刑法



第7章 犯罪の不成立及び刑の減免

(正当防衛)
36条 一項 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
二項 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。


第13章 秘密を侵す罪

(親書開封)
133条 正当な理由がないのに、封をしてある信書を開けた者は、1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。


第22章 わいせつ、姦淫(かんいん)及び重婚の罪

(強制わいせつ)
176条 13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上7年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

(準強制わいせつ及び準強姦)
178条 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をし、又は姦淫した者は、前二条の例による。


第25章 汚職の罪

(特別公務員暴行陵虐)
195条 一項 裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときは、7年以下の懲役又は禁錮に処する。


第27章 傷害の罪

(傷害)
204条 人の身体を傷害した者は、10年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料に処する。

(暴行)
208条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。


第32章 脅迫の罪

(脅迫)
222条 一項 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。

(強要)
223条 一項 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。


第34章 名誉に対する罪

(名誉毀(き)損)
230条 一項 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀(き)損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。

(侮辱)
231条 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。


第36章 窃盗及び強盗の罪

(強盗)
236条 一項 暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者は、強盗の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。


第37章 詐欺及び恐喝の罪

(恐喝)
249条 一項 人を恐喝して財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
二項 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

(未遂罪)
250条 この章の罪の未遂は、罰する。


第38章 横領の罪

(遺失物等横領)
254条 遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。

(盗品譲受け等)
256条 一項 盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された者を無償で譲り受けた者は、3年以下の懲役に処する。

(親族等の間の犯罪に関する特例)
257条 一項 配偶者との間又は直系血族、同居の親族若しくはこれらの者の配偶者との間で前条の罪を犯した者は、その刑を免除する。


第40章 毀棄及び隠匿の罪

(信書隠匿)
263条 他人の信書を隠匿した者は、6月以下の懲役若しくは禁錮又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。




2000/1/2