1999.4.1開設 最終更新2018.5.22

日本の現代史と戦争責任についてのホームページ

Welcome to Hayashi Hirofumi's Homepage

on Modern History and Japan's War Responsibility

林  博 史 研 究 室 へ よ う こ そ

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このホームページをご覧になるみなさんへ

 日本とアジアの現代史、特に日本がアジア各地に対しておこなった侵略戦争やそのなかでおこなわれた戦争犯罪、そしてそれにともなう戦争責任、などなど、そんなことに関心のある方へのメッセージがこのホームページです。

 

 このほど新しい本を出しました。『沖縄からの本土爆撃―米軍出撃基地の誕生』(吉川弘文館、1800円+税)です。昨年(2017年)1月から、この問題に集中して取り組んできました。米航空軍の史料に取り組むのは初めてで、苦労しましたが、B29の非人道的な無差別爆撃とは異なるタイプの無差別爆撃の実態を明らかにできたのではないかと思います。2018.5.22記

 6月23日にソウルで開催された韓国政治学会の世界大会での報告の原稿を掲載します。すでに発表した二つの論文をベースに構成したものです。2017.7.15記

 この3月にドイツに行き、ドイツの研究者と交流してきました。収穫は多数あったのですが、私の本『日本軍「慰安婦」問題の核心』の中の間違いについて確認できたので、その訂正をしたいと思います。 →正誤訂正+一部表記の件  2017.4.15記

2016年を送り、2017年を迎えるにあたって

 このウェブサイトを更新するのは1年ぶりです。たいへんご無沙汰しています。すでに日本に戻ってきて、大学の授業も秋より再開しています。英国滞在中は、ロンドンのみならず欧米各地を回って多くの史料を収集してきました。それらの成果はいずれ発表したいと考えています。帰国後、日本の状況があまりにもひどい中で、どうするべきか、ずっと考えています。こういう状況に対して、自分の研究はどうあるべきか、これまでとは少し違ったアプローチが必要ではないかと考えつつあります。もちろんこれまでやってきたことをやめたり、方向転換したりするつもりはありませんが、近い将来のうちに日本社会がまともに戦争責任・植民地責任に向き合う可能性がほぼなくなった状況のなかで、長い先を見通した研究をやろうと考えつつありjます。それはどういうものか、そのことはこれからの私の仕事を通して示していきたいと考えています。
 さて、この秋から、林博史監修『日本占領期 性売買関係GHQ資料』全9巻、蒼天社出版(27万円+税)を刊行し始めました。そのリーフレットに掲載した「監修者のことば」は次の通りです。  <リーフレットはこれです

GHQ文書は、オリジナルは米国立公文書館に所蔵されているが、日本でも国会図書館憲政資料室などにマイクロの形で所蔵され、閲覧することができる。しかし文書量はBox数では10129箱、フォルダ数では198506にものぼる膨大なものである。先に刊行した荒敬・内海愛子・林博史編『国立国会図書館所蔵 GHQ/SCAP文書目録』全11巻、によってその全体像は把握できるようになったが、探している資料を見つけるのはそれほど簡単ではない。特に性売買の実態とそれへの政策をめぐる文書はどこに含まれているのか、ある程度の見当がついたとしても、それに関連する資料をすべてチェックするのは難しい。
 監修者は、2001年以来、毎年、米国立公文書館に通いながら、米軍の性売買政策・性病対策に関する資料を探してきた。GHQ文書についてもその重要な調査対象として関係する文書が含まれている可能性のあるボックスを片っ端から閲覧し、重要と思われる関係文書を複写してきた。
 そうして収集した資料のなかから、ある程度のまとまりをもっている文書群を選んで収録したのが本資料である。
 日本の性売買問題への対応は、GHQの中の公衆衛生福祉局PHWSが担当したので、そこに性売買・性病関係の資料が多数含まれている。米軍の政策だけでなく、当時の日本社会における性売買の実態、日本政府・社会のそれへの対応など占領政策にとどまらない多様な資料がある。またこの問題は米兵の軍紀・規律に関わる問題であるし、性病に罹ることは兵力の損失につながるので米軍首脳にとっても大きな関心事であった。
 関連する文書はGHQ文書には限られないが、公衆衛生福祉局を中心とした本資料によって、重要な核心部分の多くはカバーできていると考えられる。多くの研究者に活用していただければ幸いである。

 非常に高価な資料集なので、大学図書館に推薦して購入してもらってください。私が米国公文書館で収集した史料をできるだけ多くの研究者にも活用してもらえればと考え、刊行するものです。その第1巻に解題を書きましたが、個人ではこの資料集を購入することはまず無理なので、その解題をここに掲載しておきますので、ご覧ください。ほかにも収集した史料は膨大になるので、それらについても可能であれば、何らかの形で多くの研究者に活用してもらえるようなことを考えたいと思います。
 この12月25日付で、日米などの研究者ら53名の連名で、ハワイを訪問する安部首相に対する公開質問状を発表しました。私も声をかけられて、賛同しました。今回の訪問は、日米の「和解」と称して、日米軍事同盟の強化、すなわち日米侵略者・加害者軍事同盟の強化に利用しようとするものであり、平和のための「和解」とは正反対のものです。この戦争のための「和解」なるものが、沖縄での横暴な基地建設の強行とセットであることが明白であるにもかかわらず、そこから目を背けて、こうした軍事同盟和解をたたえるメディアや知識人を見ていると、平和主義の精神などかけらも感じさせません。昨年末のいわゆる「日韓合意」も、侵略戦争・植民地支配に反省のない帝国主義者と、被害者を無視した軍事主義者との手打ち式でしかないにもかかわらず、それを持ちあげる日本のマスメディアやインテリを見ていると、この国は帝国主義リベラルの枠を未だに突破できないでいる状況がよくわかります。まずはこの合意を実質的に無効化することが2017年の課題になるでしょう。
 2017年がよい年になるとは思い難いのですが、よくしようという努力だけは続けていきたいと考えています。  
2015.12.30記
 

         2015年を送り、2016年を迎えるにあたって

 2015年も終わろうとしています。戦後70年をこういう形で終わるのは非常に残念ですが、これが日本市民の人権レベルと考えざるを得ません。被害者たちが生きているうちに、まともな謝罪と補償を実現することはきわめて困難になりつつあります。しかし日本政府と国民は問題から逃げているだけで、問題が終わったわけではありません。問題が永久化しつつあるのかもしれません。
 事情により、長期間、日本を離れていますので、日本の状況をよく把握しているわけではありません。ニュースでは日本のことが取り上げられることはまずなく、ウェブサイトでのニュースを見ても、詳細な状況あるいはその背後の状況がよくわかりません。ただ日本の状況を世界的あるいは世界史的な視点・視野でとらえなおす絶好の機会でもあると考えています。しばらくは日本での諸活動に参加できませんが、帰国後は、新たな研究により、日本軍「慰安婦」問題を含めて、斬り込んでいきたいと思っています。2016年が、よりよい年になることを期待しています。みなさんもよいお年を。ロンドンより。  
2015.12.30記

 

 このほど私の著書 『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社、364頁、2500円+税)を刊行しました。これまでに発表した論文、インタビュー、講演録などをまとめ、さらに新たに書き下ろしを加えて編集したものです。かなり分厚い本になりましたが、2500円+税と比較的安く抑えていただきました。
  
2015.6.28記
 
       →正誤訂正+一部表記の件

 

 

 

 

 

 

更新インフォメーション

2018.5.22 巻頭に『沖縄からの本土爆撃』の紹介を掲載しました。
2017.7.15 
韓国政治学会の世界大会での報告の原稿を掲載しました。
2017.4.15 
巻頭に、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社)についての一部訂正を掲載しました。
2016.12.30 
巻頭に新年を迎えるにあたってのご挨拶、『日本占領期 性売買関係GHQ資料集』解題を掲載しました。
2015.12.30 
巻頭に新年を迎えるにあたってのご挨拶を掲載しました。
2015.6.28 
『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社、2500円+税)の紹介を掲載しました。
2015.6.13 
「2015年日韓歴史問題に関して日本の知識人は声明する」を掲載しました。
2015.4.16 本の紹介などを掲載しました。
2015.3.18 
 シンポジウム「朝日新聞問題を通して考える「慰安婦」問題と日本社会・メディア」 の案内をこの頁の最後に掲載しました。
2015.1.25 
2015年1月22日に朝日新聞社に対しておこなった申入書を掲載しました。
2015.1.20 巻頭に新刊紹介、ほかを掲載しました。
2014.10.30 
巻頭に、新刊案内を掲載しました。

                ⇒これまでの更新の履歴

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私の基本的なスタンス last update 2003.10.30
                私の研究・発言の基本的な姿勢について、なぜこうした問題に取り組むのかについて書いています。

私の本や論文の一覧 last update 2018.5.22
    これまで書いた本や論文、新聞記事の一覧を載せています。単行本については、その内容をかんたんに紹介しています。

論文のページ last update 2016.12.30
     私の書いたいくつかの論文や講演録の全文(または抄録)を掲載しています。日本軍「慰安婦」、沖縄戦、アジア太平洋戦争、その他。

English My Articles in English  last update 2009.5.26
        英語で書いた論文やエッセイを掲載しています。

Essay(少しまじめなエッセイ)+巻頭エッセイ(過去掲載分) last update 2012.5.26
        現代史や現在の日本に関わるような問題についての私の短いエッセイです。
        巻頭エッセイの過去の分もここに入れてあります。

Essay(趣味のエッセイ) last update 2012.4.15
          息抜きのための趣味のエッセイです。サッカーや音楽、ミュージカル・演劇、その他。
         私の選んだ世界ベスト・イレブン

本やビデオの紹介 last update2010.9.13
        私が読んだ(見た)本やビデオなどを紹介するページです。

日本の戦争責任資料センター
        このホームページにも深く関わりがある、日本の戦争責任資料センターに関するページです。

自己紹介 last update 2007.7.3
        このホームページを開いている林博史の自己紹介です。

 

Annex別館   Annexには次の二つのコーナーがあります。

 関東学院大学林研究室  ゼミや講義など学生院生用のコーナー。このコーナーは更新インフォメーションに記載されていなくても随時更新しています。

 現代史ギャラリー これまでに撮った現代史に関わる写真(沖縄、マレー半島の華僑粛清・慰安所、ナチ強制収容所など)を掲載しています。

  →Annex別館入口(現在のウェッブサイトを離れます)

 

                                   

 

シンガポール華僑粛清検問場所地図

 2007年6月に出た私の本『シンガポール華僑粛清』(高文研)に掲載できなかった、検問場所の詳細な地図10点をここからダウンロードできるようにしました。pdfファイルです。現場に行ってみようという方のために作りましたので、ご活用ください。  ここからダウンロードしてください。
    2007.6.21新しいファイルをアップしました。

 


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 授業期間中は、講義受講者のメールでの問い合わせには答えません。質問があれば講義の際、あるいは研究室に直接来てください。
   毎日たくさんのメールをいただいていますので、すぐに返事できないことがよくあります。また忘れてしまうことも。もしメールを送ったのに1-2週間以上返事がないという場合はもう一度送ってください。
 

 連絡先  236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1  関東学院大学経済学部 林博史
         Tel 045-786-7064(研究室直通)  

このサイトは、Internet Explorer 4.0 ならびに Netscape Communicator 4.5 で動作を確認しています。このホームページの作成にあたって、次のHPより素材を利用させていただきました。記してお礼申し上げます。
    3D CG World, AI World, Gallery A, MBDL HomePage, 星の神話,Ted Wall Paper, TM Warld-Tsugumi.

< サイトの事情により、2014年6月26日からアクセスカウンターを1から再出発しました。それまでの合計がよくわからなくなってしまったのですが、2012.7.1までのカウント数は30万7648件、それから約2万くらいあったと思うのですが。>
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