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歯ブラシだけ


歯ブラシだけでなく、歯垢染色液で歯垢の取れ方確認しなければ、歯周病予防にならない。歯垢染色液を手元に置いて下さい。鏡もね。 歯ブラシだけで、歯磨きの効果は、確認できません。だから相変わらず歯周病患者は、減らない。


歯ブラシだけ、歯ブラシのみでの歯磨きで歯周病(歯槽膿漏)を解決できる?歯科衛生士さんにさんざんブラッシングと言われます。一番シンプルな予防法です。 6月4日を虫歯予防デーとして、昭和初期から、歯ブラシが普及して、歯ブラシを歯科医師も推奨していますが、歯周病の現状は、ーーー




若先生: 歯を磨くという習慣は、どこで、いつごろから始まったのでしょうか?

老先生: インドでお釈迦さまが広めたらしい。仏前で読経する前に手を洗い、木の枝(菩醍樹の小枝を使い歯木という)で歯を清掃することを説いた。儀式として広めたんだな。

若先生: へぇーそうなんだ。仏教の教えとして、衛生思想とともに説いたんだ。何か効用があると言われているのかな?

老先生: 1.口臭を除く 2.食べ物の味がよくなる  3.口のなかの熱を除く 4.たんを除く 5.眼がよくなるという御利益として説いたらしいよ。

若先生: 玄奘三蔵は、インドで修行し中国に帰り、歯木で歯を清掃する習慣を唐の時代に中国に伝えた後、仏教と共に日本には入り平安時代には僧侶、貴族、武士の間でおこなわれ、江戸時代には庶民の間にも普及したんだ。

老先生: そうだよ、習慣として、段々庶民にまで普及するのに長い間かかっているんだよ。

若先生: 道具は、変わらなかったのかなインドから中国へ伝わるときに

老先生: インドでは、ニームの木は、柑橘系で樹液の成分には虫歯予防や歯肉を引き締める作用があり、歯周病の予防にも良いとされているが、中国では菩醍樹や優曇鉢羅の木がないので、楊柳の小枝を使ったため「楊枝」と呼ばれるようになった。

若先生: じゃあ薬効成分がないのですね。なんだそんなんでいいのかな 

老先生: そうだな薬効がありそれにふさわしいものがないんだから仕方がないさ。習慣として取り入れただけという感じがしないでもない。木の枝を利用する方法は、東南アジア、アフリカにも伝わったそうだ。

若先生: 西洋歯ブラシの台頭により、房楊枝は、大正末期まで売られていたと習ったことがある気がするのだが、ーーー

老先生: そうだよ大正末期まで売られていたんだよ。じゃあ西洋歯ブラシは明治初期に輸入されたのだが、銀や動物の骨で柄が作られ、豚毛や馬毛を植え、裏側で糸で縛っていたんだよ。歯ブラシは、高価なので一部の人しか使えなかった。明治5年、輸入された歯ブラシをまねて、鯨の髭を柄に馬毛を植えた国産の歯ブラシが大阪で製造され、「鯨楊枝」とよび販売された。多くの人は房楊枝を愛用していたのじゃよ。

若先生: そうなんだー。大正期には、セルロイド製の柄に豚毛を植えた歯ブラシを日本が世界一の生産量をほこり、全世界に輸出していたんだってね。

老先生: 歯磨き粉も塩、米あかを煎ったものを利用していたんだ。寛永2年、江戸の商人丁字屋喜左衛門が、朝鮮の人から歯磨の製法を教えられて製造した「丁字屋歯磨」が最初らしい。江戸時代の歯磨粉は、房州砂に、丁字、薄荷、じゃ香、竜脳、乳香、肉桂(にくけい)など香料を混ぜてつくられていたが、明治になると、基剤として炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムが原料として用い洋式の歯磨の製造が行われた。                          明治21年には、福原資生堂(現資生堂)より初めて練歯磨が発売された。明治29年、小林富次郎がライオン歯磨を発売した。戦後昭和27年には、日本で初めてサンスターシオノギよりクロロフィル入り練歯磨が発売されている。その後、薬効成分入りの歯磨きが発売されて現代につながっているんだな。

衛生士: そういう歴史があったんですか、かなり長い歴史を歯ブラシや歯磨き粉はもっているんですね。

老先生: そうじゃなぁ、長い歴史はあるね。虫歯、歯周病は、人類誕生からあった病気だからね。

衛生士: そんなに昔からあった病気なんですか、いやだなーぁ

老先生: 弥生人などの遺骨をみると、虫歯、歯周病が確認出来るし、家畜である犬の中にも、歯周病が確認できるからね。

若先生: だって歯周病の原因菌というのは、口腔内常在菌だから、どんな人が、かかってもおかしくないんだよ。

衛生士: えぇ、みんなかかるの?

若先生: 違うよ。かかる可能性が、あるということだよ。あわてないでね。歯ブラシだけをたよりに予防していますなんだよ。

衛生士: あぁ、よかーった。抵抗力がない時にかかるのかしら。

老先生: 病気の時また、栄養のかたよりがあったとき等にかかりやすくなるようだ。歯にかむ力がかかるとき、歯茎に炎症傾向があると、より悪くなりやすいみたいだね。

若先生: 歯と歯の回りの歯茎を歯ブラシで清潔にしていれば、いいんじゃないの。

衛生士: そうだわ、歯の回りの歯茎を歯ブラシで清潔にすればいいだけね。

老先生: そうなんじゃがーーー歯ブラシだけで強く擦ってしまうんだ。

衛生士: 歯磨きという語感から、強く磨きすぎちゃうのね。歯茎を逆に痛めちゃうのにね。注意しないとね。

老先生: テレビのコマーシャルで歯ブラシでのブラッシングの仕方が放映されるようになったから、それを参考にすればよいよ。

衛生士: 歯ブラシで歯磨き効果確認のため歯垢染色液を買う人ほとんどいないものね。

老先生: 歯磨きの効果を確認するためには、歯垢染色液で確認することが必須だな。なければどこが落ちていないか、わからない。いくら歯医者が、歯ブラシを説いても、魂の抜けた仏様だな。

若先生: 今の歯垢染色液はすごいよ。新しくついたばかりの歯垢と古くからある歯垢を色分けしてくれるものもあるんだよ。鏡と歯垢染色液は、歯ブラシによる歯磨きには、絶対欠かせないものなんだから、患者さん自ら買い求めてほしいと思う。

衛生士: そうね「家族にひと瓶、歯垢染色液を備えて下さいね」これが標語になるかもね。

老先生: 歯磨きの効果を確認することが、歯周病予防の最初の一歩という基本を作ってからはじめようね。そうすれば、自分で歯垢の落とし方の技術を学べるよ。テストと同じで、習ったことの習熟度を上げなければ、なんの効果もないのじゃよ。

若先生: そうですね、人の歯は、大きさ、形、カーブの仕方、歯の並び方など様々だもんね。それぞれ、自分に合った歯磨きの仕方があるんだものね。それが個性です。

衛生士: 分ったわ、歯垢染色液なしで、家庭で歯磨き効果出るはずなかったんだわ。大事ね、歯垢染色液での、歯磨き効果の確認と歯ブラシ技術の向上はね。

 

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