最近結婚される方も周りに多く。
昨日の日経記事で、夫婦のゆくえという記事を見つけたので、紹介。

団塊世代の定年は、夫婦のあり方や夫の生き方に転換をもたらす。
長い時を過ごす夫婦は波風を乗り越える知恵も必要になる。
男と女の問題を描く作家・高樹のぶ子氏に聞いた、彼女の考え。

ー今後、夫婦や男女の関係にどのような変化が生まれると見るか。
「仕事に忙殺されてきた団塊の世代の夫たちは欲求不満になっているので、定年を機に、稼いだお金を一気に自分のために使い始めるのではないか。妻には悪いけど、定年後の二十年、自分流で好きなことをやらせてもらうよと。先人の『老いのたしなみ』には従わず、ジーパンはいてバックパックを背負ってどこかに行くなど新しい『老いのモデル』を構築する人々が出てくる」
「六十歳を超えてからの恋愛もあり得る。若い頃の結婚前の恋愛が第一次、四十ー五十代の世に言う不倫型の恋が第二次とすれば、六十歳を超えてからは第三次の恋愛期になる。」


ー六十歳を超えてからの結婚を「夕焼け婚」と名付けているが。
「それまで結婚とは無縁でシングルできた男女も、人生八十年で、定年後も二十年近くが残っていると思えば何かを考えるだろう。出産などとは関係なく、新しい相手を見つけ結婚する。外見も最近はみんな若いし、昔の六十歳ではない。離婚や死別でシングルとなった人たちも加わる可能性がある。夕焼け婚ができるのはすなわち、男であり、女であることを捨てていないこと。人生の勝者だと思う。」


ー離婚は昔と比べ高水準となっている。夫も妻も揺れているようだ。
「夫婦は様々なトラブルに遭遇する。そこで問題となるのは結局、人間とはいかなるものかという理解力だ。恋愛して結婚したばかりの頃は互いに理想、妄想の世界に生きている。その後に、理解できないことを相手に発見すると、とたんに食い違いが生じ、関係がぎくしゃくする。だが、それを機会に人間は単純ではない、複雑な側面を持つものだと学び、伴侶には知らない面もあったのだと受け入れる柔軟性があれば、関係は続く。もちろん暴力亭主などは論外で、ケース・バイ・ケースだが。」
「夫婦以外の異性に心を惹かれてしまう問題もある。これは人間の生理として当たり前という理解がないと、大騒ぎになる。結婚したら、もう他人には感情が動かないということはあり得ない。肝心なのはその後の処理だ。きちんと自分を説明できるかどうか、説明力が問われる」


「私の場合は、夫から『別の女性が好きになった。別れてくれ』といわれるまでは、夫の心は100%私のものだと信じ、余計な妄想とか心配は一切、しないことにしている。それが夫婦にとって一番賢明だと思う。本当に行き詰るまではお互いに一人で悩めばいい。これは自分の離婚・再婚を通じて得た考え方でもある」

ー夫婦関係を保つには知的な操作も必要と指摘しているが。
「夫婦は安定したまま放置されると、セクシーでない状況になる。男と女であることに無自覚だと、いつの間にか腐ってしまう。人間は怖い存在だ。だから時々、二人の距離を動かして互いを意識させることが大事になる。一人旅をするとか、妻が突然韓流スターに熱をあげるとか。距離を変えて刺激を与えることが関係を長続きさせる」


・・・
彼女の意見に共感するとこ多く、取り上げたもの。
恋愛中には見えない、結婚という縛りができたからこそ出てくる・気付く部分も多くあると思う。
一緒にいることが生活の一部となった時、何気ないことが、まあいいよなんて見過ごせない問題に変わってるかもしれない。

でも、忘れちゃいけないのは、相手は自分の違う価値観を持った、一人の人格を持った人間だったこと。
相手を受け入れる柔軟性をとは、その手段よね。

一時の盛り上がりがなきゃ始まらないことだろうけど、その人の本質を見抜き冷静に判断することも大事。
人として見た時、この人とずっといて生活できるだろうかって。

変わらず夫婦仲のいい、50過ぎのおばちゃんがよく言ってたセリフが好き。
「いまがどうだとかいいようはあるけど、あの時は私も旦那に惚れて結婚したんだから、そんなこといってもしょうがない」ってさ。
そんな照れ隠しみたいなこといいつつ、休みは一緒に出かけ、千葉への旦那の転勤にはついてってじゃし、ほほえましい方で。

でも、その気持ちはすごい大切と思う。
惚れて一緒になった相手を、例え年月を経ていろいろ変わってようが、それをこき下ろすのは、聞くに堪えん。
そんな相手を選んだのは自分なんだからって、そういう意識があれば、自ずと普段の行動から違ってくると思うけど。
まあ、この辺の責任自己本位的な考えは、備わってるかどうかだから、見極めの話かも知れんけど。

「夫から別れを切り出されるまで、夫の心は100%私のものだと信じ、余計な妄想とか心配は一切しないことにしている」ってとこは、一番感心したところ。
相手も人だし、完全に縛ることなんてできるはずないし、ありもしないことに悩むのも無駄なことだし、相手にも迷惑。
その最終決断が聞かれるまで、一切気にしないって決めるだけで、心が楽になるんじゃないかと思う。
心が100%自分のものだと信じってのがポイント。
見て見ぬふりでも、耐えるでもなく、その間は自分だけしか見てないと思ってれば、常に前向きよね。

「本当に行き詰るまでは、互いに一人で悩めばいい」ってのは、共感どこ。
しょせん自分の悩みは、自分にしか解決できないよ。
相手を巻き込んでも、なんにもならない。
苦しんで、苦しんで、自分の中で消化し、答えを見つける。
それが人の成長にもつながるし、本来そんなもんだと思うから。
第三者にアドバイスをもらおうと、当事者は巻き込まず、結論は自分でと思うよ。

近づきつつも、心の距離を適度において、みなさん楽しい結婚生活を送ってください。

・・・
そもそも、結婚どころか相手もいない段階でこんなこと考えてるから、話にならんのんよねとは自覚するところ。
付き合ってから悩むとこを、その前にシュミレーションして結論だしちゃうとこもあり。
でも、その悩み多き中でお互いの共存の仕方を、彼女の価値観を通し知ることができ、ちょっとは幅が広がったとこ。
やっぱり経験しなきゃ見えないこと多数なんだなと、あらためて感じたり。
そして、また一つよけいな知識を仕入れ、ますます頭でっかちになってくわけで。

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夫婦のあり方    17.8.13
    hiro's do my best