縄文人のつもりで大珠作り

2005年11月に糸魚川の海岸にて採集した豆翡翠

この2つは不思議と見つけた時に玉にしようと思ったヒスイです
特に左のヒスイは中心より少し上、丁度黄金比の位置にくぼみがあり 
まるで大珠にしてほしいと訴えているように感じました、
今回は縄文時代の新米の玉作りびとになったつもりで当時揃える事が
出来ただろうと思う材料で製作します。

新米ですので途中、試行錯誤で色々と試みてみます)






使用道具は、木材・麻紐(のようなものは在っただろうと仮定して)・竹(管と棒)・器・姫川の砂(重砂)
ヒスイは木材に挟んで麻紐を巻きつけ固定、重砂は石で叩いてより細かくしてあります。
<写真は4時間30分経過後に撮影したもの>






棒錐は手もみ作業で行いないます。






11時間穿孔の写真です、1.7mm位彫れたでしょうか、少し溝が出来ましたので
錐の先端がぶれにくくなりました。





溝がくっきりとわかる様になりました、溝に砂が留まりやすくなったので
この先は錐の先端をひとまわり細くしてみる事にします。








25時間経過後です 先端を細くした分だけ先がとがったくらいかな。









28時間40分経過しました、矢印の間が3.3mmです、これだけ彫れた事になります
ヒスイの厚みが7mmほどですのでやっと半分弱です,      
穴の周りにある砂は姫川の重砂です、揉んでいるうちにこなれて
一部は泥の様になります(3,19)                    






31時間経過後です、先だけ彫れています。4mm







34時間45分経過です、ちゃんと計ったら、深さ4mmでしたヒスイの厚みが8mmありましたので
3ヶ月で丁度半分です、






38時間終了時点で半分チョッと空きました、残り後半は
和田峠産の柘榴石の粉での手もみ穿孔に切り替えました、
はたしてペースはどれ位上がるのでしょうか、石榴石だと水が直ぐに
白く濁りますのでかなりペース上がりそうです。 




石榴石も使用して彫り進めましたが、錐の先端ばかりがとんがります、
どうやら錐だけが削られているようです







 40:30経過  反対側から彫り進めましたが一向に削れている様に見えません
ヒスイの表面が膨らんでいる為 先端が滑って安定せず苦戦中!!





反対側から彫り始めて3時間、一向にらちが明きませんので押さえ枠から外してみました
ほんの少しだけ窪みが出来てました。





ヒスイ押さえ枠を変えました、竹で挟んであります。




6月頃から仕事が忙しくなってなかなか時間が取れません、
手もみで研磨剤が川砂ですから30分ぐらい穿孔してもあまり変化が無く手ごたえを感じられません
こうした作業ってよほど心にゆとりがないと出来ない事が改めて分かりました仕事のことが頭に残って
いると錐を持つ気になれません心に余裕がなくなっちゃうんですね、難しいですね。
8月に姫川にて重砂を採ってきましたので、少しペース上げたいと思います、2006/9/02










半年の空白ののち再開してやっと開眼



ぼちぼちのスローペースにて、経過1年と1ヶ月計77時間40分でやっと0.3mm程 開眼しました。
姫川の重砂と信州和田峠の柘榴石混合の研磨剤、量が少ないので粒子が細かくなってもそのまま使いまわししました、
残り1mmぐらいからほとんど削れなくなり一時は気の遠くなるような気がしましたが何とかこれでほっとしました。









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