結婚ゲーム

 高校1年生の大輔のもとに、担任でもある美女夢子が押しかけ女房としてやって来るというラブコメ。ヒロインの名前が夢子ってあたりに時代を感じてしまう・・・
 一応の結婚の理由は、一人暮らしの息子を心配した大輔の父が、「少々早いが」と思いつつ送り込んだというお互いの意思を完全無視したもの。早いもなにも息子はまだ結婚できる年じゃないだろ!
 二人が結婚・・・と言うか同棲してることは学校にはもちろん内緒で、それをバレないように暮らすというのが「ゲーム」とタイトルについてる所以なんでしょうが、住所を隠してなかったり、夢子の妹千尋まで一緒に棲む(夢子と千尋が姉妹であることも秘密)ようになるなど本当に隠す気があるのか疑わしいです。
 基本的に1話完結で、大輔にとってのライバルキャラが特にいなかったり、読者サービスが多かったりと恋愛以上にコメディ要素が強いんですが、いくら夫婦でも教師が生徒に酒を飲ませるのはコメディでもマズイのでは?ひょっとして、連載時は15で酒も結婚もアリだったのか?

 強制的に結婚させられたものの、夢子はちゃんと大輔が好きなのは確かなんですが、どうも「なぜ好きになったか?」が全然明らかにされてません。大輔が子供の頃、すでに会ってるで、その頃から好きだったというのもあるかも知れませんが、中学、高校くらいの女の子が7つも年下の男の子を一人の異性として好きになるのは強度のショタコンでもない限り無理だろうな。
 終盤になって、夢子の親が大輔と夢子の間に子供ができてないのを理由に二人を引き裂こうとしたり、学校にも関係がバレたりとトラブルが起こりますが、大輔がみんなの前で愛を告白してなんとなく祝福ムードで円満解決に。最初っから隠さず婚約中という関係にしておけばよかったような気もしますが。

戻る