アンモニア吸収型冷凍機  top  冷蔵庫の歴史  吸収型冷凍機


アブソーバー(吸収器) でアンモニアを水が吸収しているアンモニア水溶液がつくられる。
ジェネレーター(再生器、発生器、ボイラー) ではアンモニア水溶液が加熱される。水よりも沸点が低いため、アンモニアは溶液からガス化し泡状となる。
セパレーター(分離器)精留器 rectifier にてアンモニアガスが水と分離される。水は吸収器(absorber)に戻される。
コンデンサ (放熱器 凝縮器) では気体となったアンモニアが、熱を放出して液体となる。
エバポレーター(蒸発器)で濃度が濃くなったアンモニア液は、減圧され、気化する。冷却が生じる。

特徴はコンプレッサーと比較し、ほとんど無音で静かである。電気だけでなくガスや蒸気なども使用できることから安価なエネルギーを選べる。産業用の大型冷蔵庫などでは経済性の観点などから吸収型の使用が増えていて、静かさの特長はホテル業界、医療業界での使用に供され、ガス利用はヨットやキャンピングカー等の電力供給の不便な場所で使用されています。
ガス冷蔵庫=吸収型冷蔵庫ではなく、スェーデンのドメティック社は吸収型に特化した冷蔵庫を販売している代表的メーカで、吸収式やアブソープション冷却方式と表現しています。

圧縮型で冷媒として使用されていたアンモニアは無水アンモニア(Anhydrous Ammonia - Nh3) で毒性が強いが、 吸収型で冷媒として使用しているアンモニアはアンモニア溶液(Aqua Ammonia)でどくせいは強くありません。