おばあちゃんのおはぎ「みよしの」
甘味処みよしの  松山市二番町3-8-1  089-932-6333    
2004.08.22   11時〜17時         水曜休 

以前からその噂はきいていたものの行ったことのない食べもの屋があった。
おはぎの「みよしの」
曰く「ユーミンが松山に来るたびに買いに来る。」
「わざわざおとり寄せをするファンが全国に何人もいる。」
「全日空のスチュワーデスに評判の店だ。」など、とにかく噂の多い店だ。
しかもボクの職場のすぐそばにある。
インターネットで調べてみるとこんな書き込みを見つけた。
「松山のお土産といえば、「坊ちゃん団子」か「一六タルト」と思っていませんか。「みよしの」はユーミンも買いに来るという知る人ぞ知るおはぎのお店です。こしあん、つぶあん、きなこ、ごま、青海苔の五色のおはぎは、甘すぎない大人の味付けのおはぎです。甘いものはちょっとという男性でも抵抗無く食べられます。こじんまりと手作りで製造されているので、もし松山へお泊まりの際は、前日に予約を入れておくと確実です。松山市二番町三 932-6333 」

「みよしの」には看板娘ならぬ看板婆さんが座っている。
玄関の暖簾をくぐるとそこに婆さんが座って「何にしますか?」と声をかけてくる。
ちょっとした置物のような様子だ。
さて、初めて訪ねる店なので、要領がわからない。 店内のテーブルに席を取る。
テーブルといっても小さい店内には5卓ほどしかない。
どれも二人掛けほどの大きさだ。
今風にいうならイート・インのスペースということになる。
メニューを見てみると、「五色おはぎ」「かき氷」などがある。
『おはぎを一皿注文して二人で分け合うなら食べることも出来るかな』などと思うが、そのメニューには「お一人様一人前注文してください。」とある。
つまり、一皿を何人かで分け合って食べることが出来ない、今風にいうなら、シェアする事が出来ない。
我々は一度座った席を立ち、五色おはぎ一人前を持ち帰り、つまりはテイクアウトする事にした。
「美味しいおはぎ」の条件は何だろう?
決して甘すぎないこと。素材・材料が良いこと。

そしてもう一つは郷愁だろうか?
子供の頃におばあちゃんが作ってくれたという想い出がおはぎの味わいをさらに深くしてくれているのかもしれない。

おばあちゃんが大切な孫のために心を込めて作ったおはぎ。
そんなノスタルジックなエピソードを語るにふさわしい店内の雰囲気とその味わいだ。

1949年(昭和24)創業の五色おはぎで有名な甘味処。こし餡[あん]、粒餡、胡麻、青海苔、黄粉の5種類のおはぎがセットになり、味はもちろんのこと彩りもよく目にも楽しい。1皿600円。すべて手作りで、絶妙な甘さ加減。地元客の持ち帰りの注文も多いため、毎日閉店前に売り切れてしまうので注意。

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