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医療法人
ひじや矯正歯科
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今月のトピックス

こんにちは、ひじや矯正歯科です。平成19年4月、ホームページを開設いたしました。
これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思います。
こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきたいと思っておりますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。



2007年10月 知覚過敏のお話

 知覚過敏という言葉をご存知でしょうか?最近はTVのコマーシャルなどでも、ちらほら聞こえてくることもおありかと思います。正しくは象牙質知覚過敏と言い、歯の象牙質部分に歯ブラシや冷水などの刺激があたると、歯にしみるような痛みが起こる症状のことをいいます。よく成人の方が、「歯が痛い、虫歯が出来ていると思う」といって来院され、調べてみると意外にも虫歯はなく知覚過敏だったという場合があります。では、なぜ痛みが起こるのでしょう?
 健康な状態では歯は頭の部分はエナメル質という硬い組織に覆われており、根っこの部分は歯ぐきの中に埋まっています。何らかの原因でこのエナメル質がなくなったり、歯ぐきが下がって歯の身の部分である象牙質がむき出しになってしまうと、刺激が直接歯髄の神経に伝わり痛みを引き起こすのです。細かく言えば象牙質は象牙細管と呼ばれる、歯の中心の歯髄から放射線状にのびる細い管の集合体であり、その管をつたって刺激が外から内へと伝わってゆくのです。たとえば虫歯の場合、歯垢の虫歯菌の分泌する酸によってエナメル質が溶かされて穴が開くことで痛みが起こるわけですが、それでは知覚過敏はというと、歯ぎしりや過剰な歯磨きなどの摩擦によってエナメル質が磨り減ったり、歯ぐきがさがることで象牙質が露出し痛みが発生するのです。ただし、この時点で健全なお口の状態ならば、唾液や食物中に含まれるカルシウム等の無機質が、むき出しになった象牙細管開口部に沈着し(再石灰化)、刺激の伝道は抑えられます。虫歯の場合でも長期間かかってゆっくり出来た虫歯は、痛みが出ない場合があります。しかし、歯の表面が歯垢で汚れたままだと再石灰化は行われず、知覚過敏症状を引き起こすのです。
 では、知覚過敏になったらどうしたらよいのでしょう?まず、痛みのある場所、象牙質の露出している部分の象牙細管を閉鎖する為にお薬を塗布します。一回で痛みがとりきれない場合は何回か通院して繰り返し塗布します。また自宅で知覚過敏用の歯磨き粉(研磨性が控えめで象牙細管を閉鎖する成分が入っています)を使うのもよいでしょう。 次に大事なのは原因を取り除くことです。なぜ、象牙質が露出してしまったのかは人それぞれです。自分の原因を探し出しそれにあった対応が必要です。下記の知覚過敏危険度チェックでチェックしてみましょう。
知覚過敏危険度チェック
a 歯磨き粉は歯ブラシの植毛部の面、半分以上に付ける。 4点
b
研磨剤の多い歯磨き粉を使っている(歯を白くすることが目的の歯磨き粉には多量の研磨剤が入っていることがあります。)。 3点
c 一日に何度も頻繁に歯磨き粉を使って歯を磨く。(四回以上) 5点
d 歯ブラシの毛は硬目が好きだ。 3点
e 歯磨きの力が強く、歯ブラシの毛先が開くのが早い。(三週間以内。矯正装置など特殊な場合は除く) 3点
f 歯磨きの時は歯ブラシを大きく横に動かして磨く。(動きの幅が1cm以上) 2点
g 歯茎が下がって歯が長く見えているところがある 2点
h 歯ぎしりなどで歯の先が磨り減って平らになっているところがある。 1点
i 歯の表面に細かい筋や凹凸がなくガラスか陶器のようにつるつるだ。 2点
j 歯茎ぎわの歯が歯茎にそってくぼんでいる(特に奥歯の外側に注意) 2点
 いかがでしたか?各項目の得点の合計が5点以上の方は知覚過敏の危険性があります。点が高い程危険度は高いといえます。また、ブルーゾーンとグリーンゾーンの両方の項目に該当する方は得点が低くても注意が必要です。
 このチェック表でお気づきかと思いますが、知覚過敏は比較的歯をしっかり磨いている方によく見られます。がんばっておられるだけに残念なのですが、何事もやりすぎは禁物ですね。もちろん、磨かなくては虫歯になりますし、知覚過敏の場合でも上記の再石灰化を促すためにも歯垢は取り除かなければなりません。歯磨きはやさしく丁寧に、研磨剤の入った歯磨き粉は使いすぎると歯が磨り減ってしまいますので気をつけましょう。

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