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    N E X T .    
       
 シューティングスペイ。今でこそ、ペリーポークをほぼ指している様子ですが、元々この呼び名は沢田賢一郎氏が考案したキャストであり、これはオーバーヘッドキャストで用いたシューティングヘッドのままジャンプ・ロールにてシュートした方法を “ シューティングスペイ ” こう呼んでいました。
 そうなると、これらに敬意を表するのであれば、今現在用いられる “ シューティングスペイ ” なる総称を改めるべきなのかも知れませんが、実は沢田賢一郎氏の “ シューティングスペイ ” と共通している部分もあるのは確かです。
 
 それは使用するラインの重量にもあり、スペイキャストの流れを汲むスカジット・キャストは使用するロッドに対し明らかに重い重量のラインが使用され、このラインのままオーバーヘッドキャストするのは些か難が有るものの、現在シューティングスペイと呼ばれているキャストはオーバーヘッドキャストで充分使用出来る範囲内のライン、或いは同等のラインを使用し、この点では沢田賢一郎氏の “ シューティングスペイ ” と一致すると考えられます。
 よって、こうしたオーバーヘッドとの ” 共 有 ” を承継しつつ、そしてこれに敬意を表する意味合いを込め敢えて、こう呼ばれているのであれば充分納得出来ます。
 
 また、ここでご紹介するキャストはシューティングヘッドを用いたスペイキャストに間違いは有りませんが、スカジットキャストから派生したキャストに過ぎず、明らかな違いとしては、使用するシューティングヘッドの長さでロッド長の1.3〜1.5倍なる定義が存在するスカジットキャストに対し、ここで使用するシューティングヘッドは長くとも12m迄で最も実用的な長さとしては9〜10mとして別段ロッド長に拘束される事もありません。