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適当ななのフェイSS

 

「ちょっと、なのは……」

 それは部屋に戻ってきて着替えをしているときだった。

 先に戻ってきてすでに部屋着姿のなのはは、ベッドに頬杖をつき、私の方をじっと見つめ着替えを凝視していた。

「あの、見られてると非常にやり辛いんですけど」

「いいからいいから。いつも一緒に着替えてるんだし、今更気にすることでもないでしょ?」

「いや、気になるから……」

 タイをほどく手を止めて私は抗議するけれど、なのはは笑顔のままこちらを見つめ続ける。

「ほら、早く着替えて一緒に寝よー」

「だ、だから見られてるとね……」

「しょうがないなぁ〜」

 ようやくあきらめたか、と安心したそのとき。

「えいっ」

 かけ声と共に私はベッドに引き倒される。

「な、なのはっ!?」

「にゃはは、そんなに着替えづらいなら、わたしが手伝ってあげるね」

「ちょ、それはそれでこまっ……んっ」

 抵抗する間もなく唇を重ねられ、私はあっという間になのはのペースに引き込まれる。

 するりと難なく侵入してきた舌は私の口内の敏感な部分を的確にせめ上げ、私の理性をいとも簡単に解いてしまう。

「さ、いい子だから素直に脱ごうね?」

 意地悪く笑うなのはに、もう抗うすべはなく、私はなすがままになる。

 そっとYシャツのボタンが外され、インナーをめくり上げられる。

「なのは、脱がすならちゃんと……んぁっ」

 脇腹を舌でくすぐられ、くすぐったさと気持ちよさが同時に身体を駆け上がった。

「ふふっ、ただ脱がすだけじゃ面白くないからね」

「ちょ、ちょっと、まさかこのまま!?」

「たまにはいいでしょ?」

「たまにはって、ちょ、ほんとにまっ……やっ、ああっ!」

「ふふ、さっき焦らしたフェイトちゃんが悪いんだからね?」

 そういうとなのはは私を組み敷いて再び私の唇を奪った。

 

 ……結局、私が着替えを終えるのは数時間後となったのであった。

 

                                ――おわる。