工夫がいっぱい

 

手づくりしやすく高性能(高耐久・高耐震・高気密・高断熱)の家づくりの工夫集です、参考にして下さい。

 

←工夫を盛り込んで手づくりした
 私の家
(平成12年3月頃)

1.単純な直方体の家

  〜総二階、切り妻屋根の家は
   手づくりしやすい〜

  ●家の形は凸部や凹部を減ら
   して直方体にすると、
外見
   は倉庫風になりますが、手
   づくりしやすく、
熱効率の
   良い家になります。

   ・一階と二階の壁の位置は平面図上できるだけ 同じ位置に配置することで丈夫な家にします。

2.家の寸法   〜縦、横、高さの寸法について〜  

  ●家の縦、横の寸法は「外おさえ」にして、910oの倍数にします。

   ・910oの倍数にすると床の構造用合板の無駄が少なくなります。

   ・根太やたるきは中途でつなぐことのない寸法にします。

   ・壁組みの高さは、2336oの「プレカット材」を使うと数百本のたて枠 切りそろえが省略でき
    ます。また、
壁合板やせっこうボードの切断作業が少なくて済みます。

3.多機能の家  〜間取りの多様性〜

  ●ひとが暮らし続けると家族構成が変わるものです。「多様に使える大きめ空間」をつくっておいて、
   家族が増えた場合は
間仕切で個室をつくる等できるようにします。

4.家の向き  〜陽当たりと通風〜

  ●家の向きは道路、出入り口、車庫の配置等を考え、部屋を陽当たりの良い方向に向け、夏の風が吹き
   抜ける窓配置に
すると快適です。

5.基礎コンクリート杭  〜盛土した土地には必ず打ち込む〜

  ●家づくりを安くするため、省略されることの多い基礎コンクリート杭です。よほど地盤が良いと自信が
   ある場合以外は
打ち込みます。不動産業者のセールストークは当然あてにしてはなりません。

6.べた基礎  〜厚さ200o以上の鉄筋入りべた基礎〜

  ●阪神淡路大震災の報告の中で、地盤の液状化対策で厚さ50pのべた基礎でつくった家は、液状化で家
   全体が傾いた
家はあったものの、地震の被害が極端に少なく、ある家では棚のコップが落ちることも
   なかったそうです。

   ・べた基礎にすると基礎全体が一体のコンクリート盤となるので、一部の土が沈下しても他の部分が支
    えることから、
不等沈下が起こりにくいのです。

   ・厚さ200oの一体のコンクリート盤が地下水位より上にある場合は、水が入ってきません。

   ・床下に湿気がないと家が長持ちします。

   ・厚さ200oの一体のコンクリート盤にはシロアリが入ってこれません。、

7.高い基礎  〜通風を良く、閉鎖もできるよう工夫しました。

  ●基礎立ち上げは高さ450o、厚さ150oです。

   外に面する基礎の通気孔は塩化ビニール管VU150です。VU150は3.6mに4箇所設置し、

   共通仕様書以上の換気面積を確保しました。また、内部基礎には横幅900oの点検通路をつくりま
   した。

   ・基礎コンクリートが固まり、型枠を外してから、VU150の外側に「ステンレスメッシュ通気蓋」
    を取り付け、
防虫通風をします。

   ・コンクリートの湿気がなくなる3年目の冬から、VU150の内と外に蓋をしています。これで冬の
    間、床下には冷気を遮断し、家全体が冷えないようにしています。

   ・湿気のない床下は大きな倉庫となりました。

  ●基礎内部は設備配管空間になりました。

   ・設備関係の機器(給湯機やエアコン)は寿命が10年くらいと思います、これらの更新ができるよう
    にしました。

   ・点検通路で床下のどの場所にも 行けるようにしたら、床下の配線や配管が簡単に増設できます。 

8.土台は「べいひば」防腐防蟻処理品  〜シロアリが嫌いな樹種〜

  ●「家屋害虫」という本で知ったシロアリが嫌いな木を特注しました。しかしそこまでしなくても、普通
   の防腐防蟻
処理材で十分ではないかと考えています。お金の無駄づかいだったかな?   

9.根太は210材  〜耐震性と省力化〜

  ●束や束石などの独立基礎は地震でコケる場合があるので使いません。根太は210材を採用して
   3.6m間隔の
土台に載せます。 

10.高性能断熱材  〜発砲ブラスチック系断熱材〜

  ●押出法ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォーム断熱材は水泳練習用浮き板になるほど吸水性が
   なく、
断熱性に優れています。また、施工もカッターで切って根太やたて枠の間に入れるだけです。

11.床合板は15o厚の本実加工の構造用合板  〜気密床〜

  ●高気密住宅における床は、15o厚の本実加工の構造用合板をちどりに配置して床根太に打ち付けた
   うえ、
真空蒸着テープで目地処理して気密性を確保します。

12.断熱窓は非常に快適  〜窓は二重ガラスが良い〜

  ●高断熱サッシの窓は二重ガラスです。外窓アルミ・内側樹脂の二重サッシと引き戸で比較してみました。

   ・断熱性能ほとんど変わらないようです。

   ・音の遮断、ほこりの遮断は二重サッシが上です。でも二重サッシはサッシの間にほこりがたまります。

   ・二重サッシの内窓ガラスだけ型板ガラスにしました。締め切っていると外から中は見えません。

    内窓を開けた場合だけ中のひとは外が見える「雪見障子」のような使い方ができます。

   ・二重サッシは外に出るとき、窓を二回開けなければならないことが不便です。

   ・気になる価格はほとんど変わりません。

        ↓気密シートの端部処理

13.外に面する壁は通気構法

    〜通気と気密の両立〜

 ● 通気構法壁の構成は次のよう
   にしました。

   ・サイディングt =12o

   ・通気層または通気胴縁
          t =18o

   ・透湿防風シート

   ・構造用合板 t =9o

   ・断熱材   t =80o
    または たて枠
          t =89o

   ・気密シート t =5o

   ・構造用合板またはせっこう
    ボード
   t =12o

    ・仕上げクロス

  ●気密性能を下げないよう、外に面する壁のコンセントは露出型です。

14.屋根は切り妻  〜屋根の重要な使命について〜

  ●屋根の重要な使命は雨や風、直射日光から家を守ることです。このため、天窓、煙突、ソーラー集光
   設備、
太陽熱温水器等の屋根の細工はやりません。

   ・「切り妻」の屋根は、屋根形状が「片流れ」の次に単純であり、雨の流下長は片流れの半分です。

   ・屋根裏空間は「寄せ棟」より大きく、妻壁に窓や換気孔がつくれます。

   ・軒の出を大きくして、壁に雨があまり当たらないようにしました。

15.屋根勾配は5/10  〜緩すぎず急すぎず〜

  ●屋根勾配が緩いと雨の流れが遅く、雨漏りの確率が高くなります。急すぎると屋根の施工がむずかしく
   なります。

   ・手づくり住宅でのお勧めは5/10です。この勾配なら「たび靴」で斜めの屋根面を歩けます。

   ・ただ、屋根材料の施工価格が5/10から高価になるので、4.5/10が良さそうです。

16.屋根の断熱と通気  〜私の家の屋根構造〜

  ●屋根の通気と屋根裏空間の断熱を考えました。

   ・波形かわらの形状を生かして、かわらの下に通気層をつくりました。かわらの下に水がまわっても、

    アスファルトルーフィングの乾きは早いはずです。

   ・たるきの空間に軒下から通気します。

   ・たるきの間の室内側に断熱材を入れ、気密シートを取り付けました。屋根裏空間も利用できます。

  ●屋根裏と床下が密閉できるので、冬に密閉すると、家全体が「敷き布団と掛け布団」を使っている
   ような暖かい構造です。

17.その他−1  〜さらに住みやすく〜

  ●全熱交換式換気システムを取り付けました。1時間に180m3の空気を入れ換えできます。

   ・松下精工の熱交換機ユニット「FY−E20MS2L」を屋根裏に吊り下げました。この当時は
    ダクトシステムが高価に感じたので、水道の保温管をダクトにして、安く取り付けました。

  ●セントラルヒーティングとして、FF石油暖房機を取り付ける予定です。

18.その他−2  〜害虫のいない家〜

  ●床下に虫やねずみは入ってこれません。

  ●高気密住宅は開けはなった窓以外に虫は入れません。ゴキブリもまだいないようです。

  ●電気ショック害虫退治器を取り付けました。入り込んだ蚊や蝿は死んでもらいます。

19.その他−3  〜自慢の設備〜

  ●榛名山を眺めながら入れる風呂は、高断熱サッシ、内壁タイルのユニットバスです。

  ●階段の幅は1100oと広くしたら、階段途中でも楽にすれちがいができます。

  ●電気回路は60アンペア18回路、避雷器付き、コンセントはカミさんがあきれるほど付けました。

  ●トイレは一階と二階に設置、便器は防露型サイホンゼットです。温水洗浄便座も付けました。

  ●給水、給湯はSUS316ステンレス管およびさや管ヘッダーシステム。外回り水栓7箇所。凍結防止
   栓3箇所。

うちの水道管大丈夫? 有害物質、溶け出す場合も

5月15日の朝日新聞の生活欄でこんな記事を見かけました。その記事によると、

・昔の鉛の水道管、鉛製のメーターや水道器具から鉛が溶け出す場合がある。

・塩化ビニル管、塩化ビニルライニング鋼管は環境ホルモンが溶け出すという説がある。

〜〜〜〜〜〜〜

 はっちゃんハウスの管は大丈夫のようです、ちょっと高価だったけど安心できます。でもメーターや水道
 器具は
どんな材質か知らずに買ったので、ちょっとだけ心配です。

 ステンレス管の接続は、ロータリーカッターで切断し、モルコジョイントで接続します。モルコジョイント
 で
接続するときに専用工具が必要ですが、この工具は水道器材屋さんで有料で借りることができました。
 一部、
ステンレスのフレキシブルジョイントも使ってます。

  ●フローリングは「ナラ」と「ひのき」のむく材です。

  ●「たたみ」は国産上級品のい草を注文しました。

  ●カラーカメラ付きテレビドアホンを付けたら、子供が喜びました。

  ●電話配線はさや管設置済み。今後、電話線を入れるか光ファイバーを入れるか検討中。

 

♪ 修理対応の早い 松下テクニカルサービス ♪

 2001年3月の連休に親戚と「はっちゃんハウス」で休暇を楽しみました。

18日の昼に給湯機の異常に気がつき、高崎サービスセンターに連絡したら、なんと、

その日のうちに修理のH氏が来てくれました。19日にはとりあえず給湯機が使える状態にしてくれ、

aaqは榛名山を眺めながら昼風呂を楽しむことができました。松下テクニカルサービスの体制とH氏

とその仲間に感謝! 

 


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