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蜂の病虫害について

●チョーク病
●スムシ
●ダニ

☆その他の病気や薬について・・・ここに一覧になってます(英語)。写真がたくさんありますので、参考になります。


チョーク病(Chalkbrood)
梅雨のある日、巣門前で、白いチョークのかけらのようなものを発見。すると、中から、白いかけらを持って、
外に出てくる蜂を見つけました。内検してみると、蜂児がチョーク病に侵されていました。
全滅する危険性はないものの、増勢には影響します。30%くらいかかっていました。
長雨になったりすると、再発したりします。なかなか直らない厄介な病気です。
原因
カビです。幼虫の間に、菌類の胞子が発芽し、菌糸は、真菌胞子から発達して、白い綿毛を伴って幼虫を巻き込みます。そして幼虫の死体は、乾いて白いか灰色に黒いチョークのようなミイラ状になります。症状が進んだ場合には、掃除ハチが死んだ幼虫を探して巣の外に放り出すため、巣箱の入り口の近くでミイラをたくさん見つけることができます。感染の発生を予測するのが難く、スペースの不足(換気不足)か、長雨、湿気の多い環境により感染されやすいようです。完治は大変ですが、大幅に改善する有効な対処方法があります。

チョーク病はビーキープCをスプレーしたり、砂糖水に混ぜるとかなり減少した。
天然発酵食品なので安心して使用できます。
チョーク病以外に蜂の健康維持、ダニの減少、巣内の清掃、蜂群の合同などにも使えるそうです。(吉田養蜂場様のビーキープCの資料より)
☆チョーク病の詳しい説明について・・・ここには説明があります(要PDF、英語)。
チョーク病になった蜂児
木酢液を使うと減る場合がある。木酢液はキャップ2〜3杯位を巣箱の隅にたらしました。1日おきに5回位行うと減ると思います。ただし、木酢液は、天然物ですが食用不可で、成分もよくわからない為、お勧めできません。


●スムシ(巣虫、Wax Moth(Galleria melonella) )
夜中に巣内に入り込んで卵を生み、幼虫は巣箱の底のくずや蜂の幼虫、蛹などを餌にして成長します。
巣箱の隅や木の板の隙間、巣穴に繭を作って成虫になります。
飼い始めてしばらくは、いないですが、ある日突然姿を現します。
夏に1週間内検せず、掃除していないと、かなりな数のスムシが発生しています。
あまり多くなると、巣板や幼虫を食い荒らします。
底にあるスムシの繭を取るのは、一苦労で、巣枠を全て引き上げなければなりません。
私の巣箱は全て底に釘を打ってありません。底は分離でき、掃除が楽です。
薬についてですが、巣内で安全に使えるものはないのが現状です。
予防はこまめな掃除と強群を作ることです。蜂群に元気がない場合、特に注意が必要です。
底板が固定されていない。
そのため、巣枠を全て引き上げず、底のごみを簡単に取り除けます。

日本では底が固定されたものが多いですが、
アメリカなどでは、底は別のパーツになっていて、掃除とダニの確認が簡単なようになっています。

底の隅に繭を作って住んでいます


箱の中にいた蛾
(Adult wax moths)


●ダニ (バロアダニ ミツバチヘギイタダニ Varroa Mites)
冬内検しないうちに、3群が全滅しました。ダニは全滅するので恐ろしいです。
最初はいなかったのに、どこかでうつされたようです。
大幅に改善する有効な薬があります
ダニが付いた蜂(赤茶色で光っているもの)

ダニの拡大写真。1−2mm
蜂について体液を吸う

ダニの影響を受けた蜂。
幼虫の時、寄生し成虫になったとき、
羽が縮れてしまう。
正常な成虫が減り、いずれ全滅してしまう。

アピスタン。かなり有効。薬なので流蜜期には使わないほうが良いです。
流蜜期前や冬になる前に予防として計画的に巣板4−5枚に1枚使用します。左写真の箱は10枚いりです。
8週間以上の長期にわたって使い続けると、抵抗性が付いてしまいますので、買うときに説明書をもらって、説明書通りにお使いください。
☆ダニの薬について・・・アピスタンのメーカーについてはここをご覧ください(英語)。アピスタンは日本の大手養蜂器具屋で売られています。
☆ダニの詳しい説明について・・・ここには説明があります(英語)。

私は岐阜市の(株)秋田屋本店様(TEL058-272-1221)で買いました。



海外では以下の薬が使われているようです(以下薬品名は全て各メーカーの登録商標品です)
抗生剤等薬剤ですので、日本では使えるかどうかは不明です。
スムシ Wax Moth Para-Moth
チョーク病 Chalkbrood 海外ではなし。国内は薬ではないが、ビーキープC
ダニ (バロアダニ ミツバチヘギイタダニ Varroa Mites) Apistan Strips、Check Mite、SUCROCIDE(バイオケミカル品)、Api Life Var
アピスタンは日本国内の大手養蜂器具屋で売られています。
腐蛆病 Foulbrood 腐蛆病は家畜伝染病(法定伝染病 鳥インフルエンザなども法定伝染病)ですので、発生した場合は日本国内では薬剤による対応はできません。発生した場合、届出義務があります。
市販されている薬剤「アピテン」は予防薬で、予防のためであっても薬剤が蜂蜜に残留するため採蜜期には使用できません。

アメリカ腐蛆病の写真はここ、 ヨーロッパ腐蛆病の写真はここにあります。
アメリカ腐蛆病の説明、イラストはここにあります。
ノゼマ病 Nosema Fumagilin-B
アカリンダニ症
Tracheal Mite(Acarapis woodi)
Mite-A Thol


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