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洋白の歴史
 170 BC年頃の古代ギリシャには白い金の低品質のものが(orichalum)作られていたことが知られています。
 バクトリア王国(Bactria 255BC-139BC)時代の最古の白銅貨幣が発見され、この貨幣が中国の白銅(paktong)に非常に似ていることから、この貨幣の発見者が中国から伝来したものであるとする説を1868年に提唱します。
 1873年にCunninghamによってその貨幣は中国からインドを経由してギリシャに到達したものであるとの説が出され、物議をかもし、笑いものにされましたが、100年後の1973年に合金に含まれる成分が分析され、中国の白銅とほぼ同じであることが報告され新たな議論がはじまりました。
 中国の白銅(paktong)は銀貨の偽造貨幣に当たるとして早い時期に製錬が禁止され、製錬法が忘れられていましたが、ヨーロッパで再現の努力が続けられ、中国の白銅がコバルトニッケル砒素鉱石から製錬されることが判明したことから、ドイツのSchneeburg地方で取れるコバルトブルー(cobalt blue)作るので有名な(Blaufarbenwerke)が白銅の製錬に適していることが判りました。
 Dr E.A GeitnerとJ.R von Gersdoff はその鉱石を使ってジャーマンシルバー(German silver)を作り商品名に(Argentan and Neusilber)洋銀(new Silver)として販売しました。
 1829 -1833 英国のPercival Norton Johnson は白銅(cupro-nickel)の精錬に成功しました。
 その後、Charles AskinとBrok Evansが改良してニッケルシルバー(nickel-silver)を作りました。

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