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ティータイム に  
vol. 15 (2005年5月19日号)
                                          
            

    メンバーによる、おしゃべりの部屋です。
  講師やメンバーの好きな本、オススメのモノの紹介など、子どもの本にまつわること、ないこと、
なんでもあり。  
毎月更新!
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   5月  イギリスの家庭で作る料理  
     〜 5月テキスト『ガールズインラブ』から 
                     マグダのママの料理 〜
                         

     

 さわやかな初夏!
 木々のみどりも少しずつ濃さを増しています。
 そんな今、庭ではいちごが初夏の光のなかで、つやつやした実を
 つけています。
 6月になると、ジューンベリーやラズべりーも赤く色づいてきます。

 まさに、初夏は赤!
 そこで、マグダのママが作ったお料理から、赤いものを選んで
 みました。


            <ポーチドサーモン>

材料: さけ4きれ
     水2C  白ワイン1C レモン1個  たまねぎ1/2個 
     ベイリーフ2枚  黒コショウ8粒 塩少々
    
     ソース: ヨーグルト 粒マスタード レモン汁 塩

作り方:
     1.さけは軽く塩をふる。
     2.さけ以外の材料を鍋に入れ、弱火で15分くらい煮る。
     3.さけを加えて、12〜15分静かに火を通す。
     4.暖かいまま、あるいは冷やして、ソースを添える。


             <にんじんサラダ>

作り方:にんじんはピーラーなどでうすく切る。
     酢、サラダオイル、塩、はちみつで好みのドレッシングを
     作り にんじんにからめる。 
     (一晩くらいおくと、味がなじんでおいしい)


         <ヴィクトリア・サンドウィッチ>

材料: 
バター150g グラニュー糖150g 卵3個 薄力粉150g
      ベーキングパウダー小2  牛乳50cc
      ラズベリージャム大3〜5 粉砂糖

作り方:
     1.バターと砂糖をよく泡立てる。
     2.卵を加えてよく混ぜ、小麦粉とベーキングパウダーを
      ふるったものを加えてさっくり混ぜ、牛乳を加えてなめら
      かな生地にする。
     3.ケーキ型(18センチ)に流しいれて、180度で30分
      くらい焼く。
     4. ケーキが冷めたら、2枚に切りジャムをぬってもう一枚を
      重ねる。
      表面に粉砂糖をふる

                               【料理制作と文 T.】                           
           食いしんぼうレポート

        〜
今月のメニューは何にしましょう?〜

4月のテキスト 『ガールス イン ラブ』 ジャクリーン・ウィルソン 作
                       尾高 薫  訳 理論社 (2002年7月)
 は、
イギリスの13歳の女の子が主人公です。

いかにも今の女の子らしい表し方でマイ・ベストを選んだ 「エリーの
なんでもリスト」が10個、イラスト付きで入っていて、面白いアクセント
になっています。
その中の「パーティーあれこれ トップ9」には、小さい頃に亡くなった
おかあさんがしてくれた「レインボー・パーティー」の思い出が書かれ
てありました。
赤いイチゴとオレンジジュースと黄色いバナナとグリーンのゼリー
などなど、七色の構成です。
そのカラフルさを下地に、初夏のテーマカラーとして”赤を”選びました。

赤いラズベリージャムが豪華なヴィクトリア・サンドウィッチは、
ヴィクトリア女王の好んだもの。

親友のマグダのお誕生日に、”いちばん新しくて、アブナイおしゃれな
クラブ”へ でかけるのですが、行く前にマグダのママが作ってくれた
誕生日祝いのご馳走の中から、
イギリス本来の料理として ”ポーチドサーモン”を。

そのクラブで”ウォッカのクランベリージュース”を注文するのですが
断られウォッカ抜きのジュースを飲むというシーンから、
赤いクランベリージュースを買い求め、イギリスでビールを飲むとき
に一般に使われている中ほどが膨れたコップに入れてみました。

オレンジと白色の紙は、イギリスの列車の切符。カードになっていて、
改札は車内でするのだそうです。

                          【撮影と文 有栖】


 
      ノンちゃんのブック・スタート   その1
ノンちゃんはもうすぐ5ヶ月。
会うひとみんなに、「よう肥えて・・・」って言われるほっぺ子ちゃんの
女の子です。

ノンちゃんのブック・スタートは、思いがけない早さで始まりました。
2ヶ月を過ぎた頃、ママが図書館でブルーナの
『にこにこあっぷっぷ』
を借りてきたのです。
手を動かすぐらいしかできないノンちゃんがすこしでも喜べば、
と思ったようですが、
しばらくして
「ノンちゃん、あかいぶたさんが好きみたい」 
 えっ?

またしばらくして
 「ノンちゃん、みどりも好きみたい」 
 ええっ?

そんなはずないわと思ったけれど、たしかに興味をひくもの、ひか
ないものがあるようで、茶色の犬にはなんの関心も示さないのです。
あかいぶたさんは、きっと親近感があるのでしょう、話しかけたりも
していました。
考えてみれば、メリー・ゴーランドもそんな色合いです。
ママがやさしい声で話しかけながら見せてくれる絵本は、結構上等
なおもちゃなのかもしれません。

3ヶ月近くになると、ましませつこさんの『あがりめさがりめ』の色の
きれいなページや、「げんこつやまのたぬきさん」をしっかり見るよう
になり、4ヶ月では、ぐずってママに抱かれている時にとなりで
『ぶたのうたこさん』
を読んであげると、ちょっと気分が変わるらし
くおとなしく見ていました。
そのうちに機嫌が悪いことを思い出すのですが、2回くりかえす間
ぐらいは大丈夫でした。

今は、色合いがシンプルなブルーナ作品より、いろいろな色のあふ
れる『はらぺこあおむし』の方が好きなようです。

寝返りができるようになり、ノンちゃん自身の世界がこれから広がっ
て行くことになりますが、本とのふれあいの方もカラフルにスタート
したようです。


『にこにこあっぷっぷ』
(げんきしかけえほん 15 ブルーナのさわってあそべるあかちゃん絵本1)
 
ディック・ブルーナ 講談社  2003年

『あがりめさがりめ』 ましませつこ  こぐま社  1994年

『ぶたのうたこさん』 ディック・ブルーナ まつおか きょうこ訳 
福音館書店 1991年

『はらぺこあおむし』 エリック・カール  もり ひさし訳 偕成社 1976年

                                 【
おきらく】

Monthly Colum     5月19日  
 海鳥と砂浜のおしゃべりで、前月の読書会の様子をちょこっと報告し、また、参考資料などもあればお知らせしていくつもりの、まったりしたコーナーです。

 3月のテキストは マンガ
  『はみだしっ子』
      三原順 作   白泉社  
(日本)
    
     4月のテキストは
      『ガールス イン ラブ』     Girls in Love
        ジャクリーン・ウィルソン 作  Jacqueline Wilson 
        尾高薫 訳 理論社 (2002年7月)
(イギリス) でした


 3月 『はみだしっ子』

砂浜 「1975年から81年まで、白泉社『花とゆめ』に連載されたもの。
    昔、このマンガと出会い、今でも大切にしている人たちと、
    今回初めて出会い、読み切るのに困難を感じた人たちがいました。」

海鳥 「セリフが多く、馴染みにくい絵柄、深刻な内容。
    今初めてこの年齢で読み通すには、エネルギー、時間、視力が
    不足していると感じた。」

砂浜 「現在では当たり前になっていますが、心に深い傷を負った子ども
    像は、当時、日本の子どもの本にはありませんでした。
    そんな時代に現れたこのマンガは、たいへん新鮮で、胸を打つ
    ものでした。

     出会いは大人になってからだが、わからないまま押し込めていた
    苦しい子ども時代を、このマンガを読むことで客観的に見つめる
    ことができ、少しずつ開放されていった。

     子どもの頃に読み、葛藤、絶望する主人公と自分の気持ちが
     ぴったり合い、のめりこんだ。」


  その他 著作のうち コミック化されたもの
  『 ビリーの森ジョディの樹 』 『Sons ムーン・ライティング・シリーズ』
  『三原順傑作選』 『ルーとソロモン』 『X Day』
  『ムーン・ライティング』  以上白泉社刊   など。


   4月 『ガールズ イン ラブ』

砂浜 「安心して読める本でしたね。子どもの感覚がまっとうですし。」

海鳥 「中学生の頃の恋心を思い出したという人も。
    恋愛、家族、友情、スタイルのことなど、思春期の女の子が共通
    して持っている悩み。
    セックス、ドラッグの問題も入っていて、身近で等身大に描かれ
    ている。」

砂浜 「ひとつひとつの問題に深く入るというより、側面から状況を描いて
    物語をふくらませているんですね。」

海鳥 「深刻なものを深刻ぶらずに、ユーモアをもって描ける作家。」

砂浜 「本を読むことで、一人でもドラッグやセックスの怖さに気づいて
    くれる子がいればいいですね。」

  アメリカ版の表紙に3人の女の子の写真が載っています。とても
  おとなっぽくて驚きました。HPなどでさがしてみてください。


   他に翻訳されたもの
  同じシリーズ: 『ガールズアンダープレッシャー』
  『ガールズアウトレイト』 『ガールズインティアーズ』 

  『ヴィッキー.・エンジェル』理論社  『ダストビン・ベイビー』偕成社
  『タトゥーママ』偕成社   『ミッドナイト』理論社
  『わたしのねこメイベル』小峰書店  『 マイ・ベスト・フレンド』偕成社
  『ふたごのルビーとガーネット』偕成社 
  『おとぎばなしはだいきらい』偕成社
  『バイバイわたしのおうち』偕成社 
  『みそっかすなんていわせない』偕成社    など。

   本にでてきたイギリスの料理を作ってみました。 見てくださいね。


次回、5月のテキストは 

 『水の子』  キングスレイ作 阿部知二訳 岩波書店 です。
      
  では、また

     更新はまだしばらく不定期です。隔月ペースで行う予定
     にしていますので、その頃またのぞいてみてください。
         
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