今日は、4月14日、5月26日に続いて3回目のワークショップです。
市と設計事務所から、1回目、2回目のワークショップで出た意見とそれを盛り込んだ実施案についての説明がありました。 修正案は、皆さんから出たいろんな要望を何とか取り入れようとする苦労がしのばれるものでした。 立場のちがう方々それぞれの意見の最大公約数をいかに実現していったらいいのか、参加者の皆さん同士でも、悩ましい質疑が続きました。
例えば、トイレひとつにしても、「小さな子にトイレの習慣をつけるには、洋式がいい。」と言う意見と、「小中学校では和式が多いので、慣れるため和式トイレもあった方がいい。」など。 うーん、どちらにも納得してしまいましたが、外でも野グソできるほどたくましい子になってほしい!と言うのがおやじの本音です(もちろん緊急時ですよ)。 また幼児用トイレの出入り口も、遊び部屋(子育て支援室)側から出入りできるように、でも授乳室は外部から簡単に入れないように、廊下側には設置しないように・・・なんていう具合です。
本当に施設を使う人たちからの貴重な意見が、確実に児童館の使い勝手を向上させている事を感じました。たぶん行政や設計事務所の方だけでは見落としてしまっただろう工夫が盛り込まれつつあります。
前回までに話し合ってきた事は、行政だけではを実現できません。市職員の勤務は8時半〜18時?までですから、例えば中高生が夜間に勉強室として利用したいといっても困難です。地域の皆さんで何とか実現できる方法がないか検討しました。
Aグループからは、全体を総括したような大きな方向性が示されました。
Bグループからは、今日は最後のワークショップではなく、「第2ステップへのスタート!」という、新たな一歩となるタイトルが提案されました。
Cグループの中高生チームは、マスコットまで考え、ユーモアあふれる発表で夢を語ってくれました。学校以外での彼らの活動の場を、ぜひ提供できるようにしたいですね。
運営お手伝いの坪井さんからは、「わがままを楽しみに変えていく仕組みづくり、自由にきて自由に過ごす場所づくり」を進めていきたいとのまとめをいただきました。
また小牧市からは、建設が進んでいる「南部コミュニティセンター」でもワークショップを開催しており、管理運営検討委員会が立ち上がっているとの事。大城でもそんな動きを期待している。皆さんの意見をきちんと受け止められる行政マンでありたいとの挨拶をいただきました。ふむふむ・・・
Copyright (C) 2005-2007 Hikari-chu Oyaji no kai. All Rights Reserved.