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医療法人
ひじや矯正歯科
-HIJIYA ORTHODONTIC OFFICE-

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今月のトピックス

  こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。


トピックス バックナンバー
2012年  12月 取り外し式装置 EOAはスゴイ!! その2  −EOAでなぜ治る?−
2013年   1月 筋機能矯正装置 −取外し式装置EOAの仲間たち−
その他のバックナンバー

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。



2013年2月 筋機能矯正装置の上手な使い方

 このEOAシリーズも早4回目。今回はまとめとして、これら機能的矯正装置で治療効果をあげるためのコツをお話していこうと思います。

まずは2大ポイントの『治療の時期』『装置の使用時間』、その他として、装置をつけない&つけれないお子さんの原因と対策、また装置の取り扱いなど、各々説明していきます。


1.治療を始める時期
8〜10歳位の前歯の永久歯が4本くらい生えた頃
この8〜10歳というのはあくまで、目安です。
歯の生え具合には個人差がありますので、前後2年くらいは人によって違うと思っておいたほうがよいでしょう。早い子は6歳くらいでも前歯4本生えている場合もあります。永久歯かどうかの判断が出来ない場合は少し早目から定期的に観察するのがベターです。
時期を外してしまって、永久歯が生えそろってからでは取外しの装置での治療は難しくなります。


2、使用時間
毎日8〜9時間程度。理想は14時間くらい
基本的に寝るときにつけて使用しますので、子供ならたいてい8〜9時間は寝ているので十分です。
もちろん、使用時間が長いほど効果が出やすいので、理想として14時間としています。これは、睡眠時だけでなく、晩御飯の後すぐ歯磨きをして装着し、そのまま宿題やTV、入浴などして就寝し、翌朝まで使用すれば、14時間くらいになるかと思います。

また、持続して使わないと効果がでにくいので、あまり着けたり外したりを繰り返すのは例え合計時間が8時間をこえていても望ましくありません。ただし、装置に慣れず長時間持続して使うのが難しいうちは、少ししずつでも使って慣らしていくのも大切です。


3、装置をつけない&つけれないお子さんの原因と対策


取外し式の装置は患者さん自身が使わなければ一切効果が出ません。また、何日か使っても、その後何日も使っていなければ、せっかくの装置の効果も元に戻ってしまいます。
もし、お子さんが装置を使えないようなことがあれば、なぜ使えないのか理由をつきとめて、どうしたら使えるようになるのか工夫が必要です。
以下に装置をつけない&つけれないお子さんの原因と対策をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。


●痛くて使えない
まずは、どこがどんな風に痛いのか聞いてみましょう
歯が痛い
 →装置の効果が現れて、歯が動き始めるとき歯がむずむずする感じがあります。
  お子さんによっては、それを痛いと表現する場合もあります。
  基本的にはそのまま使用を続け2〜3日すれば歯が動ききって収まります。
  まったく我慢できないくらいであれば、装置の調整を弱めることはできますので、
  来院してください。
歯茎が痛い
(どこが痛いのか自分でお口の中の痛い部分触ってもらって、状態を確認しましょう。歯茎に傷が出来ていれば赤くなっているか、白くなっているはずです。)
 →装置の効果で歯が動いたり、乳歯の抜け替わりがすすんだりと、お口の
  中は日々変化していますので、装置が合わなくなってくることがあります。
  お口の変化に合わせて、装置を調整することも必要ですので、来院ください。

●つけるのを忘れる
使用時間のチェック表をきちんとつけることと、それを保護者の方が確認しましょう。
それでも忘れる場合、寝る直前にする行動と抱き合わせにすると忘れにくくなります。
例えば、寝る前に歯磨きするなら、歯磨き用のコップに装置を入れておく、パジャマに着替えると同時につけれるよう、パジャマの上にケースごと置くなどです。
(保護者の方は所定の位置に装置があるか、また使っている痕跡があるか、時々、チェックしてください。)

●なんとなく気持ち悪くて出してしまう。寝ているうちに口から出てしまう
使い始めの慣れないうちには、よくあることですので、根気良く続けることが大事です。
装置に慣れるために起きているときにも少しずつ使いましょう。
テレビやTVゲームなど、何かほかの事に集中しているときに装着すれば、装置から気がそれるので、慣れやすくなります。
口呼吸の癖があると、寝ているうちに口から出しやすいので装置に空気の通り穴をあけたり、専用のお口閉じテープを使うのも効果的です。
        (トピックスバックナンバー 『ネルネル』お口閉じテープのススメ 参照)

●においや汚れが気になる
装置は基本的に流水と歯ブラシでこすり洗いで十分ですが、歯ブラシのこすりかたが足りないと、汚れが残って歯石になり、落ちなくなってきます。

まずはしっかりこすり洗いすることと、装置をつける前に歯磨きをしっかりしましょう
(装置の汚れは歯の汚れが移ったものです。歯がキレイに磨けていれば装置は汚れません。)

どうしても汚れがとれなくなったら、医院の超強力な洗浄剤で、ある程度はキレイにできますのでお早めにおっしゃってください。

装置が汚れたり湿ったままにしておくと雑菌が繁殖して臭いが気になってくる場合があります。矯正装置専用の除菌洗浄剤も販売しておりますので使ってみるのもよいでしょう。(市販の入れ歯洗浄剤は成分が合わないものがありますので避けてください)

 またケースがよごれて臭いが出る場合もありますので、ケースもまめに洗いましょう。
ケースの中にキッチンペーパーなどを敷きっぱなしにするのは不衛生なので、あまりおすすめできません。ケースに入れるときは、よく水気をきって拭き、乾いた状態にするか、洗浄液に浸すかのどちらかにしてください。
ただし、熱には弱いので食器乾燥機に入れるのは禁止です。洗うときもぬるま湯くらいまでにしてください。


         <奥歯の部分に汚れのこびりついた装置>
        

最後に、そのほかの注意点についても少し述べておきます。
こういった取外しの装置の来院スパンですが、必ず2ヶ月に一回は来院しましょう。
きちんと装置が使えていれば、ほぼ2ヶ月あれば、最初に調整した分の歯が動いて、装置がゆるくなっているはずです。そうなると歯の動き具合にあわせて新たな調整を入れてやらないと、歯は動きません。

また、知らないうちに装置を踏んだりして歪んでしまう場合もありますので、おかしいなと思ったら、来院してください。ゆがんだまま使ったり、自分で適当になおしたりはしないでください。ゆがんだ装置をそのまま使っていると、歯並びがゆがんでしまう可能性があります。

保護者の方が忙しかったり、最近ではお子さん自身が塾や習い事で時間がとりにくかったりと、油断するとついつい来院がのびのびになってしまいがちです。装置はきちんと調整しないと、いくら長い時間使っても効果がでなくなります。毎日忘れず使うことと、きちんと来院して調整を受けること、この2つが効果をあげるためのポイントです。





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