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鉄の歴史

隕鉄(鉄質隕石,Iron meteorite)
 古代エジプトの墓(約B.C.3000年)から鉄製の装身具が見つかっています。
これは人類が鉄(Iron)を作り出す以前のもので、隕鉄を加熱してハンマーで叩くなどして作ったものと考えられています。
 トルコで発掘されたの世界最古の鉄剣(約BC.2300年)は、鉄隕石を原料に作られたとみられることが分かってきました。
 隕鉄の量はかなり多く、例えば、アメリカのアリゾナ州キャニオンディアブロにある大隕鉄孔(クレーター)の周辺からは30トンにも及ぶ多数の隕鉄の破片が発見されています。
 隕石は鉄、ニッケルなどの合金でできた<隕鉄>、カンラン石、輝石などの珪酸塩鉱物からなる<石質隕石>、鉄と石質部分が混じった<石鉄隕石>の3種類に大別されますが、数的には石質隕石が大部分で、隕鉄と石鉄隕石が僅かばかり存在します。
しかし、隕鉄は年間に百個程度が地上に落下していると考えられていることから、隕鉄の利用を開始した古代人にとって地球誕生以来の40数億年分の隕鉄、石鉄隕石の量はかなりのものがあったと考えられています。

5.1 古代の製鉄技術
5.2 ワイヤーロープの歴史
5.3 鋼の歴史
5.4 有刺鉄線の歴史

銑鉄(pig iron)
 炉などで鉄鉱石を還元して取り出した鉄のことで、炭素の含有量が多く、硬いが、脆いので衝撃を与えると割れやすく、構造材料には利用されません。

錬鉄(wrought iron)
  炭素の含有量が少ない鉄のことで、構造材料としても利用されます。

鋳鉄(cast iron)
  鉄を使った鋳物製品全般、またそれに使用されている鉄で、一般に炭素を2-7%程度含む鉄のことです。

鋼(Steel)
 鉄を主成分にする合金を指し、鉄の持つ性能(強度、靭性、磁性、耐熱性など)を人工的に高めたものです。

    銅合金の種類(青銅 砲金 りん青銅 アルミニウム青銅 真鍮・黄銅 白銅 洋白 赤銅鉄の歴史 隕鉄)  目次   古代の製鉄技術