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ひじや矯正歯科
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今月のトピックス

  あけましておめでとうございます。
ひじや矯正歯科ホームページも開設以来、早6回目の新年となりました。
本年もよりいっそうがんばっていきたいと思いますので、これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、どうぞよろしくお願いいたします。

トピックス バックナンバー
2012年  11月 取り外し式装置 EOAはスゴイ!! 
2012年  12月 取り外し式装置 EOAはスゴイ!! その2  −EOAでなぜ治る?−
その他のバックナンバー

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。



2013年1月 筋機能矯正装置 −取外し式装置EOAの仲間たち−

 ここ2ヶ月にわたって取外し式装置EOAについてお話してきましたが、そもそもEOAは機能的矯正装置という装置の仲間で、そのほかにもいろいろな種類があります。
今月はそんな機能的矯正装置の仲間をご紹介していきたいと思います。

さて、では機能的矯正装置とはどんな装置なのでしょう?

まず、矯正装置には大きく分けて固定式のものと、取外し式のものとあります。

取外し式のものの中でも大きく2つに分けられ、入れ歯のように平たい形で上顎(または下顎)の歯列にはめこんで使用するタイプ(11月のトピックス「拡大床」参照)と、上下の顎で咬み込んで使用するタイプに別れます。

<拡大床>   <EOA> 


この上下の顎で咬み込んで使用するタイプの代表がEOAなどの機能的矯正装置で、顎の位置の不調和を咬む力など、口の周りや顎顔面の筋肉の力を利用して矯正治療をおこなう装置です。


          

機能的矯正装置はEOAのほかにもいろいろな種類があり、治療の目的によって使い分けます。

では、実際にどんな種類があるのかみていきましょう。

1.FKO(アクチバートル)

 
 

機能的矯正装置の中で、もっとも基本の形の装置です。名前はアルファベットでFKO(なぜかエフ・カー・オーと発音します)、またはアクチバートルと呼びます。

主に上顎前突や開咬の症例に使用します。
上顎前突の場合、上図のEOA同様に顎の位置を前に誘導して成長を促したり、上前歯にあたる部分に付いているワイヤーで前歯を中に押し込んだりしながら治療を進めていきます。

特に前歯の咬み込みが深すぎて下前歯が上前歯で隠れてしまうような咬み合わせの症例はEOAでは治しにくい症例ですので、FKOや後述のバイオネーターが適しています。顎位を誘導しつつ、奥歯が伸びるのを促すために奥にあたる樹脂部分を削って調整していきます。

開咬の場合は、一番の原因は舌を前に出す癖ですので、FKOを装着することで、癖が抑制され、歯が本来あるべき良い位置に動いてきます。



2.バイオネーター

 

 

FKOとEOAの中間くらいにあたる装置です。
EOAのように樹脂部分が左右に分かれていないので、顎の拡大はできませんが、上前歯の内側に弾線(歯を押すための細いワイヤー)がついていますので、上前歯の叢生(そうせい)(でこぼこした歯並び)を治すことができます。

上顎前突に多くみられる、真ん中の2本の歯だけ前に出て、両脇の歯がひっこんでいるタイプや、FKO同様に前歯の咬み合わせの深いタイプの症例に好適です。

3.ビムラー

  

 

こちらは、主に受け口の治療に使用します。
もっともワイヤー部分が多く、咬み込むとワイヤーの弾力が歯に伝わって、上前歯を外に、下前歯を内に入れる力が働きます。




以上、当院で主に使っている機能的矯正装置をEOAとあわせて4種類ご紹介いたしました。
これらは、あくまで各装置の基本形ですので、それぞれ症例にあわせて様々なアレンジの設計があります。

当院での子供さんの治療では、約8割以上がこれらの機能的矯正装置で治療しています。なぜなら、たいていの症例がこれらの装置で治療できますし、矯正装置が取外しできるということは、見た目の問題だけでなく、様々なメリットがあるからです。
ただし、もちろん万能というわけではありませんので、デメリットもあります。以下に両方をまとめましたので、参考になさってください。

−機能的矯正装置のメリット&デメリット−

メリット 1.
装置の見た目を気にしなくてよい
(日中は外すので、学校などで、心無い他者にからかわれたりするリスクがない)
2. 歯磨きなどの口腔清掃の妨げにならないので、虫歯の心配が少ない
3.
壊したり、変形させたりしても外せるので、お口の中を傷つけない
(固定式の場合、小さいお子さんなど、自分でいじって装置を変形させてしまい、お口の中を傷つけたりすることがある)
4. 固定式にくらべ、成長にしたがってゆっくり歯を動かすので、治療後の安定がよい
5. 顎の成長そのものをコントロールするので、顎のズレやゆがみを治療できる。
歯を抜かずに治療できる場合も多くなる。
6. 通院の頻度が少なくてよい(2ヶ月に1回)
(固定式は1ヶ月に一回)

デメリット 1. 患者さん本人が装置をきちんと毎日つけないかぎり、治療が進まない。
2. 固定式にくらべると、歯の動きが遅い
3. マルチブラケットほどは、自在に歯を動かすことはできない。
4. 乳歯から永久歯への交換期でないと効果がでにくい(6〜12歳前後)


最後にひとつご注意いただきたいのが、デメリットの『1』と『4』です。

特に治療の時期に関しては、まだ正しい知識が広まっておらず、『矯正治療は永久歯が全部生えてからでないと出来ない』と思われている方が少なくないようです。

結果、機能的矯正装置で簡単に治ったであろう症例でも、時期が遅かったために全顎の固定式マルチブラケットを装着しないといけなくなってしまうということが、しばしば見られます。
費用もたくさんかかりますし、顎の成長が足らなかったり、ゆがみがあったりした場合、成長が止まってからでは治療が難しく、治しきれなかたり、抜歯が必要になってしまうことがあります。

また、せっかくいいタイミングで治療を開始しても『1』のように装置を使わなければ同様のことがおこってしまいます。

ということで、次回は機能的矯正装置を上図に使うためのコツとポイントお話ししていきたいと思います。
              2013年   2月 筋機能矯正装置の上手な使い方





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