大河ドラマ案「北条五代」
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公開 2017/11/12 new 作:星野遊呆(「年表でみる戦国時代」「城郭辞典」 管理人)

 戦国時代のフロンティア、早雲から始まり、豊臣秀吉の小田原攻めにより滅亡するまでの約100年間、関東の大部分を支配下に置いて君臨した後北条家について、これまでNHKの大河ドラマになっていない、是非やってほしいという声が多い。
 筆者は神奈川在住で、5月の小田原北条祭りにも何度か出かけたことがあるし、同じ想いである。

 ドラマ化するための材料が乏しい、よくわかっていないことも多い、という問題もあるようだが、浜松の井伊家(直虎)が取り上げらげられたことを考えれば、実績や知名度の点からも遜色ないとは思う。

 北条5代のうち、戦国武将としてエピソードが多いのは初代の早雲と3代目の氏康だろう。2代目の氏綱は早雲と氏康のつなぎ役というイメージが強いものの、かなり重要な実績を残している。
 4代目の氏政は、滅亡を招いた張本人として無能のレッテルが貼られているが、その分ドラマ的には面白いと思う。

 大河ドラマといえば一人の主人公の生涯を追いかけるのが定番で、北条家の場合は早雲か氏康ということになるのであろうが、5人の当主を順番に登場させ、100年の歴史をドラマにしてはどうだろうか?
 その場合のあらすじはどんな感じになるだろうか?想像してみたい。

 1月。早雲駿河入り、姉の嫁ぎ先今川家への介入、興国寺城主就任、氏綱誕生、伊豆討ち入り、韮山城入城

 2月。四公六民の税制改革、小田原城奪取、関東平定を決意、孫氏康誕生、扇谷上杉家との同盟破棄、三浦家との敵対、玉縄城築城

 3月。三浦家滅亡、早雲の死、氏綱家督、北条への改姓、江戸城攻め

 4月。里見家来襲、今川家との敵対、武田と今川の同盟、東駿出兵、国府台合戦

 5月。氏綱の死、氏康家督、氏政誕生、東駿からの撤退、河越城での苦戦、河越夜戦での大勝

 6月。養子政策と武蔵平定、税制改革、関東管領上杉憲政の越後逃亡、古河公方足利義氏の擁立、長尾景虎登場

 7月。今川・武田との三国同盟と政略結婚、房総出兵、三浦三崎の敗戦、常陸出兵、氏康隠居、氏政家督

 8月。今川義元の死(桶狭間の戦)、武田信玄の駿河侵攻、長尾景虎(上杉謙信)の小田原攻め、氏直誕生、国府台合戦の勝利、徳川との同盟と武田を挟撃

 9月。上杉謙信との同盟、黄梅院の離縁と武田との決別、武田信玄の小田原攻め、三増峠の戦、氏康の死

 10月。上杉との同盟破棄と武田との同盟、信玄の死、謙信の死、御館の乱と弟景虎への援軍、勝頼の裏切りと同盟の破棄

 11月。氏政隠居、氏直家督、信長の死、神流川の戦、天正壬午の乱、240万石の太守

 12月。豊臣秀吉への反抗、小田原攻め始まる、小田原評定、石垣山一夜城、開城と滅亡

 どうであろうか?ジェットコースター並みの展開にはなろうが、政略結婚による姫たちの悲哀も描かれることになるだろうし、充分大河ドラマになり得ると思う。

 脇を固める主な人物としては、今川氏親、足利茶々丸、上杉定正、上杉顕定、大森藤頼、三浦道寸、上杉朝興、里見義堯、太田資頼、武田信玄、今川義元、足利義明、上杉朝定、上杉憲政、足利晴氏、足利義氏、上杉謙信、里見義弘、武田勝頼、織田信長、徳川家康、滝川一益、真田昌幸、伊達政宗、豊臣秀吉、利休などだろうか。

 家中の人物も、北条幻庵、北条氏照、北条氏邦、黄梅院、上杉景虎、桂林院、松田憲秀、板部岡江雪斎、大道寺政繁などと豊富。

(終)

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