Excelsior Jet - Mac/Linux版レビュー -
2017/08/13
Excelsior JET 12 - Mac版レビュー

前回はJET10のレビューを2015年に行いましたが、それから2バージョン飛んでJET12をレビューしてみます。

結論から言いますと、良くも悪くもJET10とあまり変わっていないと感じました。
使い勝手は同じですし、変換したアプリケーションは特に問題なく動作します。

それならいいじゃないかと思うかも知れませんが、私はJET10から気になっていた点が改善されていないため少々不満です。



良い点について:

インターフェースや機能面で変化が無いため、特に迷うこと無く使えました。
バージョンアップする度にインターフェースを大幅に変えることはユーザにとっては混乱の元になるだけなので、ユーザの要望を考慮しつつ、明らかに改善すべき点を少しづつ直す点は好感が持てます。


改良すべき点について:

これは次のようにメーカー側も認識しているのですが、

抜粋: https://www.xlsoft.com/jp/products/jet/jetlatest.html

OS X 版では、まだ洗練されたグラフィカル ツールが組み込まれていません (JET Control Panel および JetPackII):

  1. コマンド ラインからのみ開始できます。
  2. XQuartz などの X ウィンドウをインストールする必要があります (その理由) 。
  3. メニューバーが画面のトップではなく、ウィンドウ タイトルバーの下に表示されます。
  4. ファイル チューザー(File choosers) には、Windows L&F があります

私が気になる点は、上記1のみであり、他はたいした問題じゃ無いです。
あとは追加で1点加えた次の2点です。

1.インストーラが未だにコマンドラインかつ実行もコマンドラインなので、MACのGUIアプリとしては基本的な部分で足りていない。

2.JETで変換したアプリケーションにインストーラを自動で作成してくれない。
 GUIの説明では未だ未実装の説明がある。

推測ですが署名問題のためでしょう。
MACにはOS標準のコマンドでインストーラを作成することができますが、署名を付与することが出来なければ、いわゆる野良アプリになるため、OSのデフォルトの設定ではインストールが出来ません。
そのため、Linux版と同様のコマンドによる操作を必要とし、インストーラを自前で用意するように指示する理由と思われます。

ただ、まあ、少なくとも"1"については解決できるのではないですかね?
Google IMEもストア経由でなくても普通にインストールできるようになってますし。

次版での改善を期待します。