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今月のトピックス

 こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。

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トピックス バックナンバー
2008年12月 「無くて七癖」磨き癖
2009年1月  抜歯治療
その他のバックナンバー


2009年2月 インプラント症例 −上顎前突−

 今月はインプラントの症例です。治療法と矯正装置のページで、近年盛んになりつつある最新の治療法として、矯正用インプラントについてご紹介いたしましたが、こちらのトピックスで、実際の症例とあわせて詳しくご紹介いていきたいと思います。

 こちらの症例は23歳の女性で上顎前突を主訴に来院されました。前歯の隙間だけでなく、奥歯の咬み合わせも上顎の歯の方が全体に前に寄っており、上顎前突の原因となっています。

  

 通常の治療法ですと上顎の前から4番目の小臼歯を両側抜歯したうえで、奥歯から前歯を引っ張って、抜歯で出来たスペース分、前歯を内側に移動させて治療して行きます。
 しかし、インプラントを使用した場合、インプラントから全ての歯を引っ張って奥に移動させることができるので、歯を抜かず上顎前突を治療出来ます。

          

 検査結果と治療計画をよく説明した上で、患者さんにインプラントの同意をいただいたら治療を開始します。まず、あらかじめ通常どおりMBSで治療を進めます(この方の場合、上顎のみ舌側矯正を希望されました)。ある程度歯並びが治った時点でインプラントを植立します。(通常インプラントは当院内で植立します。麻酔下で行いますのでたいていの場合ほとんど痛みはありません)この段階では、初診時の歯の隙間は閉じており歯並びのでこぼこも治っていますが、まだ上顎の前突感は治っていません。
植立後、一ヶ月程度インプラントの安定を確認した後、牽引開始です。インプラントから全体の歯を奥に引っ張って上顎前突を治していきます。
           
上顎の奥歯の左右内側にインプラントのヘッドが見えていますね(上写真矢印)。歯はアーチワイヤーで全て連結し、アーチワイヤーからでているループに半透明の鎖状のゴムをひっかけてインプラントからで引っ張っります。

 以下に時間の経過とともに前歯の前突感が改善されていく様子を写真でご覧ください。
     初診時   
     治療開始10ヶ月   
     治療開始1年2ヶ月   
     治療開始2年1ヶ月   
     治療開始2年9ヶ月
        治療終了時
  
 治療終了時、全ての治療装置は撤去ますが、インプラントもその一週間前には外します。インプラントの撤去は比較的簡単な処置なので麻酔なしで行えます。撤去した後の表面の穴は一週間程度ですぐに自然にふさがります。

 最後に、下の写真は治療前後の口元の変化をあらわしています。ずいぶん印象がかわっているのがお分かりいただけると思います。

 近年、インプラントを使用することによって、従来難しいとされた症例の治療や不可能とされた歯の移動が可能になってきました。また、取り外しの治療補助器具の使用などといった患者さんの負担も無くすことができます。インプラントは矯正治療の未来を大きく切り開いてくれる装置といえるでしょう。ただし、小規模とはいえ外科処置ではありますので、抵抗感をもたれる患者さんも少なくないと思います。私たち自身、患者さんとよく話し合った上で患者さん本人が何を求めているかをよく理解した上で治療にあたることを心がけています。

 来月はインプラントの構造や適応症についてご紹介いたします。

                          



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