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| ハーブ概説 〜ハーブとは?〜 |
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過去2度にわたるハーブ・ブームのお陰ですっかり定着したので、今更説明の必要も無いと思いますが、初めに少しだけ説明を致します。 ハーブの語源はラテン語の“Herba”(ヘルバ)に由来を発するようで、「緑の草」という意味になるようです。英和辞典などで調べると、<<【herb】薬草、食用植物、草、草木>>のように説明がなされたりしています。そのニュアンスからは、元々は、tree(高木)やshrub(低木)に対して、草本植物を指しつつも、特に薬用・食用的に用いられるものに対して与えられている名称だと思われます。日本語への直訳としては、「香草」や「有用植物」といった言葉がしばしば割り与えられているように思われます。 現在一般的に用いられている意味として、ハーブとは、葉や花、実、根などに芳香を持っている植物の総称のことであり、1年草や多年草のような草の類のものから樹木に至るまで、全ての芳香植物に対する呼称として用いられているようです。 一方で、元々は全ての植物の中で芳香を有しているものを特に、例えば食用として香味料や保存料に用いたり、薬用として健康食品や民間療法、美容液、香水などに用いたり、衣服への染料や洗剤、更には殺菌や虫除け等にも用いられたりする内に、全ての有用植物のことを総称してハーブと称するようになってきています。 そのため、本によっては、野菜や果物の類までハーブに含めてある場合もあります。もっとも、例えばネギのように香味野菜の類は立派な和製ハーブといえましょうが、少々芳香や薬効があるからといって、あれもハーブこれもハーブといってしまうと、やや違和感を感じないでもないですよネ。 個人的には、あまり厳密に定義付けすることに意味を見出せないと思っていますし、薬用とかいってもちょっと訝しいものも無いではないですので、せいぜい、葉っぱに触れると良い香り(または特徴的な香り)が楽しめるものをハーブと思えばそれで良いような気もします。 実際、ハーブには大変沢山の香りがあります。とかく日本人は強い香りに対して抵抗を示す嫌いがありますが、ちょっとした香りが人間や生活に与える影響はとても大きいですよネ。お料理での香味野菜の香り、擦れ違った人の爽やかな香り、それらが有ると無いとでは与える印象はかなり異なることでしょう。 また、香りというのは、それを知らない人に伝えるのはなかなか表現が難しいものでもあります。ラベンダーの香り、タイムの香り、あるいはシソの香り、こうしたものをそれを嗅いだことの無い人に説明するのにどうしたら良いでしょう? 甘い香り、スパイシーな香り、香ばしい香り、どれもこれも言い得て妙とまで行かない、何処かもどかしさすら感じてしまいます。ところがこれらの香りを認識していれば、「ラベンダーのような香り」「シソのような香り」というだけでそれらのイメージを表現することが出来てしまいます。 (元々、日本語では「美味しさ」を表現する形容詞に乏しいということを聞いたことがありますが、香りについても同じことがいえるのかもしれませんネ。) その意味でも、色々なハーブに触れ、様々な香りを知って頂くことは、単に香りから受ける効果効能だけではなく、香りの彩る新たな感覚や表現を手に出来るという意味でも、生活を豊かに出来ることと思います。どうぞ、より多くのハーブとその香りに出会い、お好きな香りに巡り合って下さいネ。 Enjoy herbal life ! |