落城悲話

僕はある日、八王子城跡の"御主殿の滝"の前に立った。

何でも昔この城山に大きなイクサがあった時、

逃げ場を失った武将の妻子らがこの滝壷に飛び込み、自害したのだという。

滝といってもそんなに大きなものではない。

いや、昔はもっと水量が多かったのだろうか。


そんな滝の傍にじっとたたずんでいると、

どこからともなく物語る声が聞こえてきた。

森の木々の奥深く、淵の岩陰の闇深くから、この城の、

落城悲話が聞こえてきた。


第一話、狩野一庵宗円之事  
第二話、氏照様及び八王子城御築城之事
第三話、秀吉侵攻前夜之事
第四話、八王子城御縄張り内之事
第五話、北条小田原合戦之事
第六話、合戦前夜之事
 第七話、二十三日早朝之事
 
第八話、二十三日昼之事
 
第九話、挽歌
 
第十話、激闘
 
第士話、落城

 
時のふしあな

この展示の画像著作権は特に記載の無い場合は管理者にあります。
無断使用は御遠慮ください。Copyright : G.Koiduka