1,  一度、壁(100の壁・90の壁)を越えても又逆戻りする人や、数年ゴルフをしていても100切り出来ない人がいます。大きな問題点は以下のうちどれでしょうか?

A. 技術 B. マネジメント C. 心構え D. その他

答え
A.B.C.Dすべて
   その他:環境(ゴルフ仲間 、家族の理解、経済的、職場)


2. 技術的な弱点の傾向を挙げるとしたらどのような部分でしょうか?

答え  
1.勘違い
<ゴルフメカニズムの誤解、間違った思いこみ、必要以上の知識(考えすぎ)とその逆(考えなさすぎ) >

2.セットアップのズレ
<セットアップのチェックは、限りなく無数に有るが重要な部分をひとつ押さえれば、数十個のポイントの改善につながり、その人その人で意識するポイントが異なる。例えば、スタンスの広さ、肩の向き、膝の向き、目線、スタンスの向き、重心(頭の位置)、肘の向き、ボールの位置、ボールと体との距離等々>

3.タイミングのズレ
<アマチュアは、手打ちによってのタイミングのズレが多大。よって再現性が非常に乏しくなってしまう>

3. このような弱点の対策・解決法・練習方法は?

答え 
1. 勘違いの解決法は、信頼できるプロに付く
<ゴルフ誌を沢山読んで勉強するのも大変よろしいのですが、必ず信頼できるプロに読んだ内容、自分が解釈したことなどを再確認することが大事だと思います。>

2. セットアップのズレの対策、解決法はルーティーンの確立
<まず最初にピンポイントでターゲットを決める。そこからボール後方までのラインを描く。その時は必ず効き目でボールの後方から行う。ここまでが、非常に大事です。アバウトではダメ!つねに効き目で見る意識が必要です。ボールに向かう時も効き目で常に見ながらラインの残像を意識してセットに入る。絶対の構えでアバウトな心で打つ!アバウトな心がスムーズな動きを生み出します >

3. タイミングのズレの対策、解決法、練習方法は基本練習(ドリル)の反復練習
<例えば、ペットボトルを振る、左手1本、右手1本、ターゲットを見ながらの素振りetc.をいくつかの条件(振ることにおいての決まり事)をクリアー(意識)しながら繰り返す>

4. 壁を越えられない人たちは、マネージメントがしっかり出来ていない人も多いようですゲームプランの面で目立つ問題点を挙げるとしたら?

答え 
1. 距離だけで、持つクラブを決めすぎる
(ラフからでもフェアーウェーからでも何ヤードなら何番アイアン、何番ウッドなどのように)

2. 景色だけに惑わされて、障害物(OB、池、バンカー)などを大きく避けすぎてかえってトラブルになってしまう 。

3. なんでもイケイケで後先を考えない
(池越えのショット、林からの脱出、グリーン上ではどんなラインでも距離でも入れることしか考えない等)

5. このような人たちが冷静にゲームプランを組み立てるために、日頃から心がける事は?

答え  
1.自分のパーの設定
(例えば100を切るには18ホール中9ホールダブルボギーを打っても残りホールを全部ボギーで回れば99であがれます)

2.コースの景色に惑わされず、バンカーまでの距離、池までの距離、グリーンの奥行きの距離、風、ライなど情報をしっかり入れてクラブ選択をする

3.池越えのショット、林からの脱出などのギャンブル性のあるショットでは、私の経験では成功率が70% でどちらにしようか悩みます。80%以上なら絶対にトライします。80%以上と思ってセットアップすると集中力がだんだん高まり、限りなく成功に近い数字になりますが、70% ぐらいと思ってセットアップすると池越えのショットなどでは”会心のショットでないと越えない”など、一瞬の心に不安が出た瞬間に、結果は限りなくゼロに近くなります。その時は、必ず刻むことが大切です。パーセンテージの基準値は、その日のゲームの流れなどよって異なることも知っておいた方が良いかと思います。

6. 成功者と失敗者のゴルフに対する心構え(メンタリティー)の違いは何でしょうか?

答え
1.一球一球に対する喜怒哀楽

2.人のショット、パットを見過ぎてしまう
(見極めが出来ない)

3.思いこみ
(”なんで、まっすぐに打ってるのに曲がるんだろ”等)

7. 失敗者がゴルフでのメンタル意識が変わる、普段レッスンしている解決法は?

答え
1.一球一球に対する喜怒哀楽 について

全てにおいての心の準備をすること。ゴルフはミスのゲームです。やってしまったことはしようがないのです。それもゴルフです。
例えば自分の経験でこんな事がありました。プロテストの時、ロングホールでセカンドショットを打ってグリーンエッジまでボールを運び、ピンまで6ヤードぐらいの所でした。その時私は、最悪でもバーディー、あわよくばイーグルだと思い3打目を打ちました。ボールはカップをなめ80センチぐらいに止まりました。その80センチのバーディーパットを私は外してしまいパーにしてしまいました。その時の心境はまるでダブルボギーを打ったような落胆でした。そして次のホールのティーショットでOBを打ってその年のプロテストは撃沈でした。そんな経験から、短いバーディーパットを外したとしてもスコアーを落としたわけではないし、もしショットが乱れながらも長いパーパットを入れた時と同じように考え、次のティーグラウンドに向かうときは、心の中で”ナイスパー”と言いながらガッツポーズをして行くことにしました。

2. 人のショット、パットを見過ぎるについて

例えば、飛ばし屋とラウンドしたとき、どうしても力んでしまう。同伴者が右にOBしたのを見て、大きく左に曲げてトラブルになる。グリーン上で同伴競技者のミスパットを見抜けず、自分が読んだラインを変えて打ってしまい外してしまうなど、自分を見失うケースがある。解決法としては、自分がその時出来ることをしっかりチョイスし警戒心を心の隅に置き、自分が決めたターゲットに集中することが大事です。パッティングにおいては、メリハリが必要です。勝負のパットか、そうではないのかというように、例えば上りのパッティングであれば私の場合は10歩までは勝負のパットとし、必ず入れる、必ずオーバーめに、というで打ちます。それ以上の距離と下りのパッティングは、ジャストタッチ・ジャストインの心、すなわち攻める心を 持つことが大事であると伝えています。その心がナイスタッチを生むはずです。”寄れば良いな”とか、”半径1クラブ以内に止める”等という考えはナンセンスである。しかしながら、それは技術の裏付けがないと気合いだけでは無理でしょう。私は、パッティングとバンカーショットは絶対に悩まない自信があります。それは方法論が確立されているからなのです

3. 思いこみについて
一打一打の反省、学習、目標の繰り返しをする
ボールの飛び方、転がり方は絶対です。例えば、ボールが右に行ってしまった本人は、”プロの言ったとおりに打ったのになぜ右に行くのだろう” と思いこんでしまいます。しかしそれは、クラブフェースがインパクトの時に必ず開いていたはずです。打ち方や体のこと(頭がどうだの、ボールを見ていなかっただの)など考えるより、”クラブフェースが右向いていたな”とか、”タイミングが悪くてフェースが右を向いたな”ぐらいで、出来るだけ簡単に処理をして、”次のショットは絶対に右にフェースを向かないようにする事”だけを考えた方が良いと思います。ダフリも同じように”次は絶対にダフらない。たとえ少々のトップでもダフらなければオッケー”というように楽な考え、目標を持って次のショットに挑むことが大たたきをしない秘訣と伝えております。決めたことは、自信を持って腹を決めろとも言っています。その繰り返しがゴルフでは非常に重要です。

8. 本気で100切り・90切りをしたい場合、どのクラブを重点的に練習すれば100切りの可能性が上がると思いますか?又、その理由

答え
クラブと番手:男性、女性ともパター  

理由:アマチュアの人は、ロングパットの練習をほとんどされたことが無い方が多いと思います。ラウンドに行ったときにスタート前では他のお客さんが居てロングパットは出来ません。ですから、ワンラウンド終了後に必ずパッティングの練習をしてほしいです。ラウンド終了後は、パッティング練習をしている人は、ほとんど居ないと思います。練習グリーンを思う存分使って普段出来ないロングパットの練習が出来ます。ロングパットの練習をすると、ショットでのアドレス(ライン出し)もよくなり、またアプローチの上達にもつながると思います。アプローチのレッスンの時によく出る言葉に「パッティングの要領で」とかよく出てきますが、ロングパットの練習をしていない人には通じにくいのではと思います。
        1.5ラウンドせずにパット練習を!!

クラブと番手:女性の場合ドライバー

理由:まず第1打がまっすぐに飛ぶことが精神衛生的にも良く、またセカンドショットの難易度も低くなり、ゲームの流れも良い方向に向くはずです。

クラブと番手:男性の場合長いクラブ (ドライバーを含む)

理由:女性の場合と同じなのですが、男性の場合ドライバーにこだわりすぎないほうが良いかと思います。ドライバーで、不安を感じたときや、狭いホールの時などに一番飛距離が出せて、コントロールが効くクラ ブを作っておくこと(それが5番アイアンでも構わない)が非常に大事なことと思います。

9. 100切りできない人とした人、ひと事でいえば両者の違いは何?

    ゴルフに対する価値観の違い
質疑応答風にまとめてみました