手塚治虫先生と(1970年8月8日・山形市七日町にて)


 現在もホームページやコミック本刊行等で活動している古参漫画同人です。
漫画同人ホップのラインナップ


『漫画同人ホップ』の発足は、怪獣ブームのまっただ中の1966(昭和41)年4月にさかのぼります。
山形県は中山町の中学時代に、同級生だったたかはしよしひで(下左)と、原田善次(下右)の二人が中心となり、漫画と怪獣の好きな同人『SFプロダクション』として発足させました。
同時に、すぐにガリ版刷りの同人誌『SFクラブ』を、全く手探りの状態から創刊したのであります。
もっとも、この時二人はまだ同人、あるいは漫画研究会という言葉を、まったく知りませんでした。
ほどなくして、同学年の石川修明、秋葉重幸が参加し、各人がそれぞれ担当を持つ分業制を採用いたします。
そして、天体観測の『中山天文同好会』の仲間だった浦山亮一、安藤晴夫らも、写真特撮などで、参加してきました。


『SFクラブ』創刊号
たかはしよしひで 原田善次
石川修明 秋葉重幸
※1966年『ウルトラQ』〜『ウルトラマン』『マグマ大使』など放映の年で、お茶の間に怪獣がやってきました。
空前の怪獣ブームの到来となった、エポックメーキングな年でした。
この年、怪獣の洗礼を受けたたかはしは、以来今日まで「怪獣バカ」となってしまいました。
『ゴジラアイランド』バンザーイ!!
※ガリ版刷り孔版ともいいます。
ロウを塗った油紙のようなモノを、ヤスリ板のようなモノに置いて、鉄筆を使い、文字や絵(!)を描きます。
それを、手刷り用の機械に張り込み、印刷インキでローラーを使って紙(主にわらばん紙)に、刷り込むもの。
ガリ版用の独特の書体(文字)もありました。
中学の担任でした村山欽一先生はそのガリ版文字がとても上手で、いつも参考にさせていただいておりました。
初期の同人は、ほとんどがこの方法で、刷り色を変えて、多色刷りに挑む強者もいました。
たかはし宅にはこのガリ版刷り機(器?)が、物置の奥深くにまだ現存しております。

1970年ぐらこん山形結成(中央が井上はじめ支部長)

水谷しゅん かんのまさひこ
コンタ・ゆうじ ただひろし
ごとう和 村上彰司
井上はじめ
石川正利
2011年10月6日逝去
石川ゴエ 西原雅夫
1966年に発足して間もなく、少年雑誌『ぼくら』に会員募集の記事が掲載されました。
それを見た当時大阪の小学生だった水谷しゅんが参加。
以後、中尾弘、水野重康をはじめ、かんのまさひこ、コンタ・ゆうじ、ただひろしら多数が参加。
現在漫画家として活躍中の『エンジェル日誌』のごとう和も、そこにおりました。
同時に、酒田市で精力的に活動していた村上彰司、佐藤健一、米沢市から井上はじめ、よしだりゅういち、高畠町から戸田寿一、南陽市から石川正利、ゴエ兄弟、佐藤富雄、長井市から青木文雄らとの交流も始まり、県内漫画同人の活動の最も盛んな時期となります。


1970年、村上彰司、井上はじめらが企画して当時では画期的な『第二回山形まんが展』を、米沢市で開催する事が出来ました。
そこで、手塚治虫先生が主宰する『COM』の全国同人組織『ぐらこん』の山形支部(支部長・井上はじめ)が発足しました。
全国的にも会員数が増え、積極的な活動で実績を上げましたが、『COM』の廃刊等もあって、井上はじめらの努力もむなしく自然解散となりました。

1972年、誇り高き野良犬となった井上はじめと石川正利は、『漫画同人ボボ』を立ち上げ、『作品集ボボ』を発行しました。
そこから、山形の漫画同人の活動が再び活性化します。
『漫画同人ホップ』は、1974年に発行した『作品集ホップ』46〜47号の後、活動を休止していました。

1992年に、復刻を兼ねまして『作品集ホップ』48〜49号を発行して、復刊しました。

1995年に、たかはしよしひで、ただひろし、コンタ・ゆうじの三名が、仙台市の耳鼻科医三好彰先生の指導のもと、スギ花粉症をテーマとした耳鼻科コミック『花子さんの場合』を執筆、刊行いたしました。
以後、この『耳鼻科コミック』のシリーズは、西原雅夫を作画監督に迎えて、2007年2月には全10冊セットで刊行されました。

1996年には、『作品集ホップ』はリニューアルして、漫画、アニメ、映画のマルチな同人誌『ホップラカス』として、復刊しました。

2000年、『ホップラカス』を現在のホームページ形式に移行しました。
さらに、CGアートの小田修紀も参加して、彩りを加えました。

そして、またまた2010年には、たかはしが本の形式にこだわり、同人誌『ホップラカス』を通巻70号より復刊しました。
ふろくとして、CDやDVDも付けられるようになりました。
2011年で通巻72号を発刊。
現在も不定期ながら発行を続けております。

敬称略させていただきました
また、掲載写真は紹介年当時のものを使用しております
なお、活動状況は随時更新されます。

※ごとう和山形県河北町谷地(大ヒット曲「孫」の発祥地)出身の漫画家で、『エンジェル日誌』(30巻発行・雑誌『BE.LOVE』(講談社刊)に連載中)を執筆中されております。
『エンジェル日誌』雑誌『BE.LOVE(講談社刊)』に連載中の漫画です。産婦人科の看護婦なつみが出会う様々な患者さんとの触れ合いと、それぞれの家族模様が暖かく描かれています。
※万国博覧会開催の年「はじめちゃんの東京騒動記」の舞台の年。
※第二回山形まんが展1970年に開催され、反響を呼びました。貴重な生原稿を食い入るようにして、見ていました。
※COM手塚治虫先生が社長だった頃の虫プロ商事から出版されていた、まんがエリートのための専門誌。詳しくは、『はじめちゃんの東京騒動記』をご覧下さい。
※漫画同人ボボ石川正利と井上はじめが立ち上げた漫画同人。青焼きコピー誌を発行して、全国にその勢力を伸ばしていました。
※耳鼻科コミック「わかりやすい医学書」を、コンセプトにして、1995年から執筆・創刊されている異色の医学コミック。現在の『漫画同人ホップ』の主な活動です。5冊刊行されております。

第二回山形まんが展
COM
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