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医療法人
ひじや矯正歯科
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今月のトピックス

 こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。

−お知らせ−
 2月16日〜3月16日は確定申告の時期です。『医療費控除について』のページを参照していただいてお忘れなく、ご申告ください。

トピックス バックナンバー
2009年1月  抜歯治療
2009年2月 インプラント症例 −上顎前突−
その他のバックナンバー

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。


2009年3月 インプラント

 先月のインプラントの症例に引き続きまして今月はインプラントの特徴や適応症についてご紹介いたします。

 インプラントというと、一般的には 失ってしまった歯の代わりに顎の骨に埋め込む、人工歯根のイメージがあるかもしれません。歯の代わりに使用するデンタルインプラントは、日常的に加わる何十キロもの噛む力に耐えるためにある程度の大きさが必要ですし、お口の中で安定させるには何段階もの手順と数ヶ月の期間が必要です。

しかし、矯正治療で使用するインプラントはあくまで治療期間のみに使用し、治療に必要な300グラム程度の力に耐えればよいので、サイズもずいぶん小さく、治療が終わればすみやかに撤去します。小さい分、手入れも撤去も比較的簡単で、撤去後の穴も1週間くらいですぐにふさがります。実際のサイズとしては、当院では直径1.6ミリ、長さ6〜10ミリ程度のものが主流です。骨に埋め込むと聞くと何やら恐ろしいような気がしますが、ピアスとそう変わらない大きさです。(写真は長さ6o〜10oのインプラントでライターとのサイズ比較です。)
                
 では、どのように埋め込むかというと(実際には完全に骨の中に埋めてしまうのではなく、インプラントの頭の部分は出ているので『植立(しょくりつ)する』といいます。)当院で使用しているインプラントはセルフドリリングタイプですので、あらかじめ骨に穴を開ける必要がありません。ネジをドライバーで回転させると自力で骨内に入っていきます。(骨がごく硬い場合にのみ、インプラントの先端が入る程度のくぼみをつけます。)
 また、当院で植立する場合、ほとんどの症例で歯肉のかたい部分に植立しますので、歯肉の切開も行いません。
                
ですので、実際の手順としては以下のようになります。

1、口腔内の清掃・消毒
歯垢を染め出して細部まで手作業で徹底的に磨いた後、消毒薬で消毒します。
2、ガイドのフィッティング
あらかじめ製作しておいた植立部位と方向を示すガイドを実際の歯に合わせてフィットを確認します。
3、麻酔
注射針の傷みを抑える表面麻酔剤の塗布後、通常より細い針で電動注射器を使って、ゆっくり麻酔液を入れるのでほとんど痛みがありません。
4、植立
ドライバーの先にインプラントをセットし、ガイドに沿って、ゆっくり回転させて植立していきます。ほとんどの場合痛みは無く、骨を押されている感じがします。
5、飲み薬と注意事項の説明
痛み止めと化膿止め・消毒のうがい薬をお出しします。痛み止めは痛くなければ飲む必要はありませんが、化膿止めとうがい薬はかならず使いましょう。

 以上が植立のすべてで、所要時間は平均一時間程度です。植立後一ヶ月、インプラントの安定を確認し、治療の固定源として使用していきます。
                                

 このようにインプラントは顎の骨に固定源を求める機構なのですが、最大の特徴は「動かない」ことです。歯を動かすには矯正力の支点になる固定源が必要です。従来の方法ですと一方の歯からもう一方の歯に力をかけて動かしますので、支点になる方の歯にも力がかかり動いてしまうという副作用がありました。ですので、すべての歯をいっせいに同じ方向に動かすことが難しかったのです。取り外し式の補助装置を患者さんに毎日使ってもらって支点にする方法もありますが、患者さんの負担も大きく、協力してもらえないと効果がでなかったりします。
           

 ここで注目されたのが矯正用インプラントなのです。歯ではないので動くことなく固定源として働きます。上記のように全ての歯をいっせいに一方方向に動かすことや、従来難しいとされた歯の高さのコントロールも可能になったわけです。ただし、このように多くの利点のあるインプラントですが、多少の制限があります。以下にインプラントのメリット・デメリットをあげてみましたのでご覧ください。

 メリット
・非抜歯で治療できる症例が広がる。
・従来法で治療中に固定歯の補助に使用する取り外しの装置が不要になる。
・固定源に出来る歯が無い場合でも治療できる。
・上顎前突・下顎前突の治療の際、従来法より前歯を内側に移動できる範囲が大きい。
開咬の治療の際、インプラントで治療すると後戻りしにくい。
 デメリット
・若年者(15歳以下)は骨がまだ柔らかいので使用できない。
・炎症が起こると、インプラントが脱落しやすい。
(体調や口腔内清掃に注意!)




                          



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