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さて、前回から始まったワタリドリ君が贈る「Poeme」のコーナーです。
今回は弓スカの詩でございます。
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「構えた弓の先には・・・」
自分でもわかってた
物凄い臆病者だって事
だから戦争なんて行きたくなかった
なのに国の為だからって無理やり連れてこられた
傷つくのは怖かったけど
もしかしたらこんな僕でも英雄になれるかもしれない
そう思ったら すごくわくわくしていた
現実はそんなに甘いものじゃなかった
轟く怒号 響く悲鳴
辿り着いたその場所で 一歩も動けずにいた
そのままで過ごせる訳もなく 弓を渡され前線へと向わされた
弓なんて使ったこともないのにこれで人を殺すなんて・・・
でもやらなきゃ殺されると言われてしょうがなく弓をひいた
誰を狙うわけでもなく 自分に向ってくる敵に打ち続けた
前になんか出れるわけがない 怪我なんてしたら大変じゃないか
それに弓しか持ってないんだから 近寄られたら殺されてしまう
それでもやはり敵は進んできてしまう
適当に打ってる弓なんかで 止まるわけもなかった
眼前に迫る敵の剣と鋭い殺気に晒されて体が動かない
もうだめだと思った
でもこれでようやく開放されると思うと なぜか安心した
いつまでたっても安らぎは訪れなかった
誰かの声が聞こえる
助けに来てくれたんだ
前線の遥か後方から目標もなく ただ自分に迫る敵にだけ弓をひいていた
そんな自分を味方は助けに来てくれたんだ