《イラク市民緊急支援のお願い》

 ペルシャ湾洋上からのヒューと空をかすめるミサイルの行く手は?・・・、飛行機
の飛来とともにドカーン、ドカーンと空から間近に弾を降らせる音・・、夜空を不思
議に彩る対空放射・・、この度の戦争は戦渦の下を逃げ惑うことではなくて、人の肉
体が兵器の前にいかに無力であるかをいやおう無く思い知らされた爆撃下でした。肉
体は盾にはなり得ません。
それを振り払うかのように、「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり) アッラーフ
・アクバル・・・ラー・イラーハ・イッラッラー(アッラーの他に神は無し) ラー
・イラーハ・イラッラー」とうめくような、魂の叫びのような唱念が爆弾の下のあち
こちから上がっていました。河の恵みと、育くまれた知的財産と、石油資源の恵で、
人も羨む国のはずのイラクが、またしても何ということか!!
 世界中からHuman Shieldsが押しかけて、この米英をどうして圧倒できなかったか
と、悔やまれます。「平和の盾」が力不足だったことが悔やまれます。

 イラクの人たちは、12年前の湾岸戦争の後も経済制裁の継続で本当に地を這うよう
な生活を強いられました。戦争の時以上に人々の犠牲の数は多かったです。その傷が
癒されないまま、またもこの災難! 慰める言葉も見つかりません。
とにかく不足する医薬品を持って駆けつけてあげましょう。特にバスラにね! ただ
暴力で国を奪った者の動きも未だ読めなく、内乱状況も現地に行かないと分かりませ
ん。こんな時にこそ頼りにしたいヒラル・アハマル(赤三日月社・アラブの赤十字
社)は爆撃のあおりで行方不明。イラク保健省も機能していません。この救援を軌道
に乗せるためには、今は方法が問題です。その方法を見つけるためにジャミーラはア
ラブの人たちと組んで、先に動いてみます。それで近々現地に出かけます。

 救急物資は近隣の国での調達が一番ですから、募金をお願いします。また、この戦
争で一時中断していますが、ヒロシマ・ナガサキを体験している日本人協力の『劣化
ウラン被害者のためのプログラム』があります。この当座の緊急支援が終わった後
も、募金の性格は引き続いて劣化ウラン被害のために継続されます。どうぞ多くの方
のご理解とご協力を、切にお願い申し上げます。 
アラブイスラーム文化協会代表 ジャミーラ・高橋
        
寄付先:  郵便振替:00150−1−23356 アラブイスラーム文化協会 
      銀行振込:みずほ銀行高井戸特別出張所 
             普通口座1459131 アラブイスラーム文化協会

 

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