音楽・芸能日記(Music and Entertainment Diary)

自分の曲や、お勧めの音楽、芸能の話題などを。ときどき更新します。

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2004.02.08(日) 

音楽・芸能日記のBLOG化
 最近出歩くことが多いし、今後仕事が忙しくなりそうなので、携帯からもチェック・更新できるように、BLOGを試してみることにしました。
 BLOGはWEBLOG(WEB日記)の略。しかもただの日記ではなくて、他にもいろいろ機能あり。イチバンは、気になる記事であればツッコミ(コメント)を入れることも可、ということでしょうか。
 何かあったら、ぜひツッコミを入れてみて下さい。というわけで、BLOG版はこちらから
(携帯からは、 http://honeywar-music.seesaa.net/ )

2004.02.05(木) 

「別れの曲」のシンクロニシティ
 職場で、誰かの携帯が鳴った。ショパンさんの「仔犬のワルツ」だった。それで ふと、同じショパンさんの「別れの曲」を思い出した。
 うん、これいい曲だよな〜と思いながら、しばらく仕事をしている振りをしなが ら、頭の中で鳴らしていた。
 仕事帰り、何かお惣菜を買って帰ろうと駅前のスーパーに立ち寄った。買い物を していると、店内にオルゴールの音色でBGMが響き渡った。「別れの曲」だ....。今日もあったよ、シンクロニシティ
 それにしてもいい曲だよな、本当に。ショパンさんといえば、繊細で技巧的なメロディーが特徴だと思うんだけど、この曲はちょとショパンさんらしからぬシンプルなメロディーの盛り上がりが絶品。たぶん、「Fantasy」を作ったときのWhite兄弟&バリオさんや、「ガンダーラ」を作ったときのタケカワユキヒデさんと同様、神様の声が聞こえていたんだろう。

例によって、週末は妻の実家に行くので、金・土の更新はお休みします。

2004.02.04(水) 

シンクロニシティ
 V6の年長組・トニセンが、日本テレビの「速報!歌の大辞テン!!」にゲスト出演するというので、妻がビデオ予約をしてから実家に帰った。僕はちょうど、番組が終ってしばらく後に帰宅した。巻き戻して見てみた。

 現在の歌のランキングベスト10と、過去のある時点のベスト10を対比しながら放送するこの番組。テレビをあまり見ない我が家にとって、現在のヒットチューンに触れることができる貴重なプログラムだ。

 今週の過去ランキングは「平成2年」。見てみたんだけど、う〜ん、低調だなぁ。近藤真彦さんの「アンダルシアに憧れて」が18位に入っていて、「ああ、本当にこの曲、あったんだ」と思ったくらい。(当時も、あまり歌を聴いていない時期なので、この曲の存在をしらなかった)。現在のランキングでは、平原綾香さんの「Jupiter」という歌がちょっと気になった。声域の広さが話題になっているようだけど、曲自体が結構よさそうな気がした(関係ないが、編曲者の名前が坂本昌さん。V6の坂本クンにとても似ていた(^^;)。

 それはともかく、今日の本題は「シンクロニシティ」だ。「偶然性」などと訳される。自分がイメージしたとおりのことが、偶然現実になったりするような現象。僕の場合、ふと思い出した昔の歌なんかが、後で街で流れていたりすることがよくある。

 今朝見た夢に、菊川怜さんが出てきた。テレビで昔の思い出を語り、その再現フィルムが流れる。妙に鮮明な夢で、ディテールまではっきり思い出せるんだけど、まぁ全部は書かない。それに、会社で突然、工藤静香さんの昔の歌を思い出した。「いーの いーの いーのぉ〜」という歌。10数年ぶりに思い出す歌だ。タイトルも知らない。唐突だけど、そんなことは僕の場合よくあるので、特に気にしていなかった。

 「速報!歌の大辞テン!!」のゲストに菊川怜さんが出ていた。それはまぁ普通なんだけど、平成2年のランキング2位に、「ちょっと待ってよ ね〜え〜....いーの いーの いーのぉ〜」、つまり「くちびるから媚薬」が入っていた。はぁ、こういうタイトルだったんだ。

 いや、単なる偶然なんで、大した話じゃないです。すみません。

 あ、そおいえば、トニセンはゲストで出ていたけれど、そんなにおもしろいことはなかったです(笑)。やっぱり、歌って踊らないとね。

2004.02.03(火) 

トニセンのベストアルバム
 実家に帰っている妻から、予約していたトニセンのベストアルバムを忘れないようにとりにいくよう言われていた。と、当の妻が昨日から急に一時帰宅することになったので、自分でとってきたようだ。
 「Replay - Best of 20th Century -」。V6の年長組・トニセン。デビュー時には、下の三人の介添え役的な位置づけだったようだが、BEST盤を出せるまでになったのは、手抜きなしでやってきた本人達の努力の賜物だろう。おめでとう!
 曲のバリエーションは、アイドル歌謡からRAPからちょっと怪しゲなポップロックなどなどと非常に豊富。特にDISK2、ちょっとぶっとんだアイドル歌謡「Stranger than Paradise」、トニセンというグループの怪しい雰囲気を非常によく表している「季節」、昔の日本テレビのドラマ主題歌(「俺たちは天使だ!」「探偵物語」)といった風情の「screaming」、と畳み掛けてくるところがとてもよかった。

2004.02.01(日) 

Can do! Can go!
 夫婦して大好きなV6の歌に、「Can do! Can go!」という曲がある。シングル曲ではないけど、既にジャニーズでは伝統曲になっていて、よくジュニアのみなさんも歌っているから、V6版じゃなくても聴いたことがある方もいらっしゃるかも。
 バリバリのアイドル歌謡だけど、ちょっと切なげなメロディーと、迷いながらも前に進もうと言う歌詞が絶妙にマッチした歌。いや〜、好きっす。歌詞に「今の僕等の年令が/あの頃は 大人に見えた/だけど 大してなにも/変わっちゃいないよね」というフレーズがあって、これって、何歳になっても事情は変わらないんですよ。
 週末、妻の実家に行っているとき、妻がネットで知り合った方からご好意でいただいた、昔のV6のビデオを見ることができた。現在、テレビでV6のレギュラー番組と言えば、彼らの魅力が必ずしも生きてこないバラエティー番組だけなんだけど、デビュー2〜3年目くらいには歌と踊り中心の番組を持っていたらしい。技術者集団としてのV6の魅力全開! 特にこの「Can do! Can go!」はきびきびしたダンスがすばらしい、圧倒的なパフォーマンスだった。ビデオを下さった方に感謝いたします。ありがとうございました!

2004.01.29(木) 

トニセン月間
 実家に帰省している妻から、V6の年長組・トニセンが出演する番組の録画を頼まれた。アニメ「キャプテン・ハーロック」のテーマソングで、以前からコンサートでは歌っている「ちぎれた翼」のプロモーションビデオやテレビライブなど。来月ベストアルバムが発売されるのに合わせて、これからマスコミへの露出が多くなるらしく、ファンの間では「トニセン月間」として盛り上がっているらしい。
 がんばれ! だけど、忙しくて、僕自身はなかなか見ることはできそうにないな。とりあえず、妻が予約している、来月発売のアルバムは、是が非でも手に入れるように言われている(^^;
 このビデオを持って、妻の実家に向うので、例によって、金・土は更新をお休みします。

2004.01.28(水)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート470位↓、World Fusionチャート38位→。(SoundClickサイト)

信濃の国
 お約束していた話題。長野県歌「信濃の国」。
 無伴奏でも映える、明朗なメロディー。歌詞の乗りがよく、歯切れのよいリズム。特に一番・二番の歌詞など、ほほえましい「お国自慢」。メロディーとの相乗効果で、歌う人に自然に「県民意識を高めさせる」効果があると思う。言わば「アジテーションソング」。政治的な効果に非常に優れた傑作だ。

 一番に「松本・伊那・佐久・善光寺 四つの平らは肥沃の地」という歌詞がでてくる。地名は、長野県の西・南・東・北の代表的な盆地(平ら)。「肥沃の地」....というのは少々無理があって、技術が進んだ現代でこそ農業もできるけれど、そうそう豊かな土地ではない。その上で、「海はないけれど物資は豊富で、足りないものなんかないぞ」と続く歌詞が、ほほえましい。
 以前も書いたけれど、多少の無理は承知の上で、自分の住む土地に愛着をあらわす、というのは平和に生きる基本だと思う。われもわれもと、誰もが住みよい土地、豊かな土地に集まってくれば、世の中争いが絶えないはずだ。もっとも、三番以降になると、お国自慢にも少々無理が出すぎてくる感があるんだけど(^^;

 もう一つのポイントは、一番に出てくる4つの盆地の名によって、県内の東西南北を平等に誉めていること。二番でも、県を南北に流れる4つの代表的な河川の名前を挙げて、平等に褒め称えている。「政治的」というのはまさにこの点。こうすることで、もともといくつもの峠で分断された10数藩の寄せ集めに過ぎなかった県民を、一つにまとめる効果がある。県内の二大市・長野と松本というのは昔から対抗意識が強く、もめごとも多かったらしい。昭和23年には、本当に分県運動にまで発展したらしいが、このとき長野県議の傍聴席から自然発生的に「信濃の国」が歌いだされて、争いが自然に調停されてしまったというようなこともあったそうだ。

 というわけで、なかなか興味深い政治歌。歌詞の参照とメロディーの試聴はこちらからできるので、興味のある方は覗いてみてください。

2004.01.27(火)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート436位↑、World Fusionチャート38位↑。(SoundClickサイト)

休業
 11時残業でピ〜ンチ(@_@;;。お休みします....

2004.01.26(月) 

自分の歌の聴かれ具合
 んん〜、「信濃の国」について書くと予告したのはいいけど、月曜から10時残業で疲れきってしまった....(@_@; 明日にします....。
 ところで、毎日できるだけ各MP3配信サイトをチェックしているのですが、最近の自分の歌の聴かれ具合としては、「捨て去れるならすべて捨てよう」が、NEXTMUSICサイトでよく聴いていただけているようです。こちらではジャンル・リコメンド(gマーク)にも選ばれているし、大変ありがたいです。
 それから、「星を祭る漂流者」が musique サイトで、よく聴いていただけているようです。こちらも大変感謝しています。

2004.01.25(日) 

長野県人なら誰でも歌える歌
 みなさんがお住まいの県に「県歌」はあるでしょうか。そして歌うことができるでしょうか。
 ご存知の方も多いかもしれませんが、長野県には「信濃の国」という県歌があります。そして、それこそ子供からお年寄りまで、長野県出身者なら誰でも歌うことができるのです。小学校では必ず習うし、長野県人の集まりでは、会の始めか終りに、必ずこの歌の斉唱が入るのが通例になっているのです。僕は小学校まで長野県で暮らしたので、当然歌うことができます。
 妻の両親は長野県出身。しかし妻自身は、長野県で暮らしたことがないので、この歌になじみがありません。週末、僕が妻の実家に「通い婚」している間、テレビで、長野の企業経営者が作っている男声合唱団が「信濃の国」を歌うというドキュメンタリー番組があり、妻は初めてこの歌をまともに聴きました。
 「県歌」があり、それを誰もが歌うことができる。これは、他県出身のみなさんからは、とても異様に見えるらしいのですが。
 明日、この続き、「信濃の国」そのものについてもう少し書いて見ようと思います。

2004.01.22(木) 

M.KAMINOさんのエスプリ
 留守の間、掲示板に画像つきの長大な広告を載せられていた。ったく、ちょっと目を放した隙にこれだ。さっそく削除。

 でも、うれしい訪問者も。M.KAMINOさんという方が、僕の「悲しみは今夜で」を聴いてくださったらしい。どれどれ、こちらからもご訪問しよう。

 トップページに絶句。何でも、以前はバックが黒だったそうなのだが、みんなに「怪しい」と言われるので、プリティーな感じにしようとピンク色にしたら、ますます怪しくなってしまった、と。ああ、このセンス! 大好きだ(笑)。プロフィールも読ませていただいたが、このノリも大好きだ。

 それはM.KAMINOのヒトデ型実験室というサイト。ヒトデの触手に見立てた各実験室で、さまざまな企画を発表していく、という趣旨らしい。さっそく、気になる「アルバム紹介」のコーナーへgo! 一通り試聴させていただいた....

 いや〜、こりゃユニーク! 特に「宇宙意識の気まぐれ」はとてもいい。最初、歌詞のメロディーへの載せ方が昔のフォーク(吉田拓郎さんとか)っぽいのかな、と思っていたら、フォークとは真逆の「生活感まったくなし!」の奇妙な歌詞に釘付け。肉体が退化し、精神世界に生きる新人類が、既に滅びてしまった旧人類(現代の我々人類)を懐古する、という内容。奇妙な歌詞なんだけど、微妙なコード進行との相乗効果で、何とも言えないノスタルジックな雰囲気をかもし出す。キメの「この感傷は宇宙意識の気まぐれ」という言葉はとても好き。こんなに奇妙な内容なのに、最後にはこちらまで感傷的な気分にさせられている。

 全体は試聴できないけど、「飛鳥山の夜はふけて」もいい。ブラス、ストリングス、ピチカートなどのチープなシンセ音....でも絶妙なバランスで、奥行きを感じさせるアレンジ。に、してもこのアジアンテイストは一体....飛鳥山って、東京の飛鳥山っしょ? まぁ飛鳥山って行ったことないから、もしかしたら本当にこういうところなのかもしれないけど。(どうだか)

 なんか、全体的に「エスプリ」を感じさせる芸風だ。タダモノじゃないと見たぞ、M.KAMINOさん。あ、とは言っても、「エスプリ」ってなんだかよく知らないんだけど。とにかくそんな感じ(笑)。

 さてさて、明日は仕事の後、妻の実家に直行するので、明日・あさっての更新はお休みします。

2004.01.21(水) 

明日も休みと言ったまま
 先週末から、長野県の、妻の実家に行っていました。「明日も、都合によりお休みします」と言ったまま、中4日が過ぎてしまいました。すみません。
 さて、今後もしばらく、週末には妻の実家に通う「通い婚」生活(笑)を続けることにしました。とりあえず、作りかけの日本エスノを1曲は完成させるとして、その後は当面、新しい曲は発表できないと思います。
 楽しみにされている皆様、申し訳ありません。そういう奇特な方がいらっしゃれば、の話ですが(笑)。

2004.01.16(金)  「Frost on the Milky Way(Instrumental)(天の川の霜 白きを見れば(インストルメンタル))」:Worldチャート344位↑、World Fusionチャート35位↑。(SoundClickサイト)

物語歌 [バラッド] について・2
 ちょっとバタバタしていて、昨日は更新をサボってしまいました。明日17日も、都合によりお休みします。

 さて、おとといの続き。

 世界的に最も有名な物語歌、といえば、たぶんゲーテさん作詩・シューベルトさん作曲の「魔王」だろう。高熱に苦しむ我が子を連れて医者の元に急ぐ父親。熱にうなされる息子は、そこかしこに魔王の姿を見、魔王の優しく甘美な声を聴く。医者の元にたどり着いたとき、既に子供は息絶えていた、という内容。子供は本当に魔王を見ていたのか、高熱ゆえの幻想だったのかがわからないのがミソ。定まったメロディーを繰り返すことなく、詩に合わせて自由に展開する曲がドラマティックな傑作だ。

 ビートルズにも何曲かある。家出少女の歌「She's leaving home」、西部劇的な「Rocky Raccoon」、殺人事件ミステリー「Maxwell's silver hammer」、そのものズバリ「The ballad of John and Yoko」など。ただ、どれも傑作とは言えないだろう。「She's leaving home」の美しさは絶品だけど、ストーリーの盛り上がりには欠けるんじゃないかな。

 日本で言えば、一番有名なのは、北原白秋さん作詩、山田耕筰さん作曲の「待ちぼうけ」だろうか。中国の「韓非子」をベースにした教訓話。ただ、「昔の政策を現代に当てはめようとしてもうまくいくはずがない」と、儒教を批判したオリジナルと比べて、北原白秋さんの詩は牧歌的すぎて迫力に欠けると思う。詩の第一番部分のアクセントに合わせた山田耕筰さんのメロディーもちょっと不自然で、盛り上がりに欠けるかな。そういえば、「春の小川」を批判した団伊玖麿さんは、エッセーでこの曲を絶賛していた。僕とは趣味が合わないのかな....(^^;

 個人的に、日本の物語歌で最も好きなのは、吉田旺さん作詞、中村泰士さん作曲で、ちあきなおみさんが歌った1972年のレコード大賞曲「喝采」だ。故郷の恋人を振り切るように上京し、成功した歌手。3年後、恋人は死に、しかし歌手は今日も恋の歌を歌い続ける。中間部では盛り上がるけど、全体的に淡淡としたメロディーが印象的な傑作だと思う。

 話は「アンダルシアに憧れて」に戻る。物語歌の2大傑作(僕的に、ね。(^^;))である「魔王」とも「喝采」とも、かなり異なるアプローチ。異様に単調なメロディーを繰り返しながら、結果的にここまで盛り上げるこの歌は、やっぱりおもしろい。

 ちょっと刺激を受けたので、そのうちに Honeywar としても物語歌を作ってみようと思っています。

2004.01.15(木)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート474位↑、World Fusionチャート42位↑。(SoundClickサイト)

(休業)

2004.01.14(水) 

物語歌 [バラッド] について
 いまだ興奮冷めやらぬ「アンダルシアに憧れて」。ジャニーズのカウントダウンコンサートを見たのは大晦日の夜、正確に言えば元旦の早朝だから、もう2週間になるんだけど。我が家では今でもジャニーズのみなさんのパフォーマンスや、この奇妙な魅力を持つ楽曲に話題がのぼる。

 辞書で調べたら、ballad [バラッド] と ballade [バラード] というよく似た二つの言葉が載っている。前者は「伝承的に歌われる素朴な叙情的物語詩」、後者は「叙事曲。自由形式の歌曲。空想的な調べを持つ」、などと書いてある。どちらも物語歌、が基本的な意味であることに変わりはないようだ。

 「アンダルシアに憧れて」。これはまさしく物語歌だ。僕の辞書を信じるなら、前者・ballad [バラッド] ・ 「伝承的に歌われる素朴な叙情的物語詩」そのものだろう。異様に単純なメロディーの繰り返し。感情的な表現がほとんど出てこない、事実を述べるだけの歌詞。まぁ「事実」と言っても、ずいぶん唐突で「すっとんきょう」な内容なんだけど。

 ストーリーは非常に明快なんだけど、肝心なこと、つまりこの物語の時代はいつで、場所はどこで、主人公がどこの国の人間なのかが全くわからないのもポイントだ。「立ち入り禁止の波止場の第三倉庫で八時半」に闘って、主人公は(たぶん)死ぬんだが。これじゃ、答えにならない。

 だから逆に、いろいろ空想の入り込む余地があっておもしろい。僕ら夫婦は、昔の香港映画のイメージを持っている。いかにもありそうなんですよ、「カルメン」と呼ばれる、スペインのアンダルシアに憧れているダンサーと、香港黒社会の若いヤクザ者が出てくる映画。もちろん中国人なんですけど。

 明日もたぶん、物語歌について、続きを書きます。

2004.01.13(火)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート552位↓、World Fusionチャート52位↑。(SoundClickサイト)

アメリカの笑点?
 新曲の野球ラテンRap 「もう一球フォークで来い!」を、MP3配信サイト muzie にもアップしました。こちらもよろしくお願いします。

 さて、昨日はやっとのこと、ビートルズが出演している「エド・サリバン ショー」のDVDを半分見た。まだ僕が生まれる前、1964年2月に公開生放送された番組。音楽、ミュージカル、手品、コント、漫談、曲芸などなど、ありとあらゆるエンタテインメントを紹介するバラエティー番組。

 出演するビートルズは、当時、一番年上のリンゴさんが24歳だったという若々しいバリバリのアイドルグループ。久々に演奏シーンを映像で見られて楽しかった。そうか、「All my loving」の後半は、ジョージさんが普通のメロディーを歌って、ポールさんが高音を歌うんだ、とか。

 興味があったので、ビートルズ出演部分だけじゃなく、収録されているCMも含めて全部見ていたら、横で絵を描いていた妻が雰囲気を察知して、「これ、アメリカの笑点?」だって。うまい! 確かにそんな感じはある。あ、もちろん大喜利はないけれど(笑)。手品、コント、漫談、曲芸など、確かに「笑点」の前半の風情がありあり。これにビートルズが出るってのは、「笑点」にTOKIOあたりが出演するようなもんか(どうなんだか)。

 2回目の出演となった2月16日放送分の後半、「I saw her standing there」の演奏中には、ポールさんの前のマイクスタンドがだんだんずり落ちて、さらにマイクも横を向いてしまうハプニング。これは「笑点」じゃなくて、ドリフだな(笑)。武道館公演でも、確かこんなことがあった。

 ビートルズ以外の出演者だと、1回目放送分に出演する手品師と、イギリスのバンジョー奏者兼歌手のおば様がすごかった。コメディーは現代の日本人にはイマイチ何がおもしろいのかわからないところがあった(^^;。1回目放送分にはモノマネ芸人が出演していて、会場は大いに受けているし、確かにとてもうまそうではあるんだけど、いかんせんモノマネは元ネタがわからないと笑えない。つらいところだ。真似されているのは、ディーンマーティンとかマーロンブランドとかカークダグラスとかアレックギネスとか、結構知っている名前なんだけどね。

 後半は、さらに次の休みの楽しみだ。今週は4勤で休みだ、わーい。

2004.01.12(月)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート548位↓、World Fusionチャート59位↓。(SoundClickサイト)

「故郷(ふるさと)」
 毎週か隔週で、テーマに沿った薄い雑誌を発行し、特製バインダーに綴じると百科事典のようになる....というDeAGOSTINI社の雑誌シリーズ。CMで「日本のうた こころの歌」というシリーズの宣伝をやっていて、第一号のタイトルが「故郷(ふるさと)」というので、買ってきた。この曲にはとても興味があるので。

 もともと、大正3年(1914)6月発行の「尋常小学唱歌・第六学年用」に所収されていたというこの歌。かつては「文部省唱歌」としかクレジットされていなかったこの曲、近年になって、作詞は「高野辰之 [たかのたつゆき] 」さんという長野県出身の方であると知ったが、作曲が「岡野貞一 [おかのていいち] 」さんという鳥取出身の方であることは、この雑誌ではじめて知った。しかもこのコンビ、「朧月夜」、「春が来た」、「春の小川」、「紅葉(もみじ)」なども作っていて、おいおい、そりゃすごすぎるよ。

 文部省の下級官吏だった高野さん、東京音楽学校の助教授だった岡野さんが、文部省の小学校唱歌教育書編集委員となり、「文部省唱歌」としてこれらの曲を発表。自分たちの名前なんて世に出るわけでもない。子供に西洋音楽の教育をほどこしながら、しかもあくまで日本人に親しみやすいようなメロディー・題材で、90年たった今でも歌い継がれているってのがすごい。当時の役人や教育者の志の高さが伝わってくる。

 「故郷」。やっぱりこのメロディーの美しさは絶品。高野さんの詞については、また一つ文章を書けそうなほどいろいろあるな。この短い文語調の詞が、たった90年で、既に全面的に解説が必要なほど、日本語そのものが変わってしまっていること。「志を果たしていつの日にか帰らん」って言ってみんながんばった結果が、今の日本であること....

 ところで昔、作曲家の団伊玖麿さんがエッセーで「春の小川」のメロディーが単調であることを批判していたなぁ。でもさ、団伊玖麿さんの曲が「ぞうさん」以外に、90年後に一般に歌い継がれるだろうか。僕は個人的には「それから母さんどうしたの」の「子守歌」も大好きだし、昔合唱をやっていたから、「筑後川」とか知っているけどさ、後はオペラ「夕鶴」か。いやいや、やっぱり無名の文部省小学校唱歌教育書編集委員コンビの圧勝だと思うね。

2004.01.11(日)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート365位↑、World Fusionチャート39位↑。(SoundClickサイト)

新曲「もう一球フォークで来い!」
 2004年の第一弾、初の野球ラテンRap(弊社比) 「もう一球フォークで来い!」を、MP3配信サイト NEXTMUSIC Japan にアップしました。野球を知っていれば知っているほど楽しめるとは思いますが、ノリノリのラテンポップですので、どなたでも楽しめると思います。ぜひ聴いて下さい。

 そう言えば、今年の目標をまだ書いていなかったのですが、最低2ヶ月に1曲・今年中に6曲は発表するとして、さらに「野球歌謡」と「日本エスノ」それぞれで、なるべく早く10曲到達を目標にしたいと思っています。フルアルバム出せるくらいの勢い、ってことですね。

 今のところ、「野球歌謡」がこれで7曲、「日本エスノ」が5曲。今年中に両方到達はギリギリ、と言う感じですが、がんばりますよン。

 さて、次は、風邪気味の妻のノドが回復次第、夫婦ユニット「Foo-Friends」で一曲。続いて、できれば今月中に「日本エスノ」を一曲いきたいと思っています。

2004.01.10(土)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート507位↓、World Fusionチャート55位↓。(SoundClickサイト)

ドリフの全員集合!
 妻の会社の同僚が、最近発売された、ドリフターズの「全員集合」のDVDを買って、妻にも勧めたそうだ。今日の昼間、TBSの「王様のブランチ」の中でそのDVDが紹介されていた。
 この番組、僕も子供のころよく見た。当時は当たり前のことのように見ていたんだけど、今にして思えば、毎週毎週公開生放送で1時間、大掛かりなセットを組んでコントを演じて、セットをバラしながら生バンドでゲストに歌わせて、またコントを演じて歌って....ときっちり放送枠内で盛り上げて、トップの人気を維持しながら16年間続ける、というのは並大抵のことではない。上から「金ダライ」が落ちてきて頭に当る、というギャグにしても、当時は当たり前のことだと思っていたけど、セットの天井裏、つまり2階の高さから、公開生本番で真っ直ぐタライを落とす、というのは神ワザに近い技術だ。
 「王様のブランチ」では加藤茶さんにインタビュー。志村けんさんが「言葉を使わないでコントができないか」と提案、そこで思いついたのが「ヒゲダンス」だったと、エピソードを披露。いや、確かにヒゲダンスは言葉を使わないコントだけど、ドリフのコントって、そもそも言葉不要だったんですよ。
 DVDの一部が番組の中で紹介されていたけど、例えば志村けんさんがダイナマイトを持って、加藤茶さんが発火装置を持って歩いている、というシチュエーション。加藤茶さんが「へっくしょん!」とクシャミして、発火装置を押してしまう。志村さんが持っているダイナマイトが爆発(花火が打ちあがるだけだけど)、志村さんが「わー!」と叫ぶ....このベタなギャグ! 言語不要! 日本語がわからなくても、恐らく世界中の80%くらいの人は笑うんじゃないかな。ユーモアが通じない10%の人と、ダイナマイトを知らない10%の人を除いて。
 加藤茶さんの代表的なギャグ、と言えば、「チョットだけよ」。コントの中で加藤茶さんが唐突にストリップショーの真似をし始めるというこのギャグ。DVDに収録されているかどうかはわからないけど(志村けんさんの「東村山音頭」は、著作権の関係かも知れないけど、収録されていないらしい)、「チョットだけよ」のギャグの最大のポイントは加藤茶さんのイっちゃってる目の表情だった。ストリップなんて知らない子供たちに大うけしたのだから、これも世界中の人の笑いをとれるはずだ。
 うーん、確かに面白そうだ、このDVD。でもとりあえず、妻の同僚の人から借りて一度見てみたいな....

2004.01.08(木)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート366位↑、World Fusionチャート35位↑。(SoundClickサイト)

ポルノグラフィティ
 妻が昨年末、逆輸入版で安く手に入れたポルノグラフィティの「WORLDILLIA」を聴いていた。横から聴いていたら、結構いいな、これ。チゲ鍋をつつきながら、またフルで聞かせてもらった。うん、なんか曲の感じがチゲ鍋に合うぞ(どうなんだ)。
 このバンド、確かに前から気になってはいたんだけど、メンバーの名前すら知らなかった。初めて顔をマジマジと見て、名前も知った。ボーカル、ギター、ベースの3人組。そうか、ドラムがいないんだ。バンド、とはいえないのかな。ジャニーズで言えば、TOKIOはバンドだけど、ドラムがいない男闘呼組はバンドじゃない。そんなようなもんか。(これもどうなんだ)
 でもとにかく曲がいいぞ。興味を持ったんで調べてみたら、メンバー全員、それにプロデューサーかアレンジャーか、もう一人、計4人でいろんな組み合わせで作詞・作曲している。だから結構曲のバラエティーも豊富。妻に言わせると、「昭和の香りがする」テイスト。歌謡曲の風情があるんだよね。詞も日本語が豊かで面白い。また休日にじっくり聴こう。

2004.01.07(水)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート487位↑、World Fusionチャート54位↑。(SoundClickサイト)

ちょっとしたお礼を・2
 昨日の続きですが、 muzie で、期間限定ですが今なら「天の川の霜 白きを見れば」のフルバージョンが試聴できます。このサイトは更新にタイムラグがあるので、1日か2日後に元に戻ります。よろしければ感想などお聞かせ下さい。

2004.01.06(火)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート498位↓、World Fusionチャート58位↓。(SoundClickサイト)

ちょっとしたお礼を
 先月から気になっていたことだけど、muzie での「天の川の霜 白きを見れば」のカウンタが、回り続けている。1日に1〜2は必ず。直感的に、特定の方が聴き続けてくださっているんじゃないかな、と。
 それで、ささやかながら、ちょっとしたお礼をしようと思った。たぶん、その方は気づいてくださるだろう。

2004.01.05(月)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート384位↓、World Fusionチャート37位↓。(SoundClickサイト)

日本では導入してほしくないな....
  裁判の「有罪」、英語ではguilty。ではその反対は? 「有罪じゃない」not guilty が正解。要は、裁判では「有罪」か「それ以外」でしかない。有罪が証明できなければ、「無実」とか「潔白」innocent が証明できなくてもOK。
 なんでこんな話になったかというと、昨年末の帰省中にテレビで「十二人の怒れる男」を見たから。この有名な戯曲、不勉強なもんで、今までいくらでも機会があったのに見たことがなかった。
 殺人事件の裁判に関わった12人の陪審員。状況は、容疑者の少年に圧倒的に不利。しかし1名の陪審員が、証人たちの証言に疑問を持ち、粘り強く他の陪審員を説得。他の陪審員たちも徐々に証言や証拠に疑問をもち始め、ついには12人全員一致で、容疑者が「有罪じゃない」という結論に至る。
 ....だけどさぁ、この話、ヤバくない? たまたま一人が強硬に主張したり、「有罪」派がやたら感情的だったり差別的だったりで他の陪審員の反発を買ったり、だんだん議論が面倒くさくなる陪審員が出てきたり。こんなことで判決が左右されるなんてさぁ....
 この話、米国型の陪審員制度の教科書としては有効なんだろう。日本では導入してほしくないな、この制度....

2004.01.04(日)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート280位↓、World Fusionチャート26位↓。(SoundClickサイト)

あるじゃん
 夕べ、妻とV6の「LIVE FOR THE PEOPLE」を見た。結局3が日で3回見たことになる。(^^;
 は、いいんだけど、よく見たらこのビデオテープ、カビだらけ。あっちゃ〜、それもあってこんなに安かったのかな? とりあえずビデオデッキのヘッドクリーニングを一応しておくか、とクリーナーを取り出したら、長い間使っていない間に、クリーニング液がすっかり蒸発していた....
 それで買い物ついでに駅近く、地元のCDショップに立ち寄った。昨年、ビートルズのエド・サリバンショーのDVD を買おうとしたら、「は?」とか聞き返された店。一応DVDの棚もチェックすると....なんだ、あるじゃん、エド・サリバンショーのDVD。あれからご主人、入荷したのかな。
 細かいことは気にしない。念願のDVDが手に入った。とはいえ、今日は曲を作っていたから見ていない。見るとしたら、来週末あたりかな。あ〜あ、明日から仕事だ....

2004.01.03(土)  「The Brave(最も大胆なこころ)」:Worldチャート271位↑、World Fusionチャート24位↑。(SoundClickサイト)

「アンダルシアに憧れて」
 大晦日は、紅白の後、ジャニーズのカウントダウンライヴを夫婦で見た。妻も日記に書いていたが、こうした番組ではV6の扱いというのはあまり大きくはない。もっと人気のあるアイドルが他にいるから。まぁこんなもんだろ、と見ていたら、少年隊の東山紀之さんを中心に歌い踊るコーナーが。こういう場合、歌とダンスの力を買われてか、技術者集団・V6がにわかに前面に出てくる。三宅クン・岡田クン以外の4人が最前列で踊っていた。

 ....は、いいんだけど、何?この妙に気になる歌。

 それは「アンダルシアに憧れて」。ブルーハーツのギタリスト・真島昌利さんが1989年に出したソロ作らしい。....僕が就職した年だ。この頃から90年代いっぱい、あんまり音楽を聴いてなかったからな。全然知らなかった。その後、近藤真彦さんが取り上げ、以降ジャニーズの伝統曲になっているようだ。

 にしても....この異様に単純なメロディーの繰り返し、それに七五調の妙な歌詞。妙なったって、別に日本語が間違ってるとかそういう話ではなくて、「アンダルシアに憧れて」から始まるあまりに唐突な内容に、ツッコミを入れる間もなく、次から次へと目くるめくような展開が繰り広げられて圧倒されてしまった。例えて言えば、いきなり150km/hのビーンボールを投げつけられて、体勢を立て直す間もなくあれよあれよと言う間にフルカウントに追いつめられ、タイムをかけようと思ったらど真ん中にストレートをぶち込まれていた、とでも言うか。例えになっていないか。

 アンダルシアに憧れる安酒場のダンサーとデートの約束をしたヤクザ者。ヤクザ同士の抗争に駆り出され、彼女をメトロのホームに待たせたまま死んでいく....ありがちな映画のストーリーのような内容。だけど、しまいには感動すらおぼえさせられてる。妻に言わせれば「ネジが一本抜けてる歌」。確かに何かプッツンいってる感じ。ちょっと言いようない魅力。あ〜びっくりした。あれから3日たったけど、まだ我が家で話題に上っている。

2004.01.02(金) 

V6「LIVE FOR THE PEOPLE」
 妻が昨年末、V6デビュー直後のライブビデオ「LIVE FOR THE PEOPLE」を中古で手に入れていた。元日に二人で見た。

 以前からその存在は知っていたけど、デビュー直後のパフォーマンスと言うことで、まぁどうせレベルの低いものだろう、と思って見ていなかった。昨年、デビュー曲のテレビライブ映像を見たけど、全員ガッチガチで全然余裕がないパフォーマンスだったし。今回、中古で350円で手に入ったので、じゃあ話しのタネに見てみるか、笑わせてもらおう、というノリ。

 ....まいりました! m(_ _)m 専門用語でいう、「三つ子の魂百まで」ってやつだ。「技術者集団」であるV6は、デビュー直後から技術者集団だった。圧倒的なライブパフォーマンス!

 舞台は1995年12月22日の大阪城ホール、そして翌96年1月27、28日の国立代々木競技場ホワイトシアター。11月1日のデビューから日も浅く、まだシングルは「MUSIC FOR THE PEOPLE」1曲だけ。2月に2枚目のシングル「MADE IN JAPAN」の発売を控えている、という状況。自前の曲は、この2曲を含めた数曲のみ、あとは歴代ジャニーズアイドルの伝統曲。それを「やっつけ仕事」にしないのが、技術者集団の面目躍如。ギンギンに踊り倒す。

 ジャニーズでの下積み経験が全くなかった岡田クン。デビュー曲のプロモーションビデオでは目立たない陰の方で、踊れないことをごまかしていた有様だったのに、楽しそうに踊りまくる。わずかな間にむちゃくちゃレッスンを重ねたんだろう。

 フォーリーブスの「急げ若者」を、「ウエストサイドストーリー」のような、対立する若者グループが歌い踊るミュージカル仕立てで演じるコーナーがあるんだけど、歌の「折り目正しさ」がなんとも言えない味わい。「わ・か・ものならぁあ、死ーんだあーとでぇえ」の「らぁあ」と「でぇえ」。それぞれ「あ」と「え」を伸ばしながら半音下げ、またもとの高さに上げるんだけど、きっちり譜面どおり歌っている感じ。つくづくこの子たちはマジメなんだろう。好感持てるなぁ、折り目正しすぎて「生き急いでる若者」に聞こえないのは問題だけど....

 全体的に、下の3人「カミセン」が中心になる部分が多い構成。上の3人「トニセン」はバラードでインターバルを置いたり、しっかりした歌とダンスでカミセンを補う介添え役、といった風情。しかし絶対に手を抜かないのが彼らの偉いところだ。ビデオの終盤、「Theme of Coming Century」のパフォーマンス。その名の通りカミセンの曲なんだけど、曲の中盤、バックダンサーのように登場するトニセン3人の気合入っていること入っていること。激しいユーロビートに乗って、ドリルのように回る回る。互いの頭の上をかすめて回し蹴り、鋭い鋭い....

 結局、感動のあまり、元日のうちに通しで2回見てしまった。再びやってしまったバカ夫婦(^^;....

2004.01.01(木) 

氷川きよしさんと三橋美智也さん
 昨日の大晦日から今日、いろいろ面白いものを見たり聴いたりした。順番に書いていくしかないけど、休み中に書ききれるかな。

 まずは大晦日、久々に紅白歌合戦を見た。いや、久々にったってそりゃ一年ぶりに決まってるんだけど、ここ数年のうちでもかなりたくさんの部分を見た。裏番組の吉田−ホイス戦やサップ−曙戦をときどき見ながら、だから、全部見たわけじゃないんだけど。アイドルあり、パンクあり、アカペラあり、演歌あり。やっぱりこれだけ歌のバリエーションがあると楽しい。

 なかでも白組の後ろから2番目、氷川きよしさんの「白雲の城」はよかった。変化球なし、全球150km/hのストレート勝負、という感じの歌唱法。NHKもそれを真正面からキャッチ、ほとんど全編、氷川さんの顔のアップで押し通した。

 「白雲の城」を聴くのは初めて。内容は、要は「荒城の月」。かつての栄華の跡をとどめぬ荒れ城を歌う無常観がテーマ。それでふと思い出して、やはり同じテーマを歌った、三橋美智也さんの「古城」を聴き返した(我が家には、三橋美智也さんのベスト版CDがあるんすよ)。格調高く、気品あふれる名曲。僕らが生まれる前の作品だけど、夫婦とも大好きな歌。

 テーマは同じなんだけど、「古城」の場合「矢弾 [やだま] のあと」という歌詞が出てきて、この荒れ城が激しい攻城戦の舞台であったことが暗示されている。モデルはどこのお城なんだろう。幕末に、幕府に忠義をつくして、官軍に最後まで抵抗した藩とか.... それに、「病葉 [わくらば] 」という、「白雲の城」にも出てきたキーワードが登場することにも気がついた。「白雲の城」の作詞者が、「古城」の詞を意識しているのかもしれない。

 それはともかく、これは Honeywar 夫婦の一致した見解なんだけど、三橋美智也さんと同じく高い声質の氷川きよしさんには、この「古城」も合いそうだ。三橋美智也さんと言えば他には、町に買われていく、手塩にかけて育てた馬への情感を歌った「達者でナ」や、明治製菓の「カール」の歌など。ああ、合う合う。氷川さんにぜひ歌ってもらいたいものだ。見るからにマジメな氷川さんは、田舎青年の歌、というのは絶妙にハマりそうだ。どうでしょ?

 と、言うわけで妙な話題からスタートしましたが、今年もよろしくお願いします。

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