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華山獄握爪
かざんごくあくそう



流派: 華山流
使用した人物: バスク (対 ケンシロウ)
登場した作品: 北斗の拳(139話)/アニメ版(112話)/
北斗の拳2/北斗の拳3/パンチマニア/
メガドライブ版



 バスクが使う拳法。跳躍して相手へと飛び掛り、右掌で相手の体を掴み、そのまま回転するという技。凄まじい握力と回転力で、敵の臓腑を引き出す。鉄をも捻り切る程の威力を見せたが、ケンシロウの胸の上では回転する事すらできず、逆のその腕を捻られた。


 バスクといえばハルク・ホーガン。おそらくホーガンがアイアンクローでも極めているのを見てそのまんま奥義にしちゃったのだろう。しかしアイアンクローというのは飛び掛っていって狙うものではなく、基本的に組み合いの中で発生する技である。わざわざ間合いの外から飛び掛ってまで狙うものではない。おそらくこの華山獄握爪も、本来は拳の打ち合いの中から狙う技なのだと思う。しかしバスクは、多くの観衆の前でそんな地味な攻防から技を極めても目立たないと考え、ジャンピングアイアンクロというアクロバティックな方法を選んだのではないかと思う。
 この技のヒントとなっているのは、ワニが使うデスロールであろう。相手に咬みついた後、全身を回転させて敵の肉体を捻じ切るという技だ。並みの動物なら一発で頭部や四肢をブッチーンといかれてしまう程の威力を持っている。その肝となっているのは鰐の強烈な咬合力と、あの巨体を高速回転させるパワーである。つまり鰐の咬む力を握力にみたててあの技を再現したのが華山獄握爪という技なのだ。だからバスクも、胸板という実に掴み難い部位ではなく、まずは腕一本辺りを狙っていけばもう少し威を発揮できたのではないかと思う。まあケンシロウ相手じゃどこ狙っても無駄だろうけど。