グラム発電機 top  発電機と電動機の歴史の概要説明  発電機と電動機の原理  発電機と電動機の歴史年表

1869年グラム(Zenobe Theopile Gramme)はダイナモ方式による実用的なグラム発電機(Gramme dynamo)を発明しました。

 

原理は発電機の原理で説明したものと同じです。
 この発電機の特徴は電磁石によって強力な磁気が得られることと、回転するコイルの巻き数を増やすことで電圧が高くなり、当時開発されつつあったアークランプを動作させるのに必要な高い電圧を発生させることができました。また、構造が簡単なことから大型化が容易で、多くのアークランプを同時に点灯させることができるようになりました。

1871年グラムは発生電圧を高く(約200ボルト)した実用モデルをつくり、更に改良が重ねられアークランプ点灯の事業に使用されました。
 いよいよ、電気事業といわれる電気を一般家庭や工場等に供給する事業が始るのです。

 それまではヴォルタの電池を数百セル接続してアークランプを点灯させていましたが、電池はすぐに消耗して長時間の点灯には膨大な費用が必要でしたが、当時実用化された蒸気機関と組み合わせた実用的な発電機によって長時間の点灯ができるようになって、実験室で使用されていたものが街燈(1882)等として実用化されるようになり、電灯に関する技術(アークランプから白熱灯へ)が急速に実用化されていきます。