされ「ソイさま〜!」と叫ぶギャルたち。
夜は好兄弟主催のファンミーティングを開催…夢は膨らむばかりです。

期待せずに気長に待ってますよ…。


この他にもいろいろ話したことはあるんですが、だんだん下ネタに偏ってきてしまい…
役に立つ広東語を教えてと言うと「我今晩唔想返家企」をテンに言わそうとするし
(ちなみに意味は「私、今夜は家に帰りたくないの…」だそうです。使えるかっての!!Byテン)
他にもっと過激な言葉を言っては「ガハハハ…!」と笑って耳まで赤くなっている始末。


結論:パン監督は単なるエロ監督です!

でも本人曰く、「男はみんなエロいもんさ。違いは口に出して言うか言わないかだ。言わない奴の方がエロい場合もある」だそうな。


 ←パン監督&好兄弟「大丈夫日記」を意識してみました


担当:maiko