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メール『ビヨンボ』
【2013年平成25年】
第113号第112号第111号第110号第109号第108号第107号第106号第105号第104号第103号第102号第101号第100号第99号第98号特別号第97号第96号第95号第94号第93号第92号第91号第90号第89号第88号第87号第86号第85号

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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、
週刊サイディア・フラハ便り、メール『 ビヨンボ 』です。
(フェースブック「サイディア・フラハ」 http://www.facebook.com/saidiafuraha
 に更新される荒川さんの写真付き記事より、転送します。
 「お友達」への紹介も、よろしくお願いします。

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    メール『 ビヨンボ 』 No.113        12/28
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(12/25)先週のできごと、クリスマス休暇
12月18日、施設の子どもたちとスタッフとで、
昼にクリスマスパーティーをする。
今回はサイディアフラハのOB・OGを招く。
それというのも、サイディアフラハの将来のことを見据え、
今後OB・OGをスタッフ見習いとして採用するなど関係を深くしてゆくため。
今回は平日のパーティーだったので5名のOB・OGだけの出席となったが、
施設の子どもたちと仲良く話をして食べて、楽しんでいった。

12月19日、この日はメリー(13歳)を除く施設の子どもたちが
みんなクリスマス休暇で親せきの家に帰る。
みんな来月初めに施設へ戻る予定。
メリーは帰る親せきがないので一人さびしくしていたところ、
ちょうど縫製工房の仕事などで来ていた築地さんがそれを心配し、
急きょナイロビの自宅へ2泊3日でホームスティーさせてくださる。
メリーは喜んでいた。

12月21日、縫製工房は前日が仕事納めで、
この日は築地さんが縫製工房スタッフへ仕事が進んだことへの感謝として、
ナイロビの生地屋さんでスタッフたちの好みの衣服を作るための生地をプレゼント。
工房スタッフのアン(22歳)とスーサン(21歳)がそれに参加。
もう一人のワイゼラ(17歳)は体調がすぐれず、不参加。
アンたちはその後キテンゲラには戻らずに、田舎へ帰って行った。

私(荒川)はナイロビまでアンたちを引率し、
その後築地さん宅へメリーを迎えに行く。
メリーは築地さん宅でホームスティーを満足ゆくように過ごさせていただいたようで、
だいぶ表情が明るくなっていた。

メリーはその後、施設からスタッフ宿舎の1室へ移る。
我々は彼女のために来月初めまでのプログラムと日課を作り、
休暇中はのんびりでも規則正しく過ごすようにした。
 

(写真・クリスマスパーティー お祈り 12/19)
クリスマスパーティー お祈り

急きょ12月18日にクリスマスパーティーをすることに決まったので、
OB・OGだけを招いてクリスマスパーティーをした。

クリスマスパーティーの前に、サイディアフラハを支援してくださっている方たちや
原爆・原発や戦争で苦しんでいる人たちのために、お祈りを捧げる子どもたち。

(写真・クリスマスパーティー もみの木 12/19)
クリスマスパーティー もみの木

もみの木(イミテーション)とクリスマスの飾りは
先日製薬会社からの訪問者の方たちが寄付してくれたもの。
これがあるとクリスマスだという気になるのはケニアの子どもたちも一緒のようで、
みんなここで写真を撮りたいと私にせがんできた。
 

(写真・机を黙々と作る大工のラファエル氏 12/21)
机を黙々と作る大工のラファエル氏

サイディアのひと気のない敷地で
小学生用の机・イス(机とイスがくっついている)を
黙々と作り続ける大工のラファエル氏。
施設の子どもたちはクリスマス休暇で来年の初めまで、
10日ほど親せきの家に行っていている。
今回唯一の居残り組のメリー(13歳)は
築地さんの家に2泊3日でホームスティさせていただいている。
ラファエル氏が作る机・イスは
キ・アフリカ(日本のNPO)が近くの公立小学校への寄贈用のもの。
これらの一部はサイディアの小学校でも使わせていただけることになっている。


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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、
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    メール『 ビヨンボ 』 No.112        12/21
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(12/18)先週のできごと「運動靴などの配布、縫製工房の新しい見習い選考」

この週は毎日雨が降っていて(夕方や早朝に降ることが多かったですが)、
施設の女の子たちは敷地内の草刈りに精を出していました。

12月9日、この日の午前中は施設の子ども、幼稚園児、裁縫教室の通学生へ
日本やケニアの方たちからいただいた運動靴や衣類、文房具類
(文房具類は写真用に持たせただけで、来年少しづつ配る)を配る。

この日、午前中に子どもたちが草刈りをしていると、子ども部屋近くの畑で蛇が出た。
ほとんどの女の子が蛇の出た場所を遠巻きにしてコワゴワ見ているなか、
エスター(16歳女)は蛇捕りが好きなようで、クワを持ちいさんで蛇に立ち向かっていっ
た。そして見事、クワで長さ50cmの蛇を切り刻む。
聞くところによるとエスターは蛇捕りがこの雨季これで2度目とのこと。

きのうから泊まり込みで縫製工房スタッフの指導にやってきた築地美津子さんと私(荒
川)で、
午後から新しい工房スタッフ見習いの選考をする。
今回は支援卒業生のパトリシア(17歳)、マーガレット(17歳)と
通学卒業生のジュリスタ(21歳)が選ばれた。
彼女らは来年1月から正式に働くことになる。

12月12日はケニア50年の独立記念日にあたり、
ケニア政府はナイロビで国をあげての盛大な式典をする。
この日は祭日であり、
サイディアでも午後から子どもたちとモラア寮母でチップス(フライドポテト)を揚げ、
肉料理をこしらえ、晩に私も参加して、50周年を祝って食事をした。
 

(写真・ボール当てゲーム 12/15)
ボール当てゲーム

雨季の晴れ間のグランドで、ボール当てゲームを楽しむ子どもたち。
このボール当てゲームはドッジボールの小さいボール版のようなもので、
男の子よりも女の子に好まれています。
今回の雨季は雨が少なかったですが、それを取り戻すように、
ここへきて1週間毎日豪雨が降っています。
入道雲が遠くに出ているので、今晩も雨になりそうです。

(写真・製薬会社よりクリスマスプレゼント 12/17)
製薬会社よりクリスマスプレゼント

16日のきょうは午後から近くの製薬会社の方たち(ケニア人)が訪れ、
施設の子どもたち(中央で歌を歌っている)や
幼稚園の子どもたち(右にいてイスに座っている)へクリスマスプレゼントを手渡して
くれた。
子どもたちは一人一人がそれぞれおもちゃなどをいただき、とても喜んでいた。

(写真・縫製工房 パトリシアとマーガレット 12/18)
縫製工房 パトリシアとマーガレット

縫製工房で元気にスタッフの手伝いをするパトリシアとマーガレット。
スタッフが増えて、前からいるスタッフたちもうれしそうだった。
左から、アン(22歳)、パトリシア、マーガレット、ワイゼラ(18歳)。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.111        12/14
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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10月初旬日本に着いた荒川さん、
秋のイベントラッシュ、京都・大阪などの報告会他のスケジュールこなしたのち、
残るは「サイディア・フラハを支える会総会」を待つのみといったところに、
ケニア日本大使館より「在外公館長表彰」の知らせが届きました。

今年は「日・ケニア外交樹立50周年記念」ということで、
日本人17名、ケニア国籍者3名の合計20名の表彰とか。
その表彰式が12/3なので、急遽予定を繰り上げ、
荒川さん12月2日ケニアへ戻ってゆきました。

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(12/12)先週のできごと「ケニア50、少年ルーカス、マゴソスクール」
 

12月3日、私は早朝、ナイロビ空港に着く。
カルリ園長に迎えにきてもらいサイディアには行かずに
ナイロビの築地美津子さん宅へ直行し、
そこでカルリ氏、築地さんの3名で「今後のサイディア活動」についてのミーティング
をする。

その後、ケニア日本大使公邸で「長年ケニアに貢献した」人たちの表彰式がある。
私を含めて20名の日本人が表彰された。
NGO関係者が多く表彰されたので、
お久しぶりの同窓会のように懐かしい顔がつどい、お互いの近況の話に花が咲く。

12月6日の夕方、少年ルーカス(3歳)が警察から
「まま母に虐待されているので、他の施設に入れるまでの3日間を預かってほしい」
とのことで、サイディアの施設に連れてこられる。
ルーカスは初日非常におどおどしていたが、
モラア寮母やザワディたちに献身的に扱われて、日に日に元気を取り戻していった。
初日は下痢もひどかったが、それもだんだん回復。
しかし、5日目に「他の施設に入れる手続きのため裁判所へ連れて行く」と
警察から引き取りにきて、連れてゆかれた。
下痢がまだ完全には止まっていなかったので、
「下痢が止まるまででもここに居られたらよかったのに」と残念に思った。

12月8日は、
ナイロビのキべラスラムにあるマゴソスクール(早川千晶さんら運営)の
クリスマスフェスタに招待された。
それで私とビージニア先生、大きいモリーン(14歳)、エスター(16歳)、
ピュリティー(16歳)、シャロン(7歳)、ジェリダ(6歳)、イボンヌ(5歳)で参加。
4時間もの長い時間の催しだったが、
歌、踊り、楽器演奏、ファッションショーと、
次々に手を変え品を変えての素晴らしいエンターティメントに長さを感じさせなかっ
た。
「若い先生たちやマゴソOB・OGたちが生き生きと活動していて」
サイディアももっと若い人たちに活動しやすい場にしないといけないと思った。
 

(写真・東屋のふき掃除 12/5)
東屋のふき掃除

早朝、日課の東屋のふき掃除をする施設の子どもたち。
プロジェクトは学校が終了し、クリスマス休暇に入っています。
 

(写真・小さなルーカス 12/7)
小さなルーカス

ダイニングで女の子たちに慰められているルーカス(小さな子、3歳男)。
キテンゲラの警察より「ルーカスはママ母に虐待された。
そのママ母は法によって処分するので、
彼を児童養護施設に入れるまで3日間預かってほしい」との要請で、
きょうの夕方やってきた。
下痢がひどくおびえているのが心配だが、
ザワディ(13歳女)たちがめんどうを見てくれるのがうれしい。
 

(写真・クリスマスプレゼント 12/10)
クリスマスプレゼント

きょうは子どもたちにクリスマスプレゼントを配りました。
スポーツシューズ、衣類、そして文房具類
(文房具類はプレゼンテーションをしただけで、
 来年の授業で必要に応じて使わせていただきます)。
これらはケニアの方たちからいただいたもの(多くは衣類)、
JICA をとうしていただいたもの(シューズ)、
築地美津子さんや私が日本でいただいて運んできたものなどです。
みなさんどうもありがとうございます。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.110        8/30
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(8/28)先週のできごと「居残り組のそれぞれの事情」

8月19日、シャロン(7歳)のおばあさんが、
シャロンを夏休みの里帰りのために田舎から出てくる。
シャロンはおばあさんと一緒に住む義理のおばさんに冷たくされるので、それを拒否。
しかし、8月26日にナイロビに住むお姉さん(18歳)がやってきて、
彼女を1週間の約束で連れ出そうとし、
シャロンはお姉さんにうれしそうについて行った。
お姉さんは結婚していて2歳ほどの子どもがあり、
義理の兄に拒否される場合や子守としてこき使われる場合もあり、まだ要注意が必要。

ケニア人は今なお大家族てきで、親せきのあいだのきずなは強い。
そこで我々は夏休みやクリスマス休みなどに
なるべく子どもたちの適切な親せきを探しだして、そこに預けることにしている。
どうしてかというと、将来この子どもたちがサイディアを巣立った場合、
親せきが受け皿になり協調して生活できるようになるため。
これはケニア政府のポリシーでもある。

シャロンはなかなか適切な親せきが見つからなかったが、
あれこれ探したので見つかったケースだ。
同じ居残り組のメリー(12歳)の場合、キテンゲラに住むおじ夫婦はアル中だし、
ほかに独身のおじがいるそうだが、当然それらに里帰りさせるわけにはいかない。
それで他に親せきを探していたら、
遠方に住むいとこの女性(20歳後半で結婚している)がみつかり、メリーに会いにきた。
彼女は遠方に住むので交通費が大変だし遠い親せきなので、
そう簡単には里帰りさせられないが、
できればクリスマス休暇くらいは行かせられたらと考えている。

同じく居残り組のマリア(10歳)の場合は兄弟・姉妹が6名だそうで、
それぞれがあちこちの親せきに預けられているので、
そこへマリアがはいるスペースがないとのこと。
時間がたてば状況は変わるだろうから、
こちらは根気よく受け入れ可能な親せきを探していきたい。

8月22日にザワディ(12歳)が、23日にディンダ(11歳)が
親せきの里帰りから施設に戻ってくる。
彼女たちが戻ったのは翌日、築地さんのところへ行くため。

8月23日、荒川はザワディ、ディンダとともにナイロビに住む築地さん宅へ伺う。
そこへ築地さん宅近所に里帰りしていた小さいモリーン(11歳)と合流。
ザワディはもう何度も築地さん宅でお世話になっているので、
ザワディに小さな子どもたちの面倒を見るよう話す。
築地さんからは毎日のように
Eメールで子どもたちの様子を伝えていただいているので、助かっている。

(写真・おママごとに励む 8/23)
食器洗いをするマリアとシャロン
縫製工房の裏(グランドの端)で
午後からのんびりとおママごとに励む居残り組のマリア(左)とシャロン。
数日前に田舎からおばあさんがシャロンを夏休みの里帰りで迎えにきた。
しかし、おばあさんと一緒に住む義理のおばさんがシャロンに冷たいらしく、
シャロンは涙を流して里帰りを拒否。
シャロンにはサイディア施設があって本当によかったと思う。
みなさんのご支援には感謝いたします。
 

(写真・食器洗いをするマリアとシャロン 8/24)
食器洗いをするマリアとシャロン
夕食後、台所の流しで食器洗いをするマリア(左)とシャロン。
二人とも料理作りをするには、まだちょっと心もとないが、
食器洗いや後かたずけは時間がかかってもやりとげます。
 

(写真・ホームステイ 8/25)
ホームステイ
ナイロビの築地さん宅のサイディアの子どもたち。
左からディンダ、小さいモリーン、ザワディ。上は築地さんで、下は荒川。
この3名はきょうから築地さん宅へホームスティさせていただく。
それでザワディとディンダをキテンゲラから連れてきた。
モリーンは築地さん宅近くの親せきの家に里帰りしていたので、
おじさんに連れてきてもらった。
お姉さん株のザワディには
「そそうのないように、他の子どもの面倒を見るよう」言い聞かせた。
築地さん、よろしくお願いします!
この子どもたちは施設の居残り組とは別で、居残り組はおねしょ組でもあるので、
今回のホームステイからはずした。
居残り組もこの休暇中に日帰りでどこかへ連れてゆくことにしている。
 

(写真・洗濯をするシャロン 8/27)
洗濯をするシャロン
きのうの朝、スタッフ宿舎横にある水タンクの前で洗濯をするシャロン。
これくらいの子どもでも薄手の衣類は洗濯できるので、自分でしている。
ジャケットなど厚手の衣類は大きな子やスタッフに洗濯をしてもらっている。
この日の午後、彼女の姉(18歳)が突然現れ、
「シャロンをナイロビの自分の家で学校がはじまるまで(1週間)引き取りたい」と申し
出た。
シャロンに行きたいかどうかをたずねると笑顔で「行きたい」とのことだった。
それで我々は引き取りをを許可したので、シャロンは姉に連れられ施設を出ていった。
先日、おばあさんがきてシャロンを引き取ろうとしてシャロンが拒否したとき、
おばあさんの話では「シャロンには姉がいてナイロビでメイドをしている」とのこと
だった。
それで、今後はその姉に連絡をして
シャロンの里帰り先をお願いしようと考えていたので、ちょうどよかった。
ただ心配なのは、その姉は結婚していて2歳程度の子どもがいるので、
シャロンを子守りとしてこき使わないかいないかどうかなので、モニタリングが必要。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.109        8/23
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(8/21)先週のできごと
「ケナイヤン(マサイ人の少女)施設を出る、子ども部屋裏の石壁作り」
 

8月12日、両親が強いる早期婚を避けるために村長から青少年局をとおして
サイディア施設へ連れてこられたケナイヤン(仮名13歳)は
1カ月近くいた施設を出て、
サロメ先生に付き添われて以前いた青少年局一時預かり所へ帰された。

ケナイヤンは始め裁縫教室へ入ったが彼女はいやがり、
彼女の希望で近くの公立小学校へ1年生として通わせることになった。
しかし、小学校の1日目は帰ってきて頭痛がするとのことで、
晩飯を食べてすぐベッドへもぐりこむ。
2日めには小学校で学習することをいやがり、校門から逃げ出そうとした。
それでもスタッフたちから説得されて2週間ほど通った。
しかし彼女は
「サイディアの裁縫教室生徒たちからいじめられているので、
 サイディアの施設にも居たくなく一時預かり所へ帰りたい。
 もしそれができないならば、ここを逃げ出す。」と言い張る。
これら生徒たちが夏休みでいなくなると今度は
「小さい子どもたちからいじめられている」とのこと。
そのようにはまるで見えなかったが。
このようないきさつから、彼女を一時預かり所へ帰すことになった。

8月14日、施設の子どもの多くが親せきのもとへ一時的に里帰りしたので
居残りの人数が4名となり、子どもたちをスタッフ宿舎へ移した。
子どもたちは環境が変わったので、喜ぶ。

8月16日、この日までで1週間かかった子ども部屋裏の石壁作り20m(写真)が終わる。
これで子どもたちの安全性がだいぶ増した。
子ども部屋裏の石壁作り20m

(写真・成人学級の校舎をバックにスーサンとアン 8/13)
成人学級の校舎をバックにスーサンとアン
キテンゲラにある成人学級の校舎(バラックのような建物)をバックにして、
ここへ夕方から毎日通う縫製工房スタッフのスーサン(右)とアン。
夕日がきつくて二人とも顔をしかめている。右側にカメラを持った私の影も写ってい
る。
この学級は春休み・夏休みも開いていて、
スーサンたちが通う夕方の部だけではなく、午後の部もあるとのこと。
ここを2年間学んで卒業する(卒業試験に受かる)と高校卒業の資格が取れるとのことで、
スーサンたちのような小卒だけでなく、
高校をドロップアウトした(授業料が払えなくてドロップアウトするケースは非常に多
い)人も通っている。

(写真・ウジを作る 8/15)
ウジを作る
台所の横にある食糧倉庫の中で、
あすの朝食になるウジ(トウモロコシやヒエなどを粉にしておかゆにしたもの)を煮
る4名の子どもたち。
他の子どもたちは親せきのところへ帰って行って、
帰るところがないとうの理由で4名だけが施設に残っている。
人数が少なくなったので、台所を少々改装中。

(写真・縫製工房スタッフの休憩時間〜ツカレたぁ〜 8/17)
縫製工房スタッフの休憩時間〜ツカレたぁ〜
午前中の休憩時間に日向ぼっこしながらチャイを飲む縫製工房スタッフたち。
金曜日なので彼女たちは仕事の疲れが出てきたようで、
口数も少なくなにかを思いつめているようだった。
スーサン(左)とアン(中央)は夜学に通っているので疲れはなおさら。頑張って欲しい。
夏休みなので子どもたちや他のスタッフたちはほとんど休暇をとっている。
彼女たちは有給休暇を取ろうと思えば取れるのだが、
クリスマス時にまとめて取ろうとしているので、今回は有給を使わないとのこと。

(写真・晩の食事後、シャロン、マリア、荒川 8/18)
晩の食事後、シャロン、マリア、荒川
ダイニングでの晩の食事後、左からシャロン(7歳)、マリア(10歳)、荒川。
メリー(12歳)の撮影で。
だいぶピンボケですが、他の写真より一番彼女たちがうれしそうにしていたので。
きょう彼女たち3名の施設居残り組は、
サイディア運営委員デニス氏の1歳になる長女の誕生祝いに招かれ(わたしは用事でい
けなかった)、
ケーキやご馳走を食べ、いろいろな遊びをしたことを晩飯のときに話してくれた。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.108        8/12
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(8/10)先週のできごと「20周年式典」

この1週間は20周年式典準備に追われる。
一時やわらいでいた日中の冷えがぶり返してきた。
7月30日に築地さんは娘の凛(リン)ちゃんとともに
8月4日までサイディアに泊まっていく。縫製工房での仕事がおもだったが、
ファッションショーのリハーサルでアドバイスをしていただく。

7月31日、カルリ園長や築地さん、荒川、3名の施設の子どもと、
キテンゲラから120km離れたタンザニアとの国境で保育園を運営する相原を訪問。
相原さん夫妻は来年から小学校を開設するとのことで、
その建設現場や保育園を見せていただく。
じつはサイディアフラハでも小学校を開いてはどうか、
というアイディアがあり、そのための見学でもあった。

8月3日は20周年式典と展示会。
この日の日本人ゲストはJICA次長の丹原さんはじめ、8名におよんだ。
それに中国人夫妻も一組。
展示のほうは準備に時間をかけたのでまあまあのデキ。
それにサイディアの卒業生たちも25名ほどやってきて催しを手伝ってくれたのがうれ
しかった。
式典も予定どうり午後2時からはじまったので遅れずに、よいスタート。
裁縫教室生徒や小学生たちは歌をひろうし、だんだん盛り上がっていった。
しかし、それからツマズく。
司会をしたカルリ園長やデニス氏がつぎからつぎへと、
ケニア人参加者へマイクを持たせたため話が長くなってしまった。
そのためにファッションショーの時間が遅れ、
日本人のほとんどと中国人は帰り時間がきて、
楽しみにしていたファッションショーを見ずに帰ってしまった。

ファッションショーで生徒や小学生たちがうまくポーズをとっていただけに、
それらを日本人や中国人ゲストたちにみせられず非常に残念だった。
 

(写真・ピカピカの小1、ケナイヤンとマリヤ 7/24)
ピカピカの小1、ケナイヤンとマリヤ
これから学校へ初登校する2名ともピカピカの小学校1年生の
ケナイヤン(13歳女・左)とマリヤ(10歳女)。少し緊張している。
2名とも最近施設へ入ってきた子どもたち。
ケナイヤンはマサイ人の子どもで、
早期婚を避けるために自分の家から離れてサイディアフラハへやってきた。
彼女はこの年齢になるまで小学校へ行ったことがなかったので、
サイディアでは裁縫教室へ入れようとしたが、彼女は小学校へ行くことを希望。
近くの小学校は彼女を受け入れてくれたので、
小学1年の授業がある午前中は小学校へ行き、午後は裁縫教室へ行くことになった。
ケニアでは以前80数歳の男性が小学校へ入学して話題になったが、
13歳の入学ならまだヒヨッコのほうか?
 

(写真・ファッションショーのリハーサル 7/30)
ファッションショーのリハーサル
月曜日の午前中、
ファッションショーのリハーサルでスタッフたちから注文をつけられる裁縫教室生徒
たち。
今回は20周年式典でするので、スタッフたちの批評はシビア。
 

(写真・バスターミナル、ザワディとモリーン 8/8)
バスターミナル、ザワディとモリーン
キテンゲラのバスターミナルで、田舎の親せきのところへ行くために、
これから乗合バス(マタツー)へ乗り込もうとするザワディ(左)と
キテンゲラの親せきのところへ行く、大きいほうのモリーン。
20周年式典が終わり小学校も2学期が終わって夏休みに入った。
そこで施設の子どもたちのうち、親せきのところへ帰る子どもが出始めている。
ザワディは親せきの家に帰りたがり、モリーンは施設に残りたがっていた。
その違いが笑顔の度合いとなっている。
 

(写真・自習時間、マリアとシャロンとディンダ(8/9)
自習時間、マリアとシャロンとディンダ
晩のダイニングの自習時間に他の子どもたちとともに、ふざけてポーズをとる
マリア(手前10歳)、うしろの左からシャロン(7歳)とディンダ(11歳)。
マリアは施設にきてまだ20日だが、もうすっかり施設に馴染んでいる。
施設の裁縫教室生徒やザワディたちが夏休みで親せきの家に帰ったので、
8名だけがいま施設に残っている。


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メール「ビヨンボ」転送者(ヨコヤマ)のネット事情が、
あまり芳しくはない理由によって(内緒)4日間不通となり、
今回の、メール「ビヨンボ」遅れました。すみません。

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    メール『 ビヨンボ 』 No.107        7/30
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(7/23)先週のできごと「ハルコさん帰国」

この週は朝晩こそ多少涼しかったものの、日中は暖かいでした。

7月15日、数日前に施設へ入ってきたケナイヤン(13歳女)は
「裁縫教室で技術を習得するより、小学校へ行きたい」と言いだした。
ケナイヤンはマサイ人の子どもで、
親が大金持ちの妻子持ちで初老の男へ結婚させようとした。
いわゆる「早期・売買婚」をさけるために、
ケニア政府の青少年局から我々の施設へ連れてこられた。
そこで我々は、彼女が小学校へ一度も行っていないので
これから小学校へ入れるよりも、裁縫教室へ入れることに。
ところが本人は小学校へ行きたいとのことなので、どうするか検討することにした。

7月17日、この日から3日間、築地さんは凛ちゃんを連れて泊まり込みで
縫製工房のスタッフへ新しいエプロンの作り方を教えにくる。

7月19日の晩に、
明後日の早朝ケニアをたつ長期ボランティアのハルコさんの送別会をおこなう。
この送別会には施設の子どもたち、スタッフたちとその子どもたち、
築地さん、私、カルリ氏、デニス氏夫妻がつどい、
ハルコさんのしたことに感謝の言葉をそえる。

7月21日早朝、荒川と工房スタッフの4名がハルコさんの見送りに、
ナイロビ空港までゆく。

この日は午後からサイディアOB・OG会を開く。
サイディア施設、裁縫教室、溶接教室の卒業生たちが20名集まり、
20周年記念式典当日の仕事の役割分担を話し合う。
出席者はいつものことだが男子が多かったが、女子も数名来ていた。
そのなかに施設出身で子ども連れが2名来ていて、
彼女らは私へ子どもを紹介してくれた。
こういうことで、20年たったのが実感させられた。
自分が老いたことも。

(写真・サイディアの子どもたちと遊ぶ凛ちゃん)
サイディアの子どもたちと遊ぶ凛ちゃん
サイディア幼稚園の子どもたちと仲良く遊ぶ、凛(りん・3歳)ちゃん。
お母さんの築地美津子さんが3日間の泊まり込みで、
縫製工房のスタッフたちへ新製品の作り方の指導にきたため、一緒についてきたもの。
凛ちゃんが幼稚園の子どもたちと遊んでいたので、
お母さんの仕事がずいぶん進んで助かった。

(写真・カルリ園長と卒業したサイディアOB・OG)
カルリ園長と卒業したサイディアOB・OG
カルリ園長と卒業した(施設、裁縫教室、溶接教室)サイディアOB・OG。
この8月3日にある20周年記念準備会のために呼び出したところ、
20名集まった。(写真に入っていない人をいれ)
卒業生は女が多いのだが、プロジェクトへ集まるとなると男が多くなる。
この写真から3名の名前を言い当てることができれば、あなたは相当なサイディアマニ
ア。
カルリ園長はずいぶん風格が出てしまったなあ!


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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、
週刊サイディア・フラハ便り、メール『 ビヨンボ 』です。
(フェースブック「サイディア・フラハ」 http://www.facebook.com/saidiafuraha
 に更新される荒川さんの写真付き記事より、転送します。
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    メール『 ビヨンボ 』 No.106        7/19
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(7/17)先週のできごと「プロジェクトから姿を消した女の子たち」

7月8日、夕方にキテンゲラ市の街中にあるスーパーへ行くと、
買い物を終えたジャックリン(18歳)と偶然出会う。
ジャックリンは昨年裁縫教室を卒業して、この1月までサイディア縫製工房で働いてい
た。
田舎へ戻ったはずだったのだが?
「近ごろ田舎から出てきてキテンゲラで働いている」とのこと。
次の日にはモラア寮母のところへ、
昨年3月まで縫製工房で働いていてどこかへ行ってしまったぺ二ナ(19歳)から電話があ

「こんど結婚するので田舎へ来てください」とのこと。
ケニアの若い女の子たちは男の子たちよりもよけい人生ですったもんだを繰り返して
いるが、
なんとか無事に生きていることがわかっただけでもうれしい。

7月10日、ナイロビ在住の日本女性高梨さんに、
こんどの20周年記念の行事の手伝いで5日間ほどボランティアで働いていただく。
幼稚園の建物のペンキ塗りをしていただき、こういう時だけに大変助かった。

7月12日、カルリ園長のお父さんの葬式に、
シャロン、小さなモリーン、サーラ、ジェーンという施設の4名の子どもたちと、
スタッフ6名とで朝早くバスに乗って出かける。
教会でおこなわれた葬式に6,7百名参加。
そのなかに驚くことに、3年前に施設を勝手に飛び出したマーガレット(20歳)がいて、
悪びれずにこちらへ挨拶してきた。しかも子ども連れで!
あの時は彼女がどこへ行ったのか長いあいだわからず、
カルリ園長があちこち探し回り、我々スタッフを非常に心配させたが、
ついに戻ってくることはなかった。
葬式参加はカルリ氏への少しでもの罪滅ぼしのためか?
でも会えてよかった。
 

(写真・餌をあたえるザワディ 7/12)
餌をあたえるザワディ
餌をあたえるザワディ(12歳)。
1週間に3度ほど子犬のために、骨を買ってきてウガリとともに煮て食べさせている。
こうすると、大きくて強い番犬になるとのこと。
 

(写真・とのさまバッタを眺める子どもたち 7/14)
とのさまバッタを眺める子どもたち
土曜の朝食後、東屋で動きの悪い、とのさまバッタを眺める子どもたち。
ほっとくと、バッタをおもちゃ代わりに振り回すので、
「触らないよう」に言いつけてある。
右からイボンヌ(顔が少しだけ)、マリア、メリー、ディンダ、シャロン。
とのさまバッタはたまに庭に現れる。
 

(写真・ダンスする子どもたち 7/15)
ダンスする子どもたち
日曜の晩、テレビのミュージックにあわせてダンスする子どもたち。
きょうのダイニングでの夕食が遅れテレビを見る時間も遅れたので、
そのまま消灯までテレビをつけていた。
それで、テレビでミュージックとダンスをしていたので、
それに合わせて子どもたちも踊りだした。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.105        7/12
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(7/9) 先週のできごと(土屋鞄さま用バッグ作り)
このところこちらは朝晩の冷えが増し、
セーターの上にジャケットをはおってちょうどよいほどの寒さです。

公立小学校のストライキはまだ続き、
施設の2名の小学生(ほかは私立へかよっている)は東屋で自習をしています。

7月1日、今年も今日から裁縫教室の支援生徒は土屋鞄さまのトートバッグ作りをはじ
める。
縫製工房のスタッフたちは土屋鞄さまのバッグを作り終えているので、
工房スタッフのアンさんに教室へきてもらって、このバッグの作るポイントを説明し
てもらう。
そして、まずは生徒たちに1個づつを作らせて、まずい点をチェックしているところ。
彼女らはこんどの展示会用衣服も作っているので、なかなかバッグ作りが進んでいか
ないでいる。

7月3日から8日まで幼稚園は、学期の中間休みに入る。
このかん、施設から幼稚園に通っているイボンヌとジェリダは施設の公立小学生たち
とともに自習。

7月7日、午後から近隣にあるキリスト教会の一つ(キリスト教会は近隣にたくさんあ
る)の
若者グループが30名ほど慰問にやってくる。
子どもたちと歌をうたったり、ダンスしたりして遊んでゆく。
トウモロコシの粉や古着もたくさん持ってきていただいた。
子どもたちがニットの製品作りに使う古着セーターをリクエストしていたので、
それらもいただき助かった。
 

(写真・施設の子どもたちと 7/3)
施設の子どもたちと
6月30日にダイニングの建物の前で撮った施設の子どもたちと私の集合写真。
ほかに使うので撮りましたが、こんなときでもないと写さないので。撮影はモラア寮

 

(写真・豆を選りわけるディンダ 7/4)
豆を選りわけるディンダ
晩のダイニングで、
明日ギゼリ(豆やトウモロコシの粒のごった煮)に入れて食べる用の豆を選りわけるディ
ンダ。
この仕事も小さい子でもできます。
もっともギゼリを食べていて、たまに小石をかむことがありますが。

(写真・粘土細工最優秀賞の小さいモリーン 7/7)
粘土細工最優秀賞の小さいモリーン
土曜日の午前中の粘土細工学習で最優秀賞を取った小さいモリーン。
この粘土細工はピキピキ(オートバイ)タクシーに乗る子どもとお母さんか?
キテンゲラにいると、土のデコボコ道をホコリを舞い上げながら走る
このようなオートバイタクシーをしょっちゅう見かけます。
子どもたちは家庭によくあるテーブルやコップを作るのと同時に、
このようなオートバイや携帯電話、ノートパソコンとカーセルなども作ります。
母子が乗るオートバイなども子どもたちにとっては目を引くものだからでしょう。
 

(写真・歌とダンスをする施設の子どもたち 7/7)
歌とダンスをする施設の子どもたち
日曜日の午後、子どもたちの慰問にきたキリスト教会の人々に応えて、
元気よく歌とダンスをする施設の子どもたち。
プロジェクトにある大きな木の下で。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.104        7/5
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(7/2) 先週のできごと(デニス氏日本について語る)
 
 

6月24日の月曜日、公立小学校へ通っている
メリー(12歳・小3)とディンダ(11歳・小1)が渋い押しながら、外から帰ってきた。
ちょうど朝10時半からの休憩時間だったので、
東屋にいたスタッフたちは口々に「ストライキだわ」と言う。
公立小・高校のストライキは
お金のないケニア政府から教職員が月給アップをしようとするので、長引くことが多
い。
昨年は1カ月以上もストライキをしていた。
今回はどうなることやら。

6月28日は、私立小学校へ通っている
小さいモリーン(11歳・小1)とシャロン(7歳・小2)が中間休みとのことで、
土日を挟んで4日間の休暇。日中はメリーたちと一緒に東屋で勉強。

6月29日。日本へ行っていたデニス氏はその後ヨーロッパへ行っていてようやく帰国、
プロジェクトへやってきた。
彼は「日本では地下鉄で迷った。ヨーロッパと比べても、日本は清潔だった。
 先日、日本であったアフリカ開発会議に参加したアフリカ人で、自分一人だけが東北
へ行った。
 東北はほかの地域から置いてきぼりにされていた。
 この会議に参加したアフリカ要人たちはみんなお金を期待してのことのように見えた。」
と語ってくれた。

6月29日。ボランティアの玉木さんは午後からダイニングで、
施設の子どもたちに、揚げパンの作り方を指導。
この催しは外部の裁縫教室生徒も含めたので、
施設の小学生も含めて20名以上が熱心に揚げパン作りに取り組む。
おいしい揚げパンは熱いうちにみんなで分けて食べた。
 

(写真・ほっぺをふくらませるノエル 6/13)
ほっぺをふくらませるノエル
幼稚園での授業中、ビージニア先生がほかの子たちへ一人づつノートへ課題を書いて
た与えるあいだ、
自分の番を待って退屈なものだからほっぺをふくらませているノエル(4歳女)。
抱えている薄緑の布は帽子。
 

(写真・つがいの子犬と子どもたち 6/16)
つがいの子犬と子どもたち
太陽の下でたたずむ、最近やってきたつがいの子犬とそれを眺める子どもたち。
きょうは土曜日で、昼過ぎからノミやダニ取りのために犬を薬品で洗い、
犬の毛が濡れていてそれを太陽で温めている。
子犬たちはダニなどにかまれたところに薬品がしみて痛く、惨めな顔をしている。
小さな子どもたちは犬に触りたいようだが、噛みつかれると怖いので、離れて眺めて
いる。
これらの子犬はまだ名前がなく、これからも名前をつけないかもしれない。
こちらで犬は番犬として飼うのであって、
ペットとして飼うのでないため、犬に名前がないことはよくある。
 

(写真・夜の自習時間の終わりにて 6/19)
夜の自習時間の終わりにて
左からディンダ、イヴォーン、モーリーン。
2月終わりに施設にやってきたモーリーンの当初の自習時間の写真の記憶がある方…
先週やってきたディンダやイヴォーンと比べると、
彼女はもうぐっと大きなお姉ちゃんであり、先輩分です。
いつも宿題があっという間に終わってしまう小学生たちに、
昨日は算数の力試しを、今日は絵画をやらせてみました。
子どもたちと忙しくしているとあっという間に時間は過ぎていきます。(たまき)
 

(写真・タキギ拾い 6/29)
タキギ拾い
夕食前、プロジェクトの敷地内で拾い集めたタキギを
台所へ持ってゆこうとする施設の小さな子どもたち。
メリーやザワディ(2名とも12歳)なら、マキ割りをするのですが、
小さな子どもたちはそれができず、それでも手伝いをさせたほうがいいので、
時々タキギ拾いをやらせています。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.103        6/14
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(6/11) 先週のできごと(ザワディと大きいモリ―ン小学校で叱られる)
 

6月5日、イボンヌ(5歳)が施設へはいる。
彼女にはキテンゲラ在住のお母さんがいるが病気で働けないので、
サイディアで養育・教育をすることになった。
お母さんには、イボンヌが寂しがるといけないので、
しばらくのあいだ時々会いにくるようにお願いした。

6月6日、小さいころから昨年暮れまでプロジェクトで暮らした
ズーラ(21歳)が半年ぶりにやってくる。
彼女はキテンゲラの料理学校へ通っていたが、
この学校がもぐりで卒業できないことがわかり、
失意のうちにサリマという姉(この子もサイディアで高校まで支援)のいる田舎へ帰っ
ていた。
ズーラは田舎で支援ではない生活を送っていたせいか?
随分女らしくなり、精神的にも成長していた。
彼女はこのほど、カルリ園長が自費で別な学校の授業料を払い、
サイディアで試験代等の費用を出すことになったので、その手続きのためにやってき
た。

6月8日の土曜日午前中、私は施設の小学生たちと絵や粘土作りをしていると、
私立小学校へ通っている大きなモリーン(14歳・ザワディと一緒の学校へ通う)が
「先週の土曜日午前中に学校の補習授業へ行かなかったので、
 私とザワディは先生に叱られたわ。きょうもいかないので叱られるわ。」と不満顔。
私は「先生に施設で美術・工作の授業をしている、ときちんと話しなさい」
そして私は「学校で何を習っているのか」たずねてみた。
するとモリーン「美術・工芸の時間はないけど、英語・算数・理科・社会・フランス
語」
「一般につかいもしないフランス語のある、そんなおかしな学校やめてしまえ」と私。
ケニアの一般の小学校では語学や算数などビジネスに直接役立つような授業は熱心だ
が、
美術・工作や音楽のような子どもの情操を育てるような授業はあまりやろうとしない
 
 

(写真・新入生、イアン・カブダ・ノエル 6/6)
サイディア幼稚園の新入生、
イアン・カブダ・ノエル(ひとりの名前です)のスヤスヤお昼寝顔です。
相変わらずの泣き虫カブダ、
みんなが10時半のおやつに飲む栄養価の高いドロッとした穀物の飲み物「ウジ」を決
して飲みません。
健康状態のよくなさそうな顔つき体つきの彼を心配して、
みんなが必死で(半ば強制的に)飲ませようとするから、
おやつの場所に来るのも拒否する始末。
前回私が目の前で美味しそうに飲んでみせたら、
ボソッと「飲む」と言ってスプーンに半分だけ飲んだんですけれど…、
そこからが進まない!
それでも幼稚園のビージニア先生曰く、
今日は初めて誰の助けも借りないでお昼を食べ切ったとか!
とにかくまず仲良くなる作戦の私、
おやつの時間に遊んでもらいに行ったら、もうブランコで楽しそうに遊んでました。
そして夕方、仕事終わりにクラスをのぞくと、ひとりお昼寝から覚めないカブダ。
たくさん遊んでよく食べた今日はぐっすり眠ってるのかな。
いつか、なるべく早く、みんなと一緒にウジを飲んでくれますように。
スタッフ一同心を込めて見守っています。(たまき)
新入生、イアン・カブダ・ノエル

(写真・半年ぶりのズーラ 6/8)
左から施設の小学生メリー、モラア寮母、ズーラ。
施設を出たズーラ(21歳女・幼稚園のときから施設で育つ)が
半年ぶりにプロジェクトにやってきた。
半年で随分女らしくなったので、私はびっくり。
昨年まで彼女がプロジェクトから通っていた料理学校は
モグリの学校だったので退校し、傷心で田舎へ帰っていた。
しかしこのほどカルリ園長が親心でか?自腹で
ズーラの田舎にあるビジネスマネージメント学校の授業料を出し、
サイディアで資格試験料などを出すことになり、手続きのことで彼女はやってきた。
半年ぶりのズーラ

(写真・絵を描くイボンヌ 6/9)
土曜日の午前中、施設における美術の時間で
絵を描くことに熱中するイボンヌ(手前・5歳・保育園)。
ケニアにおける一般の小学校では絵と工作の授業がないので、
サイディアでは小学校以下の子どもたちに、この時間を作ることにしました。
手前にあるバケツには水彩の洗筆用の水が入っている。
イボンヌにはシングルマザーのお母さんがいますが病気で働けないので、
3日前から施設で養育はじめました。
絵を描くイボンヌ

(写真・ニッティングに励むサ−ラとマーガレット 6/10)
日曜日の午後、子ども部屋の前の芝生で
ニッティングに励むサ−ラ(左端)とマーガレット。
以前、「日曜日の午後は子どもたちが暇を持て余し退屈している」
ということをフェイスブックに写真入りでアップしました。
それに対してファンの方から
「ニッティング」を教えてみては、とのアイディアをいただきました。
そこで編み棒と毛糸を子どもたちに与えたところ、
裁縫教室へ通っている9名のうち6名が編み棒を喜んでうけとり、
こちらで教えなくても知っている子が2,3名いて、教え合いながらやっています。
作っているのは帽子や敷物。
毛糸はやぶけた古着のセーターなどをほどいて使っているが、
いまのところすぐ無くなりそうな勢い。
ニッティングに励むサ−ラとマーガレット


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    メール『 ビヨンボ 』 No.102        6/8
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(6/6) 先週のできごと(ストリートファッションショーの失敗)

5月25日の土曜、施設の子どもたちはこの日から
土曜日の午前中に絵や工作をすることになった。
そこで小学生たちは水彩を描いたり粘土細工をしたが、
裁縫教室生徒のほうは適当な素材がなかったので、きょうだけは裁縫をすることに。

5月31日は、
生徒とスタッフが話し合いをもってすることになったストリートファッショーの前日。
ショーのリハーサルをしようとしたら、
まだショー用の衣装ができてないことをジェーン先生に知らされた。
どうも生徒たちがサボタージュをしているようだ。

6月1日、ストリートファッションショーの当日。
外部から裁縫教室へ通ってきている生徒たちが全員こなかった。
それでファッションショーは取りやめ。
後日、ストリートファッションショーのことで
先生たちと生徒たちとのあいだで意思の疎通がうまくできていなく、
生徒たちはショーをしたくないことがわかった。今回のショーの計画は失敗。

6月2日の日曜日。
相変わらず施設で生活する裁縫教室生徒たちは暇そうにしているので、
ニッティングの材料をわたしたら、何名かは喜んでニッティングをはじめた。
これは土曜日のクラブに使えるようだ。

日本に来日したデニス氏はサイディアフラハ支援者の方たちとお会いしたり、
京都・大阪見学、学校訪問をしたりと日本を楽しむ。
 
 
 

(写真・ゲームの時間 5/30)
サイディアの幼稚園、お昼前のゲームの時間。
今日は幼稚園のビージニア先生が出張しているので、
サロメ先生を中心に他のスタッフたちみんなで幼稚園を見ています。
このビデオの中心にいるのは、モラア寮母。子どもたちに新しい遊びを教えています。
二つ目は日本のハンカチ落としのような遊び。
新しく入ってきた小さな男の子イアン・カブダ(奥の方)、
いつも泣いてばかりだけれど、みんなと手をつないでることがちょっとうれしそう。
よく理解できないけど、なんか楽しそうだなって感じの笑顔が見られるでしょうか。
(たまき)  [註・FBでは、動画で見られます]
ゲームの時間
 
(写真・メリーの埋葬 6/2)

メリー(27歳)は2000年から2001年にかけて
半年間サイディアで一時預かりをしていた子。
私やカルリ園長とサイディア初期のころに苦楽を共にした幼稚園の故ミリカ先生の娘。
ミリカ先生は古くからのサイディア支援者の方たちにはおなじみ。

メリーはシングルマザーだったミリカ先生の病死後、
サイディアの施設にきて裁縫教室で学んでいたが、しょっちゅう無断外出をしたりし
て、
あまり行儀のよい子ではなかった。
その後、他の寄宿舎制裁縫教室へ彼女を移したが、そこも3カ月で飛び出す。

そのまたあとはキテンゲラで結婚したが、
ミリカ先生がキテンゲラに残した土地の問題で弟のムワンギとよくケンカをして、
そのたびにカルリ園長はミリカ先生を尊重して仲裁に入って二人をいさめていた。

このたびカルリ園長はメリーが病死したことを
ムワンギから直接でなく間接的に知らせられたことに腹を立て、
(キテンゲラから故郷である田舎の葬式場所まで
 バスで6時間かかることにいやけをさしたためもあるのか?)
「葬式には出ない」ことを表明。
私はミリカ先生のことがあって、
「メリーとキリスト教会が一緒だ」という
幼稚園のビージニア先生とともに葬式へ出ることにした。

メリーはこちらの一般的な慣習で、田舎の家の畑の片隅にへ土葬された。
この地域は丘陵地帯で、豆やトウモロコシの畑も段々畑になっている。
私は14年前にミリカ先生の埋葬にも立ち会っているが、
メリーの埋葬場所はどうもミリカ先生の場所の隣のようだ。
(先生の墓石らしいものは置いていないが、そこだけ耕していなかった)
空は曇りがちで、雨季のあとだけに畑端の草丈は伸び涼しかった。
私はふたたび同じのどかな場所で、ミリカ先生のときと同じ光景を目にするとは!
長く生きてるためだろう。
メリーの埋葬

田舎の人々はナイロビ近辺の人たちと違って時間の動きが遅いようで、
その当時と変わらないような質素な服装をしているじゃないか。
ただ、今回はキテンゲラからキリスト教会の仲間や仕事仲間が多く参加。
それらの人々はきらびやかな服装をしている。

ビージニア先生に言わせると
「メリーは病気が発症してから信心深く敬虔なキリスト教徒になったため
 信頼を寄せられ、友人が多かった」とのこと。

その話を聞いて、なんだか救われたような気になった。

→内部リンク参照:ビヨンボ通信106号

(写真・月曜の朝礼、朝礼直後 6/4)
月曜の朝礼中と朝礼直後の子どもたち。
雨はまったく降らなく、それでいて朝晩冷えるようになってきている。
月曜の朝礼

朝礼直後


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    メール『 ビヨンボ 』 No.101        6/1
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(5/30) 先週のできごと(子ども会議・デニス氏)

5月20日、スタッフミーティングで、サイディア裁縫教室宣伝のために
キテンゲラの街中で「ファッションショー」をすること、
それに「ニットなどのクラブ」を発足させることを決めた。
その後すぐ、これらのことを裁縫教室生徒に知らせる。

5月21日にはこれらのことで、スタッフと生徒たちとでよく話し合い、
生徒たちはこれらのことをすることに同意した。

5月23日に、生徒たちだけで会議を開き、
我々スタッフたちへ規則などの改善を求めた。
たとえば、教室へ携帯電話を持ち込ませてほしい、
ナイロビである展覧会へ連れて行ってほしい、など。

5月25日の土曜日で、朝には施設の小学生がダイニングで水彩画をし、
そのあと粘土細工をする。
同じく裁縫生徒のほうにはニットをやらせようとしたが準備不足で、
いままでどおり裁縫をすることになった。
この日は昼食前に施設の子どもたち全部で畑仕事もする。
昼食後に子どもたち全部で、会議を開く。
この会議にしろ生徒たちの会議にしろ今年初めてだったので、
もっと頻繁に開くようにしたい。
こちらの会議では、髪の毛を伸ばして好きな型にしたいとか、
もっと自由にプロジェクトから外へ出れるようにして欲しいなどの要求が出された。
これらの要求については次週のスタッフ会議で検討される。
..........................................................................

日本へ向かったデニス氏は18日の晩には羽田につき、友人の宿舎へ泊めていただいた。
その後、「支える会」運営委員のYさんを中心に、
デニス氏のサイディア関係の友人たちの好意によって、東京近辺を見学。
それからYさんとともに京都・大坂にも行く。
その後も小・中学校へ行ったり、「支える会」事務局の人たちと会ったり、
支援者の方たちにあったりで、27日まで忙しく動き回り、
充実した時を過ごすことができました。
彼の正式な目的であるアフリカ国際会議(TICAD)を前にして、彼はだいぶ疲れ気味。
彼はTICAD会議中に眠りこけなければいいが。 (^−^)
 

(写真・居眠りするシャロン 5/24)
晩のダイニングでの自習時間中に、眠りだすシャロン。
まだ彼女には夜の9時までの自習時間は遅すぎるようで、途中で眠りこけることが多い。
子ども部屋で早めに眠らせせようとしたが、一人で眠るのは心細いようだ。
ツイタテになっているのは、新聞紙カバーの教科書。
居眠りするシャロン

(写真・蜂の巣を焼き払うカルリ園長 5/25)
東屋の蜂の巣をみずから焼き払うカルリ園長。
夕飯前にちょっとした大工仕事をする私と、
それを手伝ってくれていた卒業生のサボレを見ていたカルリ園長、
「俺もなんか仕事しようか」と言って。
この後私の部屋の蜂の巣も駆除していただきました。
さすが、頼もしい!(玉木)
蜂の巣を焼き払うカルリ園長

(写真・子ども会議 5/26)
土曜のきょう午後は施設子どもだけの会議。
今年初めてか?定期的にもっと開いたたほうがいいのだが、
今年の前期は新しい子どもたちが徐々に入ってきていて、開く余裕がなかった。
長いこと開いてなかったせいか、要求が多かった。
髪の毛を編んで長くしたいとか、どこか遠足へ連れてって欲しいとか。
右端で上半身を折っているのは会議で書記をしている有料生徒のポーリン(19歳)。
子ども会議

(写真・よろず屋にて 5/28)
裁縫教室や保育園が午後4時に終わってから、
裁縫教室ベロニカ先生の病気お見舞い用の品々を近所のキオスク
(日本のキオスクと語源は同じか?この鉄格子の中が万屋になっている)
で買っている、私とサロメ先生。
買った品物は砂糖1kg、米1kg、ミルク1P(リットル)、食パン400g、紅茶100g、
マンゴー1個、オレンジ4個、バナナ2本。
よろず屋にて

このあと、ほかに幼稚園のビージニア先生や玉木さんとともにベロニカ先生宅を訪問。
ベロニカ先生宅では独身のベロニカ先生だけだったので、
サロメ先生やビージニア先生がプロパンガスコンロで湯を沸かし、
みんなでミロ?を飲み、持っていったパンを食べて話をした。


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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、
週刊サイディア・フラハ便り、メール『 ビヨンボ 』です。
(フェースブック「サイディア・フラハ」 http://www.facebook.com/saidiafuraha
 に更新される荒川さんの写真付き記事より、転送します。
 「お友達」への紹介も、よろしくお願いします。

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    メール『 ビヨンボ 』 No.100       5/24
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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 私は無事、日本での一時帰国からからケニアに戻ってきました。
 では多くの支援者の方たちにお会いし、或いはお便りで、
 この前サイディアであった夜警青年死亡事件について、
 ねぎらいの言葉をいただきました。このことに私は誠に感謝いたします。
 そこで、今後もサイディアフラハの活動に全力を尽くしていくしだいです。
 ですからこれからも、みなさまご支援よろしくお願いします。

→内部参照:メール『ビヨンボ』特別号

(5/22) 先週のできごと(デニス氏)
5月17日、私は無事にケニアへ戻ってきました。
空港まで迎えにきてもらったカルリ園長のクルマで
最初に行った先はプロジェクトではなく、
サイディアの運営委員でチェアマンをしているデニス氏の家。
デニス氏はこれから私とは反対にこの日、
はじめて日本へ行くために荷作りをしていたところ。
彼の日本行きについて小一時間話をした。

じつは彼、日本政府の招へいで日本で
これから開かれるアフリカ開発会議(TICAD)に参加することになった。
そこでこの会議の10日ほど前に日本へ行って、
サイディアの支援者の方たちとお会いすることに。
もっと早くこのことをみなさんへお知らせすればよかったのかもしれない。
しかし彼は本業であるケニアのジャーナリストとして招聘されたのであって
サイディアの運営委員だからではない。
サイディアはこの会議に便乗しただけ。
そして正式に彼の会議参加が決定したのがつい最近だったため、
彼が支援者の方たちとお会いするスケジュールは
彼が日本へ到着してから決まりだすというあわただしさ。
そこでこちらとしては、
彼の旧知の方たちを中心に支援者の方たちに声を掛けさせていただくことにとどめた。
彼はジャーナリストとして日本のメディアに友人が多くそれらの人たちとも会うので、
サイディアの宣伝もしてもらうことになっている。
彼は日本ですることが盛りだくさんなので、日本を楽しむ余裕がないかも?

5月18日、もうこちらでは雨季が終わって雨が降らず、
サイディア内の敷地は草がボウボウ。
そこで施設の子どもたちは全員で、午後から草刈りにたずさわった。
さすがに私はまだ時差ボケがなおっておらず草刈りが大変そうだったので、
小さな子どもたちの芋畑の草抜きを手伝った。
草の香に包まれての草抜きはまたいい。

5月19日、この日は朝から夜まで停電。
そこでダイニングでの晩飯後に、暗闇の庭でダンスと歌を20分ほど楽しんだ。
こちらの子どもたちや大人はちょっとしたきっかけでダンスや歌をはじめる。
日本人より時の流れを楽しむのがうまいようだ。
 

(写真・ザワディとメリー 5/5)
ここキテンゲラでは久々に激しい雨が降りました。
今日はホームの子どもたちが戻ってくる日。
この雨の中大変だったことでしょうが、
いつものごとくザワディは一番乗りに、
裁縫教室に通うジェーンも到着し早速夕飯作りを手伝っています。
写真は、帰ってきたザワディ(左)とずっとこの日を待ちわびていたメリー(右)。
休みの間閉鎖していた宿舎を掃除しているときに撮ったものです。
歳の同じふたりは背丈もほとんど同じ。
シャロンが帰ってとうとう一人になってから1週間、
メリーはときに淋しそうな表情を見せていました。よかったね!(たまき)
ザワディとメリー

(写真・晴れ男3人組 5/12)
そろった3名の晴れ男?日曜のきょうは晴れて、アフリカンフェスタに人が集まった。
獣医の神戸先生を中心に、ラパッドの瀬川さんと私。
ラパッドにもサイディア縫製工房製品を置かせていただきました。
神戸先生とはなぜかケニアでお会いするよりも、
日本のアフリカンフェスタなどでお会いするほうが多いです。
神戸先生の持っているのは、ケニアのコースト地方に伝わるラッパ。
晴れ男3人組

(写真・畑の草取り 5/19)
畑の草取りをするシャロン(手前)とモリーン。
ここはサツマイモ畑なのだが、
雨季のあいだ子どもたちの多くが田舎に帰っていたので
草取りをする人がいなくて、雑草が伸び放題。
私はきのう日本からプロジェクトへもどってきました。
畑の草取り

(写真・停電中のおもいっきりダンス 5/20)
停電の暗闇の中、ダイニングの外でおもいっきりダンスを楽しむ子どもたち。
日曜日のきょうは午前中から夜まで停電。
ランプに灯油を入れてともすあいだ20分ほどみんなでダンスをしました。
ハルコさんは子どもたちをリードするように踊るので、盛り上がりも満点。
停電中のおもいっきりダンス


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    メール『 ビヨンボ 』 No.99        4/27
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(4/24) 先週のできごと(感謝の手紙)
 

雨はあいかわらず毎日のように降っていました。

施設の居残り3人は小学校も小さなモリーン(11歳)とシャローン(7歳)が
午前中に補習授業があるだけとなり、メリー(12歳)は完全に休みに入りました。

4月17日には日本の「サイディアフラハを支える会」事務局から、
施設を巣立ったカゲゼ(25歳男)、サボレ(23歳男)、ワンボイ(20歳女)への
「感謝の手紙」が届く。それは彼らが
「強盗に入られたサイディアプロジェクトの子どもやスタッフをねぎらった」ので、
事務局の人たちがそれにたいして感動したために書いたもの。
私は日本へ帰るので、
カルリ園長に「彼らがプロジェクトにやってきたなら渡してほしい」と手紙を託す。
カルリ園長は「カゲゼたちの行為を我々の一つの成果と受け取っていた」ので、
手紙を喜んで受け取った。

4月18日、施設に居残っていた3名の子どものうち、
小さいモリーン(11歳)のおばさんがモリーンを一時引き取りにくる。
あまり感情を表面に出さないモリーンであっても、うれしさが顔ににじみ出ていた。
それに対して、あとに残された2名について
玉木さんは「晩飯時にメリーとシャローンは悲しそうでした」と報告してくれた。

この日、カルリ園長、私、玉木さん、縫製工房の見習いスタッフたちは、
「見習いスタッフたちが来週から1週間有給休暇に入ること」で話し合いをもつ。
これら見習いスタッフのうち、スーサン、アンは夜間高校があるので外出ができない
が、
アサレとワイゼラは近くの親せきのところへ泊まりにいくことになる。
それでも、みんなゆったりした時間を持てるのでうれしそうだった。
 

(写真・突然の大雨 4/19)
突然の大雨

洗濯ものを取り込むまもなく突然大降りした雨。
このところ降らなかった3日分を一挙に取り戻すかのような夕方の雨だった。
1時間でやんだけれど。
こういうときのケニア人は「そのうち乾くだろう」とおうように構えているようにみ
える。
 

(写真・モリーン、メリー、シャローン 4/20)
モリーン、メリー、シャローン

スタッフ宿舎手前にある水タンクの前で、就眠前の左からモリーン、メリー、シャロー
ン。
いつもは晩の9時までダイニングで学習なのだが、いまは休暇中なので就眠が8時。
敷地には防犯用ライトが各所についているので、画面ほどは暗くない。
 

(写真・家族のような団らん 4/23)
家族のような団らん

こんにちは、たまきです。

サイディアの子どもたちのほとんどが田舎へ帰り、
とうとうシャローンとメリーの2人だけになりました。
今日からはこじんまりと、モラア寮母(以下ママ)の隣のゲストルームがダイニングで
す。
大鍋は使わず、一般家庭でも使われる七輪で調理します。
一緒に食事を囲むのは、ママと私とこの2人だけ。
つつましやかにほんとに家族のような団らんの時間を楽しんでいます。
 

(写真・昼下がりの美容院 4/24)
昼下がりの美容院

今週1週間の休暇に入った工房スタッフの余暇の一場面。
月曜日の昼下がりの美容院でヘアスタイルを変えてもらっているピューリティーと、
それに付き合うスーサン。
この時間帯は雲が多くて日差しも弱く、かと言って雨も降らず、
外でのんびり座っていると居眠りしてしまいそうなくらい気持ちのいい気候でした。
スーサンはアンとともに夜学に通うためサイディアに残っていますが、
他のスタッフはそれぞれ田舎へ帰りました。 (たまき)


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    メール『 ビヨンボ 』 No.98        4/19
    
                     発信数 135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(4/17) 先週のできごと(雨季になると)

このところ雨が毎日降っている、というか、日に何度も降ることさえあります。
それによって洗濯ものが乾きにくかったり、煮炊きのかまどに使うマキが湿って
煙ばかりでて使い物にならなかったりもしています。
もちろん悪いことばかりでなく、スクマの苗がすくすくと育ったり、
カエルやナメクジや羽アリが出てきて元気に動き回ったり
(生き物が活発に動いているのを見ると、こちらも元気が出ます、日本の春のように)、
日中日差しが強くなく過ごしやすかったりしています。
それにこの雨季に木々はぐんぐん伸びるので、
プロジェクトの垣根沿いに、防犯用のとげの木の苗をたくさん植えました。

4月8日、メリー(12歳)はこのところ体調を崩していたので
週末に病院へ行ったところ、結核と判断される。
そこで、メリーを他の子どもたちから隔離。
スタッフ宿舎の空き部屋へ一人での生活にはいる。
彼女用の皿やコップも用意した。
しかし、いままで子どもたちがいっしょに生活していたものを引き離すのは難しく、
こちらが目を離していると、ついつい一緒に勉強をしたり遊んだりしている。
しかし、きょう(16日)また病院で見てもらったところ、
医師は「薬が効いて回復傾向にあり、隔離を解除してもよいだろう」とのこと。
ほっとしている。

4月14日、田舎へ里帰りしない施設の子どもは小学生の3名だけになった。
ただし、彼女らはこの春休みに学校で補習授業があったり
親せきの事情で帰りずらかったりするので、
施設でずっと生活することになりそう。
きょうは日曜だが小学生だけなので、ダイニングでのミサはせず、
カルリ園長引率のもとキリスト教会へ行く。
ひさびさの外出でもあり(小学校を除いて)、
子どもたちはその教会の子どもクラブで歌や踊りをして楽しく過ごしたようだ。

(写真・姉妹のような3人 4/10)
姉妹のような3人

夕食後の休み時間に炒めた羽アリとともにポーズをとる
左からシャロン、メリー、小さいほうのモリーン。
カメラを向けたら自然とそうなった。本当の姉妹のように。
きょうはケニアの祭日なので学習はなし。
晩のテレビをみんなで見ていたら、
羽アリがたくさんダイニングへはいってきたので、楽しみながらとった。
ひさびさに羽アリを食べたが、
炒め方が軽いせいか味は白身のさかなのようで、触感は蜂の子のよう。
 

(写真・テレビに夢中 4/11)
テレビに夢中

ダイニングでテレビに夢中になりながら、晩飯をとる
シャロン(左)と小さいモリーン。
きょうの晩飯はウガリとスクマ、それに魚ボール揚げ。
それにふつうのアボガド2切れ。いまはふつうのアボガドが旬。
シャロンははじめて魚を食べるとのことだったが、
「おいしい」といってうれしそうに食べていた。
 

(写真・目を離しているすきにブランコ 4/15)
目を離しているすきにブランコ

土曜の午前の自習時間、ちょっとこち
らが目を離しているすきにブランコに飛び乗っているシャロン(手前)とモリーン。
ケニアでブランコの設置されている学校は少ないので、
おそらく2名ともここにきて初めて乗ったのでは?
昨夜も豪雨だったために、ブランコの下に水たまりができている。
 

(写真・満艦飾の洗濯もの 4/15)
満艦飾の洗濯もの

スタッフ宿舎の満艦飾のなか、ほほ笑むモリーン(左)とシャローン。
きょうは雨季にもかかわらず雨が降らず、ひさびさの晴れた日曜日。
こういう日のスタッフ宿舎の人々はわれさきに洗濯をして、物干しロープを占領。
モリーン達も休暇中はここの住人です。
 

(写真・シャロンお得意の?ポーズ 4/16)
シャロンお得意の?ポーズ

日曜に晴れ着でキリスト教会へ行って戻った後の
シャロンのお得意の?ポーズ。
用事があって彼女一人の写真を撮ろうとしたら、
自分からポーズをとってくれました。
こちらの女の子は教会へ行くときにはよくこのような
派手なドレスを母親に着せられます。
どなたかこの写真を子ども服の雑誌に売り込んでください。


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    メール『 ビヨンボ 』 特別号      4/14
    
                     発信数135
                   
            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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先月3月12日深夜、サイディアフラハ施設内に強盗が侵入し、
夜警として雇っているソロモン青年が襲われる事件が起きました。
以下、荒川さんからの報告です。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ―サイディアフラハの夜警の青年が強盗に襲われました。
  そのご報告と、併せて今後のセキュリティについてのお願い―

夜警の青年は3月11日の深夜から12日の早朝にかけて
サイディアフラハ水売り場の垣根近くで強盗に襲われ、重傷を負った。
私は寝起きするスタッフ宿舎にて(水売り場からは遠い)、
朝方まだ暗いうちに、その一報をジェーン先生やモラア寮母に知らされる。
カルリ園長も近くの自宅からさっそく駆けつけてきた。

彼の小型ワゴン車で夜警の青年を病院へ連れてゆく。
しかし青年の頭部の傷はふかく、
2つの病院で「手当てはとても無理」と診察されたのち、
ナイロビにある国立病院へ行くが、そこで死亡が確認された。

どうして夜警の青年が亡くなるに至ってしまったかは、
その日のうちにスタッフたちから情報をえたり、
警察とともに現場検証をしたカルリ氏から情報をもたらされたりして、
徐々に分かっていった。

カルリ氏は自分の小型ワゴン車をここ数日、事務室の前においていた。
それで強盗はそのワゴン車の後部ライト2つを
取り外して持ち逃げようとしていた。
夜警の青年はその物音に気づき、犯人を捕まえようとした。
近所の住人で物音に気づいた人もいたようだが、
大きな物音ではなかったのであえて見ようとはしなかった。

犯人はその日のうちに盗んだ後部ライトを青空市場で売りに出し、
すぐ警察に取り押さえられた。
それでその犯人が近所に住んでいることがわかる。
その犯人は顔見知りだったようで、
あとで告発されたら困ると思い
夜警の青年を襲ってダメージを与えようとしたようだ。
その犯行については認めたが、
こういう犯罪につきものの共犯者については語らなかった。

青年が亡くなってからが大変。
といっても大変なのはカルリ園長で、
彼は病院・警察・遺族のあいだをかけずり回った。
私のほうはそれほど動かなかったが、
子どもたちやスタッフたちの動揺をふせぐためにあれこれ気をつかい、
緊急に必要な費用の工面のために頭を悩ませた。

ナイロビの病院で亡くなった青年の遺体は
ケニア一般のしかたである土葬のため、3月20日に近くの墓地へ運ばれた。
葬儀はこの墓地でとりおこない、
サイディアフラハの子どもたち4名とスタッフたち、
それに青年はマサイ人だったので、マサイ人の遺族・友人たちが参列。
青年の威厳ある父親(民族衣装を着た)の悲しそうな表情が心に残った。

その後23日には、サイディアフラハの運営委員たちと
青年の遺族たちである妻と子(2歳の男の子)、父親、妻の父親、友人たちで、
亡くなった青年の賠償について話し合いをもち、以下のことが決められた。
こちらで彼の月給を妻へ退職金代わりとして、
今年の12月まで9ヶ月にわたって出す。子どもの教育費を5年間出す。
5年後にまた話し合いをもち、子どものその後の教育費について相談する。
サイディアフラハ一同からのお見舞い金を田舎から出てきた父親に交通費として渡す。

ケニアはここ数年経済成長がいちじるしい。
しかしそれ以上に人口増加があるため、経済成長が一般庶民の生活を豊かにせず、
貧富の差だけが拡がる結果となっている。
とくにケニアの首都ナイロビでは貧富の差がひどく、そのため犯罪が頻発。
そしてナイロビだけでは増える人口をまかないきれなくなって、
人々はナイロビ近郊へ出ていっている。
その近郊の一つであるキテンゲラのような新しい町は人口が急増し、
いまでは20万人以上になっている。
それにともない犯罪もナイロビであるような凶悪なものが多くなってきていた。
しかもこんどの総選挙の影響で社会が混とんとし、ナイロビの警備が強化されたが、
そのぶんキテンゲラは警備が手薄になってきていたやさきの出来事。

サイディアフラハでは14年前に強盗事件があったが、
それ以来お金の出所を隠したり、夜間ライトをあちこちに設置したりして、
警備には万全を尽くしてきたつもり。
今回の事件はカルリ園長のうっかり駐車を狙われたのであって、
突発的な要素が濃く計画性のないものだったのが救い。
もし計画性のあるものならば、お金や高価な物品のあるスタッフ宿舎か
高価なミシン類のある縫製工房が狙われたことだろう。

しかし、今回の事件で
サイディアフラハの警備体制の甘さが外部へクローズアップされてしまった。
これに対する応急措置として、
有刺鉄線による垣根の補強やアラーム器具設置場所の増加などをした。
しかし、これからもキテンゲラの人口が増え凶悪犯も増えると予想されるので、
今後はもっとしっかりした警備体制を取らないといけなくなった。

この事件についてはもっと早くお知らせするべきでしたが、
事件の重大さから慎重になり遅れてしまったことをお詫びします。

サイディアフラハは今年で20年目を迎えます。
(この場所へ支援の幼稚園を開いてから)
しかしこれからも我々のプロジェクトはケニアの子どもたちに必要とされています。
それで子どもたちの支援のために困難を乗り越えて
プロジェクトを維持してゆきたいと思います。
そこで警備体制をもっとしっかりさせないといけないので、
そのための資金が必要となります。
しかし、いまの急な円安傾向におけるサイディアフラハでは、
円安対策と警備体制をしっかりさせる両方に使うお金の余裕がないです。
それで特別なご寄付を呼び掛けさせていただくことにしました。

警備体制に必要な費用等具体的な支援要請は、
国内会報誌「Pamoja!31号」(4月下旬発行予定)で「支える会」から提案されます。

この報告の最後にあらためて、亡くなったソロモン青年のご冥福をお祈りし、
残されたご家族とご親戚のみなさまに哀悼の意を捧げます。

それではよろしくお願いします。

               サイディアフラハ荒川勝巳


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    メール『 ビヨンボ 』 No.97        4/12
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(4/9) 先週のできごと(展示会)
 

雨季が本番になったようで、
このところ夕方から晩にかけて毎日のように雨が降っている。
先週は月曜日がイースターの終りで祭日だったので、
火曜日の4月2日から裁縫教室と幼稚園の授業がはじまった。
そのため4月2日から展示会の本格的な準備に取りかかる。

4月3日は晩に停電になる。
この日はひさびさの長時間停電で準備が悪く、
ダイニングではランプを1台しかともせなかった。
そのまわりを子どもたちがみんな、なにもせずに取り囲むように座り、
一人の生徒がその中心でアイロン(炭入り)かけをしていた。
それで私は緊急用のロウソクを3本ともし、
ようやく彼女たちは3,4名ずつに分かれ、それぞれの宿題に取りかかった。

4月6日は展示会当日。
雨季に入ったので雨が心配されたが前日から雨は降らず、
展示会が終わって参加者が帰途につき、後かたずけもすんでから降りだした。
信心深いケニア人的に言うと「神がたすけてくれた」ことになる。
当日のゲストは日本人7名でケニア人はなし。
ケニア人のゲストの方が多いとスピーチが長くなるが、
それがなかったので展示会も予定どうりに終わり、
雨にもたたらずにすんだのだと思われる。
今回もファッションショーはうまくゆき、
ゲストの方たちには縫製工房製品をたくさん買っていただいた。

*私は私的な理由が主で、
4月22日から5月15日まで、日本へ一時帰国することになりました。
ただし、サイディアの仕事も5月4,5日の埼玉国際フェア、
5月11,12日のアフリカンフェスタなどに出席する予定でいます。
それに、なるべく支援者の方たちともお会いできればと思っています。
私が日本で使っている携帯の番号は090−6049−4081です。
私と電話で連絡を取りたい方はこちらまでお願いします。
 

(写真・羽ありを捕らえる 4/4)
羽ありを捕らえる
東屋の蛍光灯に群がる羽あり(クンビクンビ)を捕らえようとしている
パトリシア(テーブルの上に乗っている)やモラア寮母たち。
羽ありは雨季の到来とともに一挙に発生。
ケニア人はこれをフライパンでいって食べる。フグの燻製のような触感。
もっとも、子どもたちでも食べる子と食べない子がいた。
 

(写真・ブリジットとシャロン 4/5)
ブリジットとシャロン
朝、泥の道を幼稚園へ登校してきたばかりの
ブリジット(左)とシャロン(施設のシャロンとは別)。
真夜中に降りだした雨が今ようやくあがったところ。
二人とも顔だし帽をかぶり重ね着して、完全に雨季の服装になっていた。
長靴でくる子もいるが、たいていはいつもの靴で、傘ももたない。
親もついてこない子のほうがずっと多い。
 

(写真・ファッションショーリハーサル 4/6)
ファッションショーリハーサル
あすは展示会、
ファッションショーリハーサルでキュートなワンピース姿で登場したワビンニャ(17
歳)。
幼稚園児・小学生・スタッフにうっとり見つめられていた。
展示会のはじまりは午前10時からですが、
ファッションショーなどのパフォーマンスは午後1時半から。
 

(写真・ゲストルームへ引っ越し 4/6)
ゲストルームへ引っ越し
スタッフ宿舎の空き部屋のなかをぞうきんがけしようと絞っている小さいモリーン。
そのよこの子はシャロン。
きのうの展示会で裁縫教室の今学期は終わり、
裁縫教室で学んでいた生徒たちは田舎へ帰ったので施設の子どもは少なくなった。
そこで、いままでいた子ども部屋から目の届きやすいゲストルームへ引っ越してきた。
左はじにいる幼児はとなりに住むモラア寮母の娘ダイアナ。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.96        4/5
    
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            サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(4/3) 先週のできごと(ケンカ)

雨季に入ったようで、2日に1度くらいづつ雨が降っています。
こちらはどこもかしこも土の道なので、雨が降るとすぐぬかるみ歩きにくいです。

3月26日、午後からプロジェクトの畑の堆肥作りをする。
それで裁縫教室生徒を使い、腐った野菜くずなどを穴に放り込む。
そのあと授業が終わってからモラア寮母は、
施設の裁縫教室生徒たちにマキ割りを命ずる。
堆肥作りとマキ割りという、わりと重い作業が重なったためのストレスのせいか?
支援生徒のマーガレット(17歳)と有料生徒のモリーン(18歳)のあいだで
取っ組み合いのケンカとなる。

サイディアの施設では孤児やシングルマザーの母親が病気などで
働けない場合に支援小学生や支援生徒として受け入れている。
しかし、それとともに自主財源を作るために
裁縫教室の有料生徒を数名同居させている。
支援生徒にしてみれば、有料生徒は両親がいてうらやましく思い、
有料生徒にしてみれば、サイディアから裁縫道具などを無料で支給される
支援生徒に嫉妬を感じている。
しかも有料生徒といっても金持ちの子弟が来るわけでなく、
一般庶民で教育レベルはそれほど変わらない。
我々はこの両者をなるべく公平に扱うようにしているが、
今回のようにたまにケンカに発展することがある。

3月29日はイースターのはじまり。
それで「子どもたちの中でスパゲッティをまだ食べたことがない子がいる」
とのことで、みんなで食べることになった。
しかしスパゲッティだけでは量的に少ないので米をまぜ、
トマトソース(これを付けて食べるという概念ではないようで)の代わりに
小豆のような緑の豆(デング・塩味)を付けて食べた。
エジプト料理の「コシャリ」に近いような?

施設の裁縫教室生徒たちは展示会が近いので、
3月29日から4月1日までの4日間も午前中は教室にいって衣服を作っていた。
 

(写真・ワンボイ来訪 3/29)
ワンボイ来訪
ダイニングでワンボイ(19歳)にたわむれるモラア寮母。
昨年住みなれたサイディア施設をでて田舎へ行き美容師見習いをしているワンボイが、
以来初めて訪れた。
彼女は午前中に訪れ、縫製工房の見習いスタッフたちと話しこみ、
夕方までプロジェクトで過ごした。

(写真・スコールのはじまりを見守る 3/30)
スコールのはじまりを見守る
雨季、台所の入口で夕立(スコール)のはじまりを見守る子どもたち。
左からシャロン、小さいほうのモリーン、ザワディ。
彼女たちにとって、木の葉を吹きとばす風、
トタン屋根をドドドドドたたく雨は楽しいもののようだ。
ケニアでビーチサンダルは日本のゾウリのように使われている。

(写真・紐跳びをするモリーン 3/31)
紐跳びをするモリーン
ながしの横で紐跳び(日本のゴム飛び)をする大きいモリーン。
モラア寮母はモリーンと街中へいっしょに買い物に行くと、
知らない女性からよく「でかしたわね!」と言われると笑っていた。
太った子が少ないため。彼女は暇さえあるとテレビにかじりついているので、
こういうシーンはあまり見られない。
 

(写真・イースターのご馳走 4/2)
イースターのご馳走
チキン料理を黙々と食べて満足そうな子どもたち。
こちらを向いているのはメリー(12歳)。
先週の金曜からはじまったイースターもきょうの月曜で終わり。
それで子どもたちのリクエストに応え、
晩はケニアのクリスマス・イースターの定番料理、
チキンの煮込みとウガリ(チャパティはきのうたべたので)になった。


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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、

週刊サイディア・フラハ便り、メール『 ビヨンボ 』です。

(フェースブック「サイディア・フラハ」 http://www.facebook.com/saidiafuraha
 に更新される荒川さんの写真付き記事より、転送します。
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    メール『 ビヨンボ 』 No.95        3/29
    
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(3/27) 先週のできごと(絵を描く)
 

3月21日、裁縫教室にて、デザインの授業を再開。
デザインの授業といっても、みんな小学校で図画工作を習ったわけではないので、
絵の描き方を知っているわけではない。だから自由に好きなものを描かせている。
それで、昨年からいる生徒は
私が受け持っているデザインの授業はこのことを知っているので、
さっそく描きはじめる。
新入生は他の子の絵をみて、その模倣からはじめるが、
だんだんと自分らしい描き方になってゆく。
私は子どもたちが描いているうちはなるべくコメントしないで、
授業が終わる少し前にみんなの絵を回収して、1枚1枚の絵をコメントしていく。
いい点悪い点を指摘し、
どうしようもなく下手な絵でも一か所くらいはほめるようにしている。

3月22日に玉木さんはタンザニアからプロジェクトに戻ってくる。
彼女は2月末ケニアの大統領選挙を前に、暴動を避けるために国外へ退去。
ケニアの選挙は平穏に終わり、今後はそれほどひどい状況になりそうもないので、
戻ってもらうことになった。
玉木さんが3週間ぶりに戻ってきたので、
プロジェクトの子どもたちやスタッフたちは大歓迎。

3月23日、24日。これらの日は施設の子どもに絵を描かす。
こちらのほうはだいたいほめるだけにした。
小学生たちはへたではあるが、それなりに味わいがある。
裁縫教室の生徒たちは21日に教室で描いて要領がわかってきたせいか、
2,3の例外を除いてはみんな画面に余白をあまり残さず描きこみ、
美しい絵に仕上げている。
みんな女の子のせいか、家や花の絵がほとんどだった。
 

(写真・衣服をチェックするカルリ園長 3/22)
衣服をチェックするカルリ園長
裁縫の教室で、衣服のできぐあいをチェックするカルリ園長(右端)。
この4月6日の土曜日に恒例の展示会(年2回)をするので、
生徒たちは展示用の衣服作りに余念がない。
サイディアスタッフ全員で衣服のチェックに当たっている。
カルリ氏や私も長年この作業をしているので、衣服のあらさがしには手なれたもの。
ナイロビ近辺にお住まいの方たちもよろしかったら、見学に来てください。
人気のファッションショウもあります。
 

(写真・面倒を見るシャローンとモリーン 3/24)
面倒を見るシャローンとモリーン
モラア寮母の子どもと孫の面倒を見るシャローン(右)とモリーン(その隣)。
後ろの方で黒い服を着て座っているのがモラア寮母。
スタッフも同じ敷地内で暮らしているので子どもたちは近しい関係にある。
 

(写真・絵を描く 3/25)
絵を描く
晩のダイニングで絵を描くジェーン(16歳)。後ろ向きはシャローン(7歳)。
なかなかの傑作がそろっている。
ケニアの子どもたちは一般の小学校に図画工作の時間がないので
塗り残しの部分が多いのだが、今年の子どもたちは塗り残しが少ない。
これらの絵はこんどの展示会(4月6日)に出展する予定。
 

(写真・トイレからもどる幼稚園児たち 3/26)
トイレからもどる幼稚園児たち
あさ、トイレから教室へもどる幼稚園児たち。
遠くにいる子どもたちのいるところにトイレがある。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.94        3/22
    
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(3/20) 先週のできごと(お金を手渡してくれる)

3月11日、選挙休暇が平穏に終わり、幼稚園・裁縫教室がはじまる。
親せきのところに帰っていたサーラ(16歳)とポーリン(19歳)は戻ってきて、
サイディアに居残っていた子どもたちと再会を喜んでいた。

3月16日の土曜の午前中、
突然キリスト教会の方たち(キテンゲラにたくさんある教会宗派のひとつ)、
男女の子どもから大人まで150名ほどがサイディアに現れる。
この方たちが言うには、
「きょうは宗派の人たちがサイディアなど子どもの施設へいって奉仕する日で、
 宗派の人々を3つのグループに分けて
 それぞれ別な施設へ物資を持って行っている。」とのこと。
土曜の施設の子どもたちにはそれほど明確なプログラムがないので、
突然の訪問でも大歓迎だった。

3月17日の夕方、
施設のOBであるカゲゼ(25歳)とサボレ(23歳)が相次いでやってきた。
サボレは2週間前にもやってきたが、
そのとき「僕のしているトラクターの見習い仕事で
ようやく少しだけ賃金が出るようになりました。
だからお金を少し出すので、子どもたちになにかごちそうしてください。」と
にこにこしながら私へ手渡してくれた。
この日は、いままでささやかなアルバイトで何とか生活していたカゲゼが
「タクシードライバーの仕事に最近ありつきました。
 危ない連中を乗せることもあるのでそんなにいい仕事でないけど、
 もっといい仕事が見つかるまで続けます。」といって、
やはりお金を手渡してくれた。

ケニアには若い人に適当な仕事はまったくといってよいほどない。
彼らや他にも何人もサイディアを巣立っているが、
まだみんな20歳代前半で自分の仕事探しに躍起になっている。
それがようやく彼らのように仕事を見つけ、
サイディアの子どもたちのことを考える余裕のできたOBが現れた。
私としてはこのことがとてもうれしい。

そこで、私は子どもたちへ
「みんなも大人になったらカゲゼたちを見習いなさい。」と自信を持って言った。
それを聞いていたカゲゼたちは照れていた。
いっぽう、子どもたちは自分たちにできるだろうかというふうに、
にやにや笑いをするだけだった。
 

(写真・マキ割りに頑張る  3/14)
マキ割りに頑張る

裁縫教室の授業が終わった夕方に、斧でマキ割りをするヘレン(16歳)と
ハンマーでクサビを打って割ろうとするフィリー(14歳)。
台所でマキのカマドを使っているので、マキ割りは大事な仕事の一つ。
斧やハンマーは重く女の子にはわりと重労働なので、
ローテーションを作ってしている。
私も時々手伝っているが、そう簡単に割れるものではないのでいい運動になる。
 

(写真・キリスト教会の方たち来訪  3/17)
キリスト教会の方たち来訪

昼前に突如やってきたキリスト教会の方たちから
贈り物をいただいた施設の子どもたち。(立って贈り物をぶら下げている)
訪問者は子どもから大人まで150名ほどで非常に多く、
人数が多いときには普通アポをとってからくるのだが、
今回はアポなしでぞろぞろやってきたのでわれわれは驚いた。
それでも子どもや青年たちがゴスペルをしたり、
牧師さんが説教をして(説教が長くて私には退屈なところもあったが)
施設の子どもたちを楽しませていただく。
こちらも子どもたちがいつも歌っているゴスペル2曲でお返し。
いただいた贈り物は古着、石けん、トイレットペーパー、パン、ミルクなど。感謝。
1時間半ほどでみなさん満足げに引きあげた。

(写真・いやし顔シャロン  3/18)
いやし顔シャロン

いやし顔のシャロン(7歳)。上の前歯がないのがあいきょう。
この顔をみるとちょっと辛いことがあっても、
なんとかなるさという気にさせます。
 

(写真・OBサボレとカゲゼがポケットマネーを 3/19)
OBサボレとカゲゼがポケットマネーを

サイディアフラハのOBの青年たちが日曜の晩にやってきて、
「子どもたちに何か食べさせてよ。」とポケットマネーを出してくれた。
私の右にいるサボレ(23歳)とカゲゼ(25歳)。
彼らは若いのでたいした給料をもらっていないのに、
それでも自腹を切ってくれたのがうれしい。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.93        3/15
    
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(3/13) 先週のできごと アリスの外泊
 

3月4日には大統領と代議士の選挙が同時に行われた。
キテンゲラではそれほど混乱なく実施された。
ただ、大統領選公式結果発表は3月9日までかかった。
この間、子どもたちはのんびりとテレビの選挙速報を見たり、
トランプをしたり、サッカーをしたりして過ごした。

この日、施設のアリス(仮名)のおじさんがプロジェクトへやってきて、
「選挙休暇中アリスを自宅で面倒を見たいので施設から外泊させたい」とのこと。
アリスには両親がいなく、おじさんが面倒を見ていた。
それなのに外泊とは少し変だとは思ったが、
出先のカルリ園長にこの件を電話で話すと、「許可してよい」とのこと。
それで、おじさんにアリスを連れていかせた。
その時アリスは外泊をそれほど嫌がっているようには見えなかったのだが、、、
その夜、カルリ園長から
「アリスはおじさんの家を出てどこかへ行ってしまった」と
おじさんから連絡がありました。
私はアリスを他の子と勘違いしていたので外泊を許可したが、
もし彼女なら許可しなかっただろう。
あのおじさんだと金に困ったら彼女にいかがわしい仕事をやらせかねない。
そのため彼女は不安になりおじさんの家をでたのでは?」との連絡が入る。
翌朝、私とカルリ園長はアリスのことで相談し、
「彼女を今後なるべく施設にとどまらせ、おじさん宅にはやらないようにしよう。」
ということにした。
アリスはその後すぐ、おじさん夫婦に連れられプロジェクトへ戻ってきた。
それでカルリ園長はおじさんたちへ説教して、
「今後彼女ををなるべく返さない」ことを伝えた。
それでアリスはほっとしているふうだった。

3月7日の夜、2カ月以上ぶりに雨が降ったし、
この前後に天候が変わり積乱雲が出てきたので、雨季に入りそうな気配。
それで3月9日の午後に私と子どもたちとで、
スクマ(ケール)やスピナッチの苗を苗床から抜いて、畑へ移植した。

3月10日に、選挙暴動を恐れて田舎に帰っていた有料生徒のサーラ(16歳)は、
あすからの選挙休暇明けにともない施設へ戻ってきた。
それで、施設で過ごしていた子どもたちは一挙に、あすからの学校へ備えだした。
 

(写真・東屋でチャイを飲みながら 3/10)
東屋でチャイを飲みながら
3月8日に、東屋で仕事の休憩時間にチャイを飲みながら、
総選挙(大統領選・代議士選)の結果のことでワイワイガヤガヤと話に花を咲かせる、
縫製工房スタッフたちと裁縫教室ベロニカ先生(右端)、モラア寮母(その隣)。
それらの話の内容は、たとえば、
キバキ大統領の第二夫人ワンボイさんが大統領が止めるのに代議士選に出馬し、
みごと当選したというようなこと。
タレントの噂話のような。
 
 

(写真・スクマの苗の植え付け 3/10)
スクマの苗の植え付け
午後からスクマの苗の植え付けをする子どもたち。
そろそろ雨季に入りそうで雲の形が綿から入道になってきた。
それで、みんなで苗の植え付けやスクマとスピナッチの苗床作りをした。
きょうは午前中からみんな選挙結果実況中継をみるためテレビにかじりついていて、
ちょうど飽きてきていたところ。
だらだらした実況中継を見るよりも、畑仕事でもやったほうがよほど健康的。
 

(写真・紙ふうせんを膨らませる 3/11)
紙ふうせんを膨らませる
紙ふうせんを膨らませる左から
メリー(12歳)、シャロン(7歳)、ザワディ(12歳)。
選挙休暇も最終日を迎えた。あすからまた学校が始まる。
紙ふうせんやツルはメリーやザワディに教えると折れるようになりましたが、
シャロンや小さいほうのモリーンではまだ難しいです。
 

(写真・東日本大震災追悼の祈り 3/12)
東日本大震災追悼の祈り
きょうは東日本大震災が起きて2年目になるので、
プロジェクトのみんなで追悼式をおこなう。
このところケニアの大統領選に追われていたので、
朝おきてフェイスブックをのぞいて震災から2年とのことを知る。
ちょうどきょうは選挙休暇あけで子どもたちがそろっていることもあり、
祈りをささげることにした。
カルリ園長に2年前のきょう日本で何が起こったかを話してもらう。
そして私は昨年秋に三陸海岸沿いを訪れた話や、
いまでも原子炉災害が終わったわけではなく、
放射能で汚染された空気は少しであるが
ケニアまでもやってきていることを話した。
幼稚園の子どもたちはなんのことだか分らなかっただろうが、
将来わかることもあるだろう。


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    メール『 ビヨンボ 』 No.92        3/9
    
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(3/7)  先々週・先週のできごと
 

2月18日にシャロン(7歳小2)が施設にやって来る。
彼女はシングルマザーのお母さんが亡くなり、貧しいおばあさんに残された。
彼女がきたことによって、
彼女より先にきていて無口無表情だった小さいほうのモリーン(11歳小1)は
友達ができて、明るく話をするようになった。

そしてザワディ(12歳)はいままで施設の最年少だったが、
新しく入ってきたメリー(12歳小3)、モリ―ン、シャロンのリーダーとなって、
彼女たちの面倒をよく見てくれだした。
しかもザワディはそれを当然のこととしてやってくれているので、
そういう意味でもうれしい。

2月21日は早川千晶さんとスタディーツアーの方たち4名がプロジェクトに訪れる。
ボランティアの玉木さん、大西さんがカルリ園長とともに対応。
今年最初のツアーの方たちだったので、子どもたちとスタッフとで歓迎に努める。
早川さんにはサイディアワークショップを熱心に宣伝していただき、
製品をみなさんにお買い上げいただいた。

2月27日、近じかあるケニア大統領選を避けるために
ボランティアの玉木さんは翌日、大西さんは翌々日サイディアを離れる。
それで、晩のダイニングで「さよならパーティー」を施設の子どもたちとする。
玉木さんはドイツへ行き、そのあとタンザニアへ行って
そこで大統領選が穏やかにすむのを待って、サイディアに戻る。
大西さんはいったんナイロビへ戻り、それから日本へ帰国。

2月28日、サイディアの幼稚園と裁縫教室はきょうから3月6日まで、
選挙のために臨時休暇とする。

(写真・裁縫教室からの旅立ち 2/27)
裁縫教室からの旅立ち
施設にいて昨年末に裁縫教室を卒業し田舎へ帰っていた
支援生徒のエディナ(17歳)と、ミシンを挟んで握手する荒川。
いままでは支援卒業生が少なかったので、まとめてミシンを貸し出していたが、
昨年末は10名も出たので、随時貸し出している。
エディナは両親がなく、
サイディアへ来る前はマサイ人のコミュニティーの中で弟妹たちとともに育てられた。
彼女はすでに近隣の町で裁縫の仕事を見つけたとのこと。
これからは一家の働き手として、弟妹たちを養ってゆくことが期待される。
足踏みミシンの上にある段ボール箱にミシンの頭部が入っている。
 

(写真・シャロンに算数を教えるモラア寮母 3/1)
シャロンに算数を教えるモラア寮母
夕方、東屋で最近施設に入ったシャロン(7歳・小2)に算数を教えるモラア寮母。
シャロンは通っている小学校がきょうで学期の中間休みに入り、
モラア寮母のほうもサイディア幼稚園や裁縫教室が中間休みに入ったので仕事がゆる
くなり、
お互いのんびりやっていた。
撮っているいる私のほうもきょうの夕方から忙しくなくなった。
大統領選挙がはじまり、その結果によっては暴動に発展するかもしれない。
しかし、そうではなく選挙が平穏のまますめば、
プロジェクト内でみんながこんなにのんびりできるのだが。
 

(写真・トランプ「神経衰弱」で負ける 3/3)
トランプ「神経衰弱」で負ける
土曜の午後、東屋で強い西日に照らされながらもトランプに夢中の子どもたち。
左からメリー、ザワディ、モリーン。
私はザワディと、他の子に神経衰弱のルールを教えるためにサシでしましたが、
集中力と記憶力の差で負けてしまいました。
 

(写真・サッカーでリベンジ 3/6)
サッカーでリベンジ
午後4時過ぎのサッカーの試合でシュートを打つメリー(12歳)。
午後4時過ぎでもこのように影が短く、太陽は照りつけている。
そこで私は夕食後のたそがれサッカーの試合に出るようにしている。
きのうはザワディと同じチームだった。
それで私はマンU香川のようにハットトリックは決められなかったが2点とり、
ザワディは1点だけだったので、神経衰弱のリベンジを見事に果たした!
次回はザワディと別のチームに入り、直接対決で勝つつもり。
ちなみに、バケツがゴールポストの代わりをしている。


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(2/12)

サイディアに3日いただけで孤児証明書がなく
1週間前にキべラスラムへ帰らせられていた支援生徒のフィリー(14歳)は
2月4日にその証明書を持ってサイディアへうれしそうに戻ってくる。

2月4日はカルリ園長と私が、
昨年12月に卒業した10名へ貸し出すミシンを買いにナイロビの下町へやってくる。
カルリ園長の小型ワゴンに5台しか載せられず、つぎの金曜日にまた戻ることに。
さっそくそのうちの3台を縫製工房見習いでスタッフ宿舎横の簡易部屋にいる
アサレ(17歳)、ジャックリン(17歳)、ワイゼラ(17歳)へ配る。
アサレはすでに費用を払い終えているが
(貸し出すのだが、土屋鞄製造所様用のバッグを在校中にたくさん作ると費用が免除に
なる)、ジャックリンとワイゼラはまだ費用が少し足りないので、
給料の中から働いて返すことになる。それでうれしさの度合いが分かれた。

2月6日に小学校3年生のメリー(13歳)が入園する。
親せきの養育が不備だったようで、
ザワディ(12歳)より、だいぶ幼く10歳くらいにしか見えない。
でも背丈は同じくらいなので、彼女らはすぐ仲良しになる。
彼女はここに入ってほっとした表情を見せていた。
13歳という年齢を考えると
これからサイディアでなじんで長くいられるかどうか心配だったが、問題はなさそう。
彼女は両親をなくし、アル中のおじ夫婦に(2人ともアル中)育てられる。
そのため彼女はアル中のおじに不当に扱われ、おじはそれで数年間監獄に入る。
そのあいだは他のおばさんのところに行っていた。
いまもおじが保護者で、しらふのときは優しいのだが。
彼女のいろいろあったいままでの人生を考えると、ほっとした表情はわかるような気
がする。
少しづつ笑いだしてもいるし。
 

(写真・卒業生への貸出しミシン購入 2/6)
ナイロビの下町の発電機屋で安い足踏みミシンを買っているところを内部から撮った。
この店の一角に安ミシンが置いてあり、
緑のTシャツの男性がミシンの頭部を段ボールに詰めている。
この店はリバーロードという下町の通りに面していて、
この通りには生活必需品が何でも安く手に入るので、
治安があまり良くないといわれているのだが、ついここの通りで買ってしまう。
きょうは昨年末に卒業した支援生徒に貸し出す安ミシンを買いにきた。
そして、衣服の生地を買いにきた築地さんと待ち合わせて、
その生地も一緒にカルリ氏のワゴン車でプロジェクトへ運んでゆく。
卒業生への貸出しミシン購入

(写真・泣き顔メルシー 2/7)

手洗い場近くにある小さな溝を飛び越せなくて足をそこへ突っ込み、
スカートを泥で汚し泣いていたメルシー。
ヴィージニア先生に先生のいる机のそばに来るように言われ、泣きやんだ。
彼女にとってこれは人生何度めの挫折だろうか?
泣き顔メルシー

(写真・ジェーン先生の娘の生誕祝い 2/7)

夕方に、スタッフ宿舎に住む裁縫教室ジェーン先生の部屋で、
彼女の娘の生誕祝いをする。
生まれたのは昨年12月31日。
プロジェクトのスタッフ全員で250シリングずつ出し合って、
子ども用タオル、小麦粉、砂糖などを買って、ジェーン先生に渡した。
左からモラア寮母、荒川、ジェーン先生、
女性グループのハリマさん、裁縫教室のベロニカ先生。
赤ちゃんは寝起きを写真にとられてびっくりして泣き出した。

(狭くて8人も入ればやっとの部屋ですが、
 みんなでチャイを飲んでマーガリン付きの麦芽パンをほうばり、
 赤ちゃんの話をして、ゴスペルを歌うと、なんとも気持ちよいです。
 普段は不信心ですが、この時ばかりは敬虔なクリスチャンになったような気分で)
ジェーン先生の娘の生誕祝い

(写真・夜学へ行く縫製工房のアンとスーサン 2/10)

土曜の午後おそく、夜学へ行こうとしてプロジェクトの前の道へ出た
縫製工房のアン(左)とスーサン(右)。
大西圭子さんの支援で彼女ら2名が今週から夜学に通いだしている。
この夜学で高校の資格を取ると、短大の裁縫コースへ入ることができるようになる。
このコースで資格を取ると、裁縫の先生として学校で教えることができる。
そうすると、サイディア施設を出た子がサイディアで先生になることも夢ではない。
この二人は工房の仕事が終わってからの夜学なので辛いとは思うが、
後進のためにも頑張って新しい道を切り開いてほしい。
夜学へ行く縫製工房のアンとスーサン


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                       サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(2/5)

1月28日、キべラスラムから施設へきた2名の女の子は、
キべラのスラム長からの推薦状など書類手続きが不備のためいったんキベラヘ帰し、
書類ができあがったら受け入れることにした。

1月31日の午後から裁縫教室の生徒募集のため、
先生2名と荒川は生徒たちを引き連れ、募集のビラ配りをする。
数日前に小学校卒業試験の成績が発表され、
成績の良い子は高校へ進むが成績のよくない子は専門学校へ回されるので、それが狙
い目。
今回は先週に引きつづき2度目。
先週の1度目はよい天気で太陽がきつかったが(私は用事があってパス)、
きょうは曇りがちで涼しくビラ配りにはもってこいの日だった。

2月1日。きょうも私と先生は
午後から生徒を率いてキテンゲラでもより遠くの地域へビラ配り。
きょうも穏やかな天気で助かった。
こう毎度生徒を借り出しても支援生徒はもちろんのこと
有料生徒たちから苦情が出ないのは、
有料生徒たちの親が授業料の払いを先延ばしにしている後ろめたさのためだろう。
取り立てねば。

カルリ園長はこの日、公立小学校へ行き、
卒業生で試験結果がよくなかった生徒たちの名前を先生から聞き出し、
その生徒たちへ渡す裁縫教室の資料作りをしていた。
今年は生徒がたくさん集まるといい。

2月2日の夕方、私が買い物をして町の中心地からプロジェクト近くへもどってくると、
ふだん空き地のところでキリスト教伝道隊がダンスと歌で人々を集めていた。
そこで私は夕食のときに施設の子どもたちへ、
夕食後にこの伝道隊のところへみんなで歌や踊りに行くことを提案。
これへの参加はもちろんタダ。みんなとても喜ぶ。
夕暮れまでの30分ほどだったが、
伝道隊で他の一般者とともにみんな踊って歌って楽しんでいた。
 

(写真・メリーとブリジット 1/31)
メリー(左5歳女)とブリジット(5歳女)。
朝は冷えるのでセーターが必要だが、
午後に暖かくなってきてもそのままセーターを着ている。
木陰に入ったり、雲がでるとすぐ冷えるためか?
すぐ後ろに見えるのはスベリ台で、その後ろに幼稚園の教室がみえる。
幼稚園の午前中は30名いて学習しているが、午後は人数が10名前後に減り、
スベリ台やブランコなどの遊具で遊ばせている。
キテンゲラ市はいろいろな民族が混じっているところなので、
この2名も民族が違っている。
しかし小さな子どものうちは民族は関係なく育てられる。
メリーとブリジット

(写真・生徒募集のビラ配り 2/1)

裁縫教室の生徒募集のためにビラを配る生徒たち。
緑の服装と右端の女性(2時間制授業の生徒なので私服)。
数日前に小学校卒業試験結果が出たので、
高校へ進学するかそれとも専門学校へ行くかの選択が始まっている。
ここはキテンゲラの場末の道沿いにあるトタン作りの店屋街。
ビニール袋に入って積まれているのは炭。
生徒募集のビラ配り

(写真・キリスト教伝道集会 2/3)

土曜の夕方に近所の空き地であったキリスト教伝道集会に
(みんなで踊って歌ってちょっと牧師の話を聞いてを2,3時間)
施設の子どもたちは30分ほど参加し、楽しんだ。
左から後ろ姿のポーリン(18歳)、パトリシア(17歳)、横顔のモリーン(13歳)。
子どもたちは(私も)外に出て踊って歌うので、気分転換にいい。
キリスト教伝道集会

(写真・炭火をおこすザワディ 2/4)

うしろのマキを使ったカマドからマキの燃えさしを、持っているケニア製七輪に移し、
離れたところで炭火をおこそうとしているザワディ(12歳女)。
きょうはチャパティ料理の日なので、
この七輪へ丸鉄板を載せてチャパティを焼き、うしろのカマドで肉じゃがを煮る。
このカマドは中に石を積み、周りを赤土と牛ふんを混ぜたもので固めたもの。もう10
年以上前にJICAの専門家によって設置されたもので、
修理をしながらいまもちょっとした料理に使っている。
炭火をおこすザワディ


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「サイディア・フラハ」現地コーディネーター荒川勝巳さんからの、
週刊サイディア・フラハ便り、メール『 ビヨンボ 』です。

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    メール『 ビヨンボ 』 No.89        1/31
    
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                       サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(1/29)

1月23日には、カルリ園長、玉木さん、私で、
ナイロビのキべラスラムにある早川千晶さん運営のマゴソスクールへ、
新しくサイディアで受け入れる予定の子どもの調査にいく。

キべラスラムはここ数年、急激に治安が悪化している。
しかも大統領選挙まじかで(この3月4日)、人々のエキサイトが想像される。
それでカルリ氏はしり込みして私へ
「キべラスラムの入り口で子どもたちの聞き取り調査をしましょう。」と提案。
それで私は「早川さんは護衛警官を付けてくれるそうなので大丈夫です。」と激励。
本当は私も怖かったのだが。
当日の朝、キべラスラムの入り口で早川さんを待っていると、
早川さんと友人で「マサイ第2夫人」の永松マキさんも同道とのことでやってきた。
お二人の服装を見てすぐ気がついたのだが、
スラムへ入るというよりも、どこかハイキングへ行くような服装だった。
特に靴はじょうぶで岩山をひょいひょいと越えるのに便利そう。
そのわけを永松さんに聞くと、
「強盗に捕まりそうになった時に、ささっと逃げられるように」とのこと。
お二人とも1年前にマゴソスクールへ行く途中で強盗にあって
ガンを突き付けられたそうで(その時は警官の護衛がなかった)、
その時の教訓でそうなったのか?
私は思わず目を自分の足元に向け、
キテンゲラのホコリで白っぽくなっている黒の皮靴を見つめてしまった。
(これでは素早く逃げられない)
だからマゴソスクールのゲートをはいった時はほっとして開放感をあじわった。
そこでは大勢のスラムの子どもたちが元気よく授業を受けている。
もしかしたらこの子どもたちにとっても、ここでは勉強ができると言うだけでなく、
安全で居心地の良いところなのかもしれないと思った。

1月25日には、マゴソスクールの2名の子どもたちが
責任者のオゲラさんや叔父、叔母などに付き添われてやってくる。
それで改めて聞き取り調査をする。
そして、フィリー(14歳)だけを一応受け入れる。
もう一人のモリーン(11歳)のほうは再聴取することになって、他の人たちと帰って行っ
た。

1月26日。この日は玉木さんが
ナイロビの日本人学校である「すわらバザー」にでかけ、
築地さんたちとサイディア縫製工房製品を販売。
新製品の「黒人女性人形手拭き」はやはり好評だった。
 

(写真・キコイドレス人形 1/23)

ついにベールを脱いだ!サイディア縫製工房新製品の手拭きタオル。
アフリカ人女性のドレスで手を拭くという光栄にあずかれます。
キコイタオルの応用版。
人形を手に取っているのは工房見習いの左からワイゼラ、アサレ、ジャックリン。
ジャックリンの持っている人形のように、
ぜんぶ肩のところまでで、その肩にドレス(タオル)を掛ける仕掛けになっています。
これは今度、1月26日にナイロビの日本人学校である守童(すわら)バザーでデビューの
予定。
築地さんのアイディアが光る。
玉木さんにも製作にたずさわってもらいました。
キコイドレス人形

(写真・マゴソスクール 1/24)

ナイロビのキべラスラムにあるマゴソスクールは相変わらずにぎやか。
きょうはカルリ園長や私がマゴソスクールへ行き、
そこで早川千晶さんらにサイディアの施設で新しく受け入れる子どもを紹介していた
だいた。
マゴソスクール

(写真・日本とスカイプ映像生中継 1/26)

日本にいる皆さんとのスカイプ映像生中継で、
コンピューターに映し出された皆さんへ手を振る少女たち。
土曜日の午前中、施設に住む裁縫教室生徒の自習時間。
日本にいるみなさんへスカイプ映像でプロジェクト内を紹介中のひとこま。
ほかに生徒たちの歌や踊りなども紹介した。

 (日本側註・この手前のノートPCの中で、
  英語力の覚束ない私たちが一つ覚えの「ジャンボ」「ハバリ」などを口ばしりな
がら、
  いくぶんシャチホコばって手を振っている、というわけです)
日本とスカイプ映像生中継

(写真・日曜朝太鼓でミサ 1/28)

きょうの日曜朝も子どもたちはダイニングで元気よくキリスト教のミサをおこないま
した。
パトリシアの太鼓とともに。
10時からゴスペルとダンスを40分くらいして、
あと20分くらいを聖書朗読と解釈にあてます。
日曜朝太鼓でミサ


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    メール『 ビヨンボ 』 No.88        1/24 
    
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                       サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(1/21)
1月14日、ヘレン(16歳)が施設の裁縫教室支援生徒になるため田舎から出てくる。
彼女のお父さんは数年前に死亡。お母さんは精神疾患のため働けないでいる。
彼女は長女で他に3名の弟妹がいるが、
このような貧困家庭のためみんな行きつけのキリスト教会の援助を受けている。
彼女は小学校を一応卒業しているが、この家庭事情のためか成績は悪い。
そしてこれらの負い目のためもあってか、おとなしくおずおずとしたところがある。

しかし我々のようなプロジェクトにとっては、
もし彼女が将来的に裁縫で生活していこうと考えているなら、
このように成績の悪い子のほうが扱いやすくふさわしい。
これは逆説ではなく実際問題として、成績がよかったなら高校へ行きたがり、
裁縫に身が入らない。
しかし成績が悪いと高校へ行くことをあきらめ、裁縫技術習得に身が入いる。
ケニアには貧困家庭の子でも成績がよいなら、
銀行や私立学校のように自分たちの宣伝のために受け入れる先がある。
しかし、成績の悪い貧困家庭の女子を喜んで受け入れるところは
サイディアくらいしかないので、そういう点で私は誇らしく思っている。

1月18日、施設で育ったズーラ(20歳女)はカルリ園長に連れられ、
彼の田舎にある料理学校へ編入のために行く。
彼女が今までいっていたキテンゲラの料理学校では国家資格が取れないことがわかっ
たため、
カルリ園長が自腹を切ってでも編入させようとしたもの。
しかし、費用が思ったより高額のためうまくいかなかった。
そこでつぎにカルリ氏は知り合いのつてで大手スーパーに就職する話をズーラへもっ
てきた。
若者にこういういい話はめったにないので、
カルリ氏と私は、「スーパーで働いてお金をためてから資格を取ればいい」と説得し
た。
しかし、ズーラは何としても学校へ入って資格を取りたいと言って聞く耳を持たない。
そこで彼女を彼女の田舎に帰し、
姉と相談して「よく考えてからどうするかを決める」ことになった。
 

(写真・サイディア幼稚園 1/16)

サイディア幼稚園の授業風景。
きょうのヴィージニア先生は幼児たちに質問して質問の答えを黒板に書かせ、
答えが正しいと答えを書いた子どもに腰振りダンスをさせていた。
右端の幼児がダンスをしている。
サイディア幼稚園には制服があり色も緑にしているのだが特に強制的ではないので、
親は好みの服装を着せている。
サイディア幼稚園

(写真・ゲート前の道 1/17)

サイディアフラハのゲート前の道。この道をずっと行くとサバンナに突きあたる。
キテンゲラの中心は4階建てのビルが並びタウン化が進んでいるが、
そこから1キロ離れたプロジェクトのある地域はまだ田舎びているし、
貧困者の多い住宅街になってきている。
ゲート前の道

(写真・窓の中の幼児たち 1/18)

幼稚園教室の窓から顔をのぞかせる幼児たち。
窓の中の幼児たち

(写真・洗濯物の下で 1/20)

日曜日の午後、乾かしている洗濯物の下で、ひまを持てあましている施設の子どもた
ち。
左からサ−ラ、マーガレット、モリーン、ヘレン。座っているのは巨大なタイヤ。
日曜は7時起床で、午前中は洗濯をしたりキリスト教のミサをしたりと忙しいが、
昼食後はすることがないので退屈にしていることが多い。
午後遅くなるとチャパティ作りが始まり、庭への水やりとまた忙しくなる。
晩は夕食後にテレビを見てそのあと学習があり、9時就眠。
洗濯物の下で


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    メール『 ビヨンボ 』 No.87        1/17 
    
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                       サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(1/16)
1月7日には施設の裁縫教室支援生徒の
パトリシア(17歳)とマーガレット(16歳)が戻ってくる。
しかし同じく支援生徒のディラ(17歳)は戻ってこなかった。
ソシアルワーカーのサロメ先生はディラの親せきへ電話すると、
「ディラは田舎へ行っていてまだ戻ってこない
(ディラの親せきはキテンゲラにいる)、帰り次第そちらへ行かせる」とのこと。

1月8日は幼稚園と職業訓練センターの始業式。
小学8年生の卒業試験結果がまだ発表されていないことでもあり
(例年は年末に発表)、裁縫教室にはまだ新1年生は一人も入ってきていない。

1月11日、サロメ先生と荒川はキテンゲラの反対側に住む
裁縫教室支援卒業生のワンジョラ(17歳女)一家をたずねる。
ワンジョラは昨年末からサイディア縫製工房で見習いとして働きはじめたが、
新年明けに工房へ出初めてすぐに体調を崩し家で静養していたので、
それへの見舞いと様子見。
ワンジョラ一家はお母さんとワンジョラと妹の3人家族。
5年前の暴動で避難民となり、
彼女たちがキテンゲラのスラムへ流れてきたのが3年前。
お母さんの話によると
「ワンジョラは歩くとめまいを起こし倒れるが、
病院の検査の結果では異状が見当たらない。
いままではこんなことはなかったのだが。」とのこと。
お母さんは実入りのよい仕事をしているようでないし、
彼女らの住む部屋(家というよりも)には余り物がないく、
生活の困りぐわいがよくわかる。

1月13日の日曜日に荒川はプロジェクトの東屋で休んでいると、
16,7歳の女の子が一人ゲートから入ってきた。
ディラが戻ってきたかと思ったが、そうではなく、有料生徒のサーラ(15歳)だった。
彼女は昨年唯一の施設で過ごす有料生徒だったが、
親の授業料支払いが悪く昨年10月に親元に帰していた。
(裁縫教室へくる子の親は一般的に裕福ではないので
 授業料をむしり取るようにしないといけない)
彼女はひさびさに戻り、他の子どもたちと会えて喜んでいた。
 

(写真・サイディア始業 1/9)
今年はきょうからサイディア幼稚園と職業訓練センターがはじまる。
だいたいケニアはどこの学校もきょうあたりから始まり、
モリーン、ザワディもきょうから小学校へ行き出した。
サイディア始業

(写真・合同朝礼 1/10)
今年最初の幼稚園児・職業訓練生の合同朝礼。
まだ学校は始まったばかりなので子どもの数は少ないが、これから徐々に増えてゆく。
いまのところ裁縫教室生徒は新2年生だけで、
この1月に高校へ入りそびれる子どもたちが1月後半から2月にかけて
新1年生として入ってくると予想される。
幼稚園児は新入児が多いので、まだよそよそしい。
合同朝礼

(写真・雑巾がけをするザワディ 1/13)
土曜日の大掃除のため、児童養護施設子ども部屋の雑巾がけをするザワディ。
この子ども部屋は2段ベッドを10台置いて、20名ほどを保護養育することができる。
子どもたちにはそれぞれシーツ2枚と毛布2枚、マットレス1枚、カヤ1個、
ブリキの貴重品箱1個(奥の2段ベッドの上に置いてある)
洗濯用のバケツ1個が支給される。
雑巾がけをするザワディ

(写真・チャパティと肉じゃが作り 1/14)
日曜の夕方、台所でチャパティと肉じゃがの料理を作るモリン(手前)とザワディ。
一応モラア寮母の指導のもとに料理を作っているが、
まだ慣れていないので御覧のように
モリーンはチャパティを丸く薄くは作れないでいる。
モリーンの手前にあるのは
小麦粉の袋とクッキング用固形油と塩の入れ物、マッチの箱。
夕食の人数が少ないので、ザワディはケニア製七輪で肉じゃがを煮ている。
左後ろにあるのは大勢の料理に使うカマと大鍋。
チャパティと肉じゃが作り


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    メール『 ビヨンボ 』 No.86        1/9 
    
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                        サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(1/8)
1月1日の昼から、カルリ氏、デニス氏と運営会議。
昼飯を作る人がいないので食べずに、コーラ一本でぶっ続けに5時間。
ケニア人は話し好きということもあるが、
長いあいだ運営会議を休んでいた付けが回ったために議題が盛りだくさん。
しかし、会議を開いたプロジェクトの東屋は涼しく快適のため、
それほど苦にもならず。

この夕方、キテンゲラの街中を散歩していたら、
西日に照らされた積乱雲の上のほうに虹色の輝きを見つける。
私はおもわず、ポケットに入れておいたカメラでそれを写す。
横を通り過ぎるケニア人たちは私が写しているほうを見はするが、
それほど虹色の輝きに驚いているようではなかった。
どうも一般のケニア人はこういう科学現象には無関心な傾向がある。

2日は縫製工房のジャックリンが一番乗りで、
朝には田舎からプロジェクトへ戻ってきた。
彼女は「田舎は遠いので、夜行バスで朝早くナイロビに着きました。
新年明けのラッシュでバス代がいつもの2倍以上かかりました。」と嘆いていた。
しかしその表情は曇っていず、それは「クリスマス・新年休暇」が楽しかったことと、
これから始まる仕事への意欲を物語っていた。

3日は裁縫工房の年初。
ボランティアの玉木さんは工房スタッフたちへ刺繍の仕方を教える。

4日はナイロビ在住で長いこと工房のスタッフたちの面倒をみている築地さんが、
新製品の作り方の指導及び今後の工房の展望について話し合うためにやってくる。
この日、ザワディ、モリーンの小学生組が田舎から戻る。
ザワディは相変わらず戻った日は田舎が恋しそうで、調子が上がらないようだった。

5日には白鴎大学生中心のボランティアグループ「トムソーヤ」が
男子3名、女子3名でやってきて、一晩泊まる。
プロジェクトの子どもたちは大学生たちと仲良く晩餐をとり、
剣道の型や「お茶」の作法を教わり、楽しんでいた。
 

(写真・キテンゲラ元旦初夕暮れ 1/2)
ケニアのキテンゲラ1月元旦の初夕暮れ。
雲の上の水蒸気に虹がかかり、夕日に照らされているのか?
ごくたまにこのような現象がこちらで見られる。
どなたか、この現象をご存知ですか?
キテンゲラ元旦初夕暮れ

(写真・刺繍を教える 1/4)
今年はきょうからスタートした縫製工房(ワークショップ)内で、
スタッフたちに刺繍の縫い方を教える玉木さん。
こんど築地さんが新しい製品を開発していて、それに沿って刺繍が必要になってきま
した。
どんな製品ができるか、楽しみにしてください!
刺繍を教える

(写真・サイディアで茶道? 1/6)
サイディアフラハに1泊した6名の大学生(ボランティアサークル)のうち3名は女子で、
その3名からダイニングで「お茶」の作法を学ぶ施設と縫製工房の子どもたち。
子どもたちはみんな足をシビラせていたが、この作法を学ぶことは楽しかったようで、
指示に従おうと熱心にためしていた。
サイディアで茶道

(写真・ケニア人風に髪を編む 1/7)
きのうの晩の着物とちがって、
きょうはケニア人風に髪を編んでもらって楽しむ大学生たち。
(ボランティアサークル「トムソーヤ」)
ケニア人風に髪を編む


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 尚、転送者の横山アドレスが、に変更なりました)

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         メール『 ビヨンボ 』 No.85        12/30 
    
                                発信数125

                      サイディア・フラハ 荒川勝巳
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(1/1)

みなさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

先週のできごと、年末

数年ぶりに12月23日から1月1日まで子どもたちが一人もいないので、
のんびりした日々を過ごす。もっとも子どもたちがいないので、
私とボランティアの玉木さんはそれぞれ朝だけでなく昼晩も自炊となる。

私の場合、自炊と言っても、ごく簡単にケニアで手に入って手軽にできるもの。
朝はオメナ(ケニアの小魚)入りウジ(おかゆ)。
昼はパンにトマト、ニンニク、ショウガ、玉ねぎを挟む。
晩は揚げナイルパーチ(魚)入りラーメン(マレーシアやタイのインスタントラーメン)
というふうに。

12月25日はクリスマスだったが、カルリ園長のところへ玉木さんが呼ばれ
(わたしを呼んでもどうせ来ないのがわかっているので)、
その日にカルリ園長の家でつぶした山羊の肉をごちそうになったとのこと。
各家庭は貧富の差によってクリスマスの食事も違うようだ。
鶏をつぶすところとか、チャパティを作るだけのところとか。

私自身はというと、小豆の一種(デング)に砂糖と蜂蜜を加えて煮込んで小倉アンを作
り、
パンに挟んで食べて、年末年始気分をうっすらと味わった。

12月29日は私と玉木さんがプロジェクトから15キロほど離れた
ストリートチルドレンプロジェクトへビスケットとジュースを持って、
午後から乗合バスを使って訪れる。
この時期はクリスマスなので、ケニア人の善男善女がよくプレゼントを持って訪れる
とのこと。
ただこの日は雨だったのでそういう人たちは来ず、
子どもたちは退屈していたので、子どもたちに大歓迎された。

12月30日の夜遅く、スタッフ宿舎のすぐ外でケニア人たちが大声で騒いでいる。
私は怖くて部屋の扉へカンヌキをして、静かにしていた。
翌日、モラア寮母にそのことをたずねる。
モラア寮母は
「ダンナの酒癖が悪く、きのうもよっぱらって帰ってきたので、
 親せきと一緒にダンナを警察の留置所へぶちこんだ」と寂しそうに言う。
ケニアの警官や人々はわりと簡単に人を留置所へぶちこんでしまう。
もっともだいたい翌日にはけろっとした顔で戻ってくるのだが。

12月31日、ナイロビの築地さん宅のミーティングへカルリ園長、玉木さんとでかける。
そこでウシリカの矢野さんたちと、こんどウシリカで支援してくださることになった、
裁縫教室を卒業したワンジョラの扱いについて話し合う。

1月1日、カルリ園長やデニス氏などと私はサイディアのミ―ティングをする予定。
クリスマス時はみんな忙しいので開けず、
ケニア人にとって元旦はクリスマスと比べ祭日気分がずっと少ないので、
ついついこうなってしまった。

(写真・ケニアの積乱雲 12/29)
ケニアの積乱雲
このところ曇りのち雨の日が続いているが、
ときどき顔を覗かせる積乱雲とその下のプロジェクト内にある小倉記念庭園。
12月22日に縫製工房のスタッフと見習いが田舎へ帰って、
施設の子どもたちは珍しく1人もいなくなった。
子どもたちが戻ってくるのは来年1月2日の工房スタッフたちから。
そのあいだは井戸水売りの女性一人と、
高校授業料の一部を支援している高校生が2名朝だけ敷地の草を刈りにきている。
ほとんど人が敷地にいないので、たくさんの小鳥たちが自由に木々を飛び回っている。
 

(写真・ストリートチルドレンプロジェクトの子どもたち 12/30)
ストリートチルドレンプロジェクトの子どもたち
キテンゲラ近郊のストリートチルドレンプロジェクトの子どもたちとの別れぎわ。
彼ら・彼女らは雨の中、
プロジェクトの敷地をはなれアスファルトの道路まで見送ってくれた。
この時期子どもたちは退屈しているだろうと、
それにボランティアの玉木さんは他のプロジェクトも見たほうがいいので、
彼女といっしょに訪れる。私は4カ月ぶりに訪れたが、相変わらずみんな元気でかわい
い。
彼らは3カ月から半年程度で自分の家へかえるとのこと。
 

(写真・アフリカのトキと猫 12/31)
アフリカのトキと猫
プロジェクトのゴミためで食べ物をあさるアフリカのトキと野生化した猫(手前)。
それぞれ1メートル近くも接近したのに、見て見ぬふり。
もっとも猫が顔を上げて近ずこうとすると、トキは羽ばたいて逃げる気配。
それで猫はそれ以上近ずこうとしなかった。
こんな光景はいままで見たことないでした。
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