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氏名
name
内        容
1800
ボルタ Count Alessandro Volta ボルタの電池(Voltaic cell)を発明し、それを40~50個接続して2本の炭素棒間でアークを発生させた。
1801
ルイス・ジャク・デ・セナード Louis Jacques de Thenard(F) 最初のフィラメントが作られました。高い融点を持つ白金、イリりジュームを細い線にして最初に金属フィラメントとして、電流を流し高温白熱にて発光させました。
1802
ハンフリー・デービ Sir Humphrey Davy.(uk) 金属の細い線(フィラメント)に大きな電流を流すと白熱して光を出すことを発見した
1802
ハンフリー・デービ Sir Humphrey Davy.(uk) 2本の炭素電極に高電圧の電源を接続して、一度接触させてから数ミリメートルの間隔をあけておくと火花が発生して、まぶしい光が(アーク)が発生します。
1805
ハンフリー・デービ Sir Humphrey Davy.(uk) 白金がフィラメントに最も適していることに気づきました。
1808
ハンフリー・デービ Sir Humphrey Davy.(uk) アーク灯の発明、木炭の細い棒にバッテリを約2000個を接続したアークランプで公開の点灯実験に成功し電気による照明を実証しました。
1820
オーガスト・デ・ラ・リーベ Auguste de la Rive(ch) 白金線をコイル状に巻き排気したガラス管の中で点灯させました。実用にはなりませんでしたが、これが最初の電球です。
1831
ファラディ
ヘンリー
Michael Faraday
Joseph Henry
電磁誘導現象を発見
1834
ウイリアム・ステイト William Edwards Staite(uk) アークランプ研究を開始して、ランプの構造やその製造方法についての多くの特許を取得し、1836年には、炭素棒を時計仕掛けで駆動する方式を開発しました。しかし、この間はバッテリーが高価であったことから実用には至りませんでした。
1835
  James Bowman Lindsay 電球の公開実験を行う。
1838
ジョバード
デ・チャンギィ
Jobard(be)
Ch. de Changy
カーボンを焼いて長い棒にしたものをフィラメントにした電球(ガラス管の中の空気を抜いた)を作り,排気した環境ではカーボン棒が長持ちすることがわかった。
1845
ウイリアム・グローブ William Grove コイル状に巻いた白金フィラメントで作った電球で、電球の中にある空気の存在がフィラメントの寿命を短くし、実用化を妨げていることを明確にしました。
1846
ドラッパ J. W. Draper 白金線フィラメントが作られ、それはエジソンによってコピーされ、ハイラム・マキシム(Hiram Stephen Maxim)によって1879年には特許が取得されました。
1847
ジュリアス・プルッカ Julius Plucker ガラス管の両端に電極を取り付け、内部の空気を抜き取ってから、電圧をかけると僅かな光を発することを発見したことを報告しています。
1847
ジョセフ・スワン Joseph Swan 白金イリジュームフィラメントで作ったランプの公開実験をしました。
1848
ステイト W.E.Staite(uk) イリジュウムで蹄鉄型のフィラメントを使った電球で米国の特許を取得しました。
1848
ハインリッチ・ゴーベル Heinrich Goebel(us) (米国に移住したドイツの時計職人)炭素フィラメントによる白熱灯を作りました。
1854
ハインリッチ・ゴーベル Heinrich Goebel(us) 竹を炭化したフィラメントを使用した電灯を作った。天体望遠鏡のワゴンセールで生計を立てていて、この白熱灯でワゴンを照らし顧客の目を引き付けた。後に宝石店を開店し“竹ひご”を使った電球でショーウィンドを照らしました。このエジソンに先行した行為は1893年の法廷で彼の発明がエヂソンよりも早かったことが(優先権)が認められた。
1856 ハインリッチ・ガイスラ   ガスを封入したガラス管に誘導コイルを取り付けそれに電気を流すと青みがかった光が出ることを発見しました。
1857
ベクレル Alexandre E. Becquerel 蛍光灯の理論を発見しました。それは放電管の内部に蛍光性の物質を塗布した放電灯を開発しました。これが、後に蛍光灯と呼ばれるものです。
1858
  Michael Faraday      Frederick H. Holmes 発電機を改良して灯台にアーク灯を点灯させました。
1858
ファーマ Moses G. Farmer(us) 発電機を作り家を40数個の白熱灯で室内数ヶ月点灯することに成功しました。
1859
ガストン・フレンチ Gaston Plante 最初の実用的で充電可能な蓄電池が発明されました。
液体の酸を電解質に使用した化学蓄電池を作りました。
1859
ハインリッチ・ガイスラ Heinrich Geissler ガスを封入したガラス管を誘導コイルで青白い光を発生させた。
1863
  Michael Faraday      Frederick H. Holmes 発電機がフランスの灯台にも設置されアーク灯を点灯させました。
1866
シーメンス Werner von Siemens ダイナモ方式(dynamo-electric principle)の発電機を発表しました。電磁石の代わりに、Theophile Grammeが開発した永久磁石を使用した安価な発電機“dynamo”を開発しました。
1869
グラム Zenobe Theopile Gramme ダイナモ方式による実用的なグラム発電機(Gramme dynamo)を発明し、電球を点灯するのに必要な電気が安価に入手できるようになりました。
1872
  Lodyguine(ru) 窒素ガスを封入した白熱電球が作られたが実用の域に達しなかった。
1874
ヘンリー       マシュー Henry Woodward(ca)
Mathew Evans(ca) 
炭素フィラメントの電球に関するカナダの特許を取得,後に特許をエジソンに譲渡
1875
  Herman Sprengel 水銀真空ポンプを発明、電球の真空度を上げるのに寄与しました。
1875
  S. W. Konn(ru) 炭素の棒で白熱灯を作ったが棒の脆さと均質性の問題を解決できなかった。
1876
ポール・ジャブロコフ Paul Jablochkoff(ru) “Electric Candle”を発明しました。それは2本の炭素棒が石膏版を挟んで平行に設置され、交流電源に接続すると炭素棒の先端からアークが発生して次第に炭素棒がろうそくのように燃え尽きるものでした。その光は強く、室内での使用には向きませんでした。1878年10月14日にはこのアークランプを使用してサッカーのナイトゲームが行われました。
1877
ジョージ・レクランチ Georges Leclanche 電解質をペースト状にした乾電池を発明し、電源の携帯が可能になりました。
1878
ジョセフ・スワン Joseph Wilson Swan(uk) 木綿糸を炭化したフィラメントを使用して長寿命(約13.5時間)の白熱電灯を作った。
1878
    ロンドンのテムズ川沿いに“Electric Candle”による街路灯が設置されました。
1878
ウイリアム・ソイヤ
アルボン・マン
William Sawyer
Albon Man
炭化した紙でアーチ型に作ったフィラメントで電球を作りました。1880年米国の特許を取得しました。
1878
シーメンス社   1000cp(cp 燭光 Candlepower)電極の間隔を自動調整するアーク灯を開発しています。
1878
ウイリアム・クルクス William Crookes(uk) 両端に電極を付けたガラス管の中にある空気を抜いて非常に低い圧力にして両端の電極に高い電圧をかけると蛍光性の光を発生するCrookes Tubeを発明しました。
1878
ジョージ・フォックス St. George Lane-Fox(uk) 白金リード線に白金・イリジュームの渦巻きフィラメントを使った電球の特許を申請した。窒素を封入した電球を作った。彼は特許をブラシ電灯会社に譲渡して、ブラシ電灯会社は電球の取り付け部分のバヨネット方式を開発しました。
1879
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) 1877年ごろ電球の研究に着手し、1879年10月22日炭化した紙を使用したフィラメントで白熱電灯の実験に成功し、11月1日に特許を出願し、12月31日公開実験で40時間の点灯に成功しました。 1880年1月27日に特許(U.S. Pat. 223,898)を取得しました。
1879
アレクサンドロ・クルト Alessandro Cruto(it) 白熱灯を作るが効率が悪かった。
1879
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) 炭素繊維を使用し、排気したガラス球で作った白熱電灯に対する英国の特許申請を11月10日に提出した。
1880
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) 1200時間の点灯に成功
1880
ジョセフ・スワン Joseph Swan 排気したガラス球の中でフィラメントを電気で加熱し寿命を延長し、公開実験にも成功し、英国のグラスゴーにある郵便局に採用されました。
スワンの電灯リード線(lead in)の取り付け方法に関する特許を取得
1880
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) エジソン電灯会社を設立し、ランプの販売と発電所の建設を始めました。
このときのランプは木製の台にねじ(エジソンねじ)付きの電球を取り付けた卓上タイプのものでした。
1881
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) ニューヨーク市に電灯用の発電所を作りました。
1881
ジョセフ・スワン Joseph Swan ロンドンに電灯会社を設立しました。(2月)
1881
クリジク Franti?ek K?i?ik(cz) アークランプを発明。
1881
マキシム Hiram Stephen Maxim(uk) 炭化した紙で“M”字型に作ったフィラメントで電球を作りました。
1882
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us) ニュヨークのウォルストリート街に発電所を作り電灯事業を開始しました。
1882
ジョセフ・スワン Joseph Swan スワン電灯会社が発足。
1882
トーマス・エジソン Thomas Alva Edison(us)

スワンの会社がエジソンの特許はスワンの特許を侵害しているとして提訴しました。

1882
シーメンス   スワンの特許を使用して白熱電球を作りました。
1882
  Emil Rathenau(de) 1000馬力の蒸気エンジンに接続した発電機を作り、最初の価格表に基づいた電灯の取り付けを実施しました。
1883
    ドイツエジソン会社を設立
1883
エジソン・スワン   エジソン・スワンの特許係争に示談が成立し、新しいエジソン・スワン電灯会社を設立して、電灯の生産を独占し、エジソンの特許が切れる1893年11月11日までこの状態が続きました。
1884
    クリジク
1890
ピータ・クーパ・ヘイウィト Peter Cooper Hewitt 水銀で満たされたガラス管での実験を開始し、青緑がかった光が出ることを発見し、これでランプを作ることを決心し、更に、ウエスティングハウスと会社を作り、商業用の水銀ランプを作りました。
1890
    全電化ハウスが実現した。電気時計、電気ミシン、レコードプレイヤー、ファン、電熱器、電気暖房、盗難警報器、報知器、ドアベル、2個のバッテリーがあった。
1893
ニコラ・テスラ Heinrich Geissler(us) シカゴで開催された万国博覧会(コロンブスの新大陸発見400年記念)にガラス管にコイルを巻き高周波の電気を通してガラス管から燐光を出す放電灯を出品しました
1894
マクファーレン・モーレ D. McFarlane Moore 窒素ガスと炭酸ガスが封入された放電管を作りました。発光色はピンクと白色の混ざったものでした。
1901
ピータ・クーパ・ヘイウィト Peter Cooper Hewitt ガラス管の中に金属蒸気(水銀蒸気)を封じ込んだアーク型の放電灯を開発しました。発光色は青緑色で一般照明には向きません(演色性が悪い)でしたが、効率が良い放電灯でした。これが最初に作られた水銀灯でした。
1902
  Georges Claude 最初のネオン放電管が発明されました。
1906
GE社 General Electric Co(us) 安価なタングステンフィラメントを開発
1910
ウイリアム・クーリジ William David Coolidge タングステンフィラメントの製造方法を改良
1910
  Georges Claudeフランス ネオンサインのデモンストレーションがパリで実施された。12月11日
1910
ウイリアム・クーリジ William David Coolidge タングステンフィラメントを使用した電球(OSRAM lamp)を作った。
1912
  Charles Steinmetz(us) メタルハロライド(metal halide)放電管の特許を取得
1912
  三浦順一 封入ガスの対流による損失を少なくするため、一度巻いたフィラメントをもう一度巻いた二重コイル電球を発明し、電球の効率はさらに向上した。
1913
    ガラス封止部に使用するリード線に特殊な合金を使用し、封止部からの漏洩を少なくすることに成功しました。その合金(DUMET)はニッケル・鉄合金の腺に銅の層を作り、その上にホウ酸塩の層を付けたもので、ガラスとの密着性に優れ、熱によるガラスの膨張があってもそれに近い膨張をして漏洩を少なくする。
1913
  Irving Langmuir 窒素ガスを封入した白熱電球が作られた。希ガスを封入することでフィラメントの蒸発を少なくすることが出来ました。
1918
    アルゴンガスを封入した白熱電球が作られ熱損失が減少しました。
1919 アーサー・コンプトン Arthur H.Compton 最初のナトリュウムランプが発明されました。
1919
    電球の頂上から排気していたが、口金の方から排気する製造方法が発明された。
1923
  Georges Claude 米国自動車販売会社でネオンサインで"Packard"と文字が表示されました。
1924
    車のヘッドライト用の電球の特許が出され、1937年には実際に車に取り付けられるようになりました。
1925
  不破橘三
Marvin Pipkin
内部つや消し(Internal frosting)の電球が出現しました
1926
エドモンド・ジャーマ Edmund Germer(us,GE) ジャーマと仲間たちは管内の蒸気圧を高くし、管内面に蛍光塗料を塗布し、紫外線を可視光線に変換することを提案し、特許(U.S. Patent No 2,182,732)を取得しました。これが蛍光灯の基本原理です。
1932   George E. Inman(uk,GE) 高圧の水銀蒸気によってランプを作りました。
1932   Philips 商業用のナトリウムランプ(sodium vapour lamp)が出現
1934 エドモンド・ジャーマ Edmund Germer(us,GE) 高圧の水銀蒸気によって小型で高出力のランプを作りました。
1938   George E. Inman(us,GE) Richard Thayer(us,GE) ジャーマの特許を購入し、最初の実用的な蛍光灯を開発して発売を開始。
1944 GE社 General Electric Co(us) 最初の商業用水銀灯(Mercury Vapour lamps) が出現。
1947 GE社 General Electric Co(us) 最初の高圧水銀灯(High Pressure Mercury Vapour lamps)が出現
1959   Elmer Fridrich ハロゲンランプ(Halogen Lamp)の特許を取得April 21, 1959
1960 マクファーレン・モーレ Daniel MacFarlan Moore 陰極グローネオンランプ(negative glow neon lamps)の小型表示灯(miniature indicator lamp)が発明されました。
1962 GE社 General Electric Co(us) アーク灯の新しい方式ハロゲンランプ(Multi Vapor Metal Halide lamps)の特許が申請されました。
1964 GE社 General Electric Co(us) GE社のメタルハライド放電灯はニューヨーク世界博の照明に使用され、水銀灯よりも効率が良く、青い光が強化され、発光色が自然の太陽光である白色に近くなり、広く知られるようになりました。
1970 GE社 General Electric Co(us) 高圧ナトリュウムランプ(High Pressure Sodium lamp) が出現
1975 GE社 General Electric Co(us) ハロゲンランプ(Precise MR16)を発売開始
1981 GE社 General Electric Co(us) 小型メタルハライドランプ(Small Metal Halide Lamps)が出現
       
       
     
     
     

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