茨城の山

仏頂山 430.8m ・・・ 笠間市 - 2007年5月 -

 仏頂山 (ぶっちょうざん)は、標高430.8m、栃木県と茨城県の県境に位置する鶏足山塊に属し、楞厳寺(りょうごんじ)の登山口から1.7km。

急坂には木の階段が設けられてはいるが山頂直下の急坂は斜度約28度、登り応えもあるがそれでも1時間弱で山頂に立てる。登山道は地図に載ってない遊歩道もあるようだがこちらは経験者向きで分岐も藪になっている。「関東ふれあいの道 自然林を歩く道」になっている地図上のコースを歩くのが無難。道は整備され、標識も随所にあり道迷いの心配もない、

笠間から県道一号線を宇都宮へと向かい片庭の信号の100mほど先に楞厳寺への案内標示がある。丘の畑の道のT字路を右折し丘を下ったところが山門。さらに100mほど進み右側へ入ると笠間時朝公の墓、そのまま進むと楞厳寺の石段に突き当たる。ここが登山口である。登山口のところに3台ほど駐車できる空き地がありその脇にお寺の駐車場がある。ただし、楞厳寺までの道幅は狭く乗用車しか入れない。

楞厳寺の石段の左側の道が登山道だが、楞厳寺境内の太子堂の脇を進んでも登山道に合流できる。笠間城主の菩提寺であった楞巌寺は室町建築の遺構が多く、山門は国の重文に指定され、寺の裏山は、ヒメハルゼミ(国の天然記念物)の発生地として知られ、この時期シャガなどの花が随所に咲いている。

登り始めてまもなくフタリシズカの花が咲いている。沢筋の道の周囲が杉林となっているので晴天なのに暗く感じる。急坂を階段で登り終えると、シラカシ、アカシデなどの雑木林のゆるやかな尾根道となる。尾根に出ると少しは明るくなるが木立に阻まれ木々の間から加波山や吾国山、奈良駄峠南側の採石場などが望める。暫く進み木の階段の急坂を上ると道は平坦になる。このあたりでササバギンランに出会う。さらに少し進むと「楞厳寺へ1.3km、山頂への急勾配約28度」と表示された道標があり、この少し先から山頂直下の急坂が始まる。ガイドブックによると階段数230段。約28度の手すりの付いた階段の下に立つと見上げるようで先が見えない。階段を登りきると細長い山頂部にでる。ベンチとテーブル、関東ふれあいの道のコース案内が設置され、少し離れた木に山頂を表す標識が括りつけられているだけで周囲の木々に視界は阻まれ展望はない。


地形図
地形図
楞厳寺
楞厳寺
階段下左手が登山道
階段下左手が登山道
フタリシズカ
フタリシズカ
ウラシマソウ
ウラシマソウ
シャガ
シャガ
指導標
指導標
山頂直下の階段
山頂直下の階段
仏頂山山頂
仏頂山山頂
仏頂山山頂
仏頂山山頂



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