[JCJふらっしゅ]2004/09/18 430号より

▽墜落ヘリに微量の放射性物質  米軍が曲芸飛行ショー中止  

沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落した事故で、米軍は これ までに、同大学に対し、機体の一部にベータ線を出す放射性物質が使われていた こと を伝えたという。

 沖縄国際大学によると、米軍は「低濃度の放射性物質が機体の安全装置に使わ れて いた」と説明したが、詳細なデータについては「微量で、自然界に存在するもの と変 わらない」としただけで、放射性物質の種類も含めて明らかにしなかったという 。

 大学側は、機体の材料の全リストを米側に要求し、今後、米軍が回収した墜落 現場 付近の土壌を含め、沖縄県などとの合同調査を実施することを決めたとしている 。

 また、今回の事件で、15日に行われる予定の米空軍アクロバット飛行隊の曲 芸ショ ーが中止された。これは地元の自治体や県が「県民感情として容認できない」と 中止 の要請に対し、米軍嘉手納基地が中止したもの。  同基地によると、在日米軍司令官のトーマス・ワスコー空軍中将が幹部と協議 し、 日本政府および地元自治体の懸案を考慮して決定した。米ネバダ州ネリス空軍基 地の アクロバット飛行隊「サンダーバーズ」は、航空自衛隊創立50周年を記念して 、青 森県の三沢、茨城県の百里、静岡県の浜松の各空自基地でのショーは予定通りに 実施 されるという。

 

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