プログラム名称 大学公開実習 B
目 的


大学公開実習について

 公開臨海臨湖実習は国立大学法人臨海臨湖実験所長会議に属する,主に理学系の実験所やセンターが,全国の大学生・大学院生を対象に開講する実習です.これらの実験所やセンターでは,それぞれの大学に属する学生を対象に臨海実習・臨湖実習を行っていますが,その内容は所属する教官の専門領域によって,進化学,生態学,系統分類学,発生学,生理学,生化学,細胞学,分子生物学ときわめて多様です.また,日本の海は国土が南北に長いことからも,珊瑚礁の広がる亜熱帯から巨大なケルプ(コンブ類)の群落が海岸を埋め尽くす北の海まで,きわめて豊かな生物多様性を持っており,それぞれの実験所,センター周辺で観察できる生物も大きく異なります.そこで,各大学で実施している臨海臨湖実習を,あるいはそれらをさらに発展させた高度な実習を全国の大学生・大学院生に公開しよう,というシステムが全国公開臨海臨湖実習です.

期日 2017年8月30日(水)〜9月5日(火) 
対象 学部1〜4年生
募集人員 12名
概 要
 (1) 八代海における海洋環境因子と植物プランクトンの群集組成の調査.得ら
  れたデータを基に解析ソフトを用いて解析.

 (2) 海底堆積物中の赤潮原因プランクトンの休眠胞子を電子顕微鏡で精査.休
  眠胞子の培養と発芽の生態観察.

 (3) 干潟堆積物中のバクテリアや線虫類などのメイオベントスの顕微鏡観察.
 (4) 活性海産クマムシやウミホタルの採集や観察.
 (5) 海産クマムシやウミホタルの採集や観察.天候に恵まれれば,有明海のイ
  ルカの生態観察も行う予定.

プログラム
 8月30日(水)
  18:00 合津マリンステーションに集合
  19:00 夕食
  20:00 ガイダンス.可能ならウミホタルの観察と採集.

 8月31日(木)
  午前:植物プランクトンの講義.終わり次第、実習船に搭乗.
  午後:八代海の測点で環境観測・プランクトン採集.
  夜間:プランクトンの分類・電子顕微鏡観察.

 9月 1日(金)
  午前:環境データとプランクトンデータの解析.
  午後:レポート作成

 9月 2日(土)
  午前:底生微小生物(バクテリア・メイオベントス)の講義.
  午後:永浦干潟で底生微小生物採集.実験室にて顕微鏡観察.
  夜間:顕微鏡観察の続き.

 9月 3日(日)
  午前:微小生物の定量サンプル観察.データ集計.
  午後:レポート作成

 9月 4日(月)
  午前:実習船上からのミナミバンドウイルカの行動観察.
  午後:熊本県水産センター見学.

 9月 5日(火)
   9:00 掃除・片付け
  11:00 解散

経費  8,000円程度(食費・施設利用料・雑費を含む)
資料 実施要項(pdf) ポスター(pdf)
全国臨海・臨湖実験所
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