市民が行政・議会・一部のネット族を監視するための辛口情報紙・東村山市民新聞

対「副署長」(「東村山の闇」事件)訴訟の最高裁最終判断

  95年9月1日に東村山駅前ビルから落とされ殺害された朝木明代議員殺害事件に関して、矢野議員と朝木直子議員が出版した著書「東村山の闇」の記述が名誉毀損だとして、事件当時の捜査を指揮した東村山警察署「元副署長」が、矢野、朝木両議員を提訴していた裁判で、「元副署長」が東京高裁の逆転敗訴判決(090325)を不服として、珍しく代理人(佐竹俊之弁護士)を立てて、最高裁に上告受理申し立てを行っていましたが、7月14日、最高裁は、「元副署長」の申し立てを却下する決定を行い、最終的に、矢野、朝木両議員の勝訴が確定しました。
 この結果、「元副署長」が、これまで矢野、朝木両議員を提訴した合計11件の裁判がすべて終了し、最高裁の最終的な朝木明代議員殺害事件に対する判断が示されたことになります。

 「元副署長」は、朝木明代議員殺害事件に関して、矢野議員と朝木直子議員が出版した著書「東村山の闇」の記述が名誉毀損だとして提訴していましたが、第1審東京地裁判決は「元副署長」を勝訴させていました。しかし、東京高裁はさる3月25日、この第1審判決を全部取り消し、矢野議員と朝木議員の逆転勝訴の判決を言渡しました。これを不服として「元副署長」が最高裁に上告の手続きをとっていたものです。
 「元副署長」が最高裁に上告した後、東京高裁から最高裁に関係書類が届いたのは6月22日でしたが、最高裁は、わずか20日あまりの審理で、「元副署長」の上告受理申し立てを却下しました。いかに、東京高裁の判決に全く問題がなかったかが裏付けられる経過だったということができます。

 最高裁で確定したこの判決は、朝木明代議員殺害事件を「万引き苦に自殺」と結論づけた「元副署長」の指揮した捜査が不十分と言われても仕方がない点があり、朝木明代議員殺害事件に関する、矢野議員と朝木直子議員が出版したこの「東村山の闇」という著書の記述には、違法性がなく不法行為は成立しないとし、矢野議員らが逆転勝訴が確定しました。
 
 この最高裁決定の11日まえの7月3日には、同じく「元副署長」が提訴していた「創価問題新聞」で、最高裁は、東京高裁(7民)の事実を意図的に書き換えた判決を追認する決定をだしていましたが、最高裁はその直後の7月14日の決定で、これらをすべて否定する最終的判断を下したことになります。 「元副署長」さん、ごくろう様でした。


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