窪田空穂将棋教室レポート★

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平成18年11月11日(土)

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教室が始まる前、早く将棋を指したくて仕方のない子ども達の様子です。

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楽しみにしていた窪田空穂将棋教室がいよいよ開講です。

窪田空穂記念館の館長先生からのご挨拶。

遠くから来てくださったプロ棋士の先生がた。

右から植山悦行六段・石川陽生六段・勝又清和五段・横山泰明四段

子ども達も背筋を伸ばして憧れの先生方を見つめます。

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まずは恒例、プロ棋士の対局風景。

勝又五段VS横山四段。プロの手つきをじっと見つめる子ども達。将棋のマナーもしっかり勉強しています。

utubo06115.jpg解説は石川六段。

いよいよ、プロ棋士・中信アマ強豪の指導対局。

「なかなかスジがいいね」とプロにほめられて嬉しそうな子も、アマ強豪の鮮やかな寄せに頭を抱える子も、中には先生の駒の持ち方を研究する子も!?

先生方の感想戦もとても勉強になりました。

この写真のほかの部屋でも指導は行われました。

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植山六段

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石川六段

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横山四段

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勝又五段は恒例、「初心者のための将棋講座」

駒の動かし方からとてもわかりやすく教えてくださいました。

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    中信アマ強豪の先生方による指導対局の風景。

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大町高校棋道部の生徒さんも子ども達にわかりやすく楽しく指導してくださいました。

強いお兄さん、あこがれちゃうなあ。

初心者講座の方は、いよいよ実戦。「将棋はまず、あいさつから始まります」、と勝又先生自ら「お願いします」

子ども達も緊張した面持ちで「お願いします!」

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「ええ〜と、まず、角道をあけろってお兄ちゃんが言ってたなぁ。そして、こうやって、こうやって・・・。あれ?この駒、どうやって動くんだっけ?」

かわいらしい女の子棋士も誕生しました!

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午前の部が終わり、おのおの昼食をとった後、ゆかいな小学生強豪が始めた「プロ棋士指導対局ごっこ」(笑)プロ棋士を真似しての多面指しの楽しいひととき。

「名人、よろしくお願いします!」「まかせなさい!!(笑)」

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午後1時から3時まで、子ども達は腕くらべ大会。(大人はプロ棋士による指導対局)

強豪がかなり(10人くらい)いるのでクラスを2つ(上級クラス・一般クラス)に分けての大会です。上級クラスの顔ぶれ見ると「ほとんど県大会」。

一般戦のこどもたちも緊張しています。初めての相手、みんな強そうに見えるなあ。

みんないっせいに「お願いします!」
上級クラスの最終戦、感想戦をしているとみんなも集まって「この筋があったのでは?」「こうだったらどうだろう」と、検討会が始まりました。

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そこへ登場、勝又五段!!先生の解説つきの感想戦。すごくゼイタクな時間。とてもわかりやすくてみんなひとつ棋力が上がったのでは?

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上級クラスの入賞者。窪田空穂記念館からの賞状をいただきました。

上級クラスは勝ち星の多い人から順位をつけていただきました。優勝者には佐藤棋聖の色紙が!

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一般クラスは、「とにかく将棋を楽しんだ人が優勝!」2時間の間に9戦(8勝1敗)もした子が優勝で羽生先生の色紙をいただきました!

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豪華賞品がうれしくて、自分の「羽生先生の扇子」を忘れて帰ってしまった子がいたらしいです(笑)

表彰式が終わったら参加した全員に勝又先生から賞品が!!

「わあ!!駒の形の消しゴムだあ!」

「棋士のクリアファイル!」

「全部欲しい!」

いい記念になりました。

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大人の部は4時まで。わずかな時間を縫って高校生たちに指導する勝又先生。

精力的な活動に頭がさがります。

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まだ、帰りたくないよ!終了までの時間、まだまだ修行をしたい小学生も空いている席にすかさず座って大人に混じってプロの指導を受けました。

haha.gifものすごく楽しみにしていた窪田空穂将棋教室。今回は、車で行ったのが少々不満なテツでしたが、空穂記念館に行く前に松本電鉄の終着駅「新島々駅」を見学してきました(笑)

sinsimasima.jpg新島々駅旧駅舎

kodomo.gif 午前10時10分。約50名の子どもが集まりました。(ちなみにこの時間は、松本からバスでこちらに到着する方に合わせて設定された・・・と以前お聞きしました。)

 手入れの行き届いた古民家での将棋教室、背筋がピン!!とするような気持ちよい緊張感に包まれていました。

kodomoasahi.gif 今回、テツ母&テツ妹は勝又先生の「初心者講座」に参加。

 「歩は“歩く”って書くでしょ。歩く時、横歩きや後ろ向きに歩く人、いないよね。だから歩はひとつづつ前に進もう」

 「飛車と香車、どっちも“車”って字があるでしょ。でも、駒の大きさを見てごらん。飛車の方が大きいよね。香車は部品が足りない車。後ろに下がったり横へは行けないんだよ。」

 ひとりひとりの目を見てわかりやすくお話をしてくださる勝又先生に子ども達も頷きながら、説明を聞いていました。

kodomo.gif 中信アマ強豪の先生方もたくさんいらしていて、子ども達はそれぞれの先生方からご指導を受けていました。

 アマ強豪の中には学生棋士、大学生・高校生・中学生!強いお兄さんたちに子ども達は憧れのまなざしで指導を受けていました。

kodomo.gif テツは横山四段と植山六段から指導対局を受けることが出来ました。植山六段との対局は昼食の時間に食い込んでしまったのですが、植山先生のご好意できっちり最後まで指していただき感想戦もしっかりしてくださいました。テツは有利だったにも拘わらず負けてしまったので、がっかりしていましたがプロの強さが身に染みてとてもよい勉強だった・・と言っていました。

yasiti.gif1人ちょっと遅れて昼食をとっていたテツの傍ら、ゆかいな棋友たちが始めた「プロの指導対局ごっこ」笑いの絶えない楽しい対局風景、おもしろかったです。

banzaikaeru.gif 午後は、大人はプロの指導対局。子どもは腕くらべ大会。

 小学生でも指導対局を受けることは出来たようで、テツはどちらに参加するか相当悩んで尊敬しているアマ強豪先生に相談したところ「強い子たちがたくさんいるからいい勝負が出来るでしょう」それでも悩んでいたら棋友の強豪君が「なにしてるんだよ、こっちだよ!!」と腕をひっぱっていってくれました。(お世話かけました)

banzaihiyoko.gif 子ども大会の開始直後、「おかあさんたちもよろしかったら指導対局しますよ」と勝又先生がおっしゃってくださって、強豪小学生も遠くから目配せして「やってもらったら!!」と促してくれたけど(将棋少年くん、ありがとう!)、ここは他の方たちにチャンスをゆずりたい・・というか、私には勿体ない。という気持ちが大きく働いてお願いできませんでした。でも、お願いしなくてよかったかな。早々にひとつ対局を終えた一般クラスのこどもたちが「先生、教えてください」と来て、勝又先生はあっという間にひっぱりだこ。子ども達を教えながらも困っている子はいないか。駒はきちんと揃っているか。など、周囲に気を配ってくださっていました。

ham-wasyoi1.gif その勝又先生が「大会、みんな静かだね。うるさいのは(受付にいる)大人だけだね!」と受付役を買ってでてくださった中信アマ強豪先生たちと大笑い。

kodomo.gif 子ども達は2つのグループ、「上級者クラス」「一般クラス」に別れて対局。対局カード方式でした。「一般クラス」は、とにかく将棋を楽しんで、礼儀を学んでいこう、というスタンスでしたが、そこは、将棋の対局。勝ちたいよね。顔を真っ赤にして腕組みをして考えているこどもたち、本当にかわいかったです。負けて悔しくても、相手に頭を下げてきちんと言えた「ありがとうございました」。すごく価値があることだな。と思いました。ちいさな棋士の戦う姿は胸が熱くなります。

kodomo.gif 「上級者クラス」は県大会クラスの強豪君たち。テツは対局をした三局のうち、二局はいずれも負け越している相手。(一局は、初めての相手でした)歯をくいしばって対局していました。最後の対局では、ギャラリーがぐるっと取り囲んでの感想戦。わいわいとやっているところに勝又先生がいらして、先生の解説つきでの感想戦。明快な解説にみんな、納得!ありがたかったです。

yumi.gif 空穂教室に来てくださったプロの先生方の姿を見てこの夏、東急東横の将棋まつりで買った米長邦雄会長の「不運のすすめ」のことをふと思い出しました。

 「行乞(ぎょうこつ)のすすめ」の項によると8年にわたって開いていた「米長道場」の閉校式に会長がお礼の言葉としてこのように言われたそうです。

 「平素から将棋の普及に努め、行乞の精神を持って底辺拡大にいそしんでくれ」

 そして本の中ではこのようにおっしゃっています。

 「行乞とは修行僧が食を求めて歩き、あるいは人家の門前に立って修行すること。つまり、托鉢である。」

 「今でも行乞こそ将棋普及の原理であると考えている」「将棋に対する愛情とプライドを失わずに行乞するという高邁な精神が、今こそ棋士に求められている」(米長邦雄・著 「不運のすすめ」角川書店より抜粋)

 米長会長のおっしゃっていることを体現されている棋士が目の前にいる!そのことを思い出したら嬉しくて涙が出そうになりました。さらにプロだけでなくアマチュアの皆さまも「行乞の精神」で子ども達に指導してくだっている・・・本当にありがたいことです。それを安穏として享受しているだけではいけないな。とも思いました。

 テツはもちろん、参加した子どもたちがもっともっと、今よりずっと将棋が好きになること。友だちを誘って将棋がさらに身近なものになること。将棋を楽しめる大人になること。そして次の世代の子ども達に将棋を伝えていけること。これが先生方に対する一番のご恩返しかな。とも思いました。 

 「前に参加してとてもよかったよ。」と、遠くであるのにも拘わらずクラスメイトを誘ってきてくれた中野の小学生もいました。すでに空穂教室を体験した子どもたちが高校生棋士として活躍しているともお聞きしています。空穂教室から育った将棋の芽があちこちで芽吹いているようです。

 来て下さった石川先生、勝又先生、植山先生、横山先生はもちろんのこと、空穂記念館のみなさま、教室を支えてくださっている中信地区のみなさまに深く感謝しています。このような素晴らしい会に参加できたこと、嬉しく思いつつ、幸せをかみしめて帰途に着きました。ありがとうございました。

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空穂将棋教室過去の資料

窪田空穂将棋教室開催までの経緯と活動の広がりについて

17年度参加レポート

18年度写真アルバム(7月)

18年度写真アルバム(10月)

今回の空穂将棋教室の応募要綱など

11月11日(土)

参加棋士

石川先生勝又先生植山先生横山先生

将棋教室プロの先生の指導対局です! 今年最後の教室だそうなので、都合をつけて是非ご参加ください。

事前申し込みが必要です!(申し込み開始10月28日)定員50名!

場所 窪田空穂記念館。

    松本駅前 バス乗り場5番の山形線(午前9時30分発)にて和田町郵便局下車。徒歩5分。

時間 (指導対局)午前10時10分〜12時小中学生の部。13時〜16時大人の部。

    osuinu.gif小学生は午後から対局カード方式により大会があります。

 

料金 無料(入館料・指導対局料とも)!

問合せ・申し込み先 窪田空穂記念館 TEL.0263-48-3440  FAX.0263-48-4287

窪田空穂将棋教室とは?

窪田空穂記念館の文化事業の一つとして開催されているイベントですが、塩尻支部師範格のプロ棋士、芝沢小学校を始めとする小学校、そして、窪田空穂記念館の皆様等、様々な方達の協力によって行なわれている中信棋界の目玉とも言える1大事業です。

 また、最近は大町高校棋道部の皆様の熱心な協力を得ているとのこと。そして今や窪田空穂記念館だけに留まらずに木祖村でも同様のイベントを開催するなど、大きな拡がりを見せている教室です。

午前中は小学生の部、午後は大人の部にわかれていますが、午後には小学生ミニ大会が開催されます。

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